講座NOW

いしかわ師範塾

第8期学生クラス短期コースB・C日程始まる

第8期学生クラス短期コースB・C日程始まる

 

 令和3年2月18日(木)、第8期学生クラス短期コースB日程(70名)の開講式が行われました。(C日程(85名)は2月25日(木)に開講式)

 5日間の集中講義となりますが、受講生には授業づくりの基礎基本を習得すると共に、教師としての心構えや教職に対する理解を深めていただきたいと思います。
 式では新村健了塾頭より「入塾された皆さん、互いに大いに切磋琢磨し、失敗を恐れず研修に励んでください」との励ましの言葉が贈られました。前日より引き続き氷点下を記録するなど大変寒い日となりましたが、受講生皆さんの意欲と熱気が伝わってくる1日でした。 

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寒さにも負けず  

 「授業づくりの視点」の講義では、授業の基本的なプランニングの仕方や児童生徒とのコミュニケーションの取り方などを示範授業を通して学びました。後半は初めての模擬授業にチャレンジ。寒さも忘れ授業づくりに汗を流しました。

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新村塾頭挨拶 藤井所長激励 授業づくりの視点講義 模擬授業指導


第3日目 示範授業「ベテラン教員に学ぼう」より -令和3年2月20日(土)-

小学校(社会) 数学 英語 社会
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川北小学校 糸崎教諭 大徳中学校 川本教諭 金沢桜丘高校 若山教諭

県教員総合研修センター

太田指導主事

受講生の感想より
・模擬授業を通して自分の弱点を見つけることができた。あまり意識していなかったことだが、日頃から意識して改善したい。
・先生方のアドバイスに加えて、共に頑張る仲間の意見は自分の指導力向上につながるいい機会だと感じた。
・知識を得るだけでなく、実際に模擬授業を行うことで「身体」で感じ取ることができた。

・示範授業を受ける中で、「主体的・対話的で深い学び」とはどのようなものであるかを理解することができた。自分も、生徒が「考えたい」「話したい」と思うような授業をしたい。

「ウォームアップセミナー」第2日講座

 令和3年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修
          「ウォームアップセミナー」第2日講座

 

  1月23日(土)、2月6日(土)に、令和3年度の県公立学校教員採用内定者を対象にした採用前研修「ウォームアップセミナー」第2日の1回目、2回目が開催され、計147名の内定者が参加しました。
 この研修は、内定者の方々が、4月の教員としてのスタートをより円滑なものとするねらいで実施したもので、今年度は、新型コロナウイルス感染予防対策を万全にするため、1日研修を午後半日研修に短縮し、県外在住者の方は、机上研修(送付された資料を読み、感想等を提出する。計75名)に変更して実施しました。
 講義は、「学校における著作権と情報モラル」、「職場に生きるコミュニケーション力」、「社会人に必要なマナー」、「赴任の心得」の四つを行い、「社会人に必要なマナー」においては、ジョブカフェ石川キャリア教育支援グループリーダー 森田 浩講師から、身だしなみ、挨拶、言葉遣い、電話対応等について、学校現場ですぐに必要な事柄について具体的な講義がありました。
 また、「赴任の心得」においては、小学校、中・高、特別支援学校、養護教諭に分かれて、職種に応じた指導のあり方、子どもたちとの接し方、心構え等について研修しました。
 参加者からは、「4月のスタートに向けて、前向きに取り組んでいこうという思いが強くなった。」「『当たり前のことを当たり前にする』という言葉を大切にし、4月から自覚を持って行動しようと強く思う。」などの感想が寄せられ、充実した研修になったことが分かりました。
  なお、第2日の3回目は3月6日(土)に実施(68名)する予定です。

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「社会人に必要なマナー」挨拶の仕方 養護教諭「赴任の心得」エピペンの使い方

 

 

第8期学生クラス標準コース 6日目「教育実践課題への理解」

第8期学生クラス標準コース 6日目「教育実践課題への理解」

 

