学校日記
11月20日(水)3年生対象 SC高先生による講話
11月20日(水)6限目に、3年生を対象にスクールカウンセラー高賢一先生より、「自己肯定感を高めるために」というテーマで講話をしていただきました。
自己肯定感とは、「自分自身を肯定できる感覚」、「自分自身の強い部分も弱い部分も、すべて自分自身で受け入れられている状態」のことを指すそうです。
3年生の皆さんも20の質問に答え、それぞれの自己肯定感の高さを診断してみました。結果は様々でしたが、「自己肯定感が低い=よくない、自分はだめ」ということではありません。ただ、もしも自己肯定感が低いことによって何かに困っていたり、悩んでいたりする場合は、高先生が紹介してくださった「肯定的な言葉遣いをする」、「過去の自分と比べてできるようになったことに目を向ける」、「小さなことでも自分を褒める」等、自分ができそうだと思った方法を実践してみてくださいね。
褒められて伸びるタイプだと自負する人が3年生には多いようなので、自分はもちろん、できれば周りの人の良さにも目を向けて、積極的に褒めあっていきましょう。
修学旅行4日目
心配された天気も持ちこたえていましたが、この日は朝から雨。沖縄に別れを告げる私たちのしんみりとした心を象徴するかのようなこのタイミングでの雨となりました。
最後の立ち寄りポイント道の駅「かでな」では、嘉手納基地の3分の2が見渡せました。
お世話になったバスガイドのキャン(喜屋武)さん、ドライバーのシロマ(城間)さんには大変楽しく学びの多いバスの時間を与えていただきました。「楽しい思い出はおみやげに、残念だったことはバスの中に忘れ物として置いていってくださいね」ということばに、沖縄の温かさを感じましたね。教えて頂いた「ゆいゆいゆいま~る♪」の返歌に「島人ぬ宝」をみんなで歌えたことも嬉しかったです。2カ月前の文化祭のときとはまた違う気持ちで歌ったことでしょう。
振り返れば国際通りから始まり、ひめゆりの塔、糸数壕、おきなわワールド、首里城、ちゅら海水族館、マリン体験、そして夜のビーチでの全員花火。ケガや体調不良の離脱者もなく修学旅行に参加した全員が同じ時間を同じ場所で共有できたことは「当たり前」ではありません。2年生の皆さん一人ひとりの体調管理も素晴らしかったのですが、楽しんでおいでと送り出してくださった家族の方をはじめ、多くの方の「いってらっしゃい」の気持ちのうえにこの修学旅行がありました。この場をお借りして、お礼申し上げます(いえ、2年生のみなさんは心に起こった気持ちはどうぞ自分で行動に表してくださいね!)。
随所での修学旅行リーダーのあいさつ、班リーダーや部屋リーダーの動き、また役職にかかわらず「お!」と思わせてくれる2年生の仲間の姿に、どれだけ気づくことができたでしょうか。また、自分自身もどれだけ素直に想いを行動にうつせたでしょうか。
いつもとは違う環境や経験を通して気づくことができたことを、これからの学校生活にも毎日活かしていきましょう。みんなで「協力し、学び、楽しむ」私たち2年生の旅はまだ続きます…!
プロ野球ドラフト会議 育成指名挨拶
令和6年11月14日(木)、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に指名された本校3年生の塩士 暖 投手が指名あいさつを受け、プロ野球に入るに当たっての目標や意気込みを語ってくれました。
塩士 投手は10月24日(木)のプロ野球ドラフト会議で育成指名されたことを受け、進学とプロ入りで悩んでいましたが、プロ入りすることに決めました。プロの世界で戦っていくことに自覚を持って行動していくこと、輪島や門前に勇気を与えられる選手になりたいこと、まずは支配下登録を目指して練習に取り組むことなどを語ってくれました。
覚悟を決めて、プロ野球の世界に飛び込むことを決めた塩士くん。これからも残りの高校生活や今後の将来についてもその覚悟をもって絶えず研鑽に努めてください!塩士投手のさらなる成長と、プロ野球界での活躍を心から応援しています。皆様もぜひ、彼の熱いプレーにご期待ください。
令和6年11月1日~7日「いしかわ教育ウィーク」
本校では、下記のねらいに沿って「いしかわ教育ウィーク」に取り組みました。
石川県では、県民の教育に対する関心と理解を深め、学校、家庭及び地域社会が連携し、ふるさとを愛し、心豊かでたくましい子どもたちを育成するとともに、生涯にわたって自ら学ぶ人づくりを進め、本県の教育の充実と発展を図るため、11月1日を「いしかわ教育の日」とし、また、教育の日にふさわしい取組を集中的に展開する期間として11月1日から7日までを「いしかわ教育ウィーク」としています。(「いしかわ教育の日を定める条例(平成17年3月制定)」):石川県のホームページより抜粋「いしかわ教育ウィークにおける取組みについて」
授業公開:11月1日、5日、6日、7日
2日(土) :三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業
5日(火) :8:35~12:25 進路講演会
:13:10~14:00 速読についての講演会
:14:10~15:00 信用保証協会講演会
:15:30~16:30 学校評価中間報告会
6日(水) :8:35~12:25 森源太氏 講演会・コンサート
【三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業の様子】
「令和 6 年度能登半島地震における各自の体験を三重県内からの同年代または上の年代のボランティア参加者に話すことで、地震発災時やその後の防災(減災)対策について情報共有を図るとともに、意見交換を通して振り返り、新たな気づき等、理解を深める機会とする。」というねらいの下、実施いたしました。
大きな震災のあった輪島市に学び、懸念される南海トラフ地震の備えとするために、三重県より、同じ高校生が慰問と学びのために本校を訪れてくださいました。実際の状況や体験談を、学校、生徒、避難所、卒業生などのそれぞれの立場からお伝えすることができました。
【進路講演会「自分の将来を設計する」の様子】
「低学年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識の高揚を図り、具体的な進路選択への一助とする。」
上記のねらいを掲げて、各方面からスペシャリストをお招きして、「働くこと」への意識を高め、自身の将来像を描くために、全体への進路講演会と各ブースに分かれてのより細かい質疑応答の機会を持つことができました。写真は各ブースに分かれての様子です。
ご来校し貴重な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。
社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院(看護・医療)
自衛隊石川地方協力本部 輪島分駐所・能登地域事務所(公務(自衛隊))
能登バル AZ (飲食・経営)
株式会社 ワンダーアカデミア(IT 関係)
【速読についての講演会の様子】
自分の能力・可能性を伸ばす一つのきっかけとして、「速読」の効果と実践を学びました。
生徒・職員全員に「楽読」運営会社CMOヨンソ氏の著書「らく速読」を配布いただき、らく速読への取組みが甲子園出場にも効果があったとする沖学園の例も紹介いただきました。動体視力や理解力向上が、どんな未来につながるか、大いに期待したいところです。
【信用保証協会による講演会】
学校にテレビモニターやホワイトスクリーンなどをご寄付いただいた石川県信用保証協会様より、震災前後の状況も踏まえた活動の様子を伺うことができました。
「中小企業・小規模事業者が金融機関から事業資金借り入れをする際に、公的な保証人となることで融資を受けやすくする公的な保証機関」としての制度的な側面と、実際に能登半島地震の際に果たされている役割をタイムリーにご紹介いただきました。進路講演会の一つとして非常に参考となりました。
【学校評価中間報告会】
学校の現状説明(学校評価アンケート中間報告等) 質疑応答、協議のため、本校保護者、学校関係者評価委員、門前中学校校長、門前西東小学校校長(敬称略)をお招きしました。門前高校教員よりスライドなどにより震災以後も含めて本年度の学校の様子をご説明申し上げました。元気な「挨拶」の様子なども含めて、生徒の心に寄り添った学校生活や行事への取組みについて協議させていただきました。
【森源太氏講演会・コンサート】
「自分も引きこもりだった。」「本気は伝わる。」「アコースティックギターとの出会いで人生が変わった。」など、熱い語りと歌で、生徒・職員を励ましてくださいました。休憩をはさんだ前・後半4時間近くもの間、地震や大雨などにより被災した私たちの地域や人を思い、校長先生との出会いもあって、このような機会に出向いてくださいました。生きていく力をもらいたい生徒たちの質問にも笑顔で答えてくださいました。感謝です!
3年生総合的な探究の時間【キャンドル班】
キャンドル班5名の成果報告です。これまで、總持寺で廃棄されるろうそくを活用したキャンドル制作を目指して活動してきました。
今年度は、三谷産業グループのニッコー株式会社様(白山市)のご支援をいただき、陶器を寄付していただきました。ブランド陶器に、調合したろうそくを流し込むことで、とても色鮮やかな門前高校オリジナルキャンドルが完成しました。9月の門高祭でキャンドルを完売することができ、売上全額を總持寺へ寄付させていただきました。
11月8日(金)活動報告とお礼を兼ねて、ニッコー株式会社様を訪問しました。完成したキャンドルを見て、ご担当者様も大変喜んでいただきました。
陶器が完成する過程の工場見学とショールーム見学を通して、素材から製品が出来上がるまでの企業努力が分かり、探究してきたことの学びが深まりました。ニッコー株式会社様、ありがとうございました!!
令和6年11月14日(木)修学旅行3日目
今日は季節外れの真夏の気温の沖縄でした。
まずはちゅら海水族館へ!バスガイドさんの説明を聞きながら旅行3日目の小一時間のバス移動。旅の疲れも垣間見えましたが、能登とは違う海の生き物を楽しめました。班別活動もこれで3種類目。いつもとは違うメンバーでいつもとは違う環境を楽しめました。
午後からは、これぞ沖縄!お待ちかねのマリン体験を満喫しました。2年生一行の日頃の行いの良さ(?)のおかげか、旅行中いちばんの晴天に恵まれて本当に良かったですね!
この3日間で、団体の自由のために個人の自由を二の次にする団体行動を強く意識してきた2年生。沖縄最後の夜は、ビーチでの全員花火。「みんなで」の思い出がまた一つ、増えました。
10月24日(木) 3年生総合探究「防災・減災について考えよう」
令和6年10月24日(木)に、「個人や身近な範囲でできる『防災・減災』について考えよう」というテーマで、3年生の総合探究を行いました。
事前学習として、防災・減災の意味をそれぞれ調べて、違いを学びました。授業では、はじめに、保健委員の生徒が前期で取り組んできた「防災・減災の活動」について発表しました。その後、発表をもとに、「自分にとって必要な防災リュックの中身は何か」を考えました。また、部屋の間取り図を見ながら、家具の固定と配置のポイントについて学びました。
これらの活動を通し、一人暮らしなどで震災に備えることのイメージを持つきっかけになったと思います。今後、ハザードマップや避難場所・避難所の調べ方についても取り上げる予定です。
生徒の感想からも、授業で学んだことを今後に活かそうという、防災・減災への意識が感じられました。以下は、感想の一部です。
・「防災についての知識を深めたり意識を高めたりする活動は、震災を経験した自分たちにとって、とても大切なことだと感じた。」
・「実際に震災を経験して、『こうしておけば良かったな』と思ったことがいくつかあったので、もっと多くの人が対策をしてくれるといいなと思った。」
・「防災、減災について友達と話し合い、これから一人暮らしをするときに、改めて活かそうと思った。」
これからの社会を生きていく上で、防災・減災の視点を持って日頃から備えておくことは、自他を守るためにも必要な力となります。
今後も様々な場面を通し、防災・減災について学ぶ機会を設けていきます。
プロ野球ドラフト会議2024
令和6年10月24日(木)、プロ野球ドラフト会議2024が開催され、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に本校3年生の塩士 暖 投手が指名されました。プロ野球ドラフト会議において、門前高校からの指名は史上初となります。
他の球団が選択終了を掲げ、緊迫した時間の流れる中で迎えた待望の瞬間でした。門前高校の視聴覚室では、拍手喝采がわき起こりました。塩士 投手は涙をにじませながら、そして野球部員らは皆、誇らしげな表情を浮かべ、気持ちを分かち合っていました。
「びっくりしました。選ばれると思ってなかった」と、当時の心情を口にする塩士 投手。また、自身の周りで、野球部員や先生方、野球指導アドバイザーの山下智茂氏らが喜んでくれているのが嬉しかったと、白い歯を見せていました。ただし、今後の進路については進学を含めてしっかりと考えて決めていきたいとのことで、卒業までは気を抜かず、謙虚な姿勢で頑張るとの意気込みも語ってくれました。
門前高校、そして能登・輪島市を明るく照らしてくれるようなニュースに、誰もが元気づけられたことでしょう。このような結果に至ったのは、たくさんのご支援あってのことです。誠にありがとうございました。改めて、塩士 投手の輝かしい活躍への期待と応援のほど、よろしくお願いいたします。
令和6年11月13日(水)修学旅行2日目
さて修学旅行2日目は「平和学習」の一日となりました。
ひめゆりの塔、糸数壕、守礼門・首里城という歴史遺産を訪ねました。本物の遺産に直接触れることで、そこにある「想い」を一人ひとりが受けとめていました。この歴史のうえに今の私たちの生活があることを学びました。ここでしかできない学びをさせていただきました。
午後は、おきなわワールド班活動。沖縄の伝統と文化をたっぷりと楽しみました!どんどんお土産が増えていきます…。
心配だった天気も持ちこたえています。私たちの沖縄修学旅行、まだまだ協力し、学び、楽しみます!
令和6年11月12日(火)修学旅行1日目
2年生一行の沖縄修学旅行が始まりました。
12日朝、門前をバスで出発し、能登⇒羽田⇒那覇と大移動!本日のメインの活動は、沖縄の代表的ストリート「国際通りの自主研修」。早くもお土産で両手がふさがっている人がたくさんいました。若干の飛行機酔い以外は大きな体調不良もなく、みんな参加出来ました。
それぞれのテーマを持って臨む今回の修学旅行。それぞれに大きな気づきと学びがありますように。「みんなで」楽しむ旅となりますように。そしてこの旅を通して、それぞれのグループ(輪)の垣根を越えて一回り大きな輪となって門前に戻って来れますように…!
体育祭の動画をアップします!
きれいに晴れ渡った9月26日(木)に体育祭が行われました。過去最高の暑さだった夏も終わり、朝晩は過ごしやすく、そして晴れ渡っても少し汗ばむくらいの気候の中での実施となりました。
今年の体育祭は、生徒会執行部が中心となり、学年混合の縦割りチームの競技、そして学年対抗の競技と工夫を凝らしたプログラムでした。また、障害物競走やしっぽ取りなど個人が活躍する競技ばかりでなく、綱引きや2人3脚などのお互いに協力し合う競技も多く、応援にも力が入った1日となりました。
その体育祭の各競技の様子を収めた動画をアップしますので、下のリンクからご覧下さい。
2年生 「農業班の活動報告」10月12日
総合的な探究の時間の中で「農業で門前を活性化」班が、『門前町マルシェ』に参加をさせていただき、オリジナルの「門高トースト」を販売させていただきました。
農業班は、門前の農業が抱える課題を通し、門前の活性化、復興について考えてきました。今回、「自分たちで育てた野菜を使って、町の方達を元気に!」というアイディアから、この夏トマトやピーマンをはじめとする野菜を一生懸命育てました。それを使って、商店街の「食事処 縁」店主、安田さんに「トマトソース」を作っていただきました。このトマトソースに改良を加え、こんがりと焼けたトーストにたっぷりかけた「門高トースト」を完成させました!
当日は、たくさんのお客様に来ていただき、お昼ごろにはお店の前には行列が…!味も大好評で、「子どもでもペロリと食べたよ~!」「おいしかったです!」と沢山の嬉しい声をいただきました。この日は約70食を販売しました。引き続き自家製の野菜を使って販売をしたいと考えています。マルシェの振り返りが終わると、「次は大根を育てよう!」とさっそく畑に向かう生徒たちの姿がありました…。門高トーストを買ってくださった皆様、本当にありがとうございました!
