鶴高日誌

「社会福祉基礎」手話講座①

 今日は白山市聴覚障害者協会から会長の中川英昭さんにお越しいただき、聴覚障害者についてお話しいただきました。中川さんも聾者なので、手話通訳の方も2名お越しいただき、中川さんのお話を通訳してもらいました。白山市内にも聴覚障害のある方が254名いらっしゃるということで、一人でも多くの人に聴覚障害の現状や手話について興味を持ってほしいとおっしゃっていて、生徒も静寂の中でしっかりと耳を傾けていました。最後のほうに簡単なあいさつについての手話を学びましたが、次回は実際に手話で自己紹介ができるように教えてくださるそうです。

スポーツ科学コース3年松井拡樹くん、時津風部屋入門

 本日、大相撲の時津風部屋の間垣親方が来校され、スポーツ科学コース在籍の松井拡樹に対して来春の入門に係るご挨拶いただきました。多くの報道陣に囲まれ、学校長はじめ、柔道部顧問や恩師、同級生の柔道部員からの「激励の言葉」とともに、間垣親方からは「柔道で鍛えた体幹や投げの強さを存分に発揮してほしい」という心強いお言葉をいただきました。

 本人は「感謝を忘れず、貪欲に稽古に打ち込む力士になる」と力強く抱負を述べました。角界の厳しい世界に足を踏み入れることになりますが、本校はもちろん、柔道部やスポーツ科学コースの仲間も応援しています。

 なお、本校は3年後に創立80周年を迎えますが、開校以来初めて生徒が角界に挑戦することとなり、本校関係者の方々にとって大きな喜びであります。

   

第2回 英語検定 合格発表!

2020年度 第2回 英語検定の結果が届きました。

準2級は6名が合格(受験者数8名)、3級は7名が合格(受験者数9名)という結果でした!!

今回惜しくも合格できなかった人も、次のチャンスをめざして勉強を続けています。

1月の第3回検定にむけて、すでに73名が受験を申し込み、2級に挑戦する人も7名います。

鶴来高校 英語科、ただいま上昇気流にのっています!!

企業人セミナー

 本日7限目に「企業人講話」を行いました。残り4か月となった3年生を対象に、この時期に意識しなければならないことを東振グループ経営企画部部長の秦恵介様よりお話しいただきました。秦様の巧みな話術に魅せられ、あっと言う間に時間が過ぎましたが、大切なことを沢山教えていただきました。ありがとうございました。

 生徒の感想より
 ・「朝がスタートではなく、夕方からスタートだと考え、仕事以外の16時間を有効に使うこと」というお話に驚きました。これからは、必ず16時間を大事にします。
・「一度のミスはどうでもいい。次にどうするかが大事。チャレンジする気持ちを!」という言葉に衝撃を受けました。私もミスを恐れず、常に前向きに挑戦し続けます。

 

「介護福祉基礎」感染症予防

 今日は感染症予防についての単元で、養護教諭の友安先生が特別講師として授業をしてくださいました。感染症の種類や感染経路、感染症予防について一通り説明のあった後、実際に手洗い実験をして生徒たちの普段の手洗いでどこに洗い残しが多いか検証しました。きれいに洗ったつもりでも手の甲などに洗い残しが多く、驚いていた様子でした。最後には望ましい換気の仕方についてクイズ形式で説明があり、生徒も楽しんで授業を受けていました。

 

白山ふるさと文学賞ジュニア文芸賞 優秀賞受賞

 本日、白山市市民交流センターにて白山ふるさと文学賞の贈呈式がありました。本校では3年生の竹田穂夏さん(鳥越中出身)が白山市ジュニア文芸賞「島清部門」中高生作文の部で優秀賞を獲得しました。タイトルの「何気ない一言で」は、SNSの誹謗中傷について、内容のまとまりや文章表現の豊かさに加え、読む人の心を打つ内容となっています。

 

