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2018年12月の記事一覧

超然文学賞表彰式

 本校2年の山本菜々香さんが、第1回超然文学賞で短歌部門最優秀賞をいただきました。応募要件が「全国大会入賞以上」や「各種コンクール上位入賞」など、なかなかハードルの高い文学賞だっただけに、完成度の高い作品が多く出品されたようです。そんな中での最優秀賞、素晴らしいですね!

審査員の歌人 黒瀬珂瀾(くろせ からん)氏は講評の中で、作品の陰影が印象的である点や、15首の配置のストーリー性を高く評価してくださいました。1223日付けの朝日新聞、北國新聞でも取り上げられています。山本さんおめでとう!!
 
 

古民家フォト甲子園表彰式

 写真部2年の阿部玲華さんが、第7回古民家フォト甲子園で最優秀賞に輝きました。石川県で初の快挙です。主催者の方が本校にお越しくださり、校長室で授賞式が行われました。新聞社やテレビ局の方々からも取材を受け、大きく取り上げていただきました。

 阿部さんが出品したのは主計町の写真です。作品につけた説明文がとても素敵だったので、少し長いですが作品と共に紹介します。作品名は「かえりみち~夕暮れの主計町」です。

 

 主計町は「かずえまち」と呼びます。私が暮らす石川県金沢市の浅野川沿いにある町で、このあたりは昔ながらの古い建物が並んでいます。夕暮れになると、木虫籠「きむずこ」と呼ばれる格子窓から、三味線の音が聞こえてきたりもする情緒ある町並みです。

  私は高校の総合の時間で、大好きな金沢町屋の研究をすることを選んだのですが、木虫籠「きむずこ」は、金沢の町家の特徴である格子の幅が細かい<出格子>を指す言葉で、赤色の顔料を用いたことから「弁柄格子」とも呼ばれるそうです。この辺りは細い石畳の道沿いに、その赤い格子が立ち並んだ建物が多いので、歩きながら見るのが楽しく、とても雰囲気があります。

  正式な木虫籠は、一間幅に70本以上の竪子が入り、その断面は台形になっていて、外側の見付が広くなるように配置されているそうです。そうすることで室内から外はよく見え、外から室内は見えづらくなるという、見た目の美しさだけでなく、機能面でも優れています。

  また、約20年前に全国で初めて旧町名が復活して、主計町となったそうです。これからもずっと大切に残していきたい風景です。

表彰伝達式・終業式

12月20日(金)で2学期も終わります。
本日4限目、最近の試合やコンクールなどの表彰伝達式、2学期の終業式が行われました。終業式では宮本校長から「この冬は力を蓄える時期。やらなければならないことに気づいた時に、すぐにやることが大切」と訓示がありました。

終業式を行ったとはいっても、3年生はセンター試験までもうわずか。
最後の追い込みでさらなる実力アップを図ることになります。
1・2年生も来週、冬期補習が実施されます。
休業中の課題も早めに仕上げ、メリハリのある冬休みを過ごしましょう。