10月7日(月) 歯科講話(1年生)
令和6年10月7日(月)7限目に、1年生を対象とした歯科講話を行いました。講師として、学校歯科医の星野伸也先生と歯科衛生士の小谷郁子さんをお招きし、歯みがきの大切さについて教えていただきました。
講話では、はじめに「歯の染め出し」を行い、みがき残しのあるところを確認しました。その後、歯科衛生士によるブラッシング指導をもとに、正しいみがき方で歯みがきを行いました。最後に、星野先生から歯周病についてのお話をしていただきました。歯周病は、むし歯や歯石を放置すると高校生でもなることがあるというお話に、生徒は真剣に耳を傾けていました。
生徒の感想では、「染め出しを行って、普段みがけていないところが分かってよかった。私は噛むところに色がよくついていた。これからは細かく歯ブラシを動かし、表→裏→噛むところの順番に丁寧にみがいていきたい。」「歯みがきは日常になっていて、少しいい加減になっていたと思う。今回の機会でこれからの歯磨きを変えていきたい。歯は一生ものなので大事にしたい。」など、講話で得られた学びをこれからの生活に取り入れようという思いが伝わってきました。
むし歯や歯周病を予防するためには、丁寧な正しい歯みがきが大切です。また、部活などで忙しく、なかなか治療に行けない人もいますが、早めに治療を行うことも大切です。一生ものである歯の健康を守るために、今回の講話での学びを、ぜひ今後に活かしていきましょう。
『9月、1年生総合的な探究の時間(ふれあい喫茶)』
1年生の総合的な探究の時間では、9月3週にわたって、毎週金曜日に禅の里交流館で実施されている「ふれあい喫茶」にボランティアとして参加させていただきました。
「知らない大人と話すのは無理!」「何を話せばいいのかわからない」と固い表情で禅の里交流館へと向かった生徒たちでしたが、ふれあい喫茶参加者の方の輪に入るとあら不思議。(「話が弾む」とまではいきませんが……)多くの気づきがある会話ができたようです。「仮設住宅に住んでいる方は集会所で開催されているいろんなイベントに参加できるらしい。ふれあい喫茶は自宅に残った人も参加できるからありがたい」という地域の方の本音を聴けたり、「君たち高校生のおかげで町が活気づいている」と自分たちが町を元気づける存在になれていることを知ったり、「ボランティアの方は遠方から来てくださっている」という事実に気づいたりと、新たな発見がたくさんあった貴重な時間になりました。
この気づきは今後の総合的な探究の時間の活動に生かされるのはもちろん、生徒の日常生活の意識変化にも繋がるように思います。参加させていただき、ありがとうございました。
『9月、1年生総合的な探究の時間(マップ作成)』
今年度も県内外問わず様々な中学校から門前高校に入学した1年生。まだまだ門高周辺に何があるのか、この町の魅力、地震の被害状況を知らない生徒もたくさん。今年度の総合的な探究の時間のテーマである「門前町・總持寺通り商店街の復興」へ向けて、2学期は「門前町の現状を知る・見る」「門前町の方々とコミュニケーションをとり、門前町の一員に近づく」をねらいとし、門高前の總持寺通り商店街のマップを作成します。9月はマップ作成のために總持寺通り商店街を散策しています。
こちらは生徒が「マップに書き込む必要があるかも?」と思い、撮影した写真です。
休止中のバス停 家が崩れ、通行が危険な箇所
門前のお土産 仮設商店街の店舗(建設中)
授業後の生徒の振り返りを紹介します。生徒の声をHPをご覧の皆さんにもお届けします。
・門前町内を歩き、改めて地震の被害は大きかったのだと感じた。次々と建物がなくなっていくのは仕方ないと思う反面、悲しいとも感じる。マップを作成するにあたり、町の方々が少しでも明るく、元気になれるものを作りたいと思えた。門前の活気を取り戻すためにできることをしていきたい。
・商店街を歩き、地震前後の変化がわかった。まだ地震直後のままのところもある一方で、建物の解体作業が進んでいたり、仮設店舗が建っていたり、ボランティアの方がいらっしゃったりと、門前町が復興に向けて進んでいるんだと実感できた。自分も役立てるようにマップ作りに取り組みたい。
・今日はどのようなマップを作っていくか班員と考えた。私は門前町で育ったが、まだまだ知らないことも多い。もっと門前のことを調べて、「今の門前に必要なこと」を考えたい。門前は「外国の方も大歓迎」「他県からもじゃんじゃん観光しに来て」という町だと思っている。「この町ええなあ」と思ってもらえるマップを作りたい。
「『マップに書きこむべきことは何か』調査しておいで」と生徒を学校外へ放ちました。町の様子を目に焼きつける者、知っている町と比較して門前のよさに気づく者、地域の方にお話を聴いてみる者など、それぞれが自分の特性を活かした方法で目的達成に向けて一生懸命取り組むことができました。
『9月3日(火)、門高祭(文化祭)無事開催!』
今年1月の大地震の被害が校舎に残ったまま、また、迷走台風の影響で延期となりましたが、無事に文化祭を行うことができました!! 1階の水道やトイレが使えない、調理室も使えない、とかなり制約が多い中で、生徒達はいろいろと工夫を凝らして模擬店を行ったり、学年ごとの合唱や有志による獅子舞、楽しいステージパフォーマンスで大いに盛り上がった1日となりました。
平日開催にも関わらず、たくさんの地域の方々が足を運んでくださいました。皆様のご来場がなければ、これほど充実した文化祭になりませんでした。ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
学年ごとの合唱(写真は3年生) 吹奏楽部演奏
各模擬店のCM動画 31H模擬店(チュロスとジュースを販売)
22Hはアイスクリームを販売 21Hはフライドポテトとフランクフルト
22Hはかき氷 1年生は11Hと12H合同で射的などのゲーム
アンテナショップとして門前町の品物も販売 さまざまな展示もありました
とてもおいしいお茶でした(茶道部) 21Hのフォトスポットにて
フリーステージの一コマ
今年は生徒有志による獅子舞は、外でも体育館内でも行われました
クラスメイトのパフォーマンスに笑顔があふれます 文化祭の最後はクイズ大会
9月2日(月) 2学期始業式
台風10号の影響で門高祭が延期される中、2学期の始業式を執り行いました。
中澤校長先生より以下のような式辞がございました。
1学期の終業式でイチロー選手の言葉を紹介しました。
「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道。」このことを意識して、取組み目標を達成できなかったと感じた人は、何か一つ、習慣づけすることができましたか?
2学期の始業式にあたり、新たに2人の言葉を送ります。1人目は、元プロ野球選手であり、監督、野球評論家も務めた野村克也氏の言葉です。
「一瞬のやる気なら誰でも持てる。けれども、持続性のあるやる気は、深く認識した者だけに宿るのである。」
加えて、今夏、ご自身が3度お使いになった草刈り機の刃の実物を示され、切れ味の悪くなった刃をよみがえらせるためにはどうすればよいかと問われ、「研ぎなおす」必要があることを説かれました。いずれも、努力することの習慣化に共通することでした。
つまり、素晴らしい才能も、「自分自身」という武器を研ぎすまさねば、切れ味が鈍ってしまいます。2学期は自分の夢100%に向けて「研ぎ」続けて欲しいとのことでした。
最後にもう1人、たくさんの感動を与えてくれたパリオリンピックで、一番印象に残った選手の言葉です。個人で銅メダル、団体で銀メダルを受賞した卓球女子の早田ひな選手の、「金を獲るまで、私は燃え尽きない。」という言葉です。皆さんの頑張りと活躍を期待して、これら二つの言葉を紹介して、二学期の式辞とします。
門高祭を皮切りに、新たな気持ちでスタートを切ってほしいものです。
就職模擬面接会
令和6年8月29日(木)、3年生の就職希望者を対象とした就職模擬面接会が実施されました。面接官として、輪島公共職業安定所 所長の疋島 信也様、社会福祉法人白字会 ゆきわりそう副施設長の小泉 純一様、門前町商工会 事務局長の白藤 真然様、日本郵便株式会社 門前郵便局長の堂ヶ端 佐登志様をお招きし、9名の生徒への実践的な面接指導をしていただきました。お忙しいところ、貴重なお時間を頂きまして誠に感謝申し上げます。
模擬面接は4部屋に分かれ、1対1の形式で行われました。直前には、生徒間で何度も練習する姿や緊張でこわばっている様子もみられましたが、部屋に入ってしまえば集中して面接に取り組んでいました。
全体講評では、面接に向かう態度や身だしなみなどが十分良かったと評価していただきました。一方で、希望の職種についての知識・理解について、より深めたうえで本番に臨むようにというご助言もたまわりました。また、生徒からの質問や輪島市外に就職をする生徒に対しても、アドバイスを丁寧にしていただきました。
短い時間ではありましたが、就職に向けた意識の向上につながる有意義な機会になったと考えます。この会で学んだことを活かし、今後の就職活動・指導に励んでいきたいです。
令和6年度第77回石川県高等学校バスケットボール選手権大会
男子バスケットボール部は、8月26日(月) 令和6年度第77回石川県高等学校バスケットボール選手権大会に出場しました。1回戦は能登高校と対戦し、81対50で勝利しました。同日の2回戦ではシード校の小松高校と対戦し、13対93で敗北しました。
今大会を経て、秋の新人戦に向けたチームの新たな課題と目標を見つけることができました。「奥能登一フィジカルなチーム」を目指して、これからの練習に励んでいきたいと思います。保護者の皆様、遠方での試合にもかかわらず応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。
3年生ボランティア班の活動記録③(総合的な探究の時間)
1学期の総合的な探究の時間において、3年生のボランティア班が仮設住宅での交流会を計画し、令和6年8月22日(木)に実施することができました。会場は道下第2仮設住宅集会所で、非常に多くの方々にお集まりいただきました。終始和やかな雰囲気がただよい、たくさんの笑顔であふれた空間となりました。
まずは100歳体操に参加し、全員で身体を動かします。1、2と声を出しながら、柔軟や筋力運動をして、なんだか緊張もほぐれたような気がしました。その後、あやとりをしながら交流をおこなうと、各グループで大盛り上がりとなりました。お話の中で、昔の門前町のこと、戦争を経験したときの様子など、今ではなかなか聞けないような貴重なやりとりも見られました。あっという間に時間が経ってしまうほど、楽しいひと時でした。
帰り際、「楽しかった。また来たいです」「ばいばい!」「皆ありがとう」など、とても温かい言葉をかけていただきました。「次はお手玉なんてどう」というご助言もあり、生徒たちにとってもまた企画したいという気持ちが湧いていました。この度は素敵な機会となり、開催できてよかったと心から思っております。誠にありがとうございました。
8月6日(火) 令和6年度 石川県高等学校 生徒保健推進講習会
令和6年8月6日(火)に、保健委員代表2名の生徒が「石川県高等学校 生徒保健推進講習会」に参加しました。
この会の目的は、「学校保健活動に関する共通問題について協議し、発表や交流を通じて意見交換を行い、学校保健の振興を促進し、心身ともに健康な生徒の育成に寄与する」というものです。
門前高校は、「防災について ~震災に備えて、私たちにできること~」というテーマで発表を行いました。今年の1学期に「防災」について、保健委員会で取り組んできた活動をまとめたものとなります。
生徒は、県内高校9校が集まる中で、堂々と発表してくれました。講評・感想では、「実際に体験しないと分からないことについて、詳しく話が聞けて良かった。様々な活動をしていて、参考になった。」等の言葉が聞かれました。石川県高等学校保健会会長からも、お褒めの言葉をいただきました。
保健委員会での活動を通し、防災について学ぶ機会を持つことは大切であると実感できました。今後も活動を続け、生徒・保護者・地域の皆さんに発信していきます。
※詳しい活動内容は、ホームページの「学校生活」→「保健室より」→「保健室からのお知らせ」をご覧ください。今後、ほけんだより等でも取り上げる予定です。
令和6年度 企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業 事業計画発表会
令和6年8月1日(木)、本校2年生5名が「企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業 事業計画発表会」に参加しました。
本事業の目的は、「企業と連携して地域課題を解決する事業を計画することを通じて生徒のチャレンジ精神等を育成し、地方再生の担い手となる人材を育成する」ことです。
門前高校は今回で3度目の参加となります。今年は「能登の里海でふれあい体感 釣って食べれて学べるエンジョイパーク」というビジネスプランを掲げて挑戦しました(ちなみに昨年度は「MONDLE ~日本一ご利益があるキャンドル」というプランで出場し、今年度は三谷産業株式会社さんにご協力頂きながら更なる改良を進めています。)
今年度は、and Asia株式会社代表取締役兼金城大学総合経済学部助教授の高木啓介氏と同大広報部町野圭亮氏にメンターとして伴走して頂きました。生徒自身が実感している地域課題を土台とし、その解決策をビジネスと絡めて提案しました。最終日の発表会に至るまでの約4日間を通して、生徒たちは何度もブレインストーミングを重ねて、自分たちの案のコンセプトを明確にさせていきました。またビジネスのメインターゲットやサブターゲット層へのヒアリング、事業候補地のフィールドワークも行い、日ごろは関わりを持たない様々な大人との交流も経験しました。
発表会の最終結果は「審査員特別賞」でした。以下は参加生徒たちの感想(抜粋)です。
・「会社を作るのは簡単じゃないんだなとわかりました。でも、会社をどうやって作るかなどお金のことについて知れたのでいい勉強になったと思います。失敗してもいいから若いうちになんでもしたいなと思いました。」
・「わかったことは、起業はそう簡単には出来ないことと失敗はできるという事。4日間という短い時間だったけど、新しい今までにない経験ができてとても楽しかった。」
・「気づいたことは起業するにはさまざまなたくさんのことを考えないといけないということ。しかし、その分成功すれば夢もあるのでいろいろ大変なこともあるけど起業はすごくいいことだなと思った。一つ一つ丁寧にしていくことの大事さが身についた。難しく複雑なことほどそれが大切になってくる。」
・「部活を休むことになって最初はやりたくないという気持ちがあった。でも実際に考えていくうちに、すごく難しかったがいい体験になったのですごく良かった。起業するという事はすごく大変だと肌で感じた。この4日間で自分で考える力がついたと思うし、協力する力も身についたと思う。」
・「この4日間を通して思ったことは起業はとても難しいんだなということ。また、このような経験ができてほんとに良かったと思う。自分は人の前で話すのが苦手だけど、今日の発表は自信があったからあまり緊張しなかった。発表に関わってくれたたくさんの人に色々教えて頂けて良かった。」
『石川県警音楽隊と本校吹奏楽部の合同演奏会』
7月14日(日)の午後、本校体育館で石川県警音楽隊と本校吹奏楽部の合同演奏会が行われました。本校の吹奏楽部の部員は現在5名で、普段はなかなか厚みのある合奏を楽しむことができません。部員達はこの演奏会に向けて一生懸命に練習したのはもちろんですが、たくさんの人数で演奏できることをとても楽しみにしていました。また、少人数のためこの演奏会の準備と後片付けもとても大変です。そのため、演奏会に来てくれたソフトボール部だけでなく、ソフトテニス部やバスケットボール部の人達も、準備や後片付けを手伝ってくれました。
さて、その演奏会には200人ほどのお客さんが駆けつけました。第1部が合同演奏、警察からの防犯等の連絡を挟んで、第2部が県警音楽隊単独でのドリル演奏で構成。 第1部では、吹奏楽曲ばかりでなく、本校卒業生で元劇団四季のソプラノ歌手、廣野美由紀さんもゲスト参加。震災復興を願って、竹内まりやさんの「いのちの歌」と東日本大震災復興ソングの「花は咲く」を合同バンドの伴奏で歌われました。第2部は、体育館の半分を十分に使った県警音楽隊のドリル演奏(ドリル演奏とは、楽器ごとにいろいろなパターンで動きながら演奏することです)。
1曲ごとにたくさんの拍手を頂き、全ての演奏曲が終わってもいつ止むか分からないくらいの盛大な拍手が続きました。
本校卒業生の廣野(ひろの)美由紀(みゆき)さんの歌
たくさんの人が集まりました
令和6年度 体験入学
令和6年7月31日(水)、体験入学を実施しました。昨年に引き続き、輪島市内外問わず各地から多くの中学生が参加してくれました。
日程は以下のとおりです。
1.学校長挨拶
2.生徒会による学校紹介
3.体験授業①
4.体験授業②
5.部活動体験・見学
6.アンケート・閉会
学校長挨拶では、現在メディアにも多数取り上げていただいております本校野球部の活躍をはじめ、もう一度風を吹かせようと一昨年より復活したソフトボール部や先日の野球応援で元気な演奏を披露した吹奏楽部等さまざまな部活動の輝きが紹介されました。また、本校の2コース(普通コース・キャリアコース)の授業内容や進路実現についてもお話がありました。昨年度より導入・活用している学習支援サービスや進路先、資格取得に関するお話もあり、中学生も保護者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。
挨拶の後、生徒会長 下口 隼汰 さんが学校長のお話をさらに深掘りした本校の特徴を、スライドを用いて紹介しました。こちらのホームページのメニュータブにございます「中学生のみなさんへ」から学校紹介動画を見られます。体験入学に行きそびれた方はもちろん、門前高校について知りたい方はぜひご覧になり、自分が門前高校に通っている姿を想像してみてください。
以下の写真は体験授業、部活動体験・見学の様子です。肖像権の関係で中学生の表情はお見せできないので、楽しそうな様子を後ろ姿から感じ取ってください。
国語:現代版「枕草子」を書いてみよう
英語:Word battle !
