SSH活動記録
【SSH】韓国科学交流2日目(理数科2年生)大学実験セミナー①
7月23日(火)北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)にて、理数科2年生と韓国大田科学高校(DSHS)生徒12名が参加し、工学リテラシーを身につけるための、ものづくりに主眼を置いた「大学実験セミナー」1日目が行われました。
初めにコンピューティング科学研究領域 上原研究室 教授 上原隆平先生が特別講義をしてくださいました。生徒達は事前学習として紹介していただいた『ペンローズの幾何学 対称性から黄金比、アインシュタイン・タイルまで』を読んでいましたが、講義の中で上原先生は、昨年度発見され、大きな話題となったアインシュタイン・タイルについて、高校生にも分かるように、かみ砕いて説明してくださいました。生徒達は上原先生の講義で、アインシュタイン・タイルについて理解を深め、パズルを数学的に考えることの楽しさを学びました。その後、国内最大級のコレクションから厳選されたパズルが展示されているJAISTギャラリーの見学と体験を行いました。
このセミナーに向けて、各自がGeogebraを用いてパズルをデザインし、そのデータを持参していましたが、午後からはコンピューティング科学研究領域 助教 鎌田斗南先生に指導していただき、またTAの皆さんのサポートを受けながら、各班でパズルデータの検討や改良を行いました。韓国の生徒も理数科の生徒に混ざって日韓混成の班となり、英語で積極的にコミュニケーションを取っていました。データが完成した班から、上原研究室 研究補助員 谷口智子さんの指導補助のもとで、各班が最新鋭のレーザーカッターを用いて、パズルの切り出しを行いました。さらに、出来上がったパズルを見て、改善点などを班員と熱く話し合いました。
【上原先生特別講義】
【JAISTギャラリー見学】
【米口校長先生挨拶】 【パズルデザインの共有】
【パズルの切り出し】
【SSH】韓国科学交流1日目(理数科2年生)共同研究ミーティング
7月22日(月)、韓国大田科学高校(DSHS)の高校生12名と先生方2名が来日し、本校の理数科2年生12名と交流しました。
小松空港でお迎えした後、中谷宇吉郎雪の博物館を訪れて、ダイヤモンドダスト、過冷却、チンダル現象の実験に参加しました。生徒達はダイヤモンドダストによる光の反射を見て、その美しさに歓声をあげていました。
夕食後は、DSHS生が共同研究の概略についてプレゼンテーションを行い、内容について質疑・討議を行いました。全員が積極的に発言し、これから共同研究を進めていくにあたって、大変有意義な時間となりました。
【SSH】第1回こまつ研究サポートプログラム(2年理数科)
5月14日(金)5・6限、19日(水)6・7限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。生徒達は自分たちで考えたテーマについて先生方にアイディアを聞いていただきました
生徒達から「社会的な視点で、研究についてのアイディアをいただくことができた」「知識の幅がとても広く、探究活動の幅を広げるアドバイスをたくさんしてくださった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
北陸先端科学技術大学院大学 國藤 進 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター 中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学類 森下 知晃 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】中谷内修先生 課題探究特別講義(2年普通科理系)
5月2日(木)2年普通科理系対象の「課題探究」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講座が行われました。課題探究のかたち、課題の設定についてのお話をしていただきました。生徒は、次回からの探究活動に活かそうと、熱心にメモをとる姿が印象的でした。今後の活躍が楽しみです。
【SSH】中谷内修先生 課題探究Ⅱ特別講義(2年理数科)
4月26日(金)2年理数科対象の「課題探究Ⅱ」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講義が行われました。中谷内先生からは、探究活動の意義や方法、注意点などを説明していただきました。生徒はとても興味深く話を聞いており、探究活動への興味・関心が高まったのではないでしょうか。今後の活動での生徒の活躍が楽しみです。