SSH活動記録

韓国科学交流3日目

 科学交流3日目、朝は強い雨が降っており、心配しましたが、みんなの願いが通じたのか曇りになりました。
 大田からKTX(韓国の新幹線)でソウルに移動し、国立果川博物館とソウル大学へ行きました。博物館では最先端の科学技術や韓国の自然史の展示を見学しました。


    国立果川博物館

  博物館の自然史展示見学の様子

     昼食の石焼ビビンバ

   夕食は骨付きカルビでした

韓国科学交流2日目

 科学交流2日目、午前は大田科学高校の課題研究ポスター発表会に参加しました。夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生との久しぶりの再会です。

 生徒達は韓国の高校生のポスター研究発表に対して、熱心に質問していました。また、英語による自分達のポスタープレゼンテーションを韓国の高校生に理解してもらえたという手ごたえがあって、充実したポスターセッションとなりました。

 午後は、KAIST(韓国先端科学技術大学)およびETRI(韓国電子通信研究院)を見学し、バーチャルリアリティーの体験をしました。

 夜、夏に小松に来てくれた8人の韓国の高校生とともに食事をしました。本校の生徒の一人が英語と韓国語でスピーチをし、さらに盛り上がりました。


   オープニングセレモニーの様子

  ポスタープレゼンテーションの様子

大田科学高校前で韓国の生徒・先生たちと記念撮影

     KAISTでの記念撮影

     ETRIのVR体験の様子

韓国科学交流1日目

 小松空港をお昼に出発して、仁川空港に着き、大田(テジョン)には17:30に到着しました。夜ごはんはしゃぶしゃぶを食べました。全員元気に1日目を終えました。

      仁川空港での様子

       しゃぶしゃぶ
 
        夕食の様子

韓国科学交流出発!

今日から3泊4日の日程で理数科の24名が海外交流研修を行います
海外でしか得られないものをたくさん吸収してきて欲しいものです

サイエンス・フェスタ2019 in サイエンスヒルズこまつ

 12月14日(土)、サイエンス・フェスタ2019に本校の生物部、理化部の生徒12名が参加しました。生徒たち自身が考え、準備した、

「チリメンモンスターをさがそう!」

「コマが回るしくみを知ろう!」

「試験管に雪を降らせよう!」        の実験講座を行いました。

 どの実験講座にもそれぞれ80名ほどの小学生たちが訪れ、とても熱心に、また楽しそうに実験に取り組んでくれました。部員たちも小学生の様子を見て、わかりやすく説明するように頑張っていました。

          小松高校のブース                 「試験管に雪を降らせよう!」の様子

「コマが回るしくみを知ろう!」の様子           「チリメンモンスターをさがそう!」の様子

石川県SSH生徒研究発表会

  石川県地場産業振興センターで、石川県のSSH指定校3校(金沢泉丘高校、七尾高校、小松高校)とNSH(ニュースーパーハイスクール)指定校の金沢二水高校と金沢桜丘高校が参加して、石川県SSH生徒研究発表会が行われました。

 SSH指定3校による口頭発表が行われ、本校からは、11月の校内選考会で選ばれた理数科2年生の課題研究2グループ「海岸線とフラクタル」と「液面で浮上する液滴の安定性について」が代表として発表を行いました。その後、NSH指定校2校を含めた5校のすべての課題研究のポスター発表が行われました。ここで、理数科2年生の生徒達は、他校の生徒達や先生方とのポスターセッションを行うことで、今後の研究の参考にすることができました。また、参観者として参加した本校理数科1年生は来年度に取り組む課題研究の参考になるよう、熱心に質問をしていました。

           「海岸線とフラクタル」の発表の様子

       「液面で浮上する液滴の安定性について」の発表の様子

 他校の発表に熱心に質問をしました

   ポスター発表会の会場の様子

     ポスター発表の様子

 

SSH研究発表会

    SSH研究発表会を開催しました。大学の先生方及び県内の高校の先生方など多数ご来場いただきました。本当にありがとうございました。 

<日程>

午前;公開授業「総合科学(物理分野・化学分野・生物分野)」理数科1年生

   ・物理分野(物理実験室)