 新型コロナウイルスの第3波に見舞われる中、さらに記録的な大雪の追い打ちを受けた令和3年の年明け。当初の計画より1週間延期となりましたが、1月16日に学生クラス標準コース第6回目を無事開講することができました。除雪等に尽力いただいた関係各位に感謝申し上げます。
 今回の講座では「考え議論する道徳」と題して、今クローズアップされている道徳教育のあり方について石川県教員総合研修センターの中越担当課長と飛龍指導主事より講義を行っていただきました。道徳教育に求められているものや評価のあり方など、受講生は多くのことを学ぶことができました。

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中越担当課長 飛龍指導主事

 また、小学校コースでは今回「他教科からの指導のヒント」として国語科の授業づくりについて同センターの南井指導主事と早川指導主事からご指導を受けました。4年生の「ごんぎつね」を題材に、言語活動を通して資質・能力を育成する授業づくりについて具体例を挙げて丁寧に説明をしていただきました。これをもとに、この後の模擬授業で受講生たちは初めて国語の模擬授業に挑戦しました。

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南井指導主事  早川指導主事 国語の模擬授業

 受講生からは「道徳の授業の重要性は現在行っている学校実習で痛感していたのでとても勉強になった」「実際に模擬授業を行っていただいて道徳授業のやり方に見通しを持つことができた」「国語の授業について自分が受けてきたものとは違っていてとても新鮮だった」等といった感想が寄せられました。

令和3年度 ウォームアップセミナー「学校参観」

令和3年度石川県公立学校教員採用内定者採用前研修<ウォームアップセミナー>

第1日「学校参観」について

 

 令和3年度ウォームアップセミナー第1日目の学校参観は、新型コロナウィルス感染予防のため日程を半日とし、12月2日(水)から11日(金)にかけて、小学校11校、中学校6校、高等学校5校、特別支援学校2校の24校で実施されました。今回の学校参観は、新規学卒者148名を対象に4月から石川県の教員としての使命を自覚し、情熱をもって教員生活を始めることができるよう必要な心得や知識などが得られる機会として行われました。
 受講者は、学校の概要について説明を受けた後、学校生活や実際の授業を見学し教育活動に理解を深めると共に、若手教員との懇談を通して赴任の心得や困ったことがあれば遠慮せず先輩教員に相談や指導を仰ぐなど、具体的にアドバイスを受け、4月からの教員生活に向けて意欲と自覚を新たにしました。

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学校概要説明(かほく市立宇ノ気中学校) 若手教員との懇談(かほく市立宇ノ気小学校)

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授業参観(1年算数)(金沢市立泉小学校)

 受講者からは、「学校は組織としてチーム全体で動き、よりよい学校を目指して一人一人が使命感や責任感を持ち続けることが学校の信頼につながることを学びました」「授業参観では子どもたちの主体性を尊重した授業展開がなされ、先生方は目配りや声かけなど、きめ細かな配慮と工夫をされていました」「不安もありますが、先生方のお話や元気な子どもたちを見て、教師という職業に就けることを誇りに思うことができました」などの感想が寄せられました。
 今回のウォームアップセミナーの実施にあたり、新型コロナウィルス感染予防対策や校務ご多忙の中、学校長をはじめ、ご協力いただきました先生方に心から感謝とお礼を申し上げます。

学生クラス標準コース 「学校実習」

 第8期 学生クラス標準コース 「学校実習」始まる! 

 

 8期生の学生クラス標準コースでは、今年度は、コロナ対応のため11月~翌年1月に60時間を目安として「学校実習」を実施しています。学校実習では公立学校(小学校8校・中学校8校・高等学校3校)での教育活動に参加し、教師の教育活動を見学・体験したり児童生徒とふれあったりして、教師になろうとする意欲を高めるとともに、コミュニケーション力、実践的指導力を高めています。

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<金沢市内の小学校での個別指導・机間指導・個への支援等の体験>

 

 実習生たちは、校長先生をはじめ多くの先生方からの指導を受け、授業の進め方等を見学・体験させていただいています。児童生徒への声かけや、個への支援の仕方等について意欲的に実習しています。
 実習生からは、「貴重な体験ができて毎回楽しく学ばせていただいています」といった声が聞かれています。
 コロナ感染の終息が見えない中、当塾の学校実習にご協力くださり、塾生を指導してくださっている、校長先生をはじめ多くの先生方に感謝申し上げます。有難うございます。