子どもたちのようす

かんさつ名人(1年)

校内を歩いていると、児童玄関前の日陰ゾーンで1年生が学習していました。

何をしているのかなと近づいてみると、あちらこちらから「教頭先生、見てください。」「先生、上手にかけたよ。」とたくさんの声がかかりました。どうやら、自分たちの育てているアサガオを観察して、スケッチしているようです。

 

 

 

「ぼく、こんな色にしたよ。」と見せてくれた子は、茎の部分にほのかに見える紫色や赤色を緑の中に書き足していました。

「この葉っぱ、ざらざらしているよ。」と手触りを教えてくれた子もいました。眼だけでなく、触感も使って観察しているようです。

葉の形も、細かなところもよく観察して本物そっくりに書いています。

観察名人がたくさんいました。すごいなと感嘆して1年生の教室をのぞくと、そのコツが少しわかりました。

教室前面の大型テレビに葉っぱの画像が映し出されています。外に出て、観察する前に、みんなで画像を見ながら葉っぱについていろいろと気付いたことを発見していたようです。ただ観察するのではなく、みんなで発見したことを共有してからの観察は、感性を伸ばしてくれていたのですね。

人権教室・人権の花

内灘町人権擁護委員の方々が来校され、環境委員会の子どもたちに「人権」についてお話してくださいました。子どもたちは、人権擁護委員の方のお話をしっかりと聞き、質問にもはきはきと答えていました。その様子に、委員の方々も「向の子は、すごいね。」と何度もほめてくださいました。

人権教室の終わりに、内灘町から寄付していただいた「人権の花」を贈呈していただき、そのあと、いただいたお花をみんなで花壇に植えました。これから夏に向かって、今日みんなで植えたお花がどんどん増えていくといいですね。

環境委員会の皆さん、今日はたくさんのお花を植えてくれてありがとう。

 

 

 

内灘町器械運動交歓会(校内)

4年生の器械運動交歓会。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、他校の児童との交流を断念しました。校内実施とはなりましたが、4年生の子どもたちは、一生懸命練習を積み重ねてきました。先生方の熱心な指導で今までできなかったことができるようになった子、お互いの頑張る姿や演技する姿に影響を受け、自分の力をさらに引き出すことができるようになった子など子どもたちのかがやく姿が見られた練習期間でした。

本番は、校長先生が見守る中、自分たちの今までの練習の成果を立派に発揮することができました。体育館にピリッと引き締まったとてもいい空気が流れていました。

演技をするときだけ、マスクを外して行いましたが、口元がきりっと引き締まったいい表情がたくさん見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そろえる 整える

ある日の学校の様子です。学校を巡視していると目についた光景を紹介します。

まずは、児童玄関の様子です。

 

かかとをげた箱の端に合わせて並べています。いろいろな大きさ、色、デザインの外ばきですが、げた箱へのしまい方がそろっているので、見た目がすっきりと整っています。

 

次は、特別教室で授業している間の空き教室の様子です。

 

椅子がしっかりと収まっていて、列が揃えられているので、見た目がすっきりと整っています。

次に、3年生の毛筆書写の授業をのぞいていました。

机の上の道具の置き方もすっきりとしていて、先生が半紙を配る際には、手を膝に置いて、静かにまっていました。みんなの気持ちがそろっています。

さらに、校内を歩いていると、理科室から、元気な声が聞こえてきました。

 

理科の実験に入る前の説明を先生が道具を実際に使いながら進めていました。どの子の視線も先生の方向にそろっています。

 

ほんの20分ほど校内を歩いたのですが、子供たちの心や態度がそろっている光景が次々に目に飛び込んできました。

そろえることは、心を整えることの表れだと思います。向っ子は、普段の生活や授業の中で、気持ちを整えて過ごしているのだなと思うとうれしくなりました。

まわりが整っていると、自分も周りと揃えようとする場面もありますが、自分で考えてきちんと整えられる子もたくさんいます。きっと、家庭での声かけや日頃の生活習慣から培われているのだと思います。学校と家庭での良い姿がつながりあっているのだと実感した時間でした。

1年生の初めてのGIGA

GIGAスクールで1人1台のタブレットが貸与されていますが、1年生がついに自分のタブレットを開いてみました。使えるようにするためには、自分のアカウントを登録しなくてはいけません。先生からもらったアカウントカードを見ながら、メールアドレスの登録、パスワードを打ち込んでログイン!と手順を踏むのですが、パスワードは不特定のローマ字と数字の羅列で、たくさんのキーボードからローマ字を探し出すのに一苦労。サポートに入っている支援員と教員が子供たちに声をかけながら教室を回り、何とかログイン成功!

画面が出てきた瞬間の1年生は「やったー」「先生、できました!」と思わず声に出して喜ぶ姿が見られました。今日は、ログインするのに時間がかかり、そのあとは、安全に電源を落として充電庫に収納するところまでを体験しました。