SSH活動記録
【SSH】国際大会 Math A-lympiad inオランダ
日本数学A-lympiadで優秀賞を受賞し、2年生4名(26H南出明洋さん、28H清野大地さん、28H布川莉久さん、28H前野稜さん)が3月14日~20日(月)の日程でオランダに派遣されました。
↓ オランダでの彼らの詳しい活躍の様子は、こちらのPDFファイルをご覧下さい!
【SSH】第96回 日本細菌学会 in 姫路(2年理数科)
第96回日本細菌学会in姫路にて、課題探究Ⅱ「酸化チタンを用いた光触媒による抗カビ作用」、「粘菌のエサの感知についての研究」の2チームが研究成果の発表を行いました。
参加生徒からは「自分たちだけでは気づかない視点や見落としている点に気づくことができ、実験がうまくいかない要因を考えやすかったので助かった。周りや専門家からの意見を聞けるのはいい機会だと思った。」「実用化されればエネルギー資源がある程度解決したり、精度があがれば環境問題の一部が解決したりする研究もありこれからの研究に活かしていこうと思った。」などの声が聞かれました。
【SSH】「課題探究Ⅱ」課題研究の英語によるポスター発表会(2年理数科)
3月15日(水)5,6限目に、北陸先端科学技術大学院大学の先生方、大学院生(留学生)、他校のALTの先生方をお迎えして、理数科2年生が1年間取り組んだ課題研究を英語でポスター発表をしました。生徒は、聴衆のみなさんの顔を見て反応を確認しながら堂々と発表し、質問に対してもしっかりと答えることができており、さらに有意義なアドバイスを頂くことができました。6限目からは理数科1年生も参加し、熱心に質疑応答に参加していました。
お忙しい中講評者として来校してくださった大学の先生方や大学院生・ALTの先生方、本当にありがとうございました。
【SSH】国際大会 Math A-lympiad激励費贈呈
日本数学A-lympiadで優秀賞を受賞し、日本代表として国際大会(オランダ)への派遣が決まっている4名の生徒に対して学校より激励費が交付されました。垣地校長先生より激励の言葉とともに激励費が贈呈され、2年生4名は感謝の言葉とともに国際大会への意気込みを語りました。
生徒は3月14日(火)よりオランダ・ハルデレン(Gardern)へ向けて出発し、国際大会は17日(金)・18日(土)の2日間で行われる予定です。健闘を祈ります!
【SSH】課題研究発表会(普通科理系2年)
1月13日(金)2年生での課題研究の集大成として、普通科理系の課題研究の発表会が行われました。数学、物理、化学、生物、体育の5分野の研究について、自分たちが設定したテーマに関する発表を行いました。この日は講評者として、石川県立大学から 小栁 喬先生、長野 峻介先生、中谷内 修先生がポスター発表会に参加して下さいました。専門的な観点からの助言や講評を頂くことができて、生徒達にとって非常に有益な時間となりました。
生徒達は真剣に堂々と発表し、日頃の研究の成果を大いに発揮していました。さらに、質疑応答も非常に活発に行われ、とても盛り上がっていました。この経験を生かして、大学で行う研究につながる日々の学習に対しての頑張りを期待したいです。
【SSH】「課題探究Ⅰ」特別講義(理数科1年生)
1月13日(金)学校設定科目「課題探究Ⅰ」(理数科1年生)の時間に、石川県立大学 中谷内修先生をお招きし、「研究の意義と課題の設定」と題して特別講義が行われました。
生徒達は、探究の意義や価値、問いの細分化、適切な仮説、テーマ設定の足がかり等、2年生での課題研究を始める前に、重要なことを沢山教えていただきました。
<<生徒の感想から>>
❍多様性が世界には必要であるという言葉が印象に残った。決まった解答、一般的な解答を覚えるだけではない、価値があるのかどうかさえ分からないものを探究することで、より社会に役立つ力を得ることができるということだと思う。また、見つけたものに価値を付与するということも探究の一つだとおっしゃっていた。そこは今までとは違い、答えを出して正解ということではなく、点数(=結果)は自分次第ということだと思う。また、未来の予測や想像する力もつける必要があると感じた。
【SSH】Math A-lympiad世界大会 日本代表に選ばれました!