上級学校・企業調べ発表

2年生はあじさい(総合的な探究の時間)でグループに分かれ、それぞれの進路先について調べてきました。昨日、これまでの活動の集大成である学年発表が行われました。2年生全員、総勢100人を超える同級生の前に立ち発表することに緊張している様子でしたが、作成したポスターの特色や、話し方の工夫が見える良い発表でした。

「社会福祉基礎」障害者福祉施設見学

 今日は以前講師として障害者福祉についてお話に来てくださった速水さんが代表を務めるB’s行善寺へ施設見学に行ってきました。障害者福祉施設だけではなく保育園や高齢者のデイサービスも併設している他、飲食店や入浴施設、花屋さん、スポーツジムなど様々な施設が入っている複合型施設で、障害のある方もない方も同じように働いています。そこで速水さんに課せられた4つのミッションをクリアする中で、生徒たちは様々な人や場所に交わって、それぞれ施設を堪能していました。楽しみながらノーマライゼーションの理念を体感できる素晴らしい施設です。

 

「介護福祉基礎」認知症サポーター養成講座

 今日はあじさいの郷からデイサービスの主任、大竹さんにお越しいただき3年生の介護福祉選択者を対象に認知症サポータ養成講座を行っていただきました。2年次に一度受講している生徒も数人いましたが、大竹さんの軽快な語り口に引き込まれ、認知症の症状について主体的に学ぶことができました。

 

「スポーツⅢ」柔道投の形発表会

柔道の授業 演舞で【投の形】の発表会をスポーツ科学コースの後輩たちに披露!

鶴来高等学校スポーツ科学コース3年【24名】
が投の形を披露した✨
授業がCORONAの影響で8割をAIR-柔道着を持たないで練習してきた。相手の道着を待たないで、間合いを取り合いしかもマスクをつけながら…。
そして柔道部だけで演舞したわけではない!
野球、ラグビー、テニス、陸上、バドミントン、バスケ部。

そして女子2名も含んだ演舞。
素人の女子の肩車で頭上に差し上げた時の後輩たちの驚いた眼差し。✨そこから、急降下したときの先生方の【あぶない!】のささやき。

冷りと針積めた空気の中では趣きすら感じた素晴らしい時間であった!
生徒たちに感謝したい。

講師の坂田和也先生。
同じ授業に入られていた山田先生。
当日ビデオを撮って頂いた糀先生。
沢山の先生方にもサポートされたなかでの開催に感謝いたします。

(柔道コラム)
嘉納治五郎先生は、日本初オリンピックに参加されたストックホルム大会の団長である。40度を越えた灼熱の現地で2名の陸上選手を引き連れての参加であった。
日本へのオリンピック承知が1964年になった。勿論、招致の中心人物は、嘉納先生‼️
そして、東京オリンピックが開催された。

明治15年に東京台東区にある永昌寺から柔道を教えてからは長い年月を費やした。嘉納先生の情熱が欧州をはじめ多くの人々の心を動かした東京オリンピック❗

 しかし、嘉納先生はそんな活動中、開催の2年前にアメリカとの対応のため船で太平洋にいた。くしくもこの船の移動中にこの世を去られた。

現在の日本体育協会【当時の大日本体育協会】を築き上げたのも嘉納先生である。

【精力善用】【自他共栄】は有名だが

もうひとつ嘉納先生は大切にしてほしいと伝えている。

【オリンピックの開催によって
    世界を平和にしていこう!】である。

 日本で開催されてから早、60年近くの年月が流れようとしている中、受け取り方は多種多用ではあるが嘉納先生のスピリッツ、警察、学校教育の体育、武道に対する情熱のお陰で今の私達の環境がある。本当に感謝したい。
文科省とも喧嘩したり、オリンピックの招致がローマに負けたり。

悔しい想いを不屈の精神で乗り越えた姿を受け継がなければならないと今さら思う。本当に感謝したい。