SSH活動記録
【SSH】スーパーサイエンスハイスクール研究発表会
5月30日(火)SSH研究発表会を開催し、2限目、3限目に全学年、すべてのクラスで課題発見型授業の公開授業を行いました。大学の先生方及び県内外の高校の先生方など多数のご来場者のみなさまに取り組みを見ていただくことで、課題発見型授業の普及を行いました。
3年理数科「課題探究Ⅲ」では、5つの領域融合の分野から自分たちの興味のある1つを選んでテーマを設定し、課題研究を行っている様子を見ていただきました。2年次の課題研究を通して身につけた探究力を生かして、さらに高度な課題に取り組むことで、大学での学びに必要な探究力を育成しています。
31H「人文科学課題研究Ⅱ」の授業では、2年生の時に行った課題研究を深め、「人文科学課題研究英語発表会」を行いました。参加したALTの先生からは「緊張の中、聴衆とよくアイコンタクトして難しい内容を分かりやすく説明していた」と高評価をいただきました。
<課題発見型公開授業の様子>
<課題探究Ⅲ公開授業の様子>
<人文科学課題研究英語発表会の様子>
【SSH】第1回こまつ研究サポートプログラム (2年理数科)
5月10日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。生徒達は自分たちで考えたテーマについて先生方にアイディアを聞いていただき、どのように実証につなげていけばいいか、実験器具も含めて、豊富な経験に基づく様々なアドバイスを頂きました。
会の終了後、生徒達から「考えが深まったばかりか、新たなアイディアまでいただくことができた」「絶対に私たちだけでは思いつかなかったアイディアや見方を提示してくださって、考えが広がったし、何よりとても面白かった」「知識の幅がとても広く、次々と私たちの考えを広げるアドバイスをたくさんしてくださった」という声が聞かれ、研究を大きく前に進めることができました。次回は7月12日(水)に行う予定です。
【参加していただいた大学の先生方】
金沢大学 理工研究域 数物科学系 佐藤 政行 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 小松﨑 俊彦 先生 (物理)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 川上 裕 先生 (数学)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 草野 英二 先生 (化学)
金沢大学 高大接続コア・センター 中野 正俊 先生 (化学)
金沢大学 環日本海域環境研究センター 松木 篤 先生 (地学)
石川県立大学 生物資源工学研究所 中谷内 修 先生 (生物)
【SSH】中谷内先生 探究学習特別講義(2年理数科・普通科2年理系)
4月26日(水)、2年普通科理系対象の「課題探究」において、石川県立大学の中谷内修先生をお招きし、課題探究についての特別講座が行われました。中谷内先生からは、課題探究の意義や方法、注意点などを丁寧に説明していただきました。生徒は次回から探究活動をより充実したものにするため、メモを取りながら一生懸命学んでいる様子でした。
同日5,6限目には、2年理数科対象の「課題探究Ⅱ」で中谷内先生にご講義いただきました。昨年1月に引き続いての内容で、探究学習において注意すべき点や、実験を設計する方法、発表の意義などを、具体的に説明していただきました。楽しく研究に取り組むためのヒントをたくさんいただき、生徒は研究への意欲が増した様子でした。
【SSH】課題探究Ⅱ開講式(理数科2年)
4月12日(水)19日(水)に、理数科2年「課題探究Ⅱ」開講式が行われました。
米口校長先生から「なぜこれを研究したいのか、なぜ他ならぬ自分たちがこの研究をするのか、に答えられる研究は、自分事になっていて、自分たちの体験・考えがある。成功する、しないに関わらず、試行錯誤のストーリーがある。それをみなさんから聞きたい。辛いことがあるけれども、研究とは楽しいものであり、研究を楽しんで欲しい。」という激励の言葉をいただきました。そして、校長先生がこれまでその原理を探究してきた「コップの水はなぜ落ちないのか」という実験を見せて、不思議だと思うことを探究し続けることの大切さを伝えてくださいました。生徒達は校長先生の激励の言葉と実験に、大変刺激を受けていました。
さらに年間スケジュール、研究のプロセス、記録を残すことの大切さ、パソコンや実験室の使用、物品の購入などに関する説明が行われました。その後生徒達は早速各グループに分かれて、課題設定について話し合いを始めていました。
【SSH】課題探究Ⅲ開講式(理数科3年)
4月18日(火)理数科3年「課題探究Ⅲ」の開講式が行われ、それに続く授業で微分方程式の解法を学びました。今後はこの考え方を用いて、領域融合の探究活動を行います。