SSH活動記録

【SSH】「課題探究Ⅰ」特別講義(理数科1年生)

 1月13日(金)学校設定科目「課題探究Ⅰ」(理数科1年生)の時間に、石川県立大学 中谷内修先生をお招きし、「研究の意義と課題の設定」と題して特別講義が行われました。  

 生徒達は、探究の意義や価値、問いの細分化、適切な仮説、テーマ設定の足がかり等、2年生での課題研究を始める前に、重要なことを沢山教えていただきました。

<<生徒の感想から>>

❍多様性が世界には必要であるという言葉が印象に残った。決まった解答、一般的な解答を覚えるだけではない、価値があるのかどうかさえ分からないものを探究することで、より社会に役立つ力を得ることができるということだと思う。また、見つけたものに価値を付与するということも探究の一つだとおっしゃっていた。そこは今までとは違い、答えを出して正解ということではなく、点数(=結果)は自分次第ということだと思う。また、未来の予測や想像する力もつける必要があると感じた。

【SSH】Math A-lympiad世界大会 日本代表に選ばれました!

 11月13日(日)金沢大学開催の「第5回日本数学A-lympiad」(全国20都道府県33校から84チーム313名が参加)が行われ、本校から6チームが参加しました。この大会では、数学を柔軟に活用して答えが一意ではない現実の課題の解決に創造的に取り組むことが求められ、グローバルな課題を発見する力、主体性や活発なコミュニケーションに基づく協働性、レポートを論理的に構成する力、英語力等、様々な力が総合的に試されました。

 審査の結果、本校2年生のチームが優秀賞を受賞しました!さらに、3月にオランダで開催される国際大会”Math A-lympiad”に日本代表として推薦・派遣されることが決まりました!おめでとうございます!

【SSH】物理・化学・生物 県内研究発表会(理数科2年)

 12月11日(日)「石川県中学・高校生徒物理研究発表会」がオンラインで開催され、本校からは3つの班(「反射波の方向と強さの制御について」「お椀が動く現象について」「弓道における弦音の性質について」)が口頭発表を行いました。

 また、同日に「いしかわ高校生物のつどい」が金沢泉丘高校で開催され、「粘菌のエサの感知についての研究」班が口頭発表を行い、ワークショップにも参加しました。

 12月16日(日)には、「石川地区中学高校生徒化学研究発表会」が金沢大学にて行われ、本校の3つの班(「泡の起泡性と安定性」「炭酸イオンに起因したダニエル電池の性能向上」「酸化チタンの光触媒による防カビ作用」)が口頭発表をしました。

 各発表会には、他校の生徒も参加し、他校の発表を聞いたり、質疑応答を通して交流することができました。参加した生徒からは、他校の生徒や大学の先生から新たな切り口での指摘やアドバイスを受けることができ、いい刺激になったという声が聞かれました。

 

 

 

 

 

 

【SSH】課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱ 特別講義(理数科2年生・1年生)

 12月22日(木)午後、金沢大学理工研究域フロンティア工学系 軸屋 一郎 准教授をお招きして、理数科1、2年生を対象に、課題探究Ⅰ・課題探究Ⅱの特別講義が「サイエンスヒルズこまつ」で行われました。

 軸屋先生は「ドローンを題材とする人工知能体験」という題目で、Pythonを用いた実習型AIドローン講義をしてくださいました。生徒達は、プログラミングによってドローンを制御し動かすという実習を通して、プログラミングによって様々な基本機能を実現でき、さらにAI(人工知能)の活用により高機能を実現できるということを学ぶことができました。

 生徒達からは、「普段はなかなか扱うことが出来ないドローンをプログミングで操縦するという貴重な体験が出来て楽しかったし、これからの勉強にも生かしていきたいと思う。」「課題研究でプログラミングに触れる機会は多いものの、ドローンを用いたことは無かったため多角的に考える良い機会となった。」「最先端の研究をしている大学の先生から専門分野について指導を受けることで、深い理解に繋がったし楽しかった。」という声が聞かれました。