数学:推しの登場人物を決めよう
福祉:福祉体験
商業:ビジネス入門
野球部
ソフトボール部
バスケットボール部
バレーボール部
ソフトテニス部
芸術部
家庭部
初対面の先生、初対面の同級生との活動で緊張もあったはずですが、笑顔がたくさん見られました。また一緒に学習できることを楽しみしています。
閉会では、本校教頭から「百聞は一見に如かず」「自分を大きく変えるチャンスをつかみにきて」とお話がありました。これまでは、誰かから聞いた情報で門前高校をイメージしていたかもしれません。しかし、本日の体験入学に参加した皆さんは自分の目で見て、感じ取った「門前高校のよさ」を知っているはずです。確かな情報をもとに、自分に合う高校を選択してください。また、本校は他校と比較すれば生徒数は少なく、小規模な高校です。しかし、中・大規模校と同じように教育活動を行っています。つまり、生徒皆さんが力を発揮する場が他校以上に準備されているということです!前に出るのが得意な人はたくさんの場数を踏むことでより得意に、苦手な人も自分が積極的な人間になっていくことが少しずつ実感できると思います。学校紹介動画や学校案内をご覧になっていただければ、生徒のキラキラした表情から読み取っていただけることでしょう。
門前高校に入学して「自分を大きく変えるチャンス」をつかみにきてください。入学を心待ちにしています。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 準々決勝
令和6年7月23日(火)、門前高等学校と金沢学院大学附属高等学校がしのぎを削った準々決勝の日でした。第1試合で盛り上がる会場を背に、緊張のほとばしる時間が続きます。しかし選手らが歓談する様子に、私たちもほっとしながら試合開始を待つことができました。その間にご婦人が話しかけてくれ、「1回戦から会場で(試合を)観てるの。このまま勝ち上がってほしい」ということを伝えてくださいました。たくさんの人々の想いが束になって、準々決勝までこれたのではないかと思います。
1回から4回にかけて、先発ピッチャーの背番号11番 石田は、威勢のいい相手の攻撃や応援に対抗するかのように力強いピッチングをみせました。しかし相手の守備も堅く、門前打線はなかなかつながりません。迎えた5回裏、金沢学院大附属高校の攻撃です。2アウト1・3塁のフルカウントの場面で放たれた打球を後逸し、先制されました。勢いづいたままヒットを打たれ、2点の追加を許してしまいます。
それでも、心は折れません。選手らの曇った顔やマイナスな言葉は一つとしてなく、応援席にもまだ行けるという意気込みがありました。あっという間の9回表、ここで点を取れなければ敗退してしまいます。「奇跡を起こしましょう」。背番号2番 坂角の声かけに、選手皆が大きく声を張り上げました。ここで背番号9番 石崎が打席に入りますが、相手の鋭い投球に翻弄され、あえなく見逃し三振。つづいて主将の背番号3番 前川は、3球目を捉えたもののセカンドフライとなりました。最終打席に立ったのは、3年生の木下。振りぬいたバットは1球目を飛ばし、ボールはどこまでも運ばれていきそうな気がしました。しかし、高く上がった打球は取られてしまい、0対3で門前高校は敗退しました。この夏、球場で門前高校以外の校歌を聞くのは初めてでした。
3年生の夏は終わりました。ただ、誰もがすがすがしい表情をしながら球場を後にしました。一方で悔しさに涙をにじませ、険しい顔をする2年生のすがたもありました。先輩の頼もしい背中を胸に、そして54年ぶりに準々決勝まで戦い抜いた自分たちを誇りにもって、今後リベンジを果たしてほしいと思います。
長期間にわたり応援してくださった皆さま、そして選手を支えてくださっている保護者の方々、本当にありがとうございました。次なる戦いに向け、気持ち新たに邁進していく所存です。どうかこれからも温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
7月19日(金) 令和6年度1学期終業式
令和6年度1学期の終業式をとり行いました。午前中の通常授業に引き続き、5限目には校内で大掃除に取り組み、6限目の時間に、終業式へ臨みました。
校歌斉唱の後、校長先生より式辞をいただきました。
まず、野球部の3回戦出場を労い、一戦必勝の気持ちをもって、自分達の目標地点に向かうよう励ましていただきました。また、200人を超えるコンサートに、石川県警察音楽隊と共に参加した吹奏楽部、その会場準備や後片付けに携わったソフトボール部や他の生徒へも、石川県警輪島警察署長様から労いの言葉をいただいたことを、お披露目いただきました。
時が経つのは早いもので、石川県の梅雨明けを目前にひかえ、終業式を迎えました。
4月の始業式では、各学年に向けてこの一年のねらいについて以下のようにお伝えしたはずです。
2,3年生に対して、「『一時の欲望に負けず』に、『自分の夢実現』という『高校生活でいちばん価値のあること』に全力で努力し続ける前向きな姿勢」を目に見える行動で表すよう伝えました。
・2年生には『1学期はチャージの時』すなわち、将来のための貯金をする時期。
・3年生には「チャレンジの時」すなわち、進路実現にむけて先生と一歩踏み出す時期。
1年生に対しては、入学式の際に「吉田松陰の言葉で、高い志をもって自分の夢に挑戦すること」の大切さを伝えました。
この1学期を終えるにあたり、やり切った人だけでなく、思い通りにいかなかった人にも、皆さんにあらためて言葉を送ります。
「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」
これはイチロー選手の言葉です。「自分の達成したい姿を思い描きながら、毎日の小さな目標に地道に取り組む。具体的に言葉にして書き留め、続けることが目標達成の秘訣。」凡事徹底を心掛け、たとえば、朝起きたらカーテンを開けるといった「習慣づけ」が目標達成への近道だとのことでした。
宿題もいただきました。2学期の終業式に向けて、「今年の自分を表す漢字一字」を意識して、準備しておくこと。
熱中症や依然として続く新型コロナの予防を心掛け、特に3年生は勝負の時!有意義な夏休みを過ごし、2学期の始業式では、全校生徒の皆さんの元気な姿を期待しますと、話を結ばれました。
門高祭も控えています。暑い夏を乗り切りましょう。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 3回戦
令和6年7月21日(日)、門前高等学校と金沢泉丘高等学校、ベスト8を狙う両校の3回戦が行われました。風の強い日ではありましたが日増しに暑くなっているのが実感でき、照りつける日差しがじりじりと肌を焦がしていきました。第106回全国高等学校野球選手権石川大会で展開されている激闘のせいに違いありません。
観客席のにぎわいは、これまでで一番でした。本校も、全校生徒から希望者をつのって応援に参加しました。また、保護者の皆さまや地域の方々にもたくさん来ていただき、厚く御礼申し上げます。おかげさまで、泉丘高校に負けないパワフルな声援が会場に響きわたっていまし
た。長時間にわたる熱狂的な試合でしたので、身体がほてって仕方ない
のではないでしょうか。こんなときは、冷えたスイカと熱さまシートが効果的ですよ!しっかりと休息をとってくださいね。
1・2回は、互いにチャンスをものにできず進みます。3回表、1アウト1・3塁の場面で打者は2番 大豊。打球はショートゴロでしたが、先制点を獲得します。次の回にも門前高校が点を重ね、迎えた4回裏は、泉丘高校も粘り強い攻撃をみせて1点を返されました。譲れない戦いであることをひしと感じるばかりでした。途中、先発ピッチャーの11番 石田に代わって3年エース1番 塩士が登板しました。ベンチでは、俺が後ろにおるから大丈夫や、という頼もしい声掛けが聞こえてきていました。堅い守備で追加点をおさえつつ、6回表には6点獲得するも、裏に3点取り返されるという波乱の展開を迎えます。ですが、苦しい状況でも明るい表情や前向きなコミュニケーションはとだえませんでした。その後、点数に動きは見られず、8-4で門前高校が勝利しました。
準々決勝は23日(火)12:30~、金沢市民野球場にて、金沢学院大学附属高等学校と対戦します。勝てばベスト4という試合、強敵にも喰らいついて次なる勝利を手にしましょう。皆さまの想いを、球場に届けていただけますと幸いです。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 2回戦
第106回全国高等学校野球選手権石川大会では、毎日のように白熱した試合が繰り広げられています。令和6年7月18日(木)、門前高等学校と金沢商業高等学校との2回戦が行われました。雨天順延となり、予定より1日遅れの開催となりましたが、観客席にはやはり多くの方々が集まっていました。ご来場いただいた皆さま、大変暑い一日となりましたので、どうかご自愛くださいませ。
2回裏に7番 石田のヒットにより門前高校が先制しますが、喜びもつかの間、3回表にピンチが訪れます。相手がツーベースヒットを放って1アウト2・3塁、次の打者でフォアボールによる満塁となり、緊張感が高まりました。「ここをなんとか」「頼むぞ」。門前高校を見守る誰もが、この場面をしのいでほしいという気持ちでいたといっても過言ではありません。しかし、攻撃でも活躍した7番 石田が2打席連続で三振を奪い、会場がわっと歓声に包まれました。
攻守ともに粘り強さを見せた門前高校。2年に負けじと6番 水上や8番 坂角ら3年が圧巻のプレーで魅せました。7回表、2番 大豊がライト前ヒットを打って7点目を重ね、コールドで勝利することができました。相手の応援席から聞こえる、「門前きつかったな」「いい試合してくれてありがとう」の声に、目頭が熱くなりました。
3回戦は21日(日)10:00~、金沢市民野球場にて、金沢泉丘高等学校と対戦します。ベスト8を賭けた大一番、まだまだ勝ち上がっていきましょう。応援のほど、よろしくお願いいたします。
2年生「食で門前を活性化」班の活動報告 7月4日(火)
総合的探究の時間の中で「食で門前を活性化」班が仮設住宅の方々へのイベントを実施しました!今回は仮設住宅の方々へ「梅干し」を配るというイベントを実施しました。「この時期の熱中症対策に」という理由で選んだ「梅干し」のプレゼント。今まであるようでなかった、この高校生らしいユニークな贈り物と、生徒からの「熱中症には気を付けてくださいね!」という声掛けに住人の方々からも「ありがとう」の声を沢山頂きました。
イベント終了後も、集会所で住人の方々と交流し、「食を通してどんなイベントがあれば嬉しいですか?」など、沢山の質問をしてアイディアを広げることができました。
2年生「商品開発」&「祭り」班で合同企画 「憩いカフェ」6月16日(日)
この日カフェでは、かわいい焼き目が入ったあんこたっぷりのどら焼きや、そしてとろ~りチーズが絶品のピザが、無料で提供されました。これらは全て生徒の手作りです。禅の里交流館の飲食スペースでは、オープン直後から満席になるくらい沢山の地元の方に来ていただきました!
そして、本校先輩が開発した名物「ごらいくん飴」には待望の新パッケージが登場しました。「商品開発で門前を活性化」班の生徒達が復興を願い、心をこめてデザインしたものです。門前町キャラクターのもんちゃんとごらい君がコラボしています。
地震の影響で地元商店街のカフェの再開もままならない中、このカフェで地域の方々も本校生徒も笑顔で話す姿が見られ、まさに「憩い」の場所になったと感じました。「復興」とは目に見えるものだけでなく交流の中に生まれる「心の復興」もあるのではないかと感じました。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会 1回戦
令和6年7月13日(土)、第106回全国高等学校野球選手権石川大会のなかでも、注目の一日となったに違いありません。我らが門前高等学校と、小松市立高等学校との初戦が行われたからです。部員や保護者の皆さまだけでなく、教職員や門前町に住む方々など、多くの人で観客席がにぎわっていたのが印象的でした。暑い中、遠方にもかかわらず足を運んでくださり、誠にありがとうございました。
固唾をのんで見守るなか、初回・2回とお互いに点を取ることなく試合が進んでいきました。3回裏、本校の攻撃で試合が動きます。1アウト2、3塁で、3番 山本がツーベースヒットを放ち、先制点を獲得しました。その後も良い流れがつづき、各々がしっかりと役目を果たしながらどんどん点を稼いでいきます。1番 塩士は初回から投げつづけ、試合が進んでいくごとに笑顔が見られるようになっていました。6回裏、1アウト1、3塁の場面。主将の5番 前川がライトへの犠牲フライを打ったところで10点となり、コールド勝ちとなりました。
ノーヒットノーランで終えた今試合をふまえ、選手らは自信をもって次に臨めるのではないでしょうか。しかし、ここまでにはたくさんの壁があったと想像します。勝ちたくても勝てなかったことや、身体の不調・ケガ。そして、元日に起きた震災も、野球が思うようにできなくなってしまうには十分なものでした。たび重なる障害を乗り越え、並々ならぬ努力をしてきた野球部にとって、そしてその他大勢の人々にとって、希望となりうる勝利が得られたと思います。
2回戦は18日(木)12:30~、金沢商業高等学校と対戦します。再び、会場や能登から熱い応援をお待ちしております。選手らのさらなる活躍と勝利に期待しながら、来たる戦いの日を待ちましょう。
(追記 写真を追加しました)
全国高等学校野球選手権石川大会 開会式
令和6年7月11日(木)、全国高等学校野球選手権石川大会の開会式がとり行われました。予報でも雨、門前を出発してからも降りつづける雨。心配な気持ちはつのりましたが、開会式が近づくにつれて太陽の光が差し込むようになり、予定どおりの開催となりました。
張りのあるアナウンスがこだまする会場で、入場行進がはじまります。各校の一糸乱れぬ隊列に、心なしか背筋がシャンと伸びました。ついに、門前高等学校の入場です。堂々と掲げられたプラカードの背後で、校旗がひるがえります。選手らの勇ましい顔つきを見ていると、授業中の和やかな雰囲気との差が感じられるようでした。
開会挨拶や選手宣誓のなかで、高校球児の精一杯のプレーが人々を勇気づけ、希望を与えるということが言われていました。震災があったからこそ、大会での果敢な姿や手に汗握るような試合が一層求められていると思います。本校の初戦は7月13日(土)14時~、小松市立高等学校との対戦です。会場や能登の地から、熱のこもったエールを届けていきましょう。勝ち星はもちろん、戦い抜いた選手らのはつらつとした顔が門前で見られることを期待しています。
石川県子どものこころのサポートプログラム「こころのサポート授業」実施
7月11日に、全学年を対象に「石川県子どものこころのサポートプログラム こころのサポート授業」を行いました。この「こころのサポート授業」は、発災から約6か月が経過し、少しずつ学校に日常が戻りつつあるなかで、避難訓練や防災学習など、地震のことを思い出してしまった際に、落ち着いて対処することができる「セルフケア」の力を高めることも目的としたものです。
スクールカウンセラーの高田拓実先生を講師にお招きし、ストレスやトラウマ反応とはどのようなものなのか、そのときに辛い思いをしたときに、どのように対処すれば良いのかについてご講話いただきました。また、生徒同士で、辛いときの対処法について話し合う演習もありました。
本授業を通して、生徒は「どうすればストレスに対処できるかを知ることができて良かったです。地震だけではなく、これから生きていく上でも、どのようにストレスと向き合っていくかを考えていきたいです」と感想を述べていました。
『野球部 夏の大会 壮行式』
7月2日(火)に、同月11日に開会を向かえる「第106回全国高等学校野球選手権石川大会」の壮行式が行われました。
1月の震災後、しばらくはまともなチーム練習ができませんでした。しかし、新入部員を迎えた春の大会で、全国ベスト4の星稜高校を相手に大善戦。それを励みに練習を積み重ねるも、主将前川君のあいさつの中に「被災した地元に勇気と希望を与えられるようなプレーをしてきます。」という言葉があったように、地域からの支援を決して忘れる事はありませんでした。
主将の誓いを受けて、校長先生は自分の指導経験を交えて、「謙虚な人間、素直な人間が、スポーツであれ学習であれ結果を出している。皆さんは謙虚な姿勢で練習に取り組み、一つ一つの技術や考え方を身につけてきたので、自信を持って大会に臨んで欲しい。」と激励されました。
さぁ、初戦は13日(土)の14時から金沢市民球場で、小松市立高校と対戦します。ぜひ選手達が自分達の持てる力を十分発揮できるように、多くの応援をお願いいたします。
野球部一同
主将前川君のあいさつ 有志で結成した臨時応援団による激励
全校生徒による激励 生徒会長、下口君による激励
家庭部の活動報告
家庭部は、3年生の女子4名で活動しています。
今年度はみんなで話し合い、ボランティアをテーマに活動してきました。
⚫️5月
同じ校舎内で過ごす七尾特別支援学校輪島分校の生徒さんに喜んでもらいたいと考え、こいのぼりの掲示物制作を行いました。
⚫️6月
被災された門前町の方々へお手紙を届けよう!
