野球部

野球部 3月4月活動報告

【春の到来】

3月に入り本格的に公式戦に向けた練習が再開し、合同練習や練習試合で多くの課題が見えてきました。同時に冬場に鍛えたトレーニングの成果が打球やプレーに現れ出してきています。

【合同練習・練習試合の様子】

【春の大会開幕】

4月16日(土)第146回北信越地区高校野球石川県大会が開幕しました。本校は16日(土)第三試合14時15分〜穴水高校と対戦しました。アウトオブシーズンで積み上げてきた成果を発揮すべく、選手たちは良い準備で大会に挑むことができました。

【試合結果】5回コールドゲーム

  合計
穴水        
二水

9

4 7 5         25

【試合内容】

試合は序盤から二水のペースで試合を運び、初回に7安打8盗塁と相手に隙を見せることなく、引きつけてセンター方向へ弾きかえし練習してきたことを十分に発揮することができました。登板した2年生投手2名は各回にヒットを許すも、落ち着いた投球で試合を組み立て、粘り強いピッチングでこの試合を1失点に抑えました。最終的に18安打19盗塁と次の塁を積極的に狙った走塁が少しずつ相手にプレッシャーを与え続け、終始二水のペースで試合を運ぶことができた試合となりました。

2回戦は4月24日(日)第一試合9:00〜金沢学院大付属と戦います。公式戦での勝利の価値を理解し良い準備を重ねて挑みます。

【試合の様子】

 

 【マネージャーの活動】

女子マネージャーは2月に行われた放送員講習会でアナウンス講習を受けてきました。練習試合や、日々の練習から発声練習や発音のトレーニングと高い意識の中で取り組んでいます。マネージャー部員はそれぞれの個性を大切にし、自信を持ってアナウンスすることを心がけています。今大会は公式戦での実践が初という緊張感のある中でしたが練習以上の実力を発揮し、球場に自信をもったアナウンスが響き渡りました。また試合を行う上で欠かせないスコアブックの記入にも力を入れています。マネージャーも選手同様、充実した日々を過ごしています。

野球部3月3年生卒業式

  

3月3日(木)に卒業式が行われました。選手10名、マネージャー2名の3年生はこの3年間で多くを学び、たくさんの経験と共に大きく飛躍し立派に卒業しました。式典後はグラウンドにて、卒業セレモニーが行われ、卒業生から1,2年生へ、1,2年生から卒業生へとそれぞれ熱いメッセージのキャッチボールを行いました。部活動を通して卒業生から後輩へ野球に関すること以外にも、人として大切なことを学び1、2年生は教えや想いを受け継いでこれからの二水高校野球部の発展へと繋がっていきます。その大きな基盤を作ってくれたのが3年生でした。それぞれの進路先で、この野球部で培ってきたことを十分に発揮し、さらなる活躍を期待しています。

【卒業祝い品贈呈の様子】

 【メッセージキャッチボールの様子】

 

 

野球部2月活動報告

今年も幾度となく大雪に見舞わられましたが、積雪した日は朝早くから大勢の二水生が校舎の敷地や近隣の歩道の除雪作業を行ってくれました。その中でも野球部が中心となって、誰がやってもいいことや、誰かがやらないといけないことを自分から率先して行動することを除雪作業を通じて学んでいます。また自分から行動することで、より日々の感謝に気付くことができます。このように先に行動する、先に気付くことができるようにアンテナを張って生活することで予測できたり視野が広がったりと野球のプレーにも繋がっていることを再確認することができました。

雪でまっしろになったグラウンドも少しづつ顔を出し、確実に球春が近づいてきました。冬場はフィジカル強化を中心にできる環境を最大に活かし技術練習を積み上げてきました。学校行事や考査の関係で全体練習が十分でない期間は、学習と個人練習に見通しを持たせ各自工夫しながら取り組むことができたと言えます。春の大会は日々の積み重ねの成果を魅せれるよう今日もまたコツコツと積み上げます。

 

野球部12月活動報告

12月23日(木)2学期終業式が行われ、冬休みへと入りました。気温や天候の影響でグラウンドでボールを使った練習ができなくなってきましたが、来シーズンへの準備は進んでいます。特に今冬は、外部からトレーナーさんに来ていただき、フィジカルトレーニングや、柔軟性、敏捷性を高める運動に加え、調整力やバランスなどといった自身の体を上手に扱うためのトレーニングをご指導していただき、個人のパフォーマンス向上を狙いとした練習を行っています。ただトレーニングをこなすだけではなく、その成果を野球の動作に結びつけることが求められ、選手たちは目を輝かせながら、1つ1つのトレーニングの意図を理解しようと、また自身の体へ落とし込むよう継続的に取り組んでいます。

【第1回(11月14日)第2回(12月26日)のトレーニング指導】

トレーニング動作のフォームを選手同士で指摘し合う姿や声が増え、練習中は活気で溢れています。まだ短期間ではありますが、継続的に取り組んでいる成果は着実に表れ、トレーナーの方からも取り組みについて評価していただき、大きな自信に繋がっています。冬場はボールを使った練習ができず、どちらかといえば地味で厳しい練習が続きますが、二水野球部の特色を発揮し、活気に溢れ、雰囲気の良い中で練習に取り組む姿にも磨きがかかっています。

限られた時間と環境だからといってできない理由を探すのではく、練習や自主練習の中で「なにができるか」「どうすればよいか」「なにをすべきか」を常に考えながら日々の積み上げていきます。そして今年の3年生が夏の大会で残してくれた’’1球へのこだわり’’を忘れることなく、来シーズンに向けて準備していきます。

2021年最後の練習は、日頃使用している部室や更衣室、マイクロバスなどに感謝の意を込めて、環境整備を行いました。日常生活が野球に繋がっていることを再確認し、それぞれが2021年の反省と2022年の明確な目標を持って新年を迎え、勉学と部活の両輪をさらに大きく前進する二水生を楽しみにしてください。本年も二水野球部をご支援していただいた皆様、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。有難うございました。

 【練習収め環境整備】