11月13日(日)金沢大学開催の「第5回日本数学A-lympiad」(全国20都道府県33校から84チーム313名が参加)が行われ、本校から6チームが参加しました。この大会では、数学を柔軟に活用して答えが一意ではない現実の課題の解決に創造的に取り組むことが求められ、グローバルな課題を発見する力、主体性や活発なコミュニケーションに基づく協働性、レポートを論理的に構成する力、英語力等、様々な力が総合的に試されました。
審査の結果、本校2年生のチームが優秀賞を受賞しました!さらに、3月にオランダで開催される国際大会”Math A-lympiad”に日本代表として推薦・派遣されることが決まりました!おめでとうございます!
【SSH】物理・化学・生物 県内研究発表会(理数科2年)
12月11日(日)「石川県中学・高校生徒物理研究発表会」がオンラインで開催され、本校からは3つの班(「反射波の方向と強さの制御について」「お椀が動く現象について」「弓道における弦音の性質について」)が口頭発表を行いました。
また、同日に「いしかわ高校生物のつどい」が金沢泉丘高校で開催され、「粘菌のエサの感知についての研究」班が口頭発表を行い、ワークショップにも参加しました。
12月16日(日)には、「石川地区中学高校生徒化学研究発表会」が金沢大学にて行われ、本校の3つの班(「泡の起泡性と安定性」「炭酸イオンに起因したダニエル電池の性能向上」「酸化チタンの光触媒による防カビ作用」)が口頭発表をしました。
各発表会には、他校の生徒も参加し、他校の発表を聞いたり、質疑応答を通して交流することができました。参加した生徒からは、他校の生徒や大学の先生から新たな切り口での指摘やアドバイスを受けることができ、いい刺激になったという声が聞かれました。
【SSH】課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱ 特別講義(理数科2年生・1年生)
12月22日(木)午後、金沢大学理工研究域フロンティア工学系 軸屋 一郎 准教授をお招きして、理数科1、2年生を対象に、課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱの特別講義が「サイエンスヒルズこまつ」で行われました。
軸屋先生は「ドローンを題材とする人工知能体験」という題目で、Pythonを用いた実習型AIドローン講義をしてくださいました。生徒達は、プログラミングによってドローンを制御し動かすという実習を通して、プログラミングによって様々な基本機能を実現でき、さらにAI(人工知能)の活用により高機能を実現できるということを学ぶことができました。
生徒達からは、「普段はなかなか扱うことが出来ないドローンをプログミングで操縦するという貴重な体験が出来て楽しかったし、これからの勉強にも生かしていきたいと思う。」「課題研究でプログラミングに触れる機会は多いものの、ドローンを用いたことは無かったため多角的に考える良い機会となった。」「最先端の研究をしている大学の先生から専門分野について指導を受けることで、深い理解に繋がったし楽しかった。」という声が聞かれました。
【SSH】日本情報オリンピック 2次予選 敢闘賞受賞!
理数科2年生生徒が2022年11月19日(土)に行われた1次予選を突破し,同12月11日(日)に開催された2次予選にて敢闘賞を受賞しました。おめでとうございます!
