SSH活動記録

第2回韓国ZOOM交流

10月28日(木)、韓国大田科学高校との第2回ZOOM科学交流が開催されました。
今回は科学研究の進捗状況を発表し、質疑応答を行いました。
次回(11月22日(月))は、いよいよ最終回。発表会本番です!科学研究発表と、日本文化紹介発表を行います。

 

いしかわ高校科学グランプリ(科学の甲子園 石川県予選)

 10月16日(土)いしかわ総合スポーツセンターで行われた「いしかわ高校科学グランプリ」に参加しました。
 午前は数学、物理、化学、生物、地学、情報の筆記競技が行われ、午後は実技競技(総合系)が行われました。生徒たちは出場が決まった7月から熱心に問題を解いたり、実技競技の練習を行ったりして、この日に備えてきました。実技競技では、チーム同士で応援の拍手を送りあうなど、一丸となって取り組み、大いに会場を盛り上げていました。

<参加チーム名>

28H・24H チーム名「小松高校B」
28H チーム名「小松高校A」
28H チーム名「部分分数分解のタガエッティー」
18H チーム名「松島Girls」
18H チーム名「ハンマーヘッド」
18H チーム名「アゼチーズ・タキツブテ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    【2年生チームの集合写真】               【1年生チームの集合写真】

  

第1回韓国ZOOM交流

9月27日(月)、韓国大田科学高校との第1回ZOOM科学交流が開催されました。
今回はお互いの自己紹介、研究の概要説明、学校紹介を行いました。
生徒達は、大田科学高校の生徒の英語力とプレゼンテーション能力の高さや、学校紹介での充実した施設に非常に驚いていました。お互いの発表に対して活発に質疑応答をすることができ、充実した交流になりました。
次回(10月28日(木))は、研究をより深めて発表することになるので、その準備に向けて生徒達はやる気をみなぎらせていました。

 

 

 

 

理数科1年生「サイエンスツアー」

9月24日(金)サイエンスツアーとして、理数科1年生が金沢大学理工学域と石川県立大学を訪問しました。感染症対策をしっかり行い、2グループに分かれて、バス2台にそれぞれ分乗し訪問先へ向かいました。

石川県立大学では、中谷内先生のご指導のもと、ウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。今回の実験は生徒にとって、全てが初めての経験で、バイオテクノロジーの一端に触れ、遺伝子を扱う細かい作業を班で協力しあいながら熱心に取り組んでいました。

金沢大学では、数物科学類、物質科学類、フロンティア工学類、機械工学類の研究室訪問を行いました。生徒達は大学生から、現在おこなっている研究の内容について説明を受け、興味をもって熱心に質問をしていました。学生の皆さんの生の声を聞くことができて、とても刺激を受けていました。また、大学の先生方は研究室や実験装置などについて丁寧に説明してくださいました。

帰りのバスの中では「沢山研究室を見せてもらうことができて、進路選択の参考になった」「工学部の巨大な研究施設を見ることができてよかった」「目に見えないものを想像することが大切だと分かった」等の声が聞かれました。お忙しい中、またコロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった大学の先生方、関係者の方々に感謝申し上げます。

【石川県立大学での様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【金沢大学での様子】

 

 

 

 

 

 

大学実験セミナー(理数科2年)

7月26日(月)27日(火)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。A班では食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。B班では生物資源工学研究所助教中谷内修先生が電気泳動法によるDNAの分離、検出についての講義と実験の指導をしてくださいました。

A班は、1日目に食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養を行い、2日目に前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。生徒達は、顕微鏡で見た染色した菌の食品毎の違いに感動し、抽出した菌を顕微鏡で見せ合ったり、写真を撮ったりして、大変盛り上がりました。

B班は、1日目の予定が変更になり、2日目はウィルスの1種λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動により分離後、ゲル内のDNA切断を染色して、観察しました。DNAを目で見るだけでなく、大きさを確認することができて、生徒達はとても嬉しそうでした。

コロナ禍で大変な状況の中、ご協力くださった石川県立大学の先生方、TAの方々、関係者の方々に感謝申し上げます。

<A班の様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<B班の様子>

生物野外実習(理数科1年)

7月22日(木)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。

日程  

   6:30        学校集合

   7:00        出発(バス2台に分乗)

