日誌

学校日記

令和6年11月1日~7日「いしかわ教育ウィーク」

本校では、下記のねらいに沿って「いしかわ教育ウィーク」に取り組みました。

 

石川県では、県民の教育に対する関心と理解を深め、学校、家庭及び地域社会が連携し、ふるさとを愛し、心豊かでたくましい子どもたちを育成するとともに、生涯にわたって自ら学ぶ人づくりを進め、本県の教育の充実と発展を図るため、11月1日を「いしかわ教育の日」とし、また、教育の日にふさわしい取組を集中的に展開する期間として11月1日から7日までを「いしかわ教育ウィーク」としています。(「いしかわ教育の日を定める条例(平成17年3月制定)」):石川県のホームページより抜粋「いしかわ教育ウィークにおける取組みについて」

 

授業公開:11月1日、5日、6日、7日

2日(土) :三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業

5日(火) :8:35~12:25             進路講演会

      :13:10~14:00           速読についての講演会

      :14:10~15:00           信用保証協会講演会

      :15:30~16:30           学校評価中間報告会

6日(水) :8:35~12:25             森源太氏 講演会・コンサート

 

 

 

【三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業の様子】

「令和 6 年度能登半島地震における各自の体験を三重県内からの同年代または上の年代のボランティア参加者に話すことで、地震発災時やその後の防災(減災)対策について情報共有を図るとともに、意見交換を通して振り返り、新たな気づき等、理解を深める機会とする。」というねらいの下、実施いたしました。

 

大きな震災のあった輪島市に学び、懸念される南海トラフ地震の備えとするために、三重県より、同じ高校生が慰問と学びのために本校を訪れてくださいました。実際の状況や体験談を、学校、生徒、避難所、卒業生などのそれぞれの立場からお伝えすることができました。

 

 

 

 

【進路講演会「自分の将来を設計する」の様子】

「低学年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識の高揚を図り、具体的な進路選択への一助とする。」

上記のねらいを掲げて、各方面からスペシャリストをお招きして、「働くこと」への意識を高め、自身の将来像を描くために、全体への進路講演会と各ブースに分かれてのより細かい質疑応答の機会を持つことができました。写真は各ブースに分かれての様子です。

ご来校し貴重な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。

 

社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院(看護・医療)

自衛隊石川地方協力本部 輪島分駐所・能登地域事務所(公務(自衛隊))

能登バル AZ (飲食・経営)

株式会社 ワンダーアカデミア(IT 関係)

 

 

【速読についての講演会の様子】

自分の能力・可能性を伸ばす一つのきっかけとして、「速読」の効果と実践を学びました。

生徒・職員全員に「楽読」運営会社CMOヨンソ氏の著書「らく速読」を配布いただき、らく速読への取組みが甲子園出場にも効果があったとする沖学園の例も紹介いただきました。動体視力や理解力向上が、どんな未来につながるか、大いに期待したいところです。

 

 

 

 

 

【信用保証協会による講演会】

学校にテレビモニターやホワイトスクリーンなどをご寄付いただいた石川県信用保証協会様より、震災前後の状況も踏まえた活動の様子を伺うことができました。

「中小企業・小規模事業者が金融機関から事業資金借り入れをする際に、公的な保証人となることで融資を受けやすくする公的な保証機関」としての制度的な側面と、実際に能登半島地震の際に果たされている役割をタイムリーにご紹介いただきました。進路講演会の一つとして非常に参考となりました。

 

【学校評価中間報告会】

学校の現状説明(学校評価アンケート中間報告等) 質疑応答、協議のため、本校保護者、学校関係者評価委員、門前中学校校長、門前西東小学校校長(敬称略)をお招きしました。門前高校教員よりスライドなどにより震災以後も含めて本年度の学校の様子をご説明申し上げました。元気な「挨拶」の様子なども含めて、生徒の心に寄り添った学校生活や行事への取組みについて協議させていただきました。

 

 

 

【森源太氏講演会・コンサート】

「自分も引きこもりだった。」「本気は伝わる。」「アコースティックギターとの出会いで人生が変わった。」など、熱い語りと歌で、生徒・職員を励ましてくださいました。休憩をはさんだ前・後半4時間近くもの間、地震や大雨などにより被災した私たちの地域や人を思い、校長先生との出会いもあって、このような機会に出向いてくださいました。生きていく力をもらいたい生徒たちの質問にも笑顔で答えてくださいました。感謝です!

