学校行事・日誌
第77回 入学式
4月8日月曜日、本校講堂にて第77回入学式が行われました。401名の新入生が入学を許可され、
代表生徒が宣誓を行いました。河内校長の式辞、和田PTA会長、西野同窓会長の祝辞の後、本校合唱
部が、校歌や「犀川」を披露しました。新入生はこれから始まる高校生活に胸を膨らませていました。
令和6年度 前期生徒会役員認証式
4月8日(月)新任式、始業式の後に「令和6年度 前期生徒会役員認証式」を行ないました。
校長先生から認証書を受け取る前期生徒会役員
前期会長からの挨拶
令和6年度、前期生徒会始動!
随時、本校ホームページの更新ならびに
本校生徒会インスタグラム(アカウントは「石川県立金沢二水高校生徒会」(kanazawanisui.seitokai))の
投稿を要チェック!
第76回卒業証書授与式
3月1日(金)午前10時より本校講堂で第76回卒業証書授与式が行われました。男子160名、女子221名、合計381名の皆さんが本校を卒業しました。
三藤校長からは「苦しい時期をじっと耐え、希望を失わず、自分の生きる道を求め続け」、「『明けない夜はない』という言葉を実感をもって経験した」卒業生の皆さんに、「人を見つめ、社会を見つめ、そして広く世界を見つめること、私利私欲に走るのではなく、人を愛し、自然を愛し、地球と世界を愛して、よりよい世の中を創っていってほしいと、切に願います。」と餞の言葉が贈られました。
稲垣PTA会長からは「様々な角度から物事を見る『虫の目』、目の前だけでなく俯瞰して全体を見る『鳥の目』、そしてどのような流れで物事が起こっているのかを見極める『魚の目』。この3つの目を持って、真理を見極め進んで行って下さい。」とお言葉がありました。
総代として島村隼輔さんが卒業証書を受けとりました。2年笹島みなみさんが、卒業生に向けて送辞を送り、卒業生の柴野立規さんが答辞を述べ、学び舎を巣立ちました。
2年生 クラス対抗ドッジボール大会
2月7日(水)に、2年生クラス対抗ドッジボール大会を開催しました。
生徒たちは試合の前に円陣で士気を高め、思いっきり体を動かし楽しんでいました。
観戦をする生徒も、大きな声援をし、ナイスプレーを拍手で称えていました。
優勝は7H、第2位は9H、第3位は8Hという結果になりました。上位3クラスには、学年主任から景品が送られました。
今回悔しい思いをしたクラスの生徒は、球技大会へのリベンジを語っていました。
生徒たちの笑顔がはじける、楽しい学年企画となりました。
台湾新豊高級中学校が来校
1月29日(月)に、台湾から新豊高級中学校の高校生22名が来校し、本校生徒と交流をしました。新豊高級学校は台南に位置する高校で、本校には2019年以来久しぶりの訪問となりました。2年の英語の授業では、事前にオンラインでコミュニケーションをとる授業も実施してのリアルな交流が始まりました。
12時前に生徒玄関でお出迎えをした後、パル(食堂)でランチをしながらの交流会、その後、視聴覚室で歓迎式を行いました。歓迎式では、本校の三藤校長と生徒代表の2年生范さんが、ともに中国語で挨拶をし歓迎の意を示したのに対して、校長代理の陳香文さんが挨拶をされました。今回、石川県で地震による被害があったことを知った新豊の生徒たちはすぐに励ましのメッセージを集め、この旅行にポスターとして持参してくれました。国を超えた温かい気持ちと行動に、とても心が動かされました。また、お互いに記念品を交換し、本校からは金沢の伝統工芸である金色の竜の水引を贈りました。「如意宝珠」というタイトルで、望みが叶うという意味のものです。
歓迎式の中では、お互いの学校紹介を生徒が行った後(本校はESSの生徒が英語で行いました)、新豊の生徒が中国の伝統的な舞踊やダンスパフォーマンスを披露、本校からは合唱部が校歌など3曲を披露しました。また、新豊からは通学用カバンを贈っていただき、生徒会がこれを受け取りました。この時間は、有志として交流を希望してくれた生徒が中心でしたが、短時間にもかかわらず、最後は離れがたい交流となっていたのが印象的でした。
第6限目には、2年人文科学コースの英語に参加し、英語を使ったコミュニケーション活動を行いました。やはり、英語と笑顔はリンガフランカ(国際共通語)であることを実感したようです。
第7限目には、2グループに分かれて、茶道と剣道の体験を行いました。茶道体験では、まずお茶を炉平点前で一服召し上がっていただきました。吉はしさんのお菓子は梅をモチーフにしたものでした。その後、茶道部の生徒が見本を示しながら、台湾の生徒がそれぞれがお抹茶を点ててみました。茶筅をふって薄緑のクリーミーな泡を表面にたてることに苦労していました。それでも、生徒の皆さんは自分で点てた2服目のお茶も美味しそうに召し上がっていました。
剣道場で行われた剣道体験では、剣道部の生徒から竹刀の使い方を英語と身体で教わり、最後は全員でyoasobiの「アイドル」に合わせたリズミック剣道で、マスターした動作を使って楽しくこの時間を締めくくりました。たった1時間でしたが、生徒達の中にはしっかりと心が通い合っていたようです。
お別れの時間には、交流をしたたくさんの生徒がお見送りに出てきて、両校の生徒は別れがたい様子でした。本校でも今年から台湾の修学旅行が復活します。グローバル社会の中で活躍できる力を育む機会として、こうした交流を今後も行っていきたいと強く感じた1日でした。それとともに、国などの違いなんかは、同じ若者世代は簡単に乗り越えて心を通い合わせることができるということに改めて未来の”希望”を見つけた1日でもありました。