SSH活動記録
課題研究校内発表会(理数科2年生)
「小松高校オープンスクール」の日に、理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」における課題研究の校内発表会が行われました。保護者の方々はじめ、多くの小学校・中学校・高校の先生や中学生にも参加して頂くことができました。本当にありがとうございました。
生徒達は10グループに分かれ、それぞれのテーマで1年生の3学期から取り組んできた課題研究の結果についてパワーポイントで、口頭発表しました。
審査員として大学の先生方をお招きし、審査・講評をしていただきました。これらのアドバイスを今後の研究に生かして、さらに研究を深めていってほしいと思います。
参加した理数科1年生も熱心に研究発表を聞き、たくさんの質問が出ました。とても活発な質疑応答が行われ、1年生は来年度の自分達の課題研究に、2年生はこれからの研究の参考になったのではないかと思います。
★審査員の先生方
國藤 進 先生(数学・北陸先端科学技術大学院大学 名誉教授)
伊藤 正樹 先生(生物・金沢大学理工研究域生命理工学系 教授)
佐藤 政行 先生(物理・金沢大学理工研究域数物科学系 教授)
加賀谷重浩 先生(化学・富山大学大学院理工学研究部 教授)
川上 裕 先生(数学・金沢大学理工研究域数物科学系 准教授)
寺岸 俊哉 先生(生物・石川県教育委員会学校指導課 指導主事)
★理数科課題研究発表順
① 天然色素を用いた万能pH指示薬の研究
② ナミテントウの変態期間における記憶保持について
③ まわり将棋
④ 液面で浮上する液滴の安定性について
⑤ コロイド結晶膜による構造色の研究
⑥ 小松高校におけるゼニゴケの生育環境の研究
⑦ 海岸線とフラクタル
⑧ 鳴き砂の物理的特性と発音メカニズム
⑨ 雑草を材料にして作成した紙の吸水性
⑩ 過冷却現象の解析
審査員の先生方
会場全体の様子
発表の様子
質問の様子
質疑応答の様子
大学の先生の講評の様子
地学野外実習(理数科1年)
9月28日(土)1年理数科理数地学選択者と希望者で金沢市大桑町犀川上流貝殻橋付近の河川敷で地学野外実習を行いました。
大桑層中部貝化石密集層と大桑層下部貝化石密集層での化石採取を行ったあと、大桑層と犀川層の境界付近で地層観察を行いました。
化石採取の様子
地層観察についての説明を受けている様子
日本陸水学会(高校生ポスター部門)
9月27日(金)~30日、金沢大学角間キャンパスで日本陸水学会金沢大会が開催されました。
28日(土)に行われた高校生ポスター発表には、
2年理数科の課題研究;「鳴き砂から出る音について」
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」
の2チームが参加してポスター発表を行いました。
「鳴き砂から出る音について」の発表の様子
「小松市におけるゼニゴケの生育環境について」の発表の様子
日本創造学会(高校生ポスターセッション)
9月28日(土)~29日(日)、北陸先端科学技術大学院大学で日本創造学会研究大会が開催されました。
28日(土)に行われた高校生ポスターセッションでは、
理科部化学班の研究;「スライムの材料比とその性質」
「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」
理科部物理班の研究;「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」、
生物部の研究 ;「テントウムシの変態期間における記憶保持について」
の4チームが参加してポスター発表を行いました。
「ビンから注ぐときに出るトクトク音について」のチームが最優秀賞(物理)
「テントウムシの変態期間における記憶保持について」のチームが最優秀賞(生物)を受賞しました。
「スライムの材料比とその性質」の発表の様子
「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」の発表の様子
「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」の発表の様子
「テントウムシの変態期間における記憶保持について」の発表の様子
関東サイエンスツアー(理数科1年生)2日目
9月27日(金)
午前;◎東京工業大学すずかけ台キャンパス
◎理化学研究所横浜事業所
2グループに分かれて研修
・東工大では大場・熊谷研究室、平松研究室、吉敷研究室を見学させていただきました。最先端の研究を見て、工学部への 興味が高まりました。また、東工大の先生方や大学院生の方々の丁寧な対応から東工大への志望を高めた生徒が多数いました。
・理化学研究所では最先端の生化学の研究についての説明や実験装置などを見学させていただきました。事前研修や理数生物の時間に学んだことを参考に熱心に見学したり質問したりしていました。
東京工業大学 フロンティア材料での見学の様子
理化学研究所(遺伝子の研究)
理化学研究所(免疫の研究)
関東サイエンスツアー(理数科1年生)
理数科1年生の関東サイエンスツアーが行われました。
午前;上野国立科学博物館
午後;東京大学(本郷キャンパス) 航空宇宙工学(中須賀研究室)
天文学(戸谷・藤井・左近研究室)
生命工学(相田研究室)
有機合成化学(小林研究室)
夜;OBとの懇談会
・生徒達は研修先について、熱心に事前学習を行ってきました。そのおかげで、博物館でも東京大学でも積極的に研修に取 り組み、質問も活発にしていました。
・夜は本校OBとの懇談会で、高校時代の様子、勉強法、志望学部・志望校の決め方、部活動と勉強の両立、理数科特有の教科や課題研究について、教えてもらったり、質問したりしていました。みんな口々に有意義な時間だったと言っていました。
小松駅での結団式の様子 | 国立科学博物館 |
東大安田講堂前 | 戸谷・藤井・左近研究室 |
中須賀研究室 | 相田研究室 |
OBとの懇談会 その1 |
OBとの懇談会 その2 |
ディベート大会
生徒達は試合をやるだけでなく、運営係、審査員も行うことで、生徒主体のディベート大会を行うことができました。
結果・・・1位;14H、17H、3位;15Hでした。
今年度のテーマ
① 日本はすべての動物園を廃止すべきである。
② 原発を廃止すべきである。
③ 遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。
④ すべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。
肯定側立論の発表の様子
否定側から肯定側への質疑の様子
肯定側から否定側への質疑の様子
体験入学での課題研究発表
8月21日(水)、小松高校体験入学が行われました。中学生を前に、理数科3年生3人が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の課題研究を発表しました。
中学生にとって、難しい内容だったと思いますが、高校生の課題研究とはどのようなものかを感じ取ってくれたら・・・と思っています。
体験入学後のアンケートでは「難しかった。」、「よかった。」、「すごいと思った。」、「おもしろかった。」という意見が見られました。
発表の様子
全国SSH生徒研究発表会
8月7日(水)8日(木)、神戸国際展示場にて、全国SSH生徒研究発表会が行われました。全国のSSH指定校が参加して課題研究など口頭発表やポスターセッションを行いました。本校からは3年生2名が「チェック柄の印象の移り変わり」というテーマでポスター発表を行いました。また、7日(水)には本校の理数科1年生33名と理数科2年生3名も参加し、自分たちの課題研究の参考にしようと、熱心にポスター発表を聞き、質問をしていました。
ポスター発表の様子
質疑応答の様子 その1
1年生も熱心にポスターによる研究発表を見ていました。
1年生が質問している様子
SSH国際科学交流④
7月31日(水)、3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた小松高校の生徒も20名程集まり、韓国の生徒さんたちと小松高校生がこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表し合いました。その後、お互い記念品を交換したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
両学校の生徒、どちらも別れを惜しんでおり、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。
感想の発表の様子 その1
感想の発表の様子 その2
歓談の様子
空港へ向かう前の記念写真