【SSH】石川県SSH生徒研究発表会(理数科2年生・1年生)
12月13日(火)石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が開催されました。
SSH指定3校とNSH校の金沢二水高校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」と「弓道における弦音の性質について」が代表として口頭発表を行いました。また、すべての参加校から課題研究のポスター発表が行われました。ここで、本校理数科2年生の生徒達は、講評者の大学の先生方や、他校の生徒達や先生方から、研究に対する質問や講評をいただくことができて、今後の研究の参考にすることができました。そして、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。
<「3×3ルービックキューブにおけるねじりの判別」口頭発表の様子>
<「弓道における弦音の性質について」口頭発表の様子>
<質問の様子>
<ポスター発表会の様子>
【SSH】サイエンス・フェスタ2022 in サイエンスヒルズこまつ
12月11日(日)にサイエンスヒルズこまつで開催された「サイエンス・フェスタ2022」に、本校の生物部、理化部の生徒17名が参加し、3つの実験講座(「紙コップでスマホスピーカーを作ろう」「ダイラタンシーを体験しよう」「DNA、ベンゼン環ストラップを作ろう」)を行いました。
小松高校のブースでは、生徒達が子供たちに対して、優しく丁寧に、を心がけて説明を行いました。50人を超える小学生達が来てくれて、楽しみながらとても熱心に実験とものづくりに参加してくれました。
【スマホスピーカーを作ろう】 【ダイラタンシーを体験しよう】 【DNAストラップを作ろう】
【SSH】スーパーサイエンススクール研究発表会
12月7日(水)SSH研究発表会を開催し、大学の先生方及び県内外の高校の先生方など多数ご来場いただきました。午前は公開授業(「理数数学Ⅱ」・「現代の国語」)、午後はポスター発表会を行いました。なお、公開授業の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申し込んだ沢山の方が見てくださいました。
<午前:公開授業>
(1) 「理数数学Ⅱ」(2限;理数科2年生対象)では数学と物理の融合授業が行われました。「近似の妥当性」という正答のない問題について、粘り強く考察しました。
(2) 「現代の国語」(3限;理数科1年生対象)では、他者の文章の批評を通して、相手に自分の意見を伝える授業が行われました。次年度の課題研究発表の際に必要となる、相手に分かりやすく説明する力を高めることができました。
<午後:学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会>
5限目は「こまつサポートプログラム」を通して、これまで継続的にアドバイスをしてくださった先生方を含む大学の先生や大学院生の方々をお招きして、ポスター発表会を行いました。みなさん大変熱心に耳を傾け、様々な専門的アドバイスをしてくださいました。第1回こまつサポートプログラムではこれからどのように研究を進めていけばよいのか不安だった生徒達が、堂々と発表する姿に、胸が熱くなりました。今回も別の新しい視点からの提案をしてもらえて、より深く研究について考えることができました。
また、6限目は理数科1年生を対象にポスターセッションを行いました。ここでも熱心な質疑応答が行われ、多くの理数科2年生からは「ポスター発表では、言葉足らずの箇所があり、指摘していただいたので、来週の発表会に向けて直したいと思います。」「ポスターのテーマと結論が上手くかみ合っていないというご指摘を受けたので、修正したい。とても楽しかったし、このような機会を与えてくれたことを感謝します。」という声が聞かれ、参観した理数科1年生からは「来年自分たちの番になると考えると、とても難しそうに感じて、先輩達はさすがだなと思った。」いう声が聞かれました。そして、今回指摘していただいたことを12月13日(火)に行われる石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターの内容を再検討しました。
講評者として来校してくださった大学の先生や大学院生・大学生の方々、本当にありがとうございました。
★来校してくださった大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 國藤進 名誉教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 佐藤政行 教授
金沢大学 理工研究域フロンティア工学類 小松﨑俊彦 教授
金沢大学 理工研究域数物科学類 川上裕 准教授
金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 草野英二 教授
石川県立大学 生産科学科 髙原浩之 准教授
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内修 助教
【研究授業:理数数学Ⅱ】 【研究授業:現代の国語】
【ポスター発表会】
【SSH】韓国ZOOM交流最終回(2年理数科)
