日誌

学校日記

第106回全国高等学校野球選手権石川大会 1回戦

 令和6年7月13日(土)、第106回全国高等学校野球選手権石川大会のなかでも、注目の一日となったに違いありません。我らが門前高等学校と、小松市立高等学校との初戦が行われたからです。部員や保護者の皆さまだけでなく、教職員や門前町に住む方々など、多くの人で観客席がにぎわっていたのが印象的でした。暑い中、遠方にもかかわらず足を運んでくださり、誠にありがとうございました。

 固唾をのんで見守るなか、初回・2回とお互いに点を取ることなく試合が進んでいきました。3回裏、本校の攻撃で試合が動きます。1アウト2、3塁で、3番 山本がツーベースヒットを放ち、先制点を獲得しました。その後も良い流れがつづき、各々がしっかりと役目を果たしながらどんどん点を稼いでいきます。1番 塩士は初回から投げつづけ、試合が進んでいくごとに笑顔が見られるようになっていました。6回裏、1アウト1、3塁の場面。主将の5番 前川がライトへの犠牲フライを打ったところで10点となり、コールド勝ちとなりました。

 ノーヒットノーランで終えた今試合をふまえ、選手らは自信をもって次に臨めるのではないでしょうか。しかし、ここまでにはたくさんの壁があったと想像します。勝ちたくても勝てなかったことや、身体の不調・ケガ。そして、元日に起きた震災も、野球が思うようにできなくなってしまうには十分なものでした。たび重なる障害を乗り越え、並々ならぬ努力をしてきた野球部にとって、そしてその他大勢の人々にとって、希望となりうる勝利が得られたと思います。

 2回戦は18日(木)12:30~、金沢商業高等学校と対戦します。再び、会場や能登から熱い応援をお待ちしております。選手らのさらなる活躍と勝利に期待しながら、来たる戦いの日を待ちましょう。

 

(追記 写真を追加しました)

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全国高等学校野球選手権石川大会 開会式

令和6年7月11日(木)、全国高等学校野球選手権石川大会の開会式がとり行われました。予報でも雨、門前を出発してからも降りつづける雨。心配な気持ちはつのりましたが、開会式が近づくにつれて太陽の光が差し込むようになり、予定どおりの開催となりました。

 張りのあるアナウンスがこだまする会場で、入場行進がはじまります。各校の一糸乱れぬ隊列に、心なしか背筋がシャンと伸びました。ついに、門前高等学校の入場です。堂々と掲げられたプラカードの背後で、校旗がひるがえります。選手らの勇ましい顔つきを見ていると、授業中の和やかな雰囲気との差が感じられるようでした。

 開会挨拶や選手宣誓のなかで、高校球児の精一杯のプレーが人々を勇気づけ、希望を与えるということが言われていました。震災があったからこそ、大会での果敢な姿や手に汗握るような試合が一層求められていると思います。本校の初戦は7月13日(土)14時~、小松市立高等学校との対戦です。会場や能登の地から、熱のこもったエールを届けていきましょう。勝ち星はもちろん、戦い抜いた選手らのはつらつとした顔が門前で見られることを期待しています。

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石川県子どものこころのサポートプログラム「こころのサポート授業」実施

 

 7月11日に、全学年を対象に「石川県子どものこころのサポートプログラム こころのサポート授業」を行いました。この「こころのサポート授業」は、発災から約6か月が経過し、少しずつ学校に日常が戻りつつあるなかで、避難訓練や防災学習など、地震のことを思い出してしまった際に、落ち着いて対処することができる「セルフケア」の力を高めることも目的としたものです。

 スクールカウンセラーの高田拓実先生を講師にお招きし、ストレスやトラウマ反応とはどのようなものなのか、そのときに辛い思いをしたときに、どのように対処すれば良いのかについてご講話いただきました。また、生徒同士で、辛いときの対処法について話し合う演習もありました。

 本授業を通して、生徒は「どうすればストレスに対処できるかを知ることができて良かったです。地震だけではなく、これから生きていく上でも、どのようにストレスと向き合っていくかを考えていきたいです」と感想を述べていました。

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『野球部 夏の大会 壮行式』

 7月2日(火)に、同月11日に開会を向かえる「第106回全国高等学校野球選手権石川大会」の壮行式が行われました。

1月の震災後、しばらくはまともなチーム練習ができませんでした。しかし、新入部員を迎えた春の大会で、全国ベスト4の星稜高校を相手に大善戦。それを励みに練習を積み重ねるも、主将前川君のあいさつの中に「被災した地元に勇気と希望を与えられるようなプレーをしてきます。」という言葉があったように、地域からの支援を決して忘れる事はありませんでした。

主将の誓いを受けて、校長先生は自分の指導経験を交えて、「謙虚な人間、素直な人間が、スポーツであれ学習であれ結果を出している。皆さんは謙虚な姿勢で練習に取り組み、一つ一つの技術や考え方を身につけてきたので、自信を持って大会に臨んで欲しい。」と激励されました。

さぁ、初戦は13日(土)の14時から金沢市民球場で、小松市立高校と対戦します。ぜひ選手達が自分達の持てる力を十分発揮できるように、多くの応援をお願いいたします。

 

野球部一同

  

 

主将前川君のあいさつ   有志で結成した臨時応援団による激励

 

全校生徒による激励        生徒会長、下口君による激励

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家庭部の活動報告

 

家庭部は、3年生の女子4名で活動しています。

今年度はみんなで話し合い、ボランティアをテーマに活動してきました。

⚫️5月

同じ校舎内で過ごす七尾特別支援学校輪島分校の生徒さんに喜んでもらいたいと考え、こいのぼりの掲示物制作を行いました。

⚫️6月

被災された門前町の方々へお手紙を届けよう!

一年生が情報Iの授業で制作したメッセージカードを、家庭部とキャリアコース三年生の商業選択者と連携して、デコレーションをしました。

 

家庭部メンバーは、メッセージカードを入れる箱をラッピングしました。

 

 

商業メンバーはお手紙サイズに折りたたみ、デコレーションをしました。

一つ一つの作業に、生徒たちの思いがつまっています。

 

 

⚫️7月

今後の家庭部としてボランティア活動の幅を広げるアイデアを相談しました。その後、部長からの提案で、門前町の福祉施設より預かった古いタオルを雑巾にするボランティアに取り組むことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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