10:00        のと海洋ふれあいセンター到着

                      到着後着替え

11:00~12:00  海洋生物採集

12:00~12:30  着替え

12:30~13:30  昼食

13:30~14:30  ウニ人工授精・発生実験(実験室)

                      海洋生物観察(実験室)

14:30~15:00  片付け

15:30        のと海洋ふれあいセンター出発

18:30                学校到着

 

    今年度の生物野外実習も、新型コロナウィルス感染の状況から、石川県のガイドラインに沿って、実習を行いました。よって、今年も残念ながら日帰りの実習となりましたが、理数科の生徒全員すべての実習に熱心に取り組んでくれました。

    午前は海に入って海洋生物採集をしました。今年もウェットスーツを着て海に潜ることはできませんでしたが、足だけ海につかって海洋生物を採取しました。コロナ禍で予防対策を意識しながらも、実験の班員どうし協力しあって楽しそうに取り組んでいました。この様子を見ていたら、理数科1年生のこれからの活躍がとても楽しみになりました。

    午後は午前に採集したウニを人工受精させ、発生の様子を顕微鏡で観察しました。また、発生観察の合間に採取したウニやヒトデ、海藻などの海洋生物の観察・同定およびスケッチを行いました。ウニの人工受精は多くの班が成功し、生徒たちはとても充実した様子でした。

 

開校式(校長先生挨拶)     海の危険生物に関する講義   海洋生物観察

 

 

 

 

 

                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウニの観察            ウニの放精、放卵       人工受精させた胚の顕微鏡観察

                 みんなで集合写真!

課題探究(2年生普通科理系課題研究)開講式

7月13日(火)、2年普通科理系生徒を対象に、課題研究開講式が行われました。

9月から、自分たちが設定したテーマについて、研究をスタートさせます。開講式では、みんな真剣に研究を進めるにあたっての諸注意を聞いていました。

第2回こまつ研究サポートプログラム

7月14日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。前回の「第1回課題研究中間報告会」から約2か月が経ち、第1回で頂いたアドバイスから方向性を決めて研究を少しずつ進めてきた、これまでの進捗状況を説明し、今後の研究を進めるにあたってのご指導・ご助言をいただきました。的確なアドバイスをいただけたことで、各研究班は気持ちを新たにし、夏期休業中の期間をどのように使って課題研究を進めていくかを話し合いました。

★参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系   名誉教授 國藤 進先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系    准教授 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系    教授  佐藤 政行先生(物理分野)
金沢大学 理工研究域 機械工学系    教授  小松﨑 俊彦先生(物理分野)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科     教授  鈴木 保任先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所    助教  中谷内 修先生(生物分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系   研究員 板野 敬太さん (地学分野)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系   研究員 長谷部 明弘さん (地学分野)

<数学班の様子>

 

<物理班の様子>

<化学班の様子>  

 

<生物班の様子>                        <地学班の様子>

 

第1回こまつ研究サポートプログラム

 5月12日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。
 会の終了後、生徒達から「大学の先生方の知識量がすごかった」「自分たちで気付かなかったことを気付かせてもらえた」「実験の方向性のヒントをもらえた」という声が聞かれ、大変勉強になりありがたかったとみんな感謝していました。さっそく班員どうしで協力しながら研究に取り組み始めていました。
 こまつ研究サポートプログラム第2回目は7月14日(水)に行う予定です。

参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学  國藤 進 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 森下 知晃先生 (地学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)

数学班活動の様子

  

  

化学班活動の様子

 

 

地学班活動の様子

 

物理班活動の様子

  

 

生物班活動の様子

 

 

探究基礎オリエンテーション

 

本日4月15日(木)普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」のオリエンテーションがあり、まず探究基礎の目的やスケジュール、ディベート小論文について説明を聞きました。「探究基礎」では前期はディベート小論文、後期は、文系は基礎課題研究、理系は探究スキル育成講座を行い、探究力を養うことを目的としています。

 

 

 

次に、証拠を使って論理的に立証することを具体的にイメージしてもらうために、学年団の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである。」が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒達は集中してメモを取り、各先生の論に対してどのように反論できるか考え、意見交換をしました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、否定側の先生方の勝利となりました。