一年生が情報Iの授業で制作したメッセージカードを、家庭部とキャリアコース三年生の商業選択者と連携して、デコレーションをしました。
家庭部メンバーは、メッセージカードを入れる箱をラッピングしました。
商業メンバーはお手紙サイズに折りたたみ、デコレーションをしました。
一つ一つの作業に、生徒たちの思いがつまっています。
⚫️7月
今後の家庭部としてボランティア活動の幅を広げるアイデアを相談しました。その後、部長からの提案で、門前町の福祉施設より預かった古いタオルを雑巾にするボランティアに取り組むことになりました。
7月2日(月) 職員研修(心肺蘇生法・震災対応)
令和6年7月2日(月)期末考査後に、職員研修(心肺蘇生法・震災対応)を行いました。輪島消防署門前分署 消防職員の中村さんに講師として来ていただきました。心肺蘇生法では、胸骨圧迫とAEDを用いた除細動について実技をまじえて学びました。また、今回は、震災についての講義も行っていただきました。震災が発生した場合の対応や、応急処置(止血・骨折の手当)について、実演しながらわかりやすくポイントを説明していただき、とても貴重な学びの機会となりました。
事故や災害は、いつ起こるかはわかりません。発生時に正しく迅速に対
応できるよう、今後も学びの機会を大切にしていきます。
3年学年団企画「バーチャルオフィスシステム『ovice』について学ぼう!」
令和6年6月17日(月)の7限に、3年生全員を対象にLHRを行いました。このたびは、株式会社ovice の 薬袋友花里 様 からバーチャルオフィスシステムおよび進路選択に関する講義をたまわり、柔軟かつ自分の好奇心を満たしていけるような働き方について考えを深めました。お忙しいなか、山梨県から講演していただき、大変感謝申し上げます。
現在、コロナ禍や震災といった障壁を乗り越える過程で、リモートでのやりとりが当たり前のものになりました。教育現場においても、朝礼や終礼、授業などがオンラインでおこなわれ、遠隔で交流できる・ツールを使いこなせるという力が社会に出て必要になるスキルの一つとなっています。これまでにはなかった働き方について知り、進路を思い描くにあたって新たな選択肢が生まれたのではないでしょうか。
質疑応答の時間では、仕事のやりがいや求められるスキルといった気になることを、生徒たちが積極的に聞いている姿が印象に残りました。以前に比べ、聞きたいことを聞ける力が備わってきたように感じます。進路実現に向け、これからも貪欲に学びを重ねていってほしいです。
2・3年生ボランティア班の活動記録(総合的な探究の時間)
6月7日(金)、総合的な探究の時間において、2・3年生のボランティア班が「ふれあい喫茶」というイベントを訪れました。このイベントは、東京社会福祉協議会の協力のもと、禅の里交流館で毎週実施されており、地域の憩いの場となっています。
参加できたのは1時間ほどの短い時間でしたが、生徒たちは地域の方々にメニューをうかがい、配膳をし、一緒にホットケーキを食べるなど、ふだんの学校ではできないような経験をしました。おかげさまで、生徒と地域の方々、お互いの笑顔でどんどん元気になれるということが実感できたのではないでしょうか。
イベント直後の感想交流では、「地域の人の役に立ててよかった」「笑顔が見れて元気になった」などのコメントが寄せられました。地域の活性化は、街の人の元気からはじまります。これからも、たくさん元気を与えられるような活動に尽力してまいります。
5月30日 令和6年度 高校総体 バレーボール競技
【大接戦!!】
我々、門前高校バレーボール部(女子部員2名)は、金沢向陽高校、小松市立高校との3校合同で、高校総体に参加してまいりました。対寺井高校戦となった第一回戦は、近年まれにみる大接戦となり、20対25、25対22、23対25のセットカウント1対2で、手に汗握る大健闘むなしく、惜敗を喫しました。5月19日、26日の日曜日、たった2回の合同練習で、チームとしての絆を大いに強め、初戦ということで固さも見られましたが、1年間着実に実力をつけてきた寺井高校に粘り強く食らいつきました。敗者復活戦では、大聖寺高校と対戦し、実力の差こそ感じましたが、こちらも拾いまくる?捨て身のプレーで、大いに会場を沸かせました。大会に参加できたことを両校と対戦校に感謝しつつ、チームプレーを体感し実力以上のプレーをすることができました。バレーボールのすばらしさを噛み締めることができたことでしょう。
みんなで力を合わせるチームプレー
みんなの力を借りて全力プレー
5月11日(土) 令和6年度 PTA総会・教育振興会・学年PTA
5月11日(土)午後より、令和6年度PTA総会・教育振興会・学年PTAを執り行い、多数の保護者の皆様のご参加を賜りました。まことにありがとうございます。
【1.ご挨拶】
PTA会長の山岸英昭様より、「コロナ禍から始まり、大変な震災の影響もありましたが、生徒のためにPTAの役員として、精一杯活動してまいりました。本日は、この1年のご報告を申し上げます。よろしくお願いします。」とご挨拶をいただきました。
教育振興会会長宮下正博様はご都合によりご出席いただけませんでした。
中澤校長より、本校の学習活動の特色として、スタディサプリの導入や「総合的な探究の時間」への取り組みを通して、震災の影響下にあっても、自ら主体的に学習する態度を身につけ、そうした生徒が進路実現を叶えることができた成果をご報告するとともに、本日は多くのご報告やPTA総会の議案内容について関心をもってご参加下されたことに感謝し、ご挨拶を申し上げました。
【2.議事:①事業報告】
事業報告では、昨年のPTAの行事として、門校祭における門高ライスの提供を8月の常任委員会で話し合ったこと、2月の常任委員会が地震のため中止になったことなどを報告いたしました。また、教育振興会の表彰式が2月(3年生)、3月(1,2年生)に行われ、受賞者についても報告いたしました。北信越地区、並びに全国高P連研究大会の実施についてもご報告申し上げました。
【②決算報告】
廣澤事務長よりPTA会計、教育振興会会計、ならびに体育・文化振興会の決算報告がなされ、それぞれ、繰越金などのご報告も致しました。体育・文化振興会会計については、地震発災以降、支出の未完了があるため、決算額が予算額よりかなり減った額となっておりますが、繰り越し額の範囲内で対応していく旨のご了承をお願い申し上げました。
なお、事業報告、決算報告それぞれに疑義はございませんでした。
【③監査報告】
監査報告においても、適正に処理されていることを2名の監査委員よりご報告があり、出席者の皆様に、拍手でご承認いただきました。
【④役員退任挨拶】
昨年度1年間PTA会長を務められた山岸様より、今年度も1年生にご入学されたご子息もいらっしゃるため、引き続き何かしら関わってくださるとのことですが、これまで学校や生徒のため一生懸命取り組んだことを、役員退任の代表としてご挨拶をいただき、拍手で送られました。
【⑤令和6年度 役員選出】
令和6年度新役員選出について、選出方法の確認後、PTA役員ならびに教育振興会役員案が提示され、滞りなく、拍手多数にてご承認いただきました。
【⑥役員就任挨拶】
新たに会長に選出された野中淳也様より、「発災以来、役所のお仕事に携われ、避難所から学校として機能し始めた学びの場に喜びと安堵を感じる。震災と復興を教材として生きる力を育み、子どもたちがのびのびと生活できる場として我々PTA役員も保護者のご協力を得ながら、頑張っていきたい。」とご挨拶頂きました。
【⑦令和6年度 事業計画案】
学校・能登地区・県・北信越・全国それぞれのPTAに関する行事の予定をお知らせし、詳細は新役員により検討され、各保護者の所属委員会についても後日ご報告申し上げる旨、お知らせ致しました。
【⑧令和⑥年度 予算案】
今年度のPTA会計予算案、教育振興会予算案、並びに体育文化振興会会計予算案がそれぞれ提示され、昨年度の繰越金や実績を勘案されたものとして、また前年度分の未支出分については、昨年度の繰越金内で処理し、本年度会計予算にはそれぞれ影響しないものとして説明され、疑義もなく、拍手を持って承認されました。
【3.①進路講話】
スタディサプリと進路実績について進路指導課より、活用方法について教務課よりご説明申し上げました。
スタディサプリとはリクルート社から提供されたテスト教材、講義動画のことで、個別最適な学習環境を確保し、予習・復習、家庭学習、反転学習(家庭での学びを踏まえて学校でアクティブラーニングを通して学びを深める)、朝学習、放課後補習など、様々な機会に利用可能な教材です。震災の際にも学校が再開した4月まで、オンラインの教材として活用されたケースもありました。
進路実績としては、直近3年間の国公立大学の合格者数、私立大学および短期大学、各種専門学校の合格者数をもお示ししました。スタディサプリの学習時間と合格者数の相関関係と、震災以降の1,2年生の学習時間の増加も、その活用状況を如実に表しています。課題として、1,2年生の夏季休業中の利用状況の改善が必要と捉えています。低学年時からの基礎学力の定着と、二次試験における応用力強化への移行が受験対策としては大切と捉えています。
キャリアコースにおける直近3年間の就職実績と活用状況についてもお伝えしました。昨年度は就職希望者がなく、すべて進学希望でありましたが、キャリアコースにおいては特に、資格取得に、講座を活用して取り組んでいます。
【3.②輪島市学習センターからのお知らせ】
輪島市高校魅力化プロジェクト学習部屋の説明会として、魅力化スタッフの中川さんにご来校頂き以下の点のご説明を頂きました。
活動目的:輪島市の生徒が、この輪島で、自己実現、夢に向かっていくことの可能性を高めること。
スタッフの紹介:志半ばで震災で亡くなられたスタッフにも言及され、新体制で取り組んでいく新たな意気込みをお示しされました。
学習部屋でできること:勉強の仕方はもちろん、学習相談、進路相談、小論文・面接の解説、年間学習計画の作成など
活動実績:夏期セミナーなど、工夫をこらしたイベントを準備している旨のご説明を頂き、今後の活用・ご参加を呼びかけられました。
保護者からの問い合わせとして、自習の際の補充的な教材としての利用状況を尋ねられ、教科内での利用状況についてもお答えしました。
【4.本年度の重点目標とその取り組み】
総務課:危機管理マニュアルの見直しと、非常時の適切な行動ができるよう、減災という視点からも取り組む。学校評価アンケートでも肯定的な評価90%以上を目指す。
教務課:GIGAスクール構想をとおして、低学年時より個別最適な学びに取り組ませ、多様な進路実現につなげる。1人1台端末の利用により、緊急時のオンラインにも対応して双方向の授業を試みたり、スタディサプリなどの教材の利用も含めた、平生の授業展開や家庭学習習慣づけでの活用も大いに工夫している。新しい成績評価の三つの観点(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度)について、3:3:4の評価の割合についても説明し、考査だけに頼らない評価方法を実施していく。
進路指導課:進路実績、進路指導の方針、本年度の取り組みの3点に付いて説明。
・令和5年度の実績 国公立大学4名、私立大学、短期大学、専門学校への進路
・令和6年度は就職も選択肢として含む進路指導を実施予定。
・進路指導方針 ①より良い生き方を考える進路指導
②保護者、社会の期待に応える進路指導 地域社会に貢献、誇りを持つ意識
・今年度の目標と取り組み:個別最適な学びの充実による進路実現、進路意識の醸成と早期確立
成果の指標を学校評価の中で生徒の「自分の適性を十分に把握して、将来の職業について話すことができる」と答える生徒の割合を90%と見据える。また、模試の分析と進路ガイダンスの活用にも力を入れていく。震災後のため規模を縮小した形ではあるが、インターンシップの取り組みを模索していく。
生徒相談課:
・震災後の子どもたちのこころのケアを中心に据えて、子どもたちの様子を注意深く見ていく。
・月1回のいじめ調査により、いじめを見逃さないとする教員の総意を生徒に伝えるとともに、悩みを汲み取るよう、組織的な対応をします。相互理解を大切にコミュニケーションを取って寄り添っていく。
・スクールカウンセラーによる個別面談の機会
・スマートフォンの取り扱いについての指導(トラブル未然防止の指導、学校内で正しく使用する指導)
・挨拶運動の重視
以上、ご家庭と協力しながら、生徒との関わりに取り組んでまいります。
総務課
教務課
進路指導課
生徒相談課
【5.挨拶】
昨年度より引き続き新副会長に選出された下口十吾様より、以下のような挨拶をいただきました。
「できないことをコツコツと努力していくことで、できるようになる。震災後の取り組みの中でも、人数が少ないといえども、だからこそできる決めの細かい対応に感謝している。PTA、保護者、教職員と一緒に活動していくという点で、ご理解、ご協力をお願いしたい。総会にご参加いただきありがとうございました。」
【学年PTA】
各学年ごとに保護者と教員との間で、短い時間ではございましたが、懇談の場を設けさせて頂きました。遠方、広域から来校されている生徒の保護者さんからも、学校からの案内を速やかに受けたいという、より良い協力体制へのご要望なども聞かれました。
3年生進路ガイダンス~就職活動の理解のために~
令和6年6月3日(月)の7限に、3年生全員を対象とした進路ガイダンスが開催されました。輪島公共職業安定所 所長 疋島 信也 様を講師としてお招きし、就職活動に関する講演を賜りました。お忙しいなか貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
ガイダンスでは、企業を選ぶ際に必要となる求人票の見方や、志望理由書の書き方、面接の仕方などについて教えていただきました。また、社会に出て働くにあたって、自分に詳しくなる=「自分の棚卸し」が大切なのだと学ぶことができました。生徒たちはメモをとりながら、就職活動の理解に努めていました。総体や総文期間が終わったタイミングで、進路実現に向けて気持ちを切り替えて動いていくための有意義な機会になったと感じます。
交通安全推進隊結成式・防犯教室
5月の27日(月)に、交通安全推進隊結成式が行われました。門前中学校の生徒会執行部、門前高校生徒会執行部、クラス代表からなる交通安全推進隊を代表し、門前高校生徒会長の下口隼汰くんが「正しい交通ルールとマナーを守り、交通事故防止に貢献します」と力強く宣誓を行いました。
交通安全推進隊は毎月1日・15日に街頭で生徒を対象にした交通安全に関する推進活動を行います。
また、その後には防犯教室が開かれ、危険なことに巻き込まれないために注意すべきことや、万が一危険な目に合ったときの護身術について学びました。
中高合同体力テスト
きれいに晴れ渡った5月21日(火)に、門前中学校、七尾特別支援学校輪島分校と合同で、「中高合同体力テスト」が行われました。
測定した項目は、上体起こし、反復横跳び、50m走など。少しでも記録を伸ばそうと頑張ったり、校種の垣根を越えてお互いに応援し合ったりしていました。
まずは全員で準備体操 長座体前屈
立ち幅跳び ハンドボール投げ
50m走 持久走(1500m)
総体・総文 壮行式
5月20日(月)に、同月下旬から始まる「総合体育大会」と「総合文化祭」の壮行式が行われました。
1月の甚大な震災後、生徒達が登校する本来の学校の姿に戻ったのが4月になってから。その間、部活動もまともに練習や活動ができない状況でした。
各部の代表者がそれぞれの決意を表明した中には、再び自分達の活動ができるようになった喜びや周りの人達がいろいろとサポートしてくれた事への感謝の気持ちも入っていました。校長先生の激励の言葉には、 震災のみならず感染症などの困難を乗り越えてきたことへの敬意を表すと共に、「体験した試練を言い訳にせず、努力の成果を発揮・表現する場があることを喜び合い、仲間と力を合わせて、最大限のパフォーマンスを、応援してくれる方々へ見せてください。」というお願いもありました。
選手達や参加する生徒達は、体調面はもちろん精神面もしっかりと整えて、持てる力を全て出し切ることを期待しています!
