日誌

学校行事・日誌

第72回 卒業証書授与式

第72回卒業証書授与式

 3月4日(水)午前10時より卒業証書授与式が本校講堂で行われました。男子186名、女子203名、計389名の皆さんが本校を卒業しました。グローバル化のもと先の見通せない時代に、それぞれの道に進んでゆく卒業生の皆さんに、学校長は「人生いかなる時も『負けない』という気持ちで前を向いて歩んでいただきたい。」と力強く卒業生を送り出しました。不室PTA会長様からは「常に前向きで私利に走らず、謙虚で感謝の心をもって進んでほしい。」と、心温まるご祝辞をいただきました。卒業生は周囲の方々からのあらゆる支援に感謝し、学び舎を巣立ってゆきました。 

   

  

 

 

 

1年パスポート取得説明会・性教育講話

 1月29日(水)の6・7限にパスポート取得説明会と性教育講話を行いました。
 前半では来年度の修学旅行に向けてパスポート取得の説明を聞きました。今回の説明をもとに、各自で申請・取得をしていくことになります。なお、混雑を避けるため週毎に申請するクラスを制限して行います。

 

 また後半からは性教育講話を行い、助産師の坂谷理恵子氏を講師としてお迎えして『「生と性」の学習会~あなたと私の生と性~』と題されたお話を聞きました。「生」と「性」の違いとは何かという問いかけから始まり、思春期の子供達の性に対する捉え方や、男女のあり方について様々な考え方や生き方を学びました。ジェンダーについて顕著な時期であるからこそ生徒も真剣に聞き入り、性との向き合い方について考える考える良い機会となりました。
 講話の後半では代表生徒2名が妊婦疑似体験をし、「少しの間ではあったが腰などが痛くなった。将来自分のパートナーが妊娠したら、支えてあげたい」と感想を述べていました。

 

 

令和元年度 まほろば研修旅行

令和元年度まほろば研修旅行
 12月24日(火)~26日(木)、まほろば研修旅行が行われました。古代日本の歴史や文化に興味関心のある生徒たち12人と引率教員2名で奈良県の奈良市内、吉野、斑鳩の里に出かけました。
 1日目は2グループに別れ、1班は平城宮跡と資料館、春日大社、手向山八幡宮、東大寺二月堂・大仏殿・正倉院、興福寺国宝館、2班は長谷寺、多武峰談山神社に行きました。談山神社は、中臣鎌足と中大兄皇子が「大化の改新」の談合を行った場所と伝えられています。

 2日目は1日がかりで吉野を、山頂の金峯神社をスタートし西行庵、吉野水分神社、如意輪寺、吉水神社、金峯山寺へと、ガイドさんの説明を聞き、質問をしながら下りました。ガイドさんに次々と質問をしながら、生徒それぞれが関心の深い事柄に理解を深めていました。吉野は桜の名所であり、南朝の置かれた場所であり、生徒たちの興味関心は尽きないようでした。

 3日目は斑鳩の里、法隆寺に出かけました。ガイドさんの説明で3時間かけてじっくりと南大門、中門、五重塔、大講堂、大宝蔵院、夢殿を回り、最後に藤ノ木古墳を見学しました。こちらでも生徒たちは次から次へと質問をしていました。教科書や資料集に載っていることを実際に目で見、古代の歴史を感じていました。3時間ではまだまだ物足りないと感じるほどたくさんの仏像や建造物や遺物があり、あっと言う間の3時間で、後ろ髪引かれるような気持ちで斑鳩町を後にしました。

国立新豊高級中学来校

   12月17日(火)、国立新豊高級中学から、陳恵珍校長、張学務主任の先生、そして生徒21名の皆さんが来校されました。
 歓迎会では、本校の江尻校長が中国語で、二水高校生徒代表は英語で歓迎の挨拶をしました。それに対し、陳校長は英語と中国語で、新豊高級中学の生徒代表は日本語で挨拶をされました。友好の印として両校校長が記念品の交換を行いました。
 続いて、本校の生徒はバイオリンの演奏と合唱を、新豊高級中学の生徒はダンスパフォーマンスとウクレレ演奏を披露しました。ダンスでは本校生徒も加わり、息の合ったダンスで盛り上がりました。
 本校生徒の案内で校舎を見学した後、第6限は英語の授業に参加、第7限は書道と茶道の活動に参加しました。
 茶道体験では江尻校長のお点前で陳校長をもてなしました。新豊高級中学の生徒たちも、本校の生徒が点てたお抹茶をいただいた後、実際にお抹茶を点てる体験をしました。書道体験ではミニ屏風に筆ペンで好きな漢字を書きました。漢字を通して、お互いの文化の違いについて活発に楽しそうに意見交換をしていました。『源氏物語』や『紅楼夢』などの単語も飛び出していました。本校の生徒が中国語で通訳を務める場面もありました。
 二水高校の11月の修学旅行では新豊高級中学を訪問し、交流を通してグローバルな視点を養っています。

 最後に、本校生徒から記念品を贈り、新豊高級中学の皆さんをお見送りしました。両校の生徒たちは大変別れがたい様子でした。