12月2日(金)に28Hの12名の生徒が参加し、大田科学高校とのZOOM科学交流の最終回(2022 DSHS Komatsu International Exchange Program) が行われました。
事前に、9月29日(木)に第1回(研究テーマについて・学校紹介)、11月4日(金)に第2回(発表班による研究の概要説明)を行ってきましたが、最終回では、両校の校長先生の挨拶の後、28Hの研究2班の発表(The Study about Slime Mold’s Feed Sensing / Controlling of Wave Course)、共同研究班の発表(The Research for Creating a Tour Course Program That Improves Time Efficiency Using the Shortest-path Algorithm / Appropriate Location of Living SOS(Social Overhead Capital) Using the Voronoi Diagram)が行われ、質疑応答を通して、各研究への理解を深めました。
また、両国の文化をより深く理解するために、韓国の伝統的なランタン(青紗提灯)、韓国のトレンド、日本のアニメ、日本のお正月に関する文化紹介発表が行われました。韓国のランタンの発表では、折り紙でランタンを作り、韓国の生徒さんがデザインした、各自の名前がハングルで書いてある美しい台紙に貼って、記念のスクリーンショットを撮りました。
大田科学高校の皆さんは高い英語力、科学に対する飽くなき探究心、自国の文化への愛、交流する相手に対する思いやりを持っていて、生徒たちはたくさんのことを学び、刺激を受けることができて、大変充実した交流となりました。
今回もZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来て、応援してくれました。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
【2022 DSHS Komatsu International Exchange Program リーフレット】
【記念のスクリーンショット!】
【SSH】第2回 韓国ZOOM交流(理数科2年生)
11月4日(金)、韓国大田科学高校との第2回ZOOM科学交流が開催され、科学研究の進捗状況を発表し、質疑応答を行いました。今回もZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来てくれました。
次回(12月2日(金))は、いよいよ最終回。発表会本番です!科学研究発表と、日本文化紹介発表を行います。
【SSH】南加賀地区課題研究発表会
11月3日(木・祝)理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。
生徒達は10グループに分かれ、これまで取り組んできた研究の結果を口頭発表しました。各班とも発表にチームワークの良さが感じられ、約半年間試行錯誤をしながら全員で取り組んできた成果を十分に発揮していました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただき、大変有益なアドバイスをいただくことができました。今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生は先輩たちの研究を理解しようと真剣に説明を聞いており、質疑応答では沢山の質問が出ました。1年生は来年に向けて、2年生はこれからの研究に大変参考になったのではないかと思います。
今年度も一昨年度、昨年度に引き続き、大聖寺高校、小松明峰高校が研究発表してくださいました。とても忙しい中研究をまとめ、発表のために来校し、小松高校生からの沢山の質問にも答えてくれて、本当にありがとうございました。
発表会の様子はYouTubeでライブ配信され、事前に申込みをしてくださった沢山の方々が観てくださいました。さらに校内でも廊下にテレビを2台設置して放映しました。沢山の保護者のみなさんが足を止めてくださいました。
★審査員の先生方
國藤 進(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
加賀谷重浩(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
安達 正明 (物理・前公立小松大学生産システム科学部 教授)
寺岸 俊哉(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★発表順
印象に残る広告の利用(大聖寺高校)
温かいものをはやく冷やすには?(小松明峰高校)
ドローポーカーにおける手札がn枚の時の最適戦略
ダニエル電池における炭酸イオンの効果
お椀が移動する現象について
粘菌のエサの感知についての研究
Pythonを用いた時間割作成プログラムの研究
酸化チタンを用いた光触媒による抗カビ作用について
弓道における弦音の性質について
ねじりの判別式D
泡の起泡性と安定性
波の進路のコントロール
<校長先生挨拶> <会場の様子>
<大聖寺高校> <小松明峰高校>
<小松高校>
<You Tube上映の様子>