               電子天秤を用いてリング法による水とエタノール混合溶液の表面張力を測定する実験に

               取り組み、結果から液体内部のエタノール分子の分布について考察した。

     ・化学分野(化学実験室)

               発泡スチロール球を容器に詰めることで、規則的配列の一例として体心立方構造を

               見つけ、その単位を確認し、充填率を計算で求めた。

   ・生物分野(生物実験室)

               CO2センサを用いて光合成に有効であると考えられる光源を調べることで、基本的な

               探究スキルを学習した。

午後;学校設定科目「課題探究Ⅱ」ポスター発表会(視聴覚室)

    理数科1年生や本校の教職員の先生方だけではなく、多くの中学校、高校の先生方や

              講評者としての大学の先生方が来てくださり、とても活発なポスターセッションと

              なりました。その後、ポスターセッションで指摘されたことを、次の日に行われる

              石川県SSH生徒研究発表会に生かせるように、ポスターを直したり、確認をしたり

              して、自分達の研究結果についていろいろ話し合いを重ねていました。

 

★講評者として来てくださった先生方

國藤  進先生 (北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)  

阿部  聡先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授)

小松﨑俊彦先生 (金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授)

川上  裕先生 (金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授) 

草野 英二先生 (金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 教授)

中谷内 修先生 (石川県立大学 生物資源工学研究所 助教)

公開授業(物理分野)の様子

公開授業(化学分野)の様子

公開授業(生物分野)の様子

ポスター発表会の会場の様子

ポスター発表の様子 その1

ポスター発表の様子 その2

課題研究校内発表会(理数科2年生)

 「小松高校オープンスクール」の日に、理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。保護者の方々はじめ、多くの小学校・中学校・高校の先生や中学生にも参加して頂くことができました。本当にありがとうございました。

 生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで1年生の3学期から取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。

 審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。

 参加した理数科1年生も熱心に研究発表を聞き、たくさんの質問が出ました。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年度の自分達の課題研究に、2年生はこれからの研究の参考になったのではないかと思います。

★審査員の先生方

 國藤   進 先生(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)

 伊藤 正樹 先生(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)

 佐藤 政行 先生(物理・金沢大学理工研究域数物科学系 教授)

 加賀谷重浩 先生(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)

 川上  裕 先生(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)

 寺岸 俊哉 先生(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)

★理数科課題研究発表順

① 天然色素を用いた万能pH指示薬の研究

② ナミテントウの変態期間における記憶保持について

③ まわり将棋

④ 液面で浮上する液滴の安定性について

⑤ コロイド結晶膜による構造色の研究

⑥ 小松高校におけるゼニゴケの生育環境の研究

⑦ 海岸線とフラクタル

⑧ 鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム

⑨ 雑草を材料にして作成した紙の吸水性

⑩ 過冷却現象の解析

     審査員の先生方

     会場全体の様子

       発表の様子

        質問の様子

      質疑応答の様子

   大学の先生の講評の様子

地学野外実習(理数科1年)

 9月28日(土)1年理数科理数地学選択者と希望者で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。

 大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行ったあと、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。

 

      化石採取の様子

地層観察についての説明を受けている様子

 

日本陸水学会(高校生ポスター部門)

9月27日(金)~30日、金沢大学角間キャンパスで日本陸水学会金沢大会が開催されました。

28日(土)に行われた高校生ポスター発表には、

2年理数科の課題研究;「鳴き砂から出る音について」

           「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」

の2チームが参加してポスター発表を行いました。

 

「鳴き砂から出る音について」の発表の様子

「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」の発表の様子

日本創造学会(高校生ポスターセッション)

