2020年11月の記事一覧

GIGA SCHOOLへの準備(教職員)

コロナの感染拡大も気になる話題ですが、教育の現場では、ギガスクールの話題もいよいよ身近になってきました。タブレットは配置されても、使い方がわからないと有効に活用できません。今までは、本校職員を講師にしたプログラミング教育やオンライン会議のやり方などの校内研修を行ってきました。しかし、今回は石川県教員総合研修センターから指導主事の先生方5名をお招きしてギガスクールで活用するOS「クロームブック」の研修会を開きました。今までとは違う使い方が次から次へと出てきて、私たち職員はついていくのに必死でしたが、子どもたちにタブレットを有効に活用させるためには、まずは自分たちがが使いこなせないとという思いで必死で学びました。使いこなすことができればとても面白い学習ができそうだという手ごたえを感じた2時間弱の研修会でした。

 

 

消防署見学に行きました(3年)

さわやかな青空が高く広がる絶好の社会見学日和。

3年生は、かねてから念願だった消防署への見学に行きました。

消防署は、普段入ることができない特別な場所。

それだけに子どもたちは意欲満々でした。

説明をしてくださった方は、朝の8時半から勤務スタートし、24時間仕事をし続け、明日の8時半に勤務が終了するというお話を聞いて、子どもたちはびっくりしていました。出動要請が出た場合は、特別な防火服を正しく身に付けることや酸素ボンベを背負って煙の中を救助するために突き進むこと、とても重い装備を身に付けて救助活動するために日頃から体を鍛えていることなどたくさんのことを教えてくださいました。どれぐらい重いのか、実際に防火服を持たせてもらった時の子どもたちの「重っ」という声や、酸素ボンベを背負うとまっすぐに立っていられない様子から、いかに消防士の方々は屈強な体なのかが分かりました。24時間体制で365日休みなく内灘町の安全のためにお仕事してくださっていることのありがたさがわかる1時間の見学でした。

また、普段見ることができない、消防車の秘密や救急車の中の様子なども間近で見ることができ、大満足の3年生。学校に帰ってきて、思わず「楽しかったあ」とつぶやいていました。

忙し中、子どもたちのために時間をかけて教えてくださった消防署員のみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

 

体育の様子(1年)

向粟崎小学校は14学級あるため、体育館で2クラスが同時に授業をすることがあります。時には、体育館で2クラス、プレイルームでも1クラスが授業を同時に進めていることも・・・。

ある日の1年生の体育をのぞいてみました。その日は、1組が「体つくり」の学習を、2組が「マット運動」の学習をしていました。

1組は、先生の指示をよく聞いてすばやく右や左に移動する運動をして敏捷性を高めたあと、ラダーという用具を使って、いろいろな跳び方を試してみる学習もしていました。子どもたちはゲーム感覚で楽しそうに体つくりの運動をしていました。

 

2組は、マットを使って転がる運動をしていました。

先生のお手本をよく見て回転技を真似する1年生。先生は、手も足もピンピンに伸ばして海苔巻きがまな板を転がるように回転して見せました。簡単そうに見えるのですが実際にやってみると、肘やひざが曲がってしまい、まっすぐに転がることができません。マットからはみ出してしまう子もいます。それでも、練習を重ねることで、だんだんきれいに回れるようになっていきます。最後には、片付けもみんなで協力して安全に行動していました。

 

 

さりげないやさしさがきらりと光ります

お昼休みに、業者の方が来校されました。少しお年を召した方でしたが、商用車から、手提げ袋や新聞紙のリサイクル袋を次々と降ろしています。中身は、全校児童の書き初め用紙でした。クラス別になっているため、袋の数が多いのです。

その様子を見かけた、本校の支援員さんが、さりげなく職員玄関のドアを抑えて待っていました。オートロックの玄関なので、何回かに分けて書き初め用紙を運ぶたびにドアがロックされます。そのドアにそっと手を添えてロックされないようにしてくださったのです。荷物自体は、書き初め用紙なので軽いのですが、袋の数が多いので運びきるのは大変です。