 

 

 

 

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3年生総合的な探究の時間【キャンドル班】

キャンドル班5名の成果報告です。これまで、總持寺で廃棄されるろうそくを活用したキャンドル制作を目指して活動してきました。

今年度は、三谷産業グループのニッコー株式会社様(白山市)のご支援をいただき、陶器を寄付していただきました。ブランド陶器に、調合したろうそくを流し込むことで、とても色鮮やかな門前高校オリジナルキャンドルが完成しました。9月の門高祭でキャンドルを完売することができ、売上全額を總持寺へ寄付させていただきました。

11月8日(金)活動報告とお礼を兼ねて、ニッコー株式会社様を訪問しました。完成したキャンドルを見て、ご担当者様も大変喜んでいただきました。

陶器が完成する過程の工場見学とショールーム見学を通して、素材から製品が出来上がるまでの企業努力が分かり、探究してきたことの学びが深まりました。ニッコー株式会社様、ありがとうございました!!

 

 

 

 

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令和6年11月14日(木)修学旅行3日目

今日は季節外れの真夏の気温の沖縄でした。

まずはちゅら海水族館へ!バスガイドさんの説明を聞きながら旅行3日目の小一時間のバス移動。旅の疲れも垣間見えましたが、能登とは違う海の生き物を楽しめました。班別活動もこれで3種類目。いつもとは違うメンバーでいつもとは違う環境を楽しめました。

 

午後からは、これぞ沖縄!お待ちかねのマリン体験を満喫しました。2年生一行の日頃の行いの良さ(?)のおかげか、旅行中いちばんの晴天に恵まれて本当に良かったですね!

 

この3日間で、団体の自由のために個人の自由を二の次にする団体行動を強く意識してきた2年生。沖縄最後の夜は、ビーチでの全員花火。「みんなで」の思い出がまた一つ、増えました。

 

 

 

 

 

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10月24日(木) 3年生総合探究「防災・減災について考えよう」  

 

令和6年10月24日(木)に、「個人や身近な範囲でできる『防災・減災』について考えよう」というテーマで、3年生の総合探究を行いました。

 

事前学習として、防災・減災の意味をそれぞれ調べて、違いを学びました。授業では、はじめに、保健委員の生徒が前期で取り組んできた「防災・減災の活動」について発表しました。その後、発表をもとに、「自分にとって必要な防災リュックの中身は何か」を考えました。また、部屋の間取り図を見ながら、家具の固定と配置のポイントについて学びました。

これらの活動を通し、一人暮らしなどで震災に備えることのイメージを持つきっかけになったと思います。今後、ハザードマップや避難場所・避難所の調べ方についても取り上げる予定です。

 

生徒の感想からも、授業で学んだことを今後に活かそうという、防災・減災への意識が感じられました。以下は、感想の一部です。

・「防災についての知識を深めたり意識を高めたりする活動は、震災を経験した自分たちにとって、とても大切なことだと感じた。」

・「実際に震災を経験して、『こうしておけば良かったな』と思ったことがいくつかあったので、もっと多くの人が対策をしてくれるといいなと思った。」

・「防災、減災について友達と話し合い、これから一人暮らしをするときに、改めて活かそうと思った。」

 

これからの社会を生きていく上で、防災・減災の視点を持って日頃から備えておくことは、自他を守るためにも必要な力となります。

今後も様々な場面を通し、防災・減災について学ぶ機会を設けていきます。

 

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プロ野球ドラフト会議2024

 令和6年10月24日(木)、プロ野球ドラフト会議2024が開催され、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に本校3年生の塩士 暖 投手が指名されました。プロ野球ドラフト会議において、門前高校からの指名は史上初となります。

 他の球団が選択終了を掲げ、緊迫した時間の流れる中で迎えた待望の瞬間でした。門前高校の視聴覚室では、拍手喝采がわき起こりました。塩士 投手は涙をにじませながら、そして野球部員らは皆、誇らしげな表情を浮かべ、気持ちを分かち合っていました。

 「びっくりしました。選ばれると思ってなかった」と、当時の心情を口にする塩士 投手。また、自身の周りで、野球部員や先生方、野球指導アドバイザーの山下智茂氏らが喜んでくれているのが嬉しかったと、白い歯を見せていました。ただし、今後の進路については進学を含めてしっかりと考えて決めていきたいとのことで、卒業までは気を抜かず、謙虚な姿勢で頑張るとの意気込みも語ってくれました。

 門前高校、そして能登・輪島市を明るく照らしてくれるようなニュースに、誰もが元気づけられたことでしょう。このような結果に至ったのは、たくさんのご支援あってのことです。誠にありがとうございました。改めて、塩士 投手の輝かしい活躍への期待と応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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