9月28日(土)~29日(日)、北陸先端科学技術大学院大学で日本創造学会研究大会が開催されました。

28日(土)に行われた高校生ポスターセッションでは、

理科部化学班の研究;「スライムの材料比とその性質」

「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」

理科部物理班の研究;「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」、

生物部の研究   ;「テントウムシの変態期間における記憶保持について」

の4チームが参加してポスター発表を行いました。

「ビンから注ぐときに出るトクトク音について」のチームが最優秀賞(物理)

「テントウムシの変態期間における記憶保持について」のチームが最優秀賞(生物)を受賞しました。

 

 

「スライムの材料比とその性質」の発表の様子

「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」の発表の様子

「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」の発表の様子

「テントウムシの変態期間における記憶保持について」の発表の様子

 

関東サイエンスツアー(理数科1年生)2日目

9月27日(金)

 午前;◎東京工業大学すずかけ台キャンパス

    ◎理化学研究所横浜事業所

     2グループに分かれて研修

・東工大では大場・熊谷研究室、平松研究室、吉敷研究室を見学させていただきました。最先端の研究を見て、工学部への 興味が高まりました。また、東工大の先生方や大学院生の方々の丁寧な対応から東工大への志望を高めた生徒が多数いました。

・理化学研究所では最先端の生化学の研究についての説明や実験装置などを見学させていただきました。事前研修や理数生物の時間に学んだことを参考に熱心に見学したり質問したりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

東京工業大学 フロンティア材料での見学の様子

 

 

 

 

 

 

 

  理化学研究所(遺伝子の研究)

 

 

 

 

 

 

 

  理化学研究所(免疫の研究)

 

関東サイエンスツアー(理数科1年生)

 

理数科1年生の関東サイエンスツアーが行われました。

 

 午前;上野国立科学博物館

 午後;東京大学(本郷キャンパス) 航空宇宙工学(中須賀研究室)

                  天文学(戸谷・藤井・左近研究室)

                  生命工学(相田研究室)

                                            有機合成化学(小林研究室)

  夜;OBとの懇談会

 

・生徒達は研修先について、熱心に事前学習を行ってきました。そのおかげで、博物館でも東京大学でも積極的に研修に取 り組み、質問も活発にしていました。

・夜は本校OBとの懇談会で、高校時代の様子、勉強法、志望学部・志望校の決め方、部活動と勉強の両立、理数科特有の教科や課題研究について、教えてもらったり、質問したりしていました。みんな口々に有意義な時間だったと言っていました。        

結団式
小松駅での結団式の様子 国立科学博物館
東大安田講堂前 戸谷・藤井・左近研究室
中須賀研究室 相田研究室

OBとの懇談会 その1

OBとの懇談会 その2

ディベート大会

 9月25日(水)、普通科1年生学校設定科目「探究基礎」のディベート大会が行われました。4月の開講式から、テーマについて班ごとにいろいろ調べ、話し合い、準備してきました。また、事前にクラス内マッチを行い、リハーサルもしてきました。
 生徒達は試合をやるだけでなく、運営係、審査員も行うことで、生徒主体のディベート大会を行うことができました。
 結果・・・1位;14H、17H、3位;15Hでした。
 今年度のテーマ
① 日本はすべての動物園を廃止すべきである。
② 原発を廃止すべきである。
③ 遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。
④ すべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。


肯定側立論の発表の様子

否定側から肯定側への質疑の様子

肯定側から否定側への質疑の様子

体験入学での課題研究発表

 821日(水)、小松高校体験入学が行われました。中学生を前に、理数科3年生3人が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の課題研究を発表しました。

 中学生にとって、難しい内容だったと思いますが、高校生の課題研究とはどのようなものかを感じ取ってくれたら・・・と思っています。

 体験入学後のアンケートでは「難しかった。」、「よかった。」、「すごいと思った。」、「おもしろかった。」という意見が見られました。


発表の様子

全国SSH生徒研究発表会

 87日(水)8日(木)、神戸国際展示場にて、全国SSH生徒研究発表会が行われました。全国のSSH指定校が参加して課題研究など口頭発表やポスターセッションを行いました。本校からは3年生2名が「チェック柄の印象の移り変わり」というテーマでポスター発表を行いました。また、7日(水)には本校の理数科1年生33名と理数科2年生3名も参加し、自分たちの課題研究の参考にしようと、熱心にポスター発表を聞き、質問をしていました。

