台風一過。まだ土はぬかるんでいましたが,絶好の稲刈り日和でした。場所は高根尾地区の中橋さんの田んぼです。毎年(14年間)こうやって,稲刈り体験をさせてもらっています。お世話下さったのは,中橋さんを含むたかねをクラブ(高根尾は,昔「たかねを」と表記したそうです)の方々と,代表取締役の宮崎さんを含む有限会社ファーマーの方々,計21名でした。児童たちは,最初に鎌で稲を刈り,刈った稲を束にして,藁(わら)で縛りました。田んぼの広さは15アールです。そのうちの3アールほどを刈り終えると,次に,ファーマーさんのコンバインに乗せてもらい(宮崎さんも同乗),残りの12アールほどの稲を収穫しました。通常のコンバインは,2~4列の稲を刈れるそうですが,このコンバインは6列も一度に刈れました。大きかったです。
作業が終わった田んぼです。15アールとは,50mx30mの広さです。こうして見ると,大きいものですね。束にした稲は,はざに干しました。はざに干したら美味しくなるとのことでした。この日刈り取って干した米は,来年のこの日,来年の5年生たちに,おいしいおにぎりとしてプレゼントされるそうです。ちなみに今年の5年生たちは,昨年の5年生たちが稲刈りした米で作ったおにぎりをいただきました。みんな,とっても嬉しそうでした。(右写真の方が中橋さんです。)
担任の先生方に,児童の感想をお聞きしました。その結果は以下の通りです。
稲を刈るのは意外と簡単にできました。ただ,わらで結ぶのは,かたくしばるのが難しかったです。コンバインに乗せてもらったのもとてもよかったです。実際に動かしてみると難しかったです。はざかけは,はしごの高いところにのぼったので怖かったですが,上手にかけることができました。暑かったですが,とても貴重な体験をさせてもらうことができました。(5年学級児童)
稲刈りが大変だった。コンバインに乗れて楽しかったです。おにぎりをもらえてうれしかったです。(なのはな学級児童)