【SSH】いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)
10月23日(日)、いしかわ総合スポーツセンターにて「令和4年度いしかわ高校科学グランプリ」が開催され、小松高校から6チーム(2年生3チーム、1年生3チーム)が出場しました。
大会は午前に筆記競技、午後に実技競技が行われ、実技競技において本校2年生チーム(チーム名:Sweeper)が見事優勝しました。筆記競技の結果と総合成績は後日発表される予定です。
出場した選手は大会に向けて放課後に練習を重ねてきました。中には思うように力を発揮できず、悔しい思いをした選手もいましたが、この経験をばねにしてこれから活躍してくれると思います。参加した全員が貴重な経験を積むことができた大会になりました。
<出場チーム名>
●2年生チーム
今日も徹夜 ~俺とお前の 内積0~ / 淹れたての香り高いお茶 / Sweeper
●1年生チーム
超臨界流体 / バッチシーズ / 輝くビスケット
<優勝チーム:Sweeper> <2年生の出場選手>
<1年生の出場選手>
【SSH】第1回 韓国ZOOM交流(理数科2年生)
9月29日(木)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
今回の交流に先立って、生徒達は自己紹介と文化紹介の動画を作成し、GoogleClassroomを通して、お互いの自己紹介や、文化紹介に対してコメントをして、交流を始めていましたが、今回は学校紹介と研究の概要説明を行いました。
学校紹介では、小松高校の特色ある部活動(ボート部・かるた部・吹奏楽部)と記念祭についてプレゼンテーションを行い、それに対して大田科学高校の生徒の皆さんも非常に熱心に沢山の質問をしてくれました。また、生徒達は韓国の発表を聞いて、英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設や、学校行事に非常に驚いていました。今回から、ZOOM交流の様子を生物実験室のスクリーンで放映し、沢山の生徒と先生が見に来てくれました。
次回(11月4日(金))は、研究をより深めて発表することになるので、とても楽しみです。
【SSH】関東サイエンスツアー (理数科1年生)
9月20日(火)21日(水)に、理数科1年生が関東サイエンスツアーに行きました。
お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった東京大学・東京工業大学・理化学研究所の皆様に心より感謝申し上げます。
また、理数科OBのみなさんも、後輩のために駆けつけて貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。
<1日目>
午後;東京大学(本郷キャンパス) 宇宙物理学・天文学(戸谷 友則先生)
素粒子実験(浅井 祥仁先生)
化学生命工学(鈴木 勉先生)
ナノバイオマテリアル(宮田 完二郎先生)
夜;OBのみなさんとの懇談会
<<東大 戸谷研究室>> <<東大 浅井研究室>> <<東大 鈴木研究室>>
<<東大 宮田研究室>> <<東大キャンパスツアー>>
<<東大安田講堂前 集合写真>> <<東大赤門前 集合写真>>
<<OBのみなさんとの懇談会>>
<2日目>
午前; ◎東京工業大学大岡山キャンパス
◎理化学研究所横浜キャンパス
2グループに分かれて研修
<<東京工業大学>> <<理化学研究所>>
<<東工大 集合写真>>
<生徒の感想より>
・ 大学の先生方の講義が面白く、大学ではこのような素晴らしい環境で研究をしたいという気持ちが湧いたのですごくいい機会だったと思う。
・ 先生・学生の両方から、どんなことをしているのか、生活・学習はどんなふうなのかについて聞けたのは、進路学習だけでなく意欲の面でもすごく良かった。
・研究者の視点などから、今までとは違う刺激を得ることができた。研究職と聞くとあまりどんなものかわからなかったが、今回で研究職の楽しさや探究心などを感じることができた。
【SSH】科学探究・課題探究Ⅲ特別講義(理数科・普通科理系3年生)
9月21日(水)5,6限目、名古屋大学大学院理学研究科理学専攻 物理科学領域 内橋貴之教授をお招きして、理数科・普通科理系3年生を対象に、科学探究・課題探究Ⅲ特別講義が行われました。
内橋先生は「見て触って理解するタンパク質の働きー分子生物学の最前線」という題目で、「生物物理学」という領域融合分野の最先端の研究に関する講義をしてくださいました。生徒達は、ナノレベルの極小の世界で分子のダイナミックな動きを、直接観察したり触れたりできるまで科学が進歩しているということに感嘆し、研究はさまざまな分野から広い視野で考えることが大切であるということを学びました。
生徒達からは、「今ある技術や実験器具を使って、色々な人が工夫を凝らして、人の目には見えない世界を観察していることに驚いたし、想像以上に地道な実験を積み重ね、様々な実験方法を発想していて、研究というのは発想や努力の世界なのだと感じ、大学での勉強が楽しみになった。」「仮説に対して実証するために、同じ実験対象に対して異なる研究者が異なる操作を行い、工夫したり足りないものを作ったりと型にはまらないクリエイティブな方法で結果を残していたのが面白かった。」という声が聞かれ、学問や大学での研究に対する視野を広げることができました。