トップページ

2020年12月の記事一覧

錦高日記12月1日(火) ~寒い冬には読書がおすすめ~

 今日から「師走」です。天気予報で「日本海側では雨や雪・・」というフレーズが聞かれるようになりました。

 生徒のみなさん、12月に入り、学校はあっという間に終業式になります。そこで、この冬、こたつに入りながら、ストーブの前に座りながら、ページをめくる本をマルチメディアで探しませんか?生徒の皆さんは、今日から、なんと!、10冊借りることができます!

  

 マルチには堅苦しい本ばかり、と思っていませんか?そんなことはありません。歴史好きのあなたも、ミステリー好きのあなたも「読んでみようかな」と思える本がきっとあります。ぜひ、マルチメディアを訪れて、本を借りてください。新しい何かと、知らなかった自分と、出会えるかもしれませんよ。

 

ほりほりの部屋Vol.38「12月1日って何の日?~Teachers also run?!~」

  皆さん、こんにちは。堀です。今日からいよいよ、12月、師走、December!おさむうございます。寒さに負けず~、換気と手指洗い徹底して~、GAT!

 この‘December’って、もともと「10番目の月」を表していたってご存じ?注目すべきは、語頭の‘dec-’。‘deciliter’や‘decade’の例にあるように、「1/10」や「10」を表す接頭辞の用法があるのです。‘deciliter’は、小学校の理科実験なんかでおなじみの単位、「デシリットル」=「10分の1リットル」を、‘decade’は、「10年(間)」という時のひとかたまりを表す単語です。つまり‘December’は「10番目」だったのです。幼児が数を数える際、両手の指を使うことを思い浮かべると、10進法(「10」でひとかたまりと考えること)は、理に適っているということなのでしょう。‘October’も今でこそ「10月」ですが、もともとは「8番目の月」。ご存じ‘octopus’は「8本足の軟体動物」=「タコ」。接頭辞‘        octo-’は「8」を表すのです。7月8月が入り込んだためとされています。ローマ共和国のジュリアス・シーザーに由来する‘July’とアウグストウスに由来する‘August’が入り、2ヶ月分増え、12ヶ月で1年になったとのこと(諸説あり)。

 ちなみに、Earth, Wind & Fireというバンドの“September”という曲、ご存じ?堀が大学生の頃、「ディスコ」というところ(今で言う「クラブ」みたいな・・・DJがかける爆音響の音楽に合わせて踊るところ・・・当時、金沢片町では「バナナビーチ」と「マンハッタン21<トウエンティ・ワン>」というディスコが流行ってましたっけ。「バナビーの貴公子」と呼ばれていた<?>のは遠い昔・・・)で、ヘビーローテされてた曲です。昨年引退した、巨人の阿部慎之助さんがバッターボックスに向かう時の登場曲として長く使用されてました(「ホームラーン、あべ、しんのすけ~」)。この“September”(「9月」)という曲、実は‘December’(「12月」)のことを歌ってるって知ってました?こんな一節があります。‘Now December found the love we shared in September.’今は12月なんですね。出会いは9月だけど、みたいな。曲のタイトルとノリだけだと冬の曲のイメージ湧かないんですけど、歌詞の意味をよくよく調べると「はっ?」っていうこと、結構あるんです、洋楽って。やっぱ、コトバなんで意味は大事です。諸君も好きな洋楽、意味を確認してみては?意外な発見ありますから。

 さて、本題です。本日、12月1日は何の日でしょう?ズバリ、映画の日なのです!今年は火曜日なんで、どうしようもないですねえ・・・「鬼滅の刃」絶好調ですね~!とうとう「レオ様」を抜いて、「ハク」の背中が見えてきました!歴代興行成績、第2位です。いったいどこまで記録を伸ばすのか?!映画を観てしまうと、漫画を全23巻衝動的に大人買いする、とのことで、実はまだ、観ておりません・・・ハマりそうでこわい・・・金曜日の深夜のTV放送は毎週見てます!孫たちが年末、帰省しないことになり、急いで共通の話題作りの予習をする必要もなさそうなので・・・映画は伸び伸びになってます。孫は公開初日に観に行ってます。諸君はもう観ましたか?泣きました??

 写真は堀が高校生の頃、観に行った映画のパンフレットの一部です。25H前の机の上に並べておきます。興味のある人、手に取って見てみてください。40年くらい前の実物です。丁寧に扱ってくれるとうれしいです。

 「スターウオーズ」も「ロッキー」も、公開初日に観に行きました。あの時の興奮は今でも忘れません。良かった映画のパンフは必ず買ってました。ウチにも相当数の映画のパンフがあります。どれも思い出で、priceless。ここでも、思い出は重いで~。オビワン・ケノービの“Run! Run, Luke!”“Use your‘force’!”のモノマネをしたり、生卵1パック全部割って、ジョッキに入れてゴクゴク飲もうとしたり・・・当時、洋画鑑賞は英語の聞き取り練習、発音練習のみならず、異文化理解の絶好の教材でした。コロナのせいで、ホントに新作の洋画、ぷっつり、公開されません!なので、ここ数ヶ月、月1~2レベルにまで鑑賞頻度、落ちてます・・・早く新作が観たいっ!!コロナめっ!

 珍しく邦画のパンフ。同年代のアイドル、薬師丸ひろこ主演。デビュー作、高倉健さんとの共演「野性の証明」に続く、第2作です。まさに「カイ カーン」!角川映画全盛期の作品です。そういえば、「野性の証明」のロケが、富山の砺波の山の方でやってるらしい、との情報を得て、授業サボって薬師丸ひろこに会いに行ってた奴、いたな~。バレて生徒指導のおっそろしい体育教師にしこたま怒られとったな~。青春とは愚かなものです。諸君はどんな映画観てますか?DVDでもいいんで、いろいろ観てみてください。どんな映画でも、えいがんないけ。人生が豊かになりますから。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!