そして、その様子を見ていた、6年生の女の子が「荷物運びましょうか」と業者の方に声をかけました。年配の方だったので、大変そうに見えたのでしょう。声をかけるやいなや、さっと荷物に駆け寄り、一度にたくさんの紙袋をもって、職員室まで運んでくれました。さりげないやさしさは、人の心にしみわたります。きっと、業者の方は「向粟崎小学校は温かい人たちのいる素敵な学校だな。」と清々しい気持ちで学校を後にしたことでしょう。そして、その姿を見ていた下級生の子も、自分の大きくなったらあんな優しい人になりたいなと思ったことでしょう。

さりげないやさしさがきらりと光った昼の光景でした。

 

はまなす活動

今日の昼は、縦割り班でのはまなす活動がありました。

今回は、6年生が企画した「読み聞かせ」です。6年生が自分たちで本を選び、全校児童に喜んでもらえるように練習を重ね、今日の本番を迎えました。絵本の絵を見せながら工夫して読むグループもあれば、朗読から物語の世界を想像してもらえるように気持ちをこめて読み聞かせるグループなど、様々でした。どのグループもずっと集中してお話を聞いていました。お話が早く終わったグループから、楽しく遊びました。「宝さがし」「ジェスチャーゲーム」「だるまさんがころんだ」などみんなで和気あいあいと遊ぶ様子が校内のあちらこちらで見られました。折しも、今日は天気が悪く外遊びもできない日だったので、今日のはまなす活動で、どの子も楽しく過ごせてよかったです。

  

  

  

  

  

  

 

はまなす活動が終わった後は、6年生の「手洗いをしてください」の声かけで、みんな手洗いをしてから自分の教室にもどっていました。この気配りの効く一言に「さすが、6年生。」と思いました。そして、読み聞かせがとっても上手で、みんなを楽しませようと一生懸命練習した様子が思い浮かびました。6年生、ありがとうございました。

 

 

さて、いよいよ明日から3連休です。今週は暖かい一週間でしたが、来週はぐっと気温が低くなる予想です。体調に気をつけてよい週末をお過ごしください。

 

 

 

 

 

松林はみんなの憩いの場

本校の松林は、別名を「パインパーク(松の公園)」といいます。

昨年度、枯れ枝チップを敷きつめたり、PTAによる奉仕作業をしたりして子どもたちが安全に遊べる場所としての環境整備を行いました。朝休み、長休み、昼休みと休み時間のたびに子どもたちが校舎から飛び出して松林で思い思いに過ごす姿が見られます。

今日の昼休み、玄関外の様子を見てみると・・・。いました、いました。たくさんの子どもたち。

 

まずは、駐車場にそびえる銀杏の木の根元。一生懸命秋色に色づいた葉っぱを集める子どもたち。「明日から雨がふるかもね。」と言いながら、手に持っていた紙バックに一生懸命詰めていました。

 

 

そして、松林。いろんな学年の子どもたちがたくさん集まってきています。「きゃー。」という叫び声がするので、そちらを見てみると、鬼役の友だちや先生から必死で逃げている様子。どうやら、鬼ごっこをしているようでした。鬼役の先生は、子どもたちをつかまえようと、全力疾走しています。子どもたちはきゃあきゃあ言いながら逃げています。休み時間が終わったら「どうしてぼくは追いかけてくれなかったの。」と言う子がいるほど、先生鬼は大人気。松林にはいろんな過ごし方をしている子どもたちがいるので、どの子が鬼ごっこに参加しているのか、鬼役の先生には分からなかったようです。

 

 

 

 

 

走るだけでなく、大きな石の上に座って友達とおしゃべりして楽しむ子、なにやら地面をたたいて遊んでいる子など、松林はいろいろなお友達の憩いの場になっています。

 

