校長先生のブログ

校長室より

地域から愛される学校づくり

「地域から愛される学校づくり」を

  目指し、6年生が考えてくれました。

  4月7日の始業式で、私からは全校児童に「地域から愛される学校をつくろう」という話をしました。その話を受けて、6年生が学級会で「地域から愛される学校にするために、私たちができることは何か」というテーマで真剣に話し合いをしてくれました。

 

 6年海組では

・苦手なことにもあきらめない。そのために教え合ったり、助け合ったりする。

・見た目や見栄えにこだわる。普段の生活から服装や姿勢に気を付ける。

・困っている人を助けたり、手伝ったりする。(荷物持ちや道案内など)

・ルールやマナーを守る。

・挨拶をする。挨拶をすると地域の人たちも元気が出るし、気持ちよくなる。

・地域の人との交流を積極的に進める。(レクリエーション、イベントへの参加、三夜踊り、

 パレード、スピードウオーク、駅伝)
 

  6年空組では

 ・楽しい取組をしていく(クラブ、委員会)。

 ・けんかなしにする。他の学年と積極的に遊ぶ(他学年と仲良くする)。

 ・行事などで自分たちから盛り上げる。 

 ・誰にでも親切にする

 ・挨拶を自分からする。       

 ・礼儀正しくする

 ・学校の中だけではなく、学校の外でも自分たちの良さを広げていく。
 

   校長として、6年生の真剣な話し合いはとても嬉しかったと同時に、6年生のものの考え方や捉え方がしっかりしていることにも感心しました。入学式で1年生にお願いした「挨拶や返事をはっきりとしましょう。挨拶はみんながうれしくなる魔法の言葉です」には間違いがなかったと、6年生の話し合いから感じることができました。6年生の皆さん、すばらしい話し合いをありがとう。

 そこで、やはりまずは挨拶から真剣に取り組ませてみようと思いました。

       「大きなこえで、げんきよく」

                                         キーワードは「自分から」 です。

    地域の方々にも、恥ずかしがらずに堂々と挨拶ができる子を目指して、基本的な挨拶習慣が身に付くようご協力をお願いいたします。

                                                                                       学校長 松山真由美 

 

令和2年度 河井小学校がスタートしました!

 美しい草花に囲まれ、春の息吹が満ちあふれる良い季節となりました。新型コロナウイルス対策のため、入学式は規模を縮小して行ったものの、新入生の明るい笑顔と元気な挨拶に私たち職員も大きなエネルギーをもらうことができました。また、前日新6年生が新入生のために一生懸命入学式の準備をしてくれる姿や始業式での規律ある在校生の姿にも感心しました。こんなすばらしい子どもたちと共に、この河井小学校をスタートできることを心から嬉しく思っています。この1年、「学校って楽しい」と子どもたちが思える学校づくり、地域の人たちにもしっかり挨拶ができ、地域から愛される学校づくりを目指して、全教職員が一丸となって精一杯努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【教育目標】

  心豊かにたくましく生きる子の育成

【めざす児童像】

   〇明るくたくましい子  〇よく考えやりとげる子  〇協力し進んでやる子

【教育方針】

   地域から愛される学校づくり  ~みんなで育てよう!~

【重点目標】

①学力の向上

 ・自分の考えを持ち、つなげて話す力をつけていきます。

 ・ICT機器を活用した授業を展開することで、子どもたちの学習意欲を高めます。

 ・交流活動等を通して英語学習への興味関心を高めます。

 ・家庭と連携を図りながら家庭学習習慣を身につけさせます。

②豊かな心の育成

 ・挨拶、服装、下足そろえ、約束を守るなど凡事徹底を図ります。

 ・異学年交流や縦割り班活動を通して思いやりと協力する態度を育てます。

 ・積極的に子どもたちの長所を見つけ、褒め、自己有用感を高めていきます。

 ・伝統芸能の継承や(金管鼓隊のパレード参加)、米作り等、外部とつながる教育活動を積

 極的に進めます。

③健やかな体と危機管理意識の向上

 ・児童会と連携しながら、いじめを許さない風土づくりをします。

 ・水泳や陸上など各種大会に教職員一同精一杯支援し、一生懸命に取り組ませます。

 ・「早寝・早起き・朝ごはん」を基本とした規則正しい生活習慣づくりをします。

 ・防災教育と各種訓練を定期的に行い、子どもたちの危機管理意識を高めます。

  
最後に、277名の児童一人一人の大切な命を預かっているという意識を忘れず、「命を守る」ことを基盤に、常に子どもに寄り添った指導を通して信頼関係を構築して参りたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

学校長 松山真由美

 

6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

        6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
       ~第65回卒業証書授与式~
                                                                                 3月17日(火)