出場選手と参加生徒への校長先生の激励
応援団による激励
全校生徒による激励
図書整理ボランティア
震災から5ヶ月が経ち、本校も少しずつ少しずつ復旧しています。本校図書室の様子を一緒に見ていきましょう。
「図書室、震災後から困っています。図書整理のために猫の手も借りたい。」という言葉で始まった図書整理ボランティア。参加生徒の尽力もあり、図書室の本たちが定位置に戻りつつあります。
1月4日の図書室
5月31日の図書室
倒れた棚は元に戻し、壊れた棚は処分しました。
本の並びをよく見ると、五十音順に並んでいない棚、正しい分類番号の棚に収まっていない本などがまだまだたくさんあります。そのため生徒の皆さんが目的の本を探すには困難な状況です。
図書整理ボランティアは毎週月曜日・火曜日、昼休みの終わりの15分に図書整理作業を行います。図書委員さんをはじめ、早く昼食を食べ終わったから図書室に来たという生徒、本を借りるついでに図書整理もしていく生徒など人によって参加理由は様々。有志が集まってくれています。参加してくれた生徒には「復旧・復興に向けて自分にもできることがあったんだ」と実感してもらえればと思います。
こちらは、積み上げられた本を棚に戻す作業をしている様子です。中学校時代にはまった本や映画化された今話題の本などを見つけるたび、お宝を発掘したような声をあげながら図書整理を進めてくれました。普段の本とのふれあい方とは違い、表表紙の絵が目に飛び込んでくる作業が続きます。作業をとおして読みたい本を発見し、借出の手続きをする生徒もちらほら。図書整理ボランティアが本に興味をもつよい機会にもなっているようです。
3年生ボランティア班の活動記録①(総合的な探究の時間)
本校は、総合的な探究の時間に力を注いでいます。今年度は特に「門前町・總持寺通り商店街の復興」をテーマとして、各学年でさまざまな活動に取り組んでいるところです。今回は、3年生で新たにボランティア班として動き出したグループについてお伝えします。
5月23日(木)、じりじりと照りつける太陽に夏の陽気を感じた日
でした。震災から5カ月が経とうとしていますが、気候の変化に戸惑ってしまうくらい、変わり果てたままの門前町・總持寺通り商店街が目に映ります。
生徒たちは、自身の被災状況にも思いを馳せつつ、できることから挑戦しています。ボランティア班として、まずは本校の前にある側溝の掃除から行うことにしました。水の流れていない溝には瓦が散らばっており、1時間かけて綺麗にしました。汗を流しながらきびきびと動く生徒たちにたくましさを感じました。
以下、生徒からのコメントです。
学校の前の溝の清掃を行った。溝には地震の影響で崩れていた瓦が散乱していた。短い時間の中での活動のため、範囲や活動に限りはあったが、できることから進めていくことが復興へとつながるのではないかと感じた。今、町の復興のためにできることは少ないが、私たちなりに思考し実行していくことが町への感謝であり、門前高校の生徒としての使命ではないかと思う。
街の中で手伝えることを探しながら、これからもボランティアに励んでいきます。見守っていただけますと幸いです。
令和6年5月20日(月)金沢雇用推進協議会様より義援金の寄贈
令和6年5月17日(金)に、金沢雇用推進協議会の方々が本校に来校され、令和6年能登半島地震被災の義援金が中澤 賢 校長に贈呈されました。心より感謝申し上げます。生徒達が充実した学校生活が送れるように、大切に使わせていただきたいと思います。
5月10日(金)思春期講座(1年生)
令和6年5月10日(金)に、1年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、NPO法人じっくらあと 代表、ごちゃまるクリニック 医師の小浦 詩 様にお越しいただきました。
思春期講座では、「性・生について考えよう」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、「他人事とは捉えずに、自分のこととして捉えていきたい」「学んでおいて良かった。今日の講座を無駄にしないようにしたい」など、今回の講座で得られた学びを今後の生活や人との関わりの中で活かしていこうという思いが伝わってきました。
これからの社会を生きる生徒の皆さんにとって、とても貴重なお話が聞けたかと思います。小浦先生、誠にありがとうございました。
勝ち星を拾え!
第150回北信越地区高校野球石川県大会では、連日、白熱した試合が行われています。なかでも4月27日は、門前高等学校と星稜高等学校が繰り広げるであろう注目の対決に、朝から多くの車が石川県立野球場に集まっていました。
試合の序盤、勢いある星稜打線に苦しむ門前は、初回に1点、2回に3点を許します。それでも選手たちは「こっからや」「切り替えよう」と前向きに現状をとらえ、3回に1点を取り返しました。その後、お互いに点を取られまいと守り抜く粘りの野球がつづき、誰もがもどかしさを募らせます。7回表の門前の攻撃、2アウト1・3塁の場面でヒットを放ち、門前にもたらされた追加点が会場をどよめきで包みました。試合開始時には曇りだった空模様も、いつしか夏の甲子園かのようにまばゆい日差しとなって降り注いでいました。
後半の勢いむなしく、2-4で門前は敗れました。しかし、星稜を上回る11安打をあげながら、最後まで戦い抜いた野球部がとても誇らしく、彼らをたたえる拍手が飛び交いました。今回の敗北を糧にこれからも門前に元気を与えられるよう、野球部一同、日々精進していきます。
以下、添付画像
令和6年5月2日(木)、関西支部同窓会様より義援金の寄贈
令和6年5月2日(木)午後、関西支部同窓会 松本 秋男支部長様が、本校に来校され、令和6年能登半島地震被災の義援金(33万円)を中澤 賢校長先生に贈呈されました。関西支部の方々に心より感謝申し上げます。生徒たちが元気になれるように使わせていただきたいと思います。
4月30日(火)令和6年度 門前高校・特支合同「防災・避難訓練」
令和6年能登半島地震を念頭に、七尾特別支援学校輪島分校と合同で「防災・避難訓練」を行いました。
4限目の時間を利用して、「現在でも大きな地震が発生する可能性が高いため、避難経路を確認し、迅速かつ冷静な行動ができるように」というねらいで、現実味を帯び、緊迫感を持った訓練となりました。
元旦に起きた地震では校舎に生徒はいませんでしたが、校舎内で授業中に地震・火災が発生したと仮定し、クラス毎にまとまって迅速に避難することができました。
消防署員の方による講評・講話、火災時の消火訓練も予定しておりましたが、天候不良と緊急出動とが重なったため、中澤校長先生より全体に講話をいただきました。
平和な時の避難訓練で、本当の災害に対応できるか。
とっさの時に行動できてこその訓練である。
緊急時の第一の優先事項として、「自分の身を守ること、命を守ること」。
そして、第二に「近くの人はどうか、高齢者、障がいのある方への配慮」に関する自助と共助についてお話しいただきました。
また、災害被害を「ゼロ」に近づける備え「防災」と、災害被害を最小限に抑える備え「減災」についても話が及び、より現実的・合理的な備えについて考えていく必要と、自分のできることを考える機会ととらえて、人間形成にまで踏み込んだお話でした。
まだ、心身においても、インフラにおいても震災の傷跡が癒えていませんが、単なる訓練として終わらせないように今後に備えましょう。
初戦の相手が決まりました
本校はもちろんのこと、門前野球場でも春の訪れが感じられます。練習に励む野球部の奥で、桜の木々がたゆたう様子をうかがうことができました。
4月11日、第150回北信越地区高校野球石川県大会の組み合わせが決まりました。我らが門前高等学校は、なんと初戦から星稜高等学校と対戦します。誰もが予想していなかったであろう相手に、抽選結果を知った生徒たちは、万感の思いを抱えながらも部活動へ向かっていきました。
今年度も野球指導アドバイザーを務めてくださる山下智茂さん。練習の中で「驚懼疑惑(きょうくぎわく)」という言葉を使用されていました。相手と対峙したさいに起こる心の動きを表した熟語で、驚きや懼(恐)れ、疑いや惑う気持ちを試合中にいかに制御するかということが重要だと指導されていました。27日までに心の動揺を上手くコントロールし、試合に臨めるよう祈っています。そして、本校ならびに門前の地に勝利をもたらしてくれることを期待しています。がんばれ、門前!
4月11日(木)1年生オリエンテーション ③/3日目
4月11日(木)、1年生オリエンテーション3日目を行いました。本日の予定は、LHR、非行防止教室、進路講演会、SOSの出し方講座、SNS使い方講座です。
LHRでは、構成的グループエンカウンターを行いました。お互いを認め合い、安心できる環境で皆さんが過ごせるよう先生たちも精一杯努力します。
構成的グループエンカウンターの様子
3日間のオリエンテーションで、学校生活を円滑に送るうえで必要なお話をたくさん聴きました。学んだ知識を少しずつ学校生活に還元していってください。
困ったときはいつでも先輩や先生に頼ってくださいね。
4月10日(水)1年生オリエンテーション ②/3日目
4月10日(水)、1年生オリエンテーション2日目を行いました。本日の予定は、スタディサポート(国語・数学・英語の基礎学力の定着度と学習力を測る模試)と部活動紹介です。
門前高校では例年、1年生のオリエンテーション時にスタディサポートを実施しています。目的は、生徒が自身の基礎学力の定着度と学習力について把握するためというのはもちろん、教員も早い段階でそれらを把握し、4月からの授業に活かしていくためです。今年度は生徒と教員でどのような化学反応が起きるのでしょうか。楽しみです。
部活動紹介では、良い意味で先輩風を吹かせた2・3年生がそれぞれ の部活を紹介しました。HPでこれまでも述べてきたとおり、門前高校は「文武不岐」の考え方を大切にしています。部活動を慎重に選択し、皆さんがかけがえのない3年間を過ごせることを願っています。
部活動紹介の様子
家庭部 茶道部
芸術部 バスケットボール部
バレーボール部 ソフトボール部
卓球部 野球部
1年生オリエンテーション ①/3日目
4月9日(火)、1年生オリエンテーション1日目を行いました。本日の予定は、エンカウンター、礼法指導、校長講話、各課からのお話、歌唱指導です。
今年度も様々な中学校からの入学生がおり、クラス内には多種多様な文化が入り混じっています。3年間クラス替えはありません。焦らずゆっくり、クラスメイトと関わっていきましょう。
校長講話では、中澤校長が、「低反発バット」が導入された高校野球において青森山田高校の選手が木製バットを使用した話題に触れ、「自分で工夫する力が求められている」「学習や部活動を通して、知恵を身に付け頭を使う力を養って」と伝えました。世は無常です。時代に合わせて工夫を凝らしながら、変わり続けることができる人になりましょう。
校長講話の様子
歌唱指導で学んだように、本校校歌には「誇りは高し 我らが母校」という歌詞があります。1年生の皆さん、自信をもって歌えるよう、門前高校で一緒に学んでいきましょう。
歌唱指導の様子
4月8日(月)午後 第63回入学式
令和6年4月8日月曜日午後より、新入生を迎えて、第63回入学式を挙行いたしました。
教育振興会会長 宮下正博様、同副会長・同窓会会長 西 恵様とPTA会長 山岸英昭様の三名をご来賓に迎え、保護者の方々のご臨席の下、32名全員の新入生が中澤 賢校長より慶びの内に入学を許可されました。
創立76年を迎える伝統校として、これまで巣立っていった七千四百有余名の卒業生の、この精神を受け継ぎ発展させていただくことを強く期待します。
式辞の中で校長より、本校での生活を充実したものとするために心掛けてほしいことについて二つの点が触れられました。
一つ目は「夢・挑戦」です。松下村塾吉田松陰の言葉を紹介しました。
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に
夢なき者に成功なし
つまり、「夢のない人には成功はなくなってしまいます」という教えです。
二つ目は「文武不岐」です。中国の春秋時代の魯の定公が孔子に忠告された言葉だと言われています。「勉学、部活それぞれに取り組むことが一人の学習に活きる」という意味です。
「高校時代でしかできない、価値あること」に対して「理想をもち、計画し、実行する」ことに時間を使うことを強く願いました。
教職員による全力を挙げての教育活動邁進への覚悟をお示しするとともに、保護者の皆様との密接な連携と相互信頼、ご理解・ご協力、さらに関係各位におかれましても絶大なるご支援・ご協力をお願いしました。
PTA会長山岸英昭様からは、令和6年能登半島地震を経た新入生の高校受験について触れられ、試練を乗り越えた先の充実した高校生活と素晴らしい出会いがあることを願っていますと祝辞をいただきました。
生徒代表の3年生中島侑鈴さんは、歓迎の言葉の中で、慣れない環境の中で不安を共有し、「仲間」として、進路実現や「総合的な探究の時間」で培う提案・実践の力を通して、門前、能登、石川の復興・活性化に向けて様々なことに挑戦し、共に成長していこうと呼びかけました。
これを受けて、新入生代表の國守伶美香さんから、新入生宣誓の中で、新しい生活への不安と能登半島地震による将来への懸念を抱きつつも、入学許可への感謝と新たな学び、そして、新たな仲間との出会いを喜び、前に進んでいくことを誓いました。
この一年、学びを止めない為に、一丸となって取り組む門前高校を見守っていただけたらと存じます。
式辞の中で「夢・挑戦」、「文武不岐」を伝える校長 中澤 賢
PTA会長 山岸英昭様からの試練を超えた先を願う祝辞
歓迎の言葉で「共に成長」 新入生宣誓で代表を務める
を呼びかける 國守伶美香さん
3年生 中島侑鈴さん
新しい「仲間」32名の新入生たち
「希望桜」の現在
道行く先々で満開の桜が見られる時期となりました。本校でも桜の開花が始まっており、先日の入学式を華やかに演出していました。
さて、「希望桜」とは何かをご存知でしょうか。これは、令和5年度卒業生が校庭に植樹した桜の木のことです。あれから約1カ月、蕾がほころんでいる様子をカメラに収めることができました。今年は咲かないかも、と示唆されていたのを考えると、まさかの出来事とはなりましたが、数ある桜の便りの中で何よりも喜ばしいものとなりました。
あっという間に花びらが散っていく桜の儚げな印象とは裏腹に、みなぎる生命力を「希望桜」から感じます。この知らせを届けることで、皆さんの夢が叶い、希望に満ちた人生の再スタートとなることを期待しています。
4月8日(午前)1学期始業式
令和6年度始業式に際し、中澤 賢校長より以下の通り、式辞がございました。
どんな状況下にあっても、本当に良い一年、充実した一年にしていきましょう。
新二年生:将来に向けて貯金する「チャージの時」と捉え、一日一日価値あることに取組み、後悔しないようにしましょう。
新三年生:各自の志望する進路実現に向けて「チャレンジの時」と捉えましょう。
学校をあげて総力戦で、後れを取り戻していくことも意識しましょう。
4月以降18歳となり、大人の仲間入りをする皆さんは、知識・情報、自覚を身につけて、行動で示してください。
新1年生を迎えるにあたり、学校として大切にすべきことを二つ示します。
その一つは「挨拶」です。
「おはようございます。」「さようなら。」「有難う。」「ごめんなさい。」当たり前の挨拶が震災をとおして出来なくなっている人もいるとの記事も読みました。
挨拶を基本としてクラス・部活動の人間関係、地域の方々へのすがすがしい挨拶が地域を元気づけると信じて取り組みましょう。
二つ目はタイムマネージメントです。コロナ禍や震災の影響で乱れた時間管理を改善していきましょう。
「生活習慣病」という言葉を世に示し、聖路加国際病院理事長も務められた日野原重明氏の言葉「命はどこにあるのか」という問いを借りて、目には見えない命と時間が「生きる」ことに凝縮しているとし、自分の為、他人の為に時間を使うということを考えていきましょうと話されました。
新しい学級担任が紹介され、気持ちを新たに、午後からの入学式に備えました。
式辞を述べる中澤 賢 校長
気持ちも新たに始業式に臨む2・3年生
3月22日(金) 3学期終業式・離任式
令和6年3月22日(金)、教育振興会表彰式に引き続き、3学期終業式を行いました。震災から約3ヶ月が経ち、登校する生徒が増えてきました。断水の復旧、バスの運行再開、寮の受け入れ再開等、避難先から戻ってこられる基準はご家庭によって様々です。基準をクリアし、生徒が少しずつ能登に帰ってきています。中澤校長が式辞でお話されていたように、「輪島市を、門前町を復興させる」という熱い思いをもった方々のおかげで、門前町も門前高校も復興に向けて着実に前進しています。
式辞では、3学期始業式のお話にあった「隠忍自重」「他者への思いやり・感謝の心」を心がけて生活するよう、中澤校長から改めてお願いがありました。「自重すべきことは自重し」「感謝の心を忘れず」行動してほしいと呼びかけました。
たくさんの方々からの支援があって、無事3学期終業式を迎えることができました。これらの支援に私たちはどのように「恩返し」をしていけばよいのでしょうか。中澤校長は「前向きに頑張る姿勢(どんな不自由な状況下にあっても、一時の欲望に負けずに、自分の夢実現という高校生活で一番価値あることに、全力で努力し続ける姿勢)」を行動で示すことが「恩返し」に繫がると生徒に伝えました。
春休み中も、そして新学期が始まってからも、門前高校一体となって「恩返し」をしていきましょう!
3学期終業式の後、離任式を行いました。本校からは5名の方が離任されます。離任される皆さんのお別れの挨拶の後、生徒から花束の贈呈がありました。新天地でのご活躍も祈念しております。
式終了後、2年生の橋本くんと今年度で本校を離れられる事務職員の二木さんによる太鼓のパフォーマンスがありました。初合わせですが、息ぴったり!迫力満点!!リアル太鼓の達人でした!!!
3月22日(金) 教育振興会表彰式(1、2年生)
令和6年3月22日(金)、1、2年生を対象に教育振興会表彰式を行いました。代表者は、本校教育振興会会長 宮下 正博 様から賞状を手渡されました。
2年生代表 小谷 綾斗 さん
1年生代表 田谷 優花 さん
宮下 正博 様は「『次は自分の番だ』という思いで頑張れ」と生徒たちを激励するとともに、「一生の友達を作るのが高校生である皆さんの使命」「誇りと自信と勇気を持ってこれからも頑張れ」と力強いメッセージを送りました。
3年生対象の教育振興会表彰式で中澤 賢 校長が「皆さんが成し遂げたことは1、2日でできることではない。準備してきたからこそ」とお話ししていました。自己管理能力を身につけ、規則正しい生活を続けてきたからこそ受賞できた賞です。これからも他の生徒のお手本として頑張ってください。
3月22日(金) 12H「地域産業学」大根お渡し会
令和6年3月22日(金)、地域産業学の授業の一環で10月から心を込めて育ててきた大根を避難所の炊き出し担当の方にお渡ししました。炊き出しの支援調整をしてくださった皆様、おいしく調理してくださった炊き出し担当の皆様に心より感謝申し上げます。
大雪を乗り越え、大地震を乗り越え、立派に育った大根ですが、水が出ないため調理もできず、登校する生徒も少ないため配ることもできず……クラスで話し合った結果「炊き出しで使ってもらおう」ということになりました。11Hの協力もあり、大根は前日にすべて収穫し、1本ずつ新聞紙に包むことができました。天が味方をしてくれたのか、収穫の時間だけ雪は止み晴れ間がのぞきまし3た。
門前地区の7ヶ所の避難所の方が門前高校まで大根を取りに来てくださいました。「ありがとね」「おでんにする予定なの」と優しく声をかけてくださいました。
大根お渡し会の様子
大根の種をまいた10月12日のHPでは、「種をまいた後は『収穫した大根で何を作るか』という話が出ていました。とらぬ狸の皮算用にならぬよう、丁寧に育てていきます!」とお伝えしていました。自分たちで調理することは叶いませんでしたが、誰かの役に立てたという実感を得られたことや地域の方との繋がりを強められたことは、生徒にとって大きな「収穫」となったことでしょう。
3月21日より2階トイレが復活!!!
