この日は,月に一度の「読み聞かせ」の日でした。いつものボランティアさん(「お話の森」さん)にお願いしたのですが,都合のつかない方もおいでになり,私と田中先生も出番となりました。
1年は國守さん。「ふとんがふっとんだ」と「となりのせきのますだくん」を読んでくださいました。物語に感情移入し,自分の思いが声に出てしまう子が何人かいたそうです。
2年は田中先生。「なんでもモッテルさん」を読んでくれました。児童たちは,物語の内容をしっかりと理解した上で,お金では買えない大切なものについて考えることができました。
3年は宮本さん。「じゅうにしものがたり」を読んでくださいました。十二支のことを知っている児童がいて,それらを順番に,元気に言ってくれたそうです。
4年は井上さん。「はなちゃんのみそ汁」を読んでくださいました。5年生になれば家庭科が始まります。おいしいみそ汁を作ってほしいですね。そんな思いでこの本を選んでくださったそうです。
5年は和田さん。「どんぐり(こねずみしゅん)」と「なんみんってよばないで」,「ライフタイム いきものたちの一生と数学」を読んでくださいました。子年生まれの児童が多いので「こねずみの詩」を,社会問題になっている難民について関心をもってもらおうと「難民の本」を選んでくださったそうです。「ライフタイム」では,児童たち,とっても驚いていたようです。どんな本だったのでしょうか。
6年は校長が行いました。「その手に1本の苗木を」(作物の生産のため木を切りすぎた故郷の山々を,再び緑豊かにするために立ち上がった少女の話)を読みました。イラストの情報量が多く,しっかり全て見てほしかったので,テレビ画面に大きく映して見せながら読みました。いい話で,しかも実話(主人公も実在の人物)ということもあってか,児童たち,しっかり集中して聴き入ってくれました。