 例年にない暖冬でした。明るい陽射しと新しい芽の伸びが、春の躍動感を感じさせます。新型コロナウィルス感染症の流行により臨時休業が行われる中、第65回卒業証書授与式が実施され、34名の6年生の皆さんが、この河井小学校の学舎を巣立っていきました。ご卒業おめでとうございます。保護者、ご家族の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。

 卒業生は、入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。
 今、次のステージへ夢や希望を膨らませていることと思います。その希望に努力という心を乗せて行動に移し、前へ踏み出すことを期待します。

  そのために、「Giant Killing!」(ジャイアント キリング)という言葉を贈ります。
  スポーツの試合などで明らかに格上の相手から予想に反して勝利をもぎ取る「大番狂わせ」を意味する言葉です。ただし、勝利や成功は 挑戦の先にあります。その道のりでの苦労がその人を鍛え、磨き上げ、本物にしてくれます。人は、本物に出会わないと本物になりません。失敗を恐れずにチャレンジして成長してください。本気・本腰・本物です。ジャイアントキリングを巻き起こし、想像をはるかに超えた素晴らしい未来を創造してください。

 しかし、これから進んでいく道には、必ず困難があります。中学校の時期は、目を離さない、目を離しても心を離していはいけない時期です。だんだん、自分の考えで行動していきますが、判断の方向が曖昧になっている時には、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。
 河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、中学校へ行っても頑張ってください。そして、未来に向かって、たのもしい一歩を歩み出してください。

 6年生の今年1年間の活躍は、河井小学校の最高でした。奥能登で一番児童数の多い河井小ですが、学び合う姿勢や学力定着、物事に熱心に取り組む心力や走るなどの体力向上の取組は、素晴らしかったです。まさに「河井小のプライドとブランド」を確かなものにしてくれました。

 

令和元年度 ありがとうございました!  ~「みんなで輝き、人が育つ学校」~
 令和元年度も3月24日の修了式をもって、1年間の教育活動が終わります。今年度も、「子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針に掲げ、【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】積極的な指導を行ってきました。心を育てるために「みんなのために、自分から」「人にしてあげる喜び」を合言葉とし、「輝く笑顔」に満ちあふれ、「みんなで輝き、人が育つ学校」づくりにも取り組んできました。
 今年度は、先生方の入れ替えによる「学校力」を落とさないことが課題でしたが、学力(知)・心力(徳)・体力(体)すべての面で確実に成果を上げてくれました。教育システムが整い、組織的に取り組み、その成果を上げ、子ども、先生、学校が育ちました。
      来年度も河井小学校は前進します。起こせ!Giant Killing!(ジャイアント キリング)です。
                                           

 終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆様には、令和元年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。今後とも、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。

 

「みんなで輝き、人が育つ学校」に取り組んだ1年間!

「みんなで輝き、人が育つ学校」に取り組んだ1年間!
              ~ 後期学校評価アンケート結果と方策の報告 ~
                                                                                                                                                  3月17日(火)

 河井小学校では、学校づくりの基本として、「学んだことが身につく場」「人としての生き方を学ぶ場」「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」と考えています。
   4月より、学校教育目標「心豊かに、たくましく生きる子の育成」の実現に取り組み、「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針とし、「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」 積極的な指導を行ってきました。そして、【みんなで輝き、人が育つ学校づくり】を推進してきました。そのため、前期の学校評価を受け、年度後半の方針・方策を立て、子どもたちの成長をうながし、その成果を後期学校評価アンケートをもとに教育活動を振り返りました。

 

   学校関係者評価委員会は、学校評議員3名とPTA会長、副会長(母親代表)の5名で構成されています。当日、5限目に授業参観をし、委員会が開催されました。学校から「学習指導と学力向上、生徒指導と豊かな心、健康・体力指導と危機管理、開かれた学校と家庭・地域との連携」の5観点から成果と課題、学年末・次年度へ向けての方針と対策を説明し、話し合いがもたれました。

 次のような意見が聞かれました。
  ・高学年になればなるほど良くなっている。落ち着いて勉強に取り組んでいる。
  ・小学校の高い学力を中学校でも維持してほしい。
  ・近隣の他校の学校公開に保護者も参加してみるのもいいと思う。河井小のよさを感じると思う。
  ・ズックのはき方やシャツの整えなど、子どもたちのお互いの声かけの場を設け、温かな関係を作
  ってほしい。身なりを整える、物を大切にする心や態度を育ててほしい。
  ・アンケートからPTA活動の積極的参加の評価について、授業参観など学校との関わりなども考
  えると評価はもっと高くなるといえる。

  学校が現状の説明責任を果たし、家庭や地域が情報を共有化し、教育への関心を高め、連携と協働を進め、子どもたちの成長をうながしていきたいです。後期学校評価結果を来年度の学校運営に反映し、教職員一同、教育の質的向上をめざして、全力を挙げて取り組んでいきます。今後とも、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

 

つぼみから花、咲かせよう!