奥能登は断水が徐々に解消しつつありますが、門前高校でもやっと2階の2つのトイレが通常通りに使用できるようになりました!トイレ内の手洗い場だけでなく、トイレの横にある手洗い場も使用できます。
配管を応急処置で校舎の外に通すなどして水の流れを確保していますが、3月21日現在水質検査の目処が立たないため、飲料水としては使えません(手洗い後も消毒をしてください)。ただ、少々不便だった仮設トイレから、普通のトイレになります。やっと、そして少しずつ元の学校生活に戻ってきています。
南加賀の10校から義援金贈呈
能登半島地震からの復興を願って、小松高校生徒会が中心となって能美市以南の9つの高校と合同で多大な義援金を集めて下さり、その受渡会が3月10日(日)に金沢市の石川県文教会館で行われました。募金活動は2月中旬から3月上旬にかけて各校やそれぞれの駅前で行われ、集まった義援金は能登の8つの高校に贈られました。
本校からは2年生の登 稜真さんが代表として目録を受け取り、その後、南加賀の高校生と地震や学校の様子などを話し合って交流を深めました。
南加賀の10校の皆さんへ感謝すると共に、助け合いが非常にありがたく大切なものだということを深く学ぶ機会となりました。
3月1日(金) 第62回卒業式証書授与式
令和6年3月1日(金)、本校体育館にて第62回卒業証書授与式が行われました。ご来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、学校まで駆けつけた在校生、オンラインで参加した在校生、教職員に温かく見守られながら、第62期生12名の卒業生がこの学び舎を巣立っていきました。このような状況下でも、多くの方々にご臨席賜り、卒業生が3年間学んだ思い出深い校舎で卒業式を挙行できたことは大変光栄であり、心より感謝申し上げます。
卒業証書授与では、卒業生が一人ずつ壇上に上がり、卒業証書を手渡されました。
式辞 中澤 賢 校長
「常識を疑え(常識をクリティカルに捉え、イノベーションに繋げよ)」「知行合一(身に付けた知識は実践に移し、叡智とせよ)」とこれからの社会を生きる卒業生に覚えていてほしい二つの言葉を贈りました。
祝辞 PTA会長 山岸 英昭 様
「一難去ってまた一難」と難が続くなかでも、地域の方々のために走り回り、明るく振舞う門高生をねぎらい、卒業生の今後の素晴らしい人生を願いました。
祝辞 同窓会会長 西 恵 様
「どんな経験も人生の肥やしになります。つらい経験は、人の痛みがわかるようになります。失敗は、人の失敗に寛容になれます。人生に無駄なことなど一つもありません。これからの人生いろいろな経験をし、大いに生き、そして幸せになってください」とエールを送りました。
卒業記念品贈呈 代表 小谷 恵斗 さん
卒業記念品として「希望桜」を戴きました。中澤 賢 校長は「桜の花が咲く頃に、皆さんの夢が叶っていることを願っています」とお礼とともに温かな言葉を贈りました。写真2枚目は卒業式前日に行った植樹後の記念写真です。
送辞 在校生代表 下口 隼汰 さん
先輩の背中を見ながら走ってきた者としての想いを語りました。また、在校生が門前町に再び笑顔と希望が戻るよう力を尽くすことを誓いました。
答辞 卒業生一人ひとりが自分の想いを自分の言葉で語りました。答辞の場面を多くのメディアが取り上げてくれております。ぜひそちらをご覧ください。「門前高校 卒業式」で検索!
卒業式後、最後のロングホームの様子です。
本校の校木である「あての木」、別名「あすなろ」に込められた先人の想いにあるように、卒業生12名の皆さんが、将来、イノベーションを生み出す人物に成長し、ふるさと輪島市そして門前町の復興に貢献する人材として活躍する事を期待しています。Glory to your future! あなたの未来に栄光あれ(校長式辞より)
2月29日(木) 教育振興会表彰式(3年生)
令和6年2月29日(木)、明日卒業を迎える3年生を対象に教育振興会表彰式を行いました。教育振興会表彰式では、模範篤行者・出席状況優秀者・学業成績向上者・教科外活動努力者がその努力と成果を讃えられ、表彰されました。教育振興会副会長 西 恵 様は「順風満帆にはいかない高校生活だったかもしれないが、皆さんのこれからの明るい未来を祈念している」と力強く優しい言葉を3年生に向けて送りました。
努力を重ね、どんな課題も一つひとつ乗り越え、結果を出してきた皆さんなら大丈夫。教職員一同、3年生の皆さんのこれからの活躍を期待しています。
模範篤行者 代表 大岩 紅葉 さん
1ヶ年精勤者 代表 中角 春香 さん
1ヶ年皆勤者・3ヶ年皆勤者 代表 正角 一颯 さん ・ 白藤 晶拡 さん
学業成績向上者 代表 丸山 孔太郎 さん
教科外活動努力者 代表 山岸 直暉 さん
2月20日(火) 12H地産サツマイモの行方
門前高校ホームページをご覧の皆さん。12Hが昨年10月にさつまいもを収穫していたことを覚えていらっしゃるでしょうか?収穫したさつまいもは、さつまいもスティックやエモ唐に変身し、残った分は毎年3月に門前町で開催される雪割草まつりで活用できないかとクラスで話し合っていました。そのため、さつまいもは大地震後も倉庫に眠ったままでした。
オンライン授業の日々が続き、12H教室に登校できている生徒は毎日3人程。さつまいもは3月まで持たないだろう、というわけで……
事務の山本さんが焼き芋にしてくださいました。
ST時に「自分たちが育てた作物を避難所の方に食べてもらえたらいいな」というお話も出ていたので、焼き芋は門前高校に避難されている方にお渡ししました。焼き芋でほっくりほっこり心温まる時間を過ごせていただければと思います。
1月29日(月) 3学期始業式
1月1日16時10分に発生した能登半島地震では、想像を絶する被害が出ました。亡くなられた方々に対して、心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にも心よりお見舞いを申し上げます。
令和5年1月29日(月)、3学期始業式を行いました。生徒は様々な地域で避難生活を送っているため、対面に加えオンラインを活用して開催しました。
始業式冒頭では、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。
式辞では、中澤校長が「隠忍自重(いんにんじちょう)」「諦めない、前へ」をキーワードとして取り上げ、「みなさんの頑張る姿が、被災した自分の住む地域の人たちや家族のみなさんを必ず元気にすると信じています」と呼びかけました。
「隠忍自重」とは「怒りや苦しみなどをじっとこらえて、軽々しい行いをしないこと。また、そうするべきであるとする戒めのことば」です。私たちは今、未曾有の事態に直面しています。普段以上に相手の感情や状況を考慮し、「隠忍自重」の精神と「他者への思いやり・感謝の心」をもち、互いに支え合いながら前へ進んでいかなければなりません。そのために「私たちは何をすればよいのか」。ここで発揮されるのが、総合的な探究の時間で培った「答えのない答えを導き出す」探究力です。門高生一人ひとりが今いる場所で、できることは何かを考え、実行することが大切です。中澤校長が紹介した、新潟県中越地震で被災された星野寿樹さんのエピソードには、そのヒントが隠されています。星野さんが実感した「自分が頑張る姿が家族や周囲の励みになる」という想いは、きっと現在でも共通するでしょう。
今、北陸、石川、そして門前高校に、多くの方々が支援の手を差し伸べてくださっています。みなさまから届けられる優しさや温かさに心から感謝し、それを力にして、日常に戻ることを諦めず、前へ進んでまいります。
1月23日(火) 12Hハイブリッド型ST
令和6年1月23日(火)、12Hハイブリッド型ST2日目を行いました。地震の影響で登校できない生徒が多いため、ハイブリッド型(対面とオンラインの組み合わせ)で行っています。「運動不足の生徒もいるのでは?」というわけで、みんなで一緒にラジオ体操第一をしました。
カメラをオンにして体操する姿を見せてくれる生徒もちらほら。元気そうな姿を見ることができ、体も心もほっこりしました。
1月18日(木) 1年生現代の国語オンラインクイズ大会
令和6年1月18日(木)、1年生現代の国語オンラインクイズ大会を行いました。2日前の呼びかけにもかかわらず、1/3程の生徒が参加してくれました。
臨時休校決定後、Googleクラスルームから練習問題を配信していました。教材は「イースター島になぜ森がないのか」。今回は比較教材として使用予定の「モアイは語る」からクイズを出題しました。
中学校時代にコロナ禍を乗り越えた現在の高校1年生、オンラインでの学習はお手のもの。特に不具合なくオンラインクイズ大会を開催することができました。
ちなみに、宮城県三陸町には震災復興のシンボル(かつチリ共和国との友好の証)のモアイ像があります。門前高校も震災復興に向けて歩みを進めてまいります。
12月28日(木) 門前高校先輩と語る会(大学生編)
この会は、本校の卒業生である先輩の経験に基づく生の声を直接聞くことで、「大学進学」ということを具体的にイメージし、卒業後の進路選択の参考にすることを目的として開催されました。今回は「大学生編」ということで、対象は1年生30名、2年生18名です。4年制大学で日々、勉学に励んでいる2名の先輩を講師としてお招きしました。
お忙しい時期にも関わらず、本校生徒のために来てくださった講師の先輩方に感謝申し上げます。
会では、まずそれぞれの方から「高校時代の話と現在何を学んでいるか」についてお話をいただきました。続いて、対話形式で「高校生活を振り返って、在校生に伝えたいこと」を共有し、最後に在校生からの質問という構成で進みました。
以下は1、2年生からの感想です。
・今回の門前高校先輩と語る会で、卒業後の進路についてのヒントを得る事ができたと思いました。小幡さんと畑山さんの大学を決めるまでの過程や大学に入学してからの生活について教えていただき、これからの進路について深く考えることができたので良かったです。また、私は、明確ではないかもしれないけれど、目標を立てているので、その目標を達成できるように検定を受けたり勉強の仕方を工夫したりして、進路を考えたいと思いました。
・今回は大学生の講話ということで、自分の進路にあった話が聞けてとても参考になった。話の中で受験するまでの期間は勉強がたいへんだったりするけど大学の生活は自分の時間が多くて楽しいとのことだったので自分も大学に進みたいと思った。まだ大学や学部が決まっていないので興味のあることやなにか譲れない条件を決めて、それを下に大学選びをしようと思った。一日の中で勉強をしない日をなくそうと感じた。
・大学生の先輩方のお話を聞いて、自分の進路を考えるときに役立てたいと思いました。授業でなるべく内容を理解し、1,2年生のときからコツコツ勉強をすることが大事だと知れたので、頑張りたいと思いました。また、英検など取れるものは取っておいたほうがいいということを聞いたので、チャンスがあるときにはしっかり取ろうと思いました。
歳末たすけあい募金
12月7日(木)は門前中学校と合同で、翌日8日(金)は門前高校単独で、「地域歳末たすけあい運動」として募金活動を行いました。 両日とも、Aコープ門前店とファミリーマート門前店の店頭で夕刻に買い物に来る人達へ募金活動を行っただけでなく、校内でも生徒達や先生方から募金をお願いしました。
2日間で寄せられた金額は、高校だけで37,715円となりました。募金にご協力いただき、誠にありがとうございました。
12月7日(木) Aコープ門前店にて中学校との合同で
12月22日(金) 表彰伝達式・2学期終業式
12月22日(金) 表彰伝達式・2学期終業式
令和5年12月22日(金)、表彰伝達式並びに2学期終業式を行いました。寒気による体育館の気温低下もあり、オンライン形式で進行しました。表彰伝達式では様々な分野で顕著な成績を残した生徒の表彰伝達がなされ、総勢15名の生徒が中澤校長から賞状を授与されました。表彰伝達の内容は以下の通りです。
・令和5年度 石川県高等学校生徒保健推進講習会 優秀賞
31H 品川 聖梨華 21H 平上 愛花
・令和5年度 高校野球能登地区優秀選手
31H 山岸 直暉
・令和5年度第69回青少年読書感想文コンクール
自由読書の部 優良賞
21H 橋本 幸志郎 11H 鹿島須弥子 小口 亜依良
・第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭
いしかわ百万石文化祭2023 短歌大会
小学生・中学生・高校生の部 入選
21H 道心 大輝
短歌:強風で 吹き飛ばされた 野球帽 甲子園への 道のり遠く
22H 木下 晴仁
短歌:堤防で 親子二人で 腰掛けて ずっとだまって 大物を待つ
・校内「歯に関する標語」コンテスト各種 表彰
「センスある!標語」「個人的に好き!標語」部門
22H 高橋 児依
標語:歯をみがき キレイな笑顔で はいティース✌
「おもしろ標語」部門
22H 伊藤 大和
標語:歯科検診 先生何を 言ってるの?
「個人的に好き!標語」部門
21H 前川 知貴
標語:顔中に 光沢ありし 白石は 我生活の 最高武器也
「校長賞」
11H 田谷 優花
標語:歯みがきで 食べる幸せ 守ろうよ
11H 浜辺 蒼介
標語:歯ブラシを 定期的に 買い替えよう
「教頭賞」
11H 二又 経一郎
標語:歯みがきは 自分の健康 守る盾
11H 升本 空美
標語:マスクして 隠れているけど 自慢の歯
終業式の校長式辞では、本日が冬至であることから、冬至の日に「ゆず」湯に浸かる由来が紹介されました。生徒の皆さんは勉強、部活動、行事と大変忙しい2学期だったことと思います。中澤校長は「明日からの冬休みに、ゆったりとお風呂に入り、一年の疲れを癒してください」と呼びかけました。また、先週12(いいじ)月12(いちじ)日、漢字の日に今年の世相を表す漢字が発表されたことに触れ、「一年を振り返って、皆さんの今年を漢字一字で表すなら、どの漢字がふさわしいですか」と問いかけました。自分の夢を実現するため、目標に向かって自分を鍛えた一年を過ごした人がたくさんいるのではないでしょうか。そのような人は、結果に関わらず今年の自分を表す漢字一字が思い浮かぶことでしょう。中澤校長は「今晩、振り返って自分の今年の漢字を見つけてください」と述べました。最後に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という野村克也さんの言葉が紹介されました。成功は偶然や運に左右されることがありますが、失敗には必ず原因があります。式辞は「何となくうまくいったことも含めて、改めて反省すべきことは反省し、新たな一年に向かって挑戦しましょう」という言葉で締めくくられました。
生徒の皆さん、式辞にもありましたが、勉強への弱音が出そうなときは、「ゆず」の「栄光の架橋」を聞いて、夢を諦めず迷わずに突き進んでください。始業式では3学期への希望に満ちた顔をした皆さんに会えることを願っています。よいお年を!
12月11日(月) 3年 洋服の青山スーツ着こなし講座
この会は、3年生全員を対象に、進学・就職希望者ともに近い将来必要になるスーツの着こなし方やメンテナンス方法など「身だしなみ」の基本を知る機会として開催されました。
まずは、男女別でのスーツやシャツの見立てポイントについてお話頂きました。モデル役として頑張ってくれた生徒の皆さん、ありがとうございました!アフターコロナでのインナーウェアの傾向などについても興味深いお話を聞かせて頂きました。
次に、ネクタイのカラーとその色が与える印象についてのお話もなるほどと思わせてもらえるものでした。自分が相手に与えたい印象を踏まえて効果的に色を選びたいですね!
最後は、全員がそれぞれ自分でネクタイを締める体験をしました。門前高校のネクタイの構造上、実際にネクタイを「巻く、締める」体験をしたのは初めてだった生徒がほとんどでした。皆、苦戦しつつも、最後は素敵に着けていました。いつもの制服であるにも関わらず、ネクタイ一つでこんなに印象が変わるところにネクタイパワーを感じましたね!
