野球部

野球部7月 第104回全国高等学校野球選手権石川県大会

【第104回全国高等学校野球選手権石川県大会開幕】

7月8日(金)3年生にとって高校野球最後の大会となる全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。秋、春の大会を通してチームは大きく成長できたと言えます。しかし満足はしていません。チームの目標は甲子園大会に出場することです。鍛え上げられた金沢二水が、真の高校野球を魅せます。そして応援してくださる学校関係者の皆様や地域の方々、支えてくれた家族には、全力プレーと結果で感謝の気持ちを伝えます。応援よろしくお願いします。

初戦 7月12日(火)9:00~県立野球場 VS鶴来高校

【7月練習試合&背番号渡し】

野球部 ブルペン リニューアル!!

【ブルペン2ヵ所→3ヵ所へ】

6月9日(木)にブルペンの大工事が終了し、新たな練習環境が完成しました。投球練習場所が2ヵ所から3ヵ所に増設し、マウンドとホームベース周りには黒土が入りました。さらに間には人工芝が敷かれ、トレーニングやストレッチができる環境も整いました。二水野球部は自分たちがプレーをする環境を常にベストな状態に保ち練習に打ち込んでいます。そしてこのようにグラウンドを整備してしていただいた業者の方々や、のびのびプレーができている環境に感謝し、その気持ちをプレーや学校生活で表現していきます。

野球部5月 春大準々決勝

【春大準々決勝】

5月2日(月)県立野球場で第146回北信越地区高等学校石川県大会準々決勝が行われました。対戦相手は小松大谷高校と私学の強豪校にどれだけ戦えるか試される試合でした。序盤から小松大谷の強力打線に二水投手がつかまり、大量失点を許してしまう展開となり、徹底された走塁や細かいプレーの質の高さに終始二水の流れが作れず5回コールド負けと悔しさの残る敗戦となりました。

【試合結果】5回コールド 負け

 
小松大谷         17
金沢二水

       

目標の通過点ではあるが、目指していたベスト8を達成しました。しかし選手は決して満足していません。今大会では1勝1勝勝ち上がることによるチームの成長と乗り越えるべき壁を体感できたことが大きな財産となりました。選手は大会を通して自信へと繋がった部分と、夏に向けて何が必要で、これから何をすべきなのかをこの敗戦で学ぶことができました。そこでどのように考え、行動に移すことができるかでその後の自分や集団の行き先が大きく左右することを忘れてはいけない。

5月は関西遠征や県外の強豪との練習試合でチームがさらにレベルアップするきっかけをもらいチームや個人の課題が明確になってきました。選手同士がミーティングで話し合った課題に対して、具体的行動(練習方法)を考え日々の練習で取り入れて練習しています。また練習する雰囲気も以前とは別のチームではないかと思わせるほどワンプレーに対する声や1球に対する執着心が高まり、しまった空気で練習できています。

 

野球部4月 春大3回戦

【ベスト8決定】

4月30日(土)県立野球場12:10〜第146回北信越地区高等学校石川県大会第3回戦が行われました。対戦相手は小松明峰高校でした。ここまで2試合、合計36得点と打線が猛威を振るいチームの勢いが高まる中、予定していた日程が雨の影響で1日ずれても勝利への執着は高まるばかりでした。公式戦で練習してきたことを発揮することは簡単なことではありません。小さな努力をコツコツ積み上げ、大きな舞台で自信を持ってプレーできている背景には、スキのない学校生活を送ること、練習の意図を理解し明確な目的を持って練習に取り組んでいることが大きく影響していると言えます。選手達は勝ち上がる度にプレイヤーとして、人として大切なことを二水野球部で多く学び、心身ともに強くなっています。

【試合結果】7回コールド

 
小松明峰    
金沢二水 1☓    

【試合内容】

二水の3年生投手は初回から3つの四死球を与え制球に苦しむ立ち上がりとなりピンチを迎えるが、ベンチからの仲間の声と野手のプレーに救われ無失点に抑えました。2回以降はいつも通りの制球を徐々に取り戻し、球威のあるストレートとテンポの良いピッチングで相手打者を次々と抑えていきます。相手のヒットや四死球で数々のピンチを迎えるもダブルプレーや外野手のポジショニングが功を奏し、3安打4三振で7回完封と相手に得点を許しませんでした。

打撃面では、初回からヒットとランニングホームランで2点を先制しました。引きつけて逆方向に強く打ち返すバッティングを徹底して繰り返すことで、相手投手に打たされることなく、強い打球を弾き返すことができました。7回7安打うち長打3本とチャンスの場面で打線が良く繋がり、7回コールドゲームで勝利しベスト8を掴み取ることができました。

準々決勝は5月1日(日)県立野球場第二試合12:00〜小松大谷高校と対戦予定でしたが、雨の影響で順延となり、5月2日(月)12:30となりました。公式戦の舞台で私学の強豪と対戦できることにワクワクしています。そして次の試合も二水野球部らしさを全面に出して闘います。

【試合の様子】

 

 

野球部4月 春大2回戦

【巻き起こす二水旋風】

4月24日(日)市民球場9:00~第146回北信越地区高等学校石川県大会第2回戦が行われました。対戦相手は金沢学院大付属高校でした。私立の実力校を相手に、どれだけ強い気持ちを持って挑めるかが試される試合となりました。不安と期待が入り混じる中ではありましたが、ウォーミングアップから笑顔と活気が溢れる雰囲気で気持ちを高め合い、良い緊張感を保ちながら試合に入ることができました。

【試合結果】

  合計
二  水 11
金沢学院附属

【試合内容】

二水は先頭打者から打線に勢いを付ける2塁打を放ち、続く打者が正確に犠打(バント)を決め1アウト3塁を作るも、相手投手の力投に抑えられチャンスをものにできず初回から手に汗握る展開となりました。互いにチャンスを作るも、両チームの投手がピンチをしのぐ気迫あるピッチングが印象的でした。二水は3回表2アウト1、2塁3年生がライト前へのヒットで2塁ランナーが生還し待望の先制点を奪い、勢いのまま相手を揺さぶる走塁や長打でこの回一挙に4点を先制しました。しかし金沢学院附属の打線も力強いスイングから鋭い打球でヒットを量産し3回裏に同点、4回裏に逆転される展開となりました。今まではここからミスが連鎖し、一方的な試合となる可能性が高かったが、逆転されても勝ちにこだわる泥臭く強い気持ちが折れることはありませんでした。ベンチから仲間を鼓舞する声がさらに勢いを生み、四死球や犠打、スクイズで5,6,7回に粘りの追加点、9回表にはランニングホームランを放ち集中力を切らすことなく試合終盤に追加点を奪いました。最終回は金沢学院附属の猛反撃を受けるも、二水のエース投手が最後まで力投を魅せ「最後の1アウト」を奪いベスト16を決めました。選手たちは自分が試合を決める思いでプレーし、積み重ねてきたことが大いに発揮された価値のある勝利でした。

3回戦は4月29日(金)県立球場 第三試合14:00~小松明峰高校と対戦します。試合には勝つことができましたが乗り越えるべき課題はたくさんあります。目標達成に近づくために、一歩一歩前進していきます。

【試合の様子】