              つぼみから花、咲かせよう!
           ~今年度のラストスパートと次のステージへの準備~
                                                                                    2月26日(水)

 3学期もあと、1ヶ月となりました。令和元年度教育活動のラストスパートです。今年度のまとめと新学習指導要領全面実施に向けて来年度の準備が進められています。子どもたちは、活動のめあてをしっかりもち、何事も積極的に取り組んでいます。そのため、内容が充実し、学力が伸び、心が育ち、体力がつくという成果も大きいです。主体的な姿に関心します。

 【学力が伸びる】
・1学期からの学習状況を確かめる県評価問題(5年生)と輪島市学力調査(1~6年生)がありました。その結果から、県や市平均を上回るすばらしい成績でした。

・詩の暗唱も月初めに配布されたらすぐに覚えて合格する子が増えてきた。4年間全員合格!

・学んだことの定着や学習意欲の喚起を狙って家庭学習の取組が行われています。自学ノートが1冊、終わると職員室前「かしこ山遊園地」に自分の分身を貼る活動をしています。現在、363冊が終わっています。昨年の1.5倍の充実ぶりです。

 【心が育つ】
・場の空気を読んだ振る舞いがみられます。授業の時、集会の時、縦割り班活動の時、掃除の時などメリハリをつけた行動がみられます。
・「みんなのためにしてあげる」というプラスの心と行動が、学校中に見受けられます。

 【体力がつく】
・持久力を高めるために「輪島市内の全小学校を順番に走る」取組をしています。2周目に入っている学年もたくさんあります。
 ・俊敏性を高めるため「なわとび運動」の取組をしています。長縄とびや技能とびに挑戦しています。

 

花を育てよう!心の花を咲かせよう!              ~エアリーフローラの花束~
   1月29日の授業参観で4年生が1/2成人式を行いました。その時に、石川県オリジナル品種の「エアリーフローラ」を保護者の方にプレゼントしました。石川県農林水産部の企画に応募したところ抽選でお世話して頂けました。エアリーフローラは、「旅立ちを祝う花」で花言葉は「希望」です。
  保護者アンケートから、「家族も花を囲んで、咲くのを楽しみにしています。」「お花は、みんなを明るく、そして、心を豊かにしてくれ、笑顔にしてくれます。」と花育のよさが聞かれました。知育、徳育、体育や食育という言葉をよく聞きますが、【花育】もあるのです。小学校では、朝顔を育てたり、プランターや花壇の水やりをしたり、理科でヘチマを育てて勉強に生かしたりしています。
 花育は、花や緑を通して、子どもたちの情操を育む活動です。その効果について触れてみます。

  1.感謝する気持ち:花や緑との体験が、大切でかわいいと思う気持ちを育み、感謝につながる。
  2.やさしい気持ち:花をふさわしく扱う感性と方法が身につけば、やさしい気持ちになる。
  3.探究心や創造力:植物を育てたり、楽しむ工夫をすることで、豊かな創造力が育つ。
  4.人とのつながりを作り、広げる:栽培や鑑賞を通して、地域や世代間交流につながる。


学校公開が開催されました!                ~聴く力、話す力、書く力の育成~
 1月29日に学校公開が行われました。授業参観・学年懇談会、6年生は、中学校入学説明会に多数のご参加をありがとうございました。
 「学校公開・授業参観アンケート」のご記入をお願いしたところ、たくさんのご提出を頂きました。ご協力をありがとうございました。集約結果をお知らせします。

            第3回 学校公開・授業参観アンケート                    
                                 評 価項 目                                            (人)                       1 子どもたちは、授業の始めと終わりの挨拶がしっかりできている。→A35  B10  C1  
2 子どもたちは、先生や友だちの話をしっかり聞いている。      →A28 B17 C1   
3 子どもたちは、自分の考えや意見を発表している。           →A31  B10          

4 子どもたちは、ノートを丁寧に書いている。                      →A13  B22 D1
 5 教室の掲示物などの学習環境が整っている。                 →A44  B3  
    (A) そう思う (B) どちらかというとそう思う(C) あまりそう思わない (D) そう思わない

 ※先日の学校評価アンケートで寄せられた学習指導への感謝の声を少し紹介します。
 ・授業中にわからない所があっても、自分で先生にきいて教えてもらえると話してくれます。自分から「聞いてみよう」と思える環境や雰囲気を作ってくれているのでできることだと思います。
 ・いつも温かいご指導をありがとうございます。
 ・理解が難しくても、個別対応をしてくださっており、保護者としてありがたいです。

 よりよい教育活動が創り出され、子どもたちの健全育成を目指すためには、学校と家庭や地域との連携・協働した「チーム学校(チーム河井)」の実現が求められます。

 そのために、河井小学校の教職員は、一体となって積極的な教育活動を行っていきます。保護者や地域の皆さまのご理解ご協力、「チーム河井」の一員としてバックアップを今後ともよろしくお願いします。