天候に恵まれて

先週末からとてもいい天候が続いています。

紅葉の時期と重なり、週末には、ドライブなどで秋見つけを楽しむご家族もいたのでは・・・。学校では、天候に恵まれたこの時期、同時に3クラスが体育をしていました。

1年生は、プレイルームで、大縄跳びの練習をしていました。先生がゆっくり優しく回してくれる大繩。縄をじっと見つめて、自分のタイミングで上手に跳んでいく子もいれば、跳ばずにさっと潜り抜ける子、跳んだつもりがひっかかってしまう子など色々でしたが、どの子も一生懸命がんばっていました。

 

 

6年生は、体育館でマット運動をしていました。倒立前転の練習をしている子、壁倒立に挑戦している子など自分の苦手・得意に応じて練習をしていました。

  

 

4年生は、いい天気なので、外でハードル跳びに挑戦中。いくつものハードルを跳び越していました。ペアでお互いに跳ぶ時のフォームを見合いアドバイスを出したり、隣で並走してあげたりと友達と助け合いながら力をつけている姿が見られました。

 

 

どのクラスも、体がよく動いていました。暑すぎず寒すぎず、ちょうどいい天候なので、運動量も十分確保できるようでした。

3クラスが同時に体育ができるのも秋の天候に恵まれた一日ならではでした。

英語お話し会(2年1組)

今日の朝、2年1組では英語ALTの荒木先生によるお話し会がありました。

今日の本は「Katy Cat and Beaky Boo」。

主人公のKatyは、オレンジ色。では、緑の扉の中には、どんな動物がいるのかな?という内容を英語で問いかけ、子どもたちは自分の知っている動物を英語で言い当てていました。

他のページでは「鳴き声」から動物を推理したり、「体の模様」や「住んでいるところ」などから推理したりとページをめくるたびに、わくわくするような仕掛け絵本でした。

荒木先生の流暢な英語で、ヒントをもらうたびに「mouse」「tiger」などと上手な発音で次々に動物を言い当てる子どもたち。

扉が開いて答えがわかると思わずガッツボーズをする子どももいました。

楽しいひと時でした。

 

 

 

秋晴れの朝

木曜日・金曜日の二日間はとても気持ちのいい天気が続きました。外で体育をしていた子供たちの中には「気持ちよかったあ」と言いながら帰ってくる子もいました。秋晴れのすがすがしい朝ですが、校地内にたくさんの木が育っている向粟崎小は、季節の変わり目になると桜の花びらや落ち葉などがたくさん広がり、季節色の絨毯のようになります。まさに、今は秋色の絨毯が広がる時期。見ているだけならきれいなのですが、朝露にあたったり雨が降ったりすると滑りやすくなり危険です。そこで、環境委員会の子どもたちが、毎朝きれいにお掃除をしてくれています。朝一番には、一面の葉っぱの世界でしたが、始業前にはすっきりとした様子に変身! 子どもたちの一生懸命頑張る姿に感謝です。環境委員会さん、学校のみんなのためにきれいにしてくれて、ありがとう。

 

11月のおはなし会(4年、6年)

火曜日に、がらがらどんさんによる「おはなし会」がありました。

今月の対象学年は4年生と6年生でした。今回も、絵本の前に子どもたちが集まることはなく、一定の間隔をあけてがらがらどんさんによるお話を聞かせていただきました。がらがらどんさんのおはなし会は、毎月テーマがあります。

たとえば、今月の4年生は「人権」、6年生は「将来の夢」。

絵本の読み聞かせから、一人一人が何かを感じ取ってほしいと願っていることが選書から伺えました。きっと、本を選ぶのにも時間をかけてくださっているのだと思い、感謝でいっぱいになりました。

教室は、換気のためうっすらと窓も開いており、少し寒い中でのひと時でしたが、心の中はなんだかあったかくなるような時間でした。がらがらどんさん、ありがとうございました。

 

 

「4年生のおはなし会の絵本」

・かっくん どうしてぼくだけしかくいの?

・わたしとわたし

・フンころがさず

・二ひきのこぐまか

・どんぐりかいぎ

「6年生のおはなし会の絵本」

・メアリー・スミス

・風をつかまえたウィリアム

・小学生のボクは鬼のようなお母さんにナスビを売らされました

・まつぼっくり