前日までの雨も上がり、久しぶりの「秋晴れ」の中、5年生24人は「稲刈り&はざかけ体験」をしてきました。毎年、本校5年生が「高根尾クラブ」の皆様と市役所のお世話で、このような体験をさせていただいております。今年で、7年目になります。初めに、昔の農具を見せていただきました。荷を入れたり、しばったり、かついだりする道具と蓑(みの)です。お米や稲をむだなく大切にしてきた先人の知恵に感心しました。また、この地域は、昔から稲作がされていたというお話もうかがいました。縄文時代の遺跡も発掘されているというお話に、先日、「真脇遺跡縄文館」を遠足で訪れた子どもたちは、深~くうなずいていました。ここ、門前の地にも、縄文時代から人が住み、生活をしていたのですね。
さて、肝心の「稲刈り&はざかけ」の方はというと…。経験者が1/3程度でしたが、全員が、のこぎり鎌での「稲刈り」、はしごに登っての「はざかけ」を体験させていただきました。感想タイムでは、「稲をしばるのがむずかしかったです。」という感想が多かったですね。
帰りには、去年の稲刈り・はざかけ体験で収穫されたお米で作った、おにぎり(今の6年生が収穫したお米です。)とお茶をいただきました。この日の給食で、おいしいおにぎりをいただきながら、「6年生がはざかけしたお米やよ。」「今年のお米は、4年生が来年、いただくんやね。」などと、会話もはずみました。
この日は、新聞やTVの取材も多く、緊張しながらもインタビューにしっかりと答えた5年生でした。高根尾クラブの皆様、市役所の皆様、大変お世話になりました。貴重な体験やお話、そして、おいしいおにぎりまでいただき、ありがとうございました。