ポスター発表の様子

質疑応答の様子 その1

質疑応答の様子 その2

1年生も熱心にポスターによる研究発表を見ていました。

1年生が質問している様子

SSH国際科学交流④

 731日(水)、3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた小松高校の生徒も20名程集まり、韓国の生徒さんたちと小松高校生がこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表し合いました。その後、お互い記念品を交換したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
 両学校の生徒、どちらも別れを惜しんでおり、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が
12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。

感想の発表の様子 その1

感想の発表の様子 その2

記念品交換の様子

歓談の様子

空港へ向かう前の記念写真

大学実験セミナー②・SSH国際科学交流③

   730日(火)、前日に続いて、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。韓国大田科学高校の生徒8人と県内のALTの方々が参加してくださいました。

 午前は、前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。

 午後からは、実験結果についての英語スライド作成および英語によるプレゼンテーション大会を行いました。

 英語プレゼンテーションのために、石川県立大学准教授グレン・ロバート・ノリス先生が英語プレゼンテーションについての講義をしてくださいました。生徒達はグレン先生やALTの方々のご指導のもと、プレゼンテーションの準備や練習を行い、2日間行った実験の結果について英語でプレゼンテーションと質疑応答を行いました。なお、入賞したチームには副賞として小栁先生から、細菌・発酵に因んでFishSource(魚醤)が贈られました。

 参加してくださったALTの方々
 Ms. Starla E. Solem(小松商業高校)  
 Ms. Jennifer J.E.Brokenshire(金沢二水高校)
 Mr. Paul E. Davis(県立工業高校) 
 Mr. Stefan J. Czarnecki (金沢二水高校)
 Ms. Naomi R. Bridgeman (金沢泉丘高校)
 Ms. Zoya S. Erdevig(小松高校)
 Mr.Marcus A. Smith(小松高校)


実験の様子 その1

実験の様子 その2

英語プレゼンテーションについての講義の様子

プレゼンテーション賞 第1位 10班
ベスト生菌数賞 第1位 10班

プレゼンテーション賞 第2位 7班

ベスト食品微生物科学者賞 4班

大学実験セミナー①・SSH国際科学交流②

  7月29日(月)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。石川県立大学食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。また、アドバイザーとして生物資源工学研究所助教中谷内修先生が指導・助言してくださり、TA(ティーチングアシスタント)として、大学院生・大学生11人が指導補助にあたってくださいました。

 まず、食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養、顕微鏡による微生物の観察を行いました。韓国大田科学高校の生徒達も一緒にセミナーに参加し、理数科の生徒達のグループにそれぞれ混ざって、英語でコミュニケーションをとりながら協力して実験を行いました。そして、次の日の準備をして1日目を終えました。
 この日の夜は、理数科2年の生徒と韓国大田科学高校の生徒は寺井の「さらい」を合宿所として宿泊し、夜は交流会を催しました。昨日に引き続き、とても盛り上がりました。

校長先生の英語での挨拶

小柳先生の講義

食品サンプルを選択中

食品中の微生物の顕微鏡観察の様子

食品サンプルから微生物の抽出中

宿舎での交流会の様子

2019さが総文で理化部が奨励賞を受賞しました。

727日(土)~729日(月)、43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文自然科学部門で、理化部の3年生3名が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」という研究テーマで研究発表し、奨励賞を受賞しました。彼らが1年生の3月からずっと地道に取り組んだ研究の結果が評価され、とても嬉しいです。これからの受験勉強にもこのように頑張ってくれるのではないかと思います。そして、大学生になっても真摯に研究に取り組んでほしいです。また、12年生もこの結果を励みに課題研究や日々の勉強に対して誠実に努力を積み重ねていってもらえたらなあと思います。

       表彰式の様子

 巡検研修(有明海の干潟体験)の様子