ご講義頂きました、洋服の青山七尾店加納様に感謝申し上げます。貴重なお話と体験をありがとうございました。これからのスーツ選びの参考にさせて頂きます。
12月8日(金) 門前高校先輩と語る会(社会人編)
この会は、本校の卒業生である先輩の経験に基づく生の声を直接聞くことで、卒業後の生活をより具体的にイメージし、進路選択の参考にすることを目的として開催されました。対象は2年生28名です。民間企業および公務の場で従事されている3名の先輩を講師としてお招きしました。
本務を抜けて在校生のためにお時間を作ってくださった講師の先輩方、また大切な職員の方々を本校2年生のために派遣してくださいました各事業所長様に、感謝申し上げます。
会では、まずそれぞれの方から「現在取り組んでいること、やりがい」についてお話をいただきました。続いて、対話形式で「高校生活を振り返って、在校生に伝えたいこと」を共有し、最後に在校生からの質問という構成で進みました。
以下は2年生からの感想です。
・先輩と語る会で就職してからの具体的なお話が聞けてすごくためになりました。いろんな職業に就いた自分を想像することができました。お給料のことや、休日、休日の過ごし方など、普段は聞けないような貴重な意見も聞くことができました。先輩たちのご意見が自分の将来の姿に繋げられるようにちゃんとした進路を選んでいきたいと思いました。
・今日の先輩と語る会で社会人の生活や仕事のやりがいなど、自分から年齢の近い人の話を聞くことができた。自分にとっては貴重な体験だったし、進路を考えるいい機会になった。社会人になったら初めてのことが多くて疲れることも多いそうで、高校生のうちに同級生との時間を大切にし、遊んでおいたほうがいいといっていたので、勉強もしながらプライベートも充実させていきたいと思った。
・3人のやりがいを聞いていて、どの仕事にもそれぞれ違ったやりがいがあり、そのために頑張っているんだなと感じた。また、先輩方のお話の中でも使われていた言葉遣いなどは高校生の時から意識していれば社会に出てから役に立つと思うので意識して過ごしていきたいと思った。最後に高校生と社会人では責任感が全く違うとおっしゃっていたので大変な場面もあるんだなとわかった。
家庭部のボランティア活動
家庭部は現在2年生4人で活動しています。今回はボランティアをテーマに、クリスマスツリーの飾り付けをしました。本校は3階に特別支援学校の生徒さんがいます。また、受験シーズンを控え、緊張感が高まっている先輩もいるので、クリスマスを楽しんでもらう目的でデザインを考えました。手作りのクリスマス飾りも、クロームブックで調べながら手際よく作成していました。すてきなクリスマスになりますように♪
22H 商業選択者 【金融教育セミナー】
12月6日(水)北國銀行セミナー担当者様をお招きし、22Hキャリアコース商業選択者を対象とした金融教育セミナーを実施しました。キャリアコースの生徒たちは2年生から簿記とビジネス基礎を学んでいます。当日は、端末機を使ったキャッシュレス決済を体験しました。また、ダミーの紙幣束を持つことができ、1億円の重みを感じていました。
これまで学んだ商業の知識を深めるとともに、キャッシュレス決済や成人年齢引き下げによる将来的なお金との付き合い方を考える時間となりました。
【生徒の感想より】
・とてもわかり易く、これからとても役立つ情報について詳しく教えてくださりありがとうございました。今回教わったことを活かして、お金によるトラブルや消費者被害に遭わないようにしたいと思います。
・クレジットカードの利用には気をつけたいと思った。
・騙されないように、少しでも怪しいと思ったら、他の人にも相談しようと思いました。
12月5日(火) 年賀状作成
時が「タツ」のは早いもので、年賀状を書く時期がやってまいりました。
令和5年12月5日(火)、門前地域で一人住まいをしているお年寄りの方への年賀状作成を行いました。門前高校では平成元年度から門前町福祉協議会に協力していただき、この活動を行っています。毎年、寒い時期に行われる行事ですが、想いを込めた年賀状作成を通して温かい心が育まれています。
クラス担任の先生方がそれぞれの言葉で行事の目的を伝えた後、生徒は自分「リュウ」のかわいらしいイラストにお年寄りの方への励ましの言葉を添えて、一枚一枚丁寧に年賀状を書き上げました。「あけましてお
めでとうございます」「謹賀新年」というお祝いの言葉が書かれたものもあれば、「体調にお気をつけください」という健康を気遣う言葉が書かれたものもありました。一年でいちばん初めに届けられるプレゼントとして相応しいものができあがったのではないでしょうか。
11月27日(月) 思春期講座(3年生)
令和5年11月27日(月)7限目に、3年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、DVホットラインのと事務局長の弘﨑弘美先生をお招きしました。「デートDVってなに?~あなたの心と体を守るために~」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、デートDV等の性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、「一方的にではなく、相手の意見を尊重し、お互いに嫌な思いをしないような良い関係を築くことが大切だと思った」「将来、もしデートDVにあったら、一人で悩まず大人や相談機関に相談したい」など、今回の講座で得られた学びを今後の生活の中で活かしていこうという思いが伝わってきました。
11月20日(月) 税の作文の感謝状贈呈
令和5年度 第62回税に関する高校生の作文募集で、本校の11Hの生徒が「税の意義と役割について考えたこと」というテーマのもと、作品を応募しました。それを受けて、令和5年11月20日(月)に、輪島税務署から税の作文の感謝状が贈呈されました。
作文を書いたことは、私たちの暮らしを支える税について考えるきっかけとなり、学校での勉強と日常生活での学びを結びつける良い機会になりました。また、国民として納税の義務を果たそうとすることにもつながっていきます。今後もこのような取り組みを通して、社会について考え、行動できる人材の育成に努めます。
11月10日(月) 連携型中高一貫教育の交流授業(国語科)「門前版ビブリオもどき(ビブリオバトル)」
令和5年11月10日(金)、連携型中高一貫教育の交流授業(国語科)として「門前版ビブリオもどき」(ビブリオバトル)を実施しました。今回の交流授業は①中学校で身に付けた能力が高校ではどのように生かされるのかを知る②読書の幅を広げるという2点を目的として行いました。
門前高校・門前中学校それぞれから選抜された3名のバトラー(発表者)による「推し本紹介動画」を視聴後、投票してチャンプ本(一番読みたくなった本)を決定しました。高校の部では「54字の物語」がチャンプ本に選ばれました。おめでとうございます!
~高校の部 「推し本紹介動画」を視聴後 生徒の感想~
「甲子園に行く」発表者に向けて
•野球を知らない人でも惹きつけられる本だというところにすごく魅力を感じた。野球をしている自分は共感できる部分が多々あった。
•「明日のことはわからない」というのは本当にその通りだと思った。
「54字の物語」発表者に向けて
•話し方がリラックスしていてよかった。本に対する情熱が伝わってきた。
•本の特徴や良いところがわかりやすく伝えられていた。関連した別の本もおすすめしているのがよいと思った。
「アルジャーノンに花束を」発表者に向けて
•IQが上がっても人の心持ちは変わらないのだなと思った。
•頭がよくても様々な苦労をするということ、天才と馬鹿は紙一重だということを再認識した。
~中学校の部 「推し本紹介動画」を視聴後 生徒の感想~
「14歳日和」発表者に向けて
•読む年齢によって解釈が変わるということを聞いて、自分ならどのように解釈するか気になった。
•本と出会った理由を話すことで、その本の魅力が伝わってきた。
「1%の努力」発表者に向けて
•自分が面白いと思った部分をわかりやすく説明できていた。
•要約するのが上手だと思った。時間の使い方を自分で考えるのは大切だと思った。
「親愛なるあなたへ」発表者に向けて
•自分なりの解釈ができるというのが面白いと思った。何回も読みたくなるほど魅力がある本だということがわかった。
•ハキハキとした話し方でわかりやすかった。不思議な本だと思った。
発表者の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。
11月13日(月) 地域産業学(「エモ唐」作り)
令和5年11月13日(月)、12Hで「地域産業学」の授業を行いました。今回は、先月掘りおこしたサツマイモの調理実習です。
作った料理は、サツマイモスティックと「エモ唐(令和4年度門前高校卒業生が考案した鶏肉と細切りのサツマイモを一緒に揚げた料理)」。「エモ」は輪島市海士町周辺でイモを「エモ」と呼ぶこと、「感動した」ことを意味する若者言葉「エモい」が由来となっています。
文化祭で唐揚げを調理したクラスなので、唐揚げづくりはおてのもの。サツマイモが衣としてうまく馴染まないことに手こずりながらも、基本の部分は慣れた手つきで進めていました。また、調理実習を数回行うなかで自分の得意な調理行程もわかってきたのか、切る係、揚げる係、混ぜる係、洗い物係?写真係?等思い思いの役について責任を果たしてくれました。
11月1日(水) 進路講演会「自分の将来を設計する」
令和5年11月1日(水)、教育ウィーク関連行事の一つとして、本校1・2年生を対象に進路講演会「自分の将来を設計する」を行いました。本講演会は、1・2年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識への高揚を図り、具体的な進路選択への一助とすることを目的として開催しました。
開会式では、中澤校長が吉田松陰の名言を紹介しました
~夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし、故に、夢なき者に成功なし~
中澤校長は、この名言について「『将来やりたいことが見つかったら、アクションを起こしなさい』と伝えているのではないか」と話し、「本講演会を通して進路意識を高めることで、行動に繋げるきっかけにしてほしい」と述べました。
本講演会は第1部と第2部に分かれており、第1部では各業種(建設・公務(自衛隊)・看護医療・福祉(保育)・飲食サービス・宿泊サービス)についての講話、第2部では各ブースに分かれて詳細な説明や質疑応答が行われました。
第1部の様子
建設
「世の中に残るものが造れる」「自分が造った建造物が、世のため人のためになり、役に立つ」「造った後、感謝されるのが嬉しい」という建設業の魅力をお聴きすることができました。
公務(自衛隊)
「自衛隊は『国を守る』という人に誇れる仕事」「たくさんの仲間がいるので、きついことも楽しいことも共有できる」「自衛隊の中にも多くの職種があり、自分に合った職種が見つかるだろう」等、自衛隊という仕事の新たな一面を知ることができました。
看護医療
大学で看護関係の仕事を目指すことの強みや研究の面白さ、入学前に学んでおいてほしいこと等、これからの進路学習に直結することを教えていただきました。
福祉(保育)
必要な資格や具体的な仕事内容を、写真や表を用いてわかりやすく説明していただきました。
飲食サービス
工場、バイヤー、店舗開発、マーケティング等、普段目にすることのない外食産業の裏側を知ることができました。
宿泊サービス
旅館のMission「明日への活力注入業」、モットー「笑顔で気働き」という会社方針に対する情熱が伝わってくるお話でした。
働いている方々の熱い想いや普段見られない企業の裏側を教えていただきました。私たちが享受しているものは氷山の一角にすぎず、様々な方面での企業努力があってサービスが成り立っているということに気づきました。知っている職種が少なければ、必然的に職業選択の幅が狭まります。6つの業種説明を聴き、生徒たちの職業選択の幅は広がったのではないでしょうか。
第2部
気になる業種を自身で選択してお話を聴いているため、興味津々。お話のメモをとったり、資料を読んだり、実際に体験してみたり……、活発な質疑応答も行われ、とても充実した時間を過ごしていました。
~講演後 生徒のアンケート結果~
① 今回の進路講演会「自分の将来を設計する」は今後の進路を考える上で役に立ちましたか(自分と照らし合わせてとらえられたかどうか)。
② 今回の進路講演会「自分の将来を設計する」を通して、高校卒業後の自分の姿を思い描くことができましたか(=自分はやはり〇〇に興味があるから高校卒業後はこうしたいなど、自分と照らし合わせてとらえられたかどうか。
~講演後 生徒感想~
・自分はまだ明確な将来を思い描けていないが、今回の講演会は自分の選択肢を広げられるいい機会になった。職業に関する詳細な情報も話してくれたので自分の将来をかなり鮮明にイメージできた。もう少しすると、自分の進路をはっきりと決めなければならない時が来るので、しっかりと考えていきたい。
・この講演会を聴く前は、自分の将来はいずれ決まっていくだろうと思っていたが、そんなに甘くはないとわかった。講演をしっかり聴き、何をしたいか少し決めることができてよかった。
・仕事をされている方々が普段どんなことを思って仕事をしているのか、その仕事のやりがいを聴くことができたのは、とてもためになったし何より楽しかった。自分も仕事を決めるときに自分のしたいこと以外にもどれだけ自分の力が必要とされているか、どれだけの人の役に立てるかを考えて仕事を選びたい。
・今回の講演会を聞いて今描いている夢と同じ種類の職業も調べてみて、もっと将来の視野を広げてより自分に向いている職業を見つけたいと思った。そのために、勉強を怠らずに全分野に手の届くようにしていきたい。今まではどこかに勤めるという考えだけだったけど、飲食サービスの話を聞いて自営するという考えもあると知ったのでそれについても考えたい。
・普段は聞くことができないような細かいところまで聞くことができたのがよかった。言葉遣いや身だしなみは将来社会に出たときにとても大切になるということも聞けた。学校や部活で繰り返し言われることは、自分にとってプラスになることばかりだと気づくことができた。進路選択の参考にもなったし、社会に出るための準備についても聞くことができたので、これからの自分に活かしたい。
本講演会を開催するにあたり、以下の企業の皆様に多大なるご尽力を賜りました。心より感謝申し上げます。
・建設 鳳輪建設業協会 青年委員会 様
・公務(自衛隊) 自衛隊石川地方協力本部 所長 荒木 洋貴 様
・看護医療・福祉(保育) 金城大学・金城大学短期大学部 入試広報部 部長 北島 正英 様
・飲食サービス 株式会社ハチバン ブランド戦略室 法人営業マネージャー 杉村 文孝 様
・宿泊サービス 株式会社加賀屋 経営管理本部 総務人事部 人事課 盛田 理子 様 新井 初音 様
門前高校生 検定資格合格に向けて
今年度のキャリアコースでは「キャリアアップ」を目標に、生徒同士が教え合い、助け合い、全員で検定資格合格に向けて努力しています。
11月12日(日)全国商業高等学校協会主催第147回ビジネス計算実務検定が行われました。電卓を使って正確な数値処理を行う検定に、キャリアコース32H,22Hの生徒達がチャレンジしました。
また、今後は普通科11H、キャリアコース12Hも検定資格にチャレンジします。
11月26日(日)全国商業高等学校協会主催第71回ビジネス文書実務検定の合格に向けて練習を繰り返しています。
今後の予定
11月26日(日)全商ビジネス文書実務検定(11H,12H,22H希望者)
1月21日(日)全商情報処理検定(11H,12H,22H,32H)
1月28日(日)全商簿記実務検定(22H商業選択者,32H)
11月16日(木) 修学旅行in九州3日目
3日目の報告です。よく寝て、よく食べて、笑顔いっぱいの二年生です。
まずは、世界遺産軍艦島へ。天気に左右される行程にも関わらず、元気なバスガイドさんとの晴天を祈るおまじないのおかげで、見事上陸できました。実際にこの島で生活をされていた方のガイドツアーを聞きながら、炭鉱が栄えていた時代を思い浮かべつつ、圧巻の建築物に驚いていました。
午後からは、PayPayドームにて二手に分かれました。王貞治ミュージアムを選択したのは、やはり希望者全員野球部です。そろそろ体を動かしたくなっていたようで、ボールに触れ、楽しんでいました。(土曜日の試合に合わせてコンディション調整?!)
チームラボでは体感型室内イルミネーションに、うっとりしていました。
そして、日本の国技!大相撲九州場所。実際に力士の身体つきや取り組みを見て、歓声を上げながらみんなで応援しました。特に、地元力士の遠藤関への応援はより一層熱が入りました。
そして、キャナルシティ博多にて夜ご飯を満喫し、無事ホテルに戻りました。
明日はいよいよ最終日。最高の1日になりますように。
11月15日(水) 修学旅行in九州2日目
2日目も晴天に恵まれ、長崎市内を満喫しています。まずは、長崎平和記念公園にてガイドさんによる平和教育を学び、長崎市の歴史に触れました。
午後は、班別自主プランによる長崎市内の観光です。事前にメンバーと話し合って調べた観光地を見て回り、路面電車にも乗ってきました。そして、お楽しみの稲佐山の夜景鑑賞。さすが高校生、写真の撮り方はバッチリです 生徒たちの撮影した素敵な写真をご覧ください。
11月14日(火) 修学旅行in九州1日目
2年生28人は、今日から3泊4日の工程で九州方面への修学旅行に出発しました!
