1年

1年日誌

産社 福祉の魅力伝道師講演会【1学年】

9月8日から2学期の産社がスタートしました!

9月、10月は9月22日の「福祉体験」を中心に介護や保育について学んだり、発表したりします。

 

初回は「福祉の魅力伝道師」として県内でお話をしておられる沙弥夏絵様(向粟崎保育所)と中江千晶様(キラッと篤寿苑)をお招きして講演会を開催しました。

お二人からは、実際に現場で見て感じておられることを中心に、保育・介護の仕事のやりがいや大変さ、必要な資格などについて、写真や表を見せていただきながらお話ししていただきました。

沙弥夏絵様からは、保育士の定義や必要な資格とその取得方法など、生徒の進路にかかわる実用的な知識から、実際に働く中で感じておられる魅力を写真を見せていただきながらお話いただきました。「ささいなことだけど初めてできたことや子どもの心が動いた瞬間や成長を間近で見ることができるというのが、何よりのやりがいに通じる」というお言葉が強く印象に残っています。

中江千晶様からは、ご自身が介護のお仕事を選ばれたきっかけからお話いただき、現場で感じる魅力をたくさんの写真を見せていただきながらお話いただきました。「介護の現場は大変というイメージがあるが、IoT化による業務の効率化が進んでいたり、衛生環境の改善が行われたりしている」ということや「なんでも助けることが介護ではない」というお話が衝撃的でした。

どちらの施設でも、職員の方や利用者の方が笑顔で生活を送られており、改めて福祉の仕事の魅力を実感することができました。

「保育はチームワーク」(沙弥様)や「いろいろな専門家がいて介護の現場が成り立っている」(中江様)というお言葉は私自身の「教師という仕事」への姿勢にもつながるなと感じました。生徒もそれぞれがお二人からのメッセージを受け取ったことと思います。

生徒からも自身の保育園時代を懐かしんだり、介護施設に入られているご家族のことを思い出したりしたという声が聞かれました。福祉の現場をより身近に感じることができたのではないでしょうか。

 

感染症の心配もある中ではありますが、3年ぶりに対面形式で開催することができました。大変お忙しい中、生徒の学びのためにお話しいただきありがとうございました。

 

 

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