6時20分に学校を出発し、サンダーバード→新幹線のぞみを乗り継いで博多に着きました 公共交通機関を乗り継いで、遠方へ出かけると言う経験が少ない生徒もいたため、今回の修学旅行ではあえて電車を乗り継ぎ、人混みを掻き分けながら1077Kmの大移動を経て長崎に着きました。
本日の目玉は、ハウステンボス。クリスマスムードのイルミネーションに目を輝かせながら、写真を撮ったり、交流を深めていました。
研究授業「1人1台端末を用いた反転授業の実践」
10月25日〜11月3日にかけて、本校教員による研究授業が行われました。テーマは、「1人1台端末を用いた反転授業の実践」です。
「反転授業」とは、インプット中心だった従来の授業スタイルを「反転」し、生徒があらかじめ動画を視聴し知識を備えて来ることで、その内容をアウトプットすることが中心となる授業の形です。このスタイルを取ることによるメリットとして、①インプットが動画であるために、生徒が自分のペースで学習を進められること、②先生が各自のペースに応じて個別の支援ができること、③授業をただ受け身で聞くのではなく、予習を活かして主体的に参加できること、などが挙げられます。
研究授業を行ったのは、国語・英語・理科・商業の4教科、6科目。期間中は本校教員のみならず、門前中学校の先生方にも参観にお越しいただき、授業をした先生、授業を参観した先生、双方にとって大きな学びとなりました。何より、頭を悩ませながらも活発に議論したり、予習した内容を互いに教え合ったりして授業に参加する生徒たちの姿からは、主体的に学びを深めようとする姿勢が見られました。
◇反転授業を受けた生徒へのアンケート
◇反転授業を受けての感想(一部)
・内容を理解した上で取り組めたのでわかりやすかった。
・予習してきたことを他の人の考えと比べながら授業を受けることができた。
・予習の時点では少しあやふやなところもあったけど授業で理解できたので良かった。
・予習をする機会が増えた
◇反転授業を実施した先生の感想(一部)
・反転学習で、生徒の授業への参加意欲が増す工夫が必要であると感じました。
・個々の生徒の理解に合わせた指導が丁寧にできる
・授業の構想を練るときにも改善点や課題が思いつくなど、実践しようとすることでいろいろなことに気づいていきました。
反転授業の実践は、多くの先生にとって挑戦でした。職員室でも連日のように議論が交わされています。研究授業を通して、失敗も成功も含めて新たに得られた気づきがたくさんあります。今回の反省を次につなげ、今後も生徒とともに学び続けます。
後期新人大会 壮行式
11月7日(火)に、翌々日の9日(木)から12日(日)までの4日間の日程で行われる後期新人大会の壮行式を行いました。出場する部は、ソフトテニス部、バレーボール部、バスケットボール部、卓球部となります。部員が少なく他校との合同チームで出場となる競技もあります。しかし、決してそれであきらめることなく、どの部も競技力を伸ばすため、そして自分達をさらに成長させるために練習に励んできました。
下に大会の日程を掲載しますので、ご都合がつく方は応援いただけるとありがたく存じます。また、日程の下には、壮行式の様子を収めた動画も掲載しますので、ぜひご覧ください。
(左から)
ソフトテニス部 バレーボール部 バスケットボール部 卓球部
全校生徒からの応援!
禅の里マラソン大会
さわやかな秋晴れとなった10月26日(木)、全校生徒参加の校内マラソン大会が行われました。今年から、「禅の里マラソン大会」と名を変え、門前町内の目抜き通りを走るコースとなりました。 栃木集会所をスタートとし、男子は8km、女子は4kmを参加者全員が走りきりました。
男女ともコースには住宅地内や總持寺商店街通りが含まれており、沿道の人達からたくさんのあたたかい応援をいただきました。その応援のおかげで昨年よりもタイムが伸びたという生徒も続出!
沿道で見守っていただいた方々、また町内を走るために協力していただいた方々に、感謝いたします。
女子は、石倉神社前の橋からスタート
今年から住宅地や商店街通りを走るコースに
沿道の人達からあたたかい声援をたくさんいただきました
總持寺まで来ると、ゴールまであと少しです
達成感であふれる笑顔のゴール!
校長先生もゴール!!
見事走りきった校長先生をみんなで胴上げです!!!
【男子の部】 上位入賞者(10名まで。左より1位、一番右が10位)
【女子の部】 上位入賞者(5名まで。右より1位、一番左が5位)
ソフトボール部新人大会 壮行式
10月16日(月)に、週末21~22日に行われるソフトボール部の新人大会の壮行式を行いました。
本校の伝統あるソフトボール部でしたが、昨年度は休部となっていました。今年入学した1年生5名の熱意で復活し、4月から活動を再開していました。
復活後初の公式試合で、金沢西高校と飯田高校との3校合同チームでの参加となります。キャプテンの小幡聖奈さんは、「4月から地域の方々、OGの方々などたくさんの方々に支えられてきました。その方々への感謝の気持ちを忘れずに、合同チームのみんなと協力し頑張ってきます。」と、力強く決意を述べてくれました。
新たなソフトボール部の出発、今後の活躍に期待です!!!
キャプテン小幡聖奈さんの決意表明
応援団による熱のこもった激励
10月19日(木) 地域産業学(農業体験)
令和5年10月19日(木)、「地域産業学」の授業を行いました。5月に植えたサツマイモを遂に掘りおこす時期がやってきました。掘っても掘っても出てくるサツマイモに皆驚いている様子。かわいい小ぶりサイズのもの、大きくたくましいもの、売り物のようにきれいに育ったもの等、サイズ形はさまざま。どのような姿のサツマイモもスコップを使いながら傷つけないように優しく優しく掘り起こしていました。
サツマイモがどのような料理に変身するかはお楽しみです。
丁寧に掘り起こします サツマイモの土を払います
掘り残しがないか確認中 サツマイモを乾かします
サツマイモと一緒にハイチーズ!
10月19日(木) 門前高校・特支合同「防災・避難訓練」
令和5年10月19日(木)、七尾特別支援学校輪島分校と合同で地震・火災・津波の発生を想定した避難訓練を実施しました。放送の指示に従い、安全かつ迅速に避難することができました。
消防署員の方からは「話すことなく、素早く避難できていました」という講評をいただきました。また、教職員に対しては「一部屋一部屋確認しながら避難誘導をしてほしい」「怪我人を想定した訓練をしてみたらどうか」というアドバイスをしていただきました。貴重なご意見、ありがとうございました。
今回は消火訓練の体験も行いました。消火器の使い方の説明を消防署員の方からお聞きした後、各クラスの代表者が前に出て「ピン・ホース・レバー」の手順に従い、消火器を扱いました。火に見立てた三角コーンへの的中率もさすがのものでした!火は無事消し止められた(と思います)。
消防署員の方のお話 消火訓練体験
10月12日(木) 地域産業学(農業体験)
令和5年10月12日(木)、「地域産業学」の授業を行いました。10月に入り、地域産業学も後半戦です。今回の活動は大根栽培のための畝作り・種まきです。
4月20日(木)に初めての畝作りを行い、本日は半年ぶり2度目の畝作り。1度目の畝と2度目の畝を写真で比較してみます。
4月の畝 10月の畝
どうでしょうか?道具の扱いにも慣れ始め、教員は作業する姿を安心して見守ることができました。また、コミュニケーションを取り合いながら作業する姿からは、クラスの絆の深まりを感じました。
畝を整えています 種を植えています
種をまいた後は「収穫した大根で何を作るか」という話が出ていました。とらぬ狸の皮算用にならぬよう、丁寧に育てていきます!
水やりもかかさずやっています 7日間で無事、芽が出てきました
10月13日 22H キャリアコース 地元企業見学会に参加しました。
輪島市産業部のご協力のもと、職業意識の向上や能登地域の企業に関する業種・職種への理解を深め、具体的な進路選択を考えることをねらいとした地元企業見学会に参加しました。
1 社会福祉法人 佛子園 輪島 KABULET
2 ドコモショップ輪島店 見学
3 ホテルルートイン輪島
4 株式会社里谷組
5 株式会社 トパテック
地元企業見学会では、実際に企業を訪れ現場の裏側まで深く知ることができました。真剣にメモを取りながら話を聞き、積極的な質問も行われ、生徒たちの進路意識が向上している様子が伺えました。
~生徒の感想~(一部抜粋)
・今回の企業見学会を通して今まであまり想像できなかった自分の将来の姿が今までより鮮明になったと思います。
・自分が住んでいる地元に、こんな素敵な企業があるということを知ることができた。
・今日行った仕事のツアーで色々見れて、地元就職の希望がもてました。
今後も11月の進路講演会、12月出張オープンキャンパス、門前高校卒業生と語る会などを通して、将来の進路実現に向けた知識を広げていきましょう。
10月2日(月) 歯科講話(1年生)
令和5年10月2日(月)7限目に、1年生を対象とした歯科講話を行いました。講師として、学校歯科医の星野伸也先生と歯科衛生士の小谷さんをお招きし、歯磨きの大切さについて教えていただきました。
講話では、動画・写真を用いた歯周病に関する説明や、丁寧なブラッシング指導を行っていただき、生徒も真剣に耳を傾けていました。生徒の感想からも、「実際に歯周病になった写真などを見て、歯周病がどれだけ怖いものなのかが理解できたので、しっかりと歯を磨きたい」「今週中に歯医者を予約して治療しようと思った」など、今回の講話で得られた学びをこれからの生活に取り入れようという思いが伝わってきました。
むし歯や歯周病を予防するためには、丁寧な正しい歯磨きと、早めの治療が大切です。一生ものである歯の健康を守るために、今回の講話での学びを、ぜひ今後に活かしていってもらいたいと思います。
体育祭
雨天のため延び延びになっていた「体育祭」が、9月29日(金)に行われました。当日は気持ちのいいくらいの晴天に恵まれて、赤団、青団に分かれて3学年が入り混ざっての競争。どの競技にも学年を超えて協力し合いながら取り組み、楽しく笑顔があふれる体育祭となりました。
当日の様子を順番に写真で紹介いたします。
青団、赤団が協力しての選手宣誓! 全部、入れ!!!
10mを、いろいろな体勢からスタートダッシュ!
輪投げの輪を受け取るのは座っている人
借り人競争で教頭先生大力走!!!
後ろのシッポを取られないように
人生の障害も乗り越えろ!!!
力のあらん限り!
くじ運と慎重さが勝負!! (水入れの道具はくじで決まります)
みんなで『マル・マル・モリ・モリ!』をダンス
ふたりの協力が大切です!(大玉転がし)
団対抗リレー前のひととき
アンカー達の最後の追い込み!(団対抗リレー)
団対抗リレーでは先生もチームを組み、アンカーの校長先生が大激走!
少ないながらも大きな力を発揮した3年生達
『地域産業学(農業体験)』
9月8日(金)・14日(木)、12Hで2学期最初の地域産業学の授業を行いました。8日(金)は、夏休み中の強い日差しと雨とで大きく生長した草を刈り取りました。暑いなか黙々と草を刈り、よい汗をかくことができました。
「草を集め中」
「草をごみ捨て場まで運びます」
14日(木)は、次に植える作物がふかふかの土壌でのびのび育つよう、鶏糞を蒔き、土を耕しました。耕運機や鍬等、道具の数が限られる中、やるべきことを自分で探して土づくりに貢献しようとしている姿が印象的でした。初めは耕運機の操作にてこずっていましたが、交代して何度も使ううちに慣れていったようです。
失敗は成功のもと。前回のジャガイモ栽培での土づくりの反省をいかし、深く耕しました。次の作物栽培への準備は万端です。
「前回刈りきれなかった草を、掘り起こしています」
「臭いに顔をしかめながら、鶏糞を蒔いています」
「初めての耕運機体験」
「ふっかふかの土壌ができあがりました」
『前期新人大会 壮行式』
9月11日(月)に、14日(木)から始まる前期新人大会に出場する、陸上部の倉澤 笙 くん(2年生)の壮行式を行いました。会場は西部緑地公園陸上競技場で、出場種目は100m競技と800m競技の2種目です。
たった一人での出場となりますが、今出せるベストを尽くして最後まで頑張ります、と強い決意を示してくれました。校長先生からは元気を与えてくれた応援団に感謝の言葉と、倉澤君へは「これまでの努力を発揮しようとすることから生まれるドキドキした緊張感と、頑張って上達したことを発揮できるワクワク感の両方の気持ちを楽しんでください。目標を達成するために継続してきたことに誇りを持ち、次の目標も見つけてチャレンジし続ける人になってください。」との激励の言葉が送られました。全校生徒も全職員も、倉澤君が笑顔で帰ってくることを期待しています!
倉澤くんの決意表明 応援団による激励
校長先生からの激励
『門高祭 未来 ~新時代は目の前だ~』
去る9月2日(土)、4年ぶりに一般公開となった『門高祭(文化祭)』が開催されました。当日は少々小雨が降りましたが、なんとか天候にも恵まれ、たくさんの人々が来場されました。
今年は模擬店の営業のみならず、合唱の再開、生徒達による地元の太鼓や獅子舞の披露など盛りだくさんの内容となりました。
地元総持寺通り商店街の方が、その様子の簡単な動画を挙げていますので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=E-P1xtyD0ZU
写真も一部ですが、掲載します。
全員で「大切なもの(作詞・作曲 山崎 朋子)」を合唱
吹奏楽部の演奏では先生方も熱唱とダンス!!!
模擬店では、おいしいおいしいものがたくさん!
茶道部は、お手前を披露! 生徒作品の展示もありました
誰が先生でしょうか?(3年生と先生によるダンス)
ど迫力の地元の太鼓と獅子舞の披露
9月1日(金) 2学期始業式
本日も、暑いですね。
令和5年9月1日(金)、2学期始業式を行いました。
ここで、夏休み期間中に本校生徒が参加した発表会の結果を報告いたします。
7月31日(月) 石川県教育委員会主催
企業と連携したアントレプレナーシップ教育推進事業
発表テーマ:MONDLE ~日本一ご利益があるキャンドル~ 銀賞
8月4日(金) 石川県高等学校 保健会主催
生徒保健推進講習会研究発表会
発表テーマ:手洗いの大切さについて ~食パンのカビの実験~ 優秀賞
式辞のなかで、中澤校長は「『段取り八分、仕事二分』の成果、日頃からの準備をしてきた皆さんの努力のたまものです。おめでとうございます」と頑張りを称えました。また、「段取り」について中澤校長は「疾風に勁草を知る」という言葉を紹介し、次のように話されました。
中国の後漢書に、「疾風に勁草を知る」という言葉があります。激しい風が吹いて、初めて強い草が見分けられるという意味です。風のない時はどれが強い草かわかりません。しかし、激しい風にさらされると、倒れそうでなかなか倒れないものと、あえなく倒れてしまうものがあります。強い草は強い風にさらされて、初めてその人の強さがわかるのです。困難や試練に直面したとき、初めてその人の意思の強さや節操の堅固さ、人間としての値打ちがわかるのです。いざというときに倒れない強い草のように育つには、まさに、努力の積み重ね、日々の「段取り」がすべてです。
これから幕開けする門高祭(文化祭・体育祭)等の学校行事も、すでに幕開けしている受験シーズン・就職試験シーズンも日々の「段取り」がすべてです。夏休み期間中、高い志を持ち、芽かき(学校日記「1学期終業式」をご覧ください)をして選んだ夢に「挑戦」する姿をあちこちで見ることができました。結果は直ちに現れるものではありません。努力し続けることを忘れないでほしいと思います。
式辞の後、生徒相談課より、スマホの使用時間とSNSの利用に関して注意喚起がありました。「今、本当にすべきことは何なのか」を自分で判断し、自制してほしいと思います。また、最近はSNSのやりとりから発生したトラブルが増加しています。今一度、自身のSNSの利用のしかたを自省してみてください。
まだまだ暑い日が続きます。
言ふまいと 思へど今日の 暑さかな(中澤校長が式辞のなかで紹介された俳句です)
「(本日も)暑いですね」とつい口にしてしまう日は続きますが、暑さに負けず、2学期も皆さんが活躍することを期待しています。
最終更新日
2024年(令和6年) 10月10日
問い合わせ先
〒927-2193
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E-MAIL:monzeh@ishikawa-c.ed.jp
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野球指導アドバイザー
山下智茂先生からのメッセージ
ボランティア活動実践紹介
【ようこそ日本へ】
英語の授業で、4日間の日本旅行を考え、発表しました。
お待たせしました。再度掲載します。全てを掲載しました。
なお、メニューの門前高校の中に「英語の授業」を新規に作りました。
そこには長期に掲載します。
1. Japan tour.pdf
2. Japan tour Kyoto&Tokyo.pdf
3. Enjoy Japan.pdf
4. Nara, Osaka&Kyoto trip.pdf
5. Ishikawa Trip.pdf
6. kansai trip.pdf
7. Japan travel plan.pdf
8. Ishikawa trip plan.pdf
9. Japan tour.pdf
石川県立門前高等学校における「3つの方針」
「パープルサポートいしかわ」について
性暴力とは
同意のない 対等でない 強要された 性的な行為はすべて性暴力です
たとえ相手がよく知っている人でも、知らない人でも、どこで起こったとしても、あなたが望まない性的な行為は、あなたの人格と尊厳を傷つける暴力です 。
誰にも相談できずに悩んでいませんか
「パープルサポートいしかわ」にご相談ください
(パープルサポートいしかわHPより抜粋)
いしかわ性暴力被害者支援センター「パープルサポートいしかわ」
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf