学校日誌

ふるさと企業を知る会

12月12日(火)5・6限目を使って、「ふるさと企業を知る会」がありました。22の地元の企業から本校卒業生(一部他校)の若手社員が講師となり、2年生を対象にして行われました。

これは
     (1)ふるさとに貢献する優良企業の生の情報を知り、進路選択を具体的に考える機会とする。

 (2)ふるさとで働く卒業生や若手社員の仕事内容を知り、社会人としての生き方・在り方を考え

る一助とする。

 (3)先輩等からの助言を通して、働くことへの意欲とふるさとを支える自覚を醸成する。

 

などを目的としており、能登地域活性化人材確保推進実行委員会が主催者となっています。2年生全員が7会場のうち2会場を選びました。1社あたり約10分~13分の持ち時間の中で、仕事内容、社会人として必要なこと、地元で働くことの魅力などについて語っていただきました。その後質疑応答の時間をもつ形式で行われましたが、話を聞く生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾け、大変有意義な時間となりました。

参加いただいた企業は以下のとおりです。

第1会場:㈱NTN能登製作所、イソライト工業㈱、吉田道路㈱

第2会場:㈱ステンレス久世、丸井織物㈱、のと共栄信用金庫

第3会場:㈱ワクラ村田製作所、㈱栗田北陸製作所、㈱加賀屋

第4会場:EIZOエムエス㈱、㈱ノトアロイ、能登わかば農業協同組合

第5会場:㈱ハクイ村田製作所、三協立山㈱三協マテリアル社、㈱オガタ

第6会場:石川サンケン㈱、㈱スギヨ、山成商事㈱

第7会場:鹿島興亜電工㈱、㈱NTN宝達志水製作所、㈲みやけ食品、㈱八幡

                            (会場順、説明順)
   

■租税教室 ■能登の里山里海啓発事業講演会

 12月5日(火)2学期末考査が終了した後、3年生全員が4階大講義室に集まり、租税教室が開催されました。株式会社わかさ経営会計、若狭税理士行政書士事務所の若狭泰英氏を講師として迎え、「税の意義・役割」「税から考える社会の仕組み」「給与と税金等」の3項目を柱に、約1時間ご講演をいただきました。3年生の7割以上は来年度の4月から社会人として働くことになります。税金が社会のためにどのように使われているかなど、税の必要性や意義、その役割などについての理解を深めることができました。
 
 また時を同じくして、1年生は第一体育館に集まり、株式会社スギヨファームの川上和孝氏を講師にお迎えしてご講演をいただきました。世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を知ってもらい、郷土愛を育む人材育成を図ることを目的としています。里山里海の多様な生物資源、日本の農山漁村の原風景、伝統的な技術、農耕にまつわる文化・祭礼など、私たちが住むこの能登半島の良さについて知ることができ、その保全持続・活用について考える機会となりました。
 

企業見学セミナー

 11月14日(火)から16日(木)に1年生生徒を対象に企業見学セミナーがありました。地元企業を見学し、実際に仕事内容や施設等を紹介していただき、それぞれが自分自身の進路を考える一助とするものです。昼食後学校を出発し、それぞれが見学した企業や日程は以下の通りです。

11H 11月14日(火) SWS西日本㈱、能登テック㈱

12H 11月14日(火) エイゾーエムエス㈱七尾工場、鹿島興亜電工㈱

13H 11月15日(水) ㈱スギヨ、㈱のと楽

14H 11月16日(木) 和倉ダスキン㈱、㈱加賀屋

    15H 11月16日(木) 参天製薬㈱、エイゾーエムエス㈱羽咋工場
  

修学旅行

11月14日(火)から17日(金)まで2年生の修学旅行があり、九州へ行ってきました。川内学校長を修学旅行隊の隊長とし、合計8名の先生が引率しました。

 4日間とも晴天に恵まれ、予定した行程で名所・旧跡を訪問しました。長崎では長崎原爆資料館での平和学習や自主研修、世界文化遺産である軍艦島への上陸、柳川でのお堀めぐり、そしてUSJへと、この3泊4日は高校生活にとって忘れられない思い出になりました。

いしかわ教育ウィーク

 11月1日(水)から「いしかわ教育ウィーク」が始まりました。この一週間を学校公開とし、1日(水)の14時30分から第1体育館を会場に、特色ある取組である商業系列3年生7名による「七尾城の魅力発見と発信のプロジェクト」と題しての発表会を行いました。

 これは七尾商工会議所と地元金融機関に協力し、七尾城を観光資源として見直し、そこから地域活性化を目指す取り組みです。本校生徒が実際に七尾城や七尾市内の観光マップを手作りし、七尾城で実際に観光ガイドを行った様子などをパワーポイントのスライドや動画を用いて取りまとめました。生徒たちは七尾市の歴史や文化、経済について学び、理解し、郷土に誇りをもつ大切さを全校生徒と訪れた保護者に伝えました。

 その後、保護者は会議室に移動して「学校評価中間報告会」を実施し、部活動を公開してその日は終了しました。

 3連休もあって、学校公開は実質4日間でしたが、来校いただいた皆様に感謝申し上げます。

   

壮行式並びに後期生徒会役員選挙立会演説

11月7日(火)の6限目のLHの時間を利用し、新人大会等の壮行式と後期生徒会役員選挙立会演説が第2体育館でありました。

 壮行式では、選手入場後に校長先生と生徒会長からの激励の言葉があり、「とちぎ技能五輪全国大会フラワー装飾競技」に出場するフラワーデザイン部の村上結乃さんと、新人大会に出場する9つの運動部からの決意表明がありました。そして応援団のリードと吹奏楽部の伴奏で応援歌を全校生徒で高らかに歌い上げ、選手の健闘を祈りました。
  
 

引き続き、後期生徒会役員選挙立会演説がありました。定数通りの立候補者なので信任投票となり、終了後教室に入って投票をし、即日開票した結果、全員が当選しました。候補者があげた「挨拶運動の継続、活気があって明るく、よりよい学校作りや部活動の活性化」等のスローガンの達成に向けて、一致団結して取り組んでほしいと思います。期待しています。 

【後期生徒会役員】

会 長 21H中村凜太郎

副会長 21H中山夕貴乃、23H大山 久翔

書 記 22H大森 愛悠、22H髙橋 大河

     会 計 23H中村 夏菜、25H木下 清弘
 

東雲祭

10月26日(木)は体育祭、27日(金)・28日(土)は文化祭とする東雲祭が天候にも恵まれ3日間に渡って盛大に行われました。今年度のテーマはCreate the new SNNM(しののめ)~俺達が主役だ~」でした。3学年を5色の団構成とし、各クラスでTシャツを作成しました。

 黄団:31H、22H、15H  黒団:32H、25H、12H

 赤団:33H、24H、11H  緑団:34H、23H、14H

 青団:35H、21H、13H

○体育祭 

 体育祭では「移動玉入れ」や全校生徒が参加する「○×クイズ」が新種目として加わり、10種目で競技が行われ、緑団が優勝しました。

 【競技種目】

(午前)入場行進、大縄跳び、騎馬戦(男子)、移動玉入れ、タイヤ奪い(女子)、借物借人競争

   障害物競走

  (午後)○×クイズ、綱引き、団対抗リレー

○文化祭(1日目)

 第1体育館を会場に、9時から開祭式が始まり、合唱コンクール(1年生・2年生)が行われ、午後からはダンスコンクール予選(3年生)と生徒会企画が第2体育館でありました。

   合唱コンクール(1年)1位 13H (2年)1位 22H

  ダンスコンクール予選通過 32H、33H、35H

○文化祭(2日目)

  第2体育館を会場に9時から生徒会企画、そして9時30分から一般開放とし、ダンスコンクール決勝が行われました。屋外ステージでは吹奏楽部やダンス部の発表や各種発表、その周りや教室では各クラス模擬店やPTA模擬店も出て、400名を超える来校者もあり大変賑わいました。14時30分をもって一般開放が終わり、その後生徒たちは第一体育館に入って、表彰式、閉祭式を行い、今年の東雲祭が終了しました。

 ダンスコンクール 1位 33H  模擬店(2年)1位 22H (3年)1位 33H

 東雲祭総合優勝 黄団

校内マラソン大会

10月20日(金)雨天のため1日順延されたマラソン大会がありました。雨上がりの後の曇天でしたが、長距離レースには適した気温となり、男子は11時25分に、女子は11時35分スタートしました。鹿島バイバスを男子は能登二宮駅付近まで往復する10キロ、女子は鹿島菊利姫(くくりひめ)神社を往復する5キロで競われました。

男女の上位8名の入賞者は以下の通りです。

【男子の部】

 1位 大門  翔(24H) 2位 田川 貴大(22H) 3位 松本 疾風(11H)

 4位 田中 祐輔(12H) 5位 竹中  蓮(22H) 6位 田中 佳輝(25H)

 7位 水野 幹太(11H) 8位 水嶋 雷己(21H)

【女子の部】

 1位 谷 津那弥(23H) 2位 石倉 未来(22H) 3位 甲部 愛佳(15H)

 4位 辻井 奈々(32H) 5位 原田くれは(14H) 6位 永瀧 葉奈(14H)

 7位 長谷川 歩(24H) 8位 中永 莉世(24H)

 

平成29年度「おもてなし講座」

10月17日(火)5時間目に3年生を対象に今年度の「おもてなし講座」を開催しました。和倉温泉「多田屋」若女将の多田弥生氏を講師にお迎えし、「おもてなしは決して難しくない」と題して、ご講演をいただきました。

看護師として勤めた7年間の小児看護の経験、旦那様とのなれ初めや旅館の若女将としての苦労話など、生徒たちにわかりやすく、そして大変示唆に富み、心に残る言葉がありました。

・「おもてなし」とは接客と接遇に「心」を足したものである

・目配り、気配り、心配り、そして相手の立場に立ち、相手を思いやる気持ちが「おもてなし」であ 

 る

・人工知能(AI)やIT化で人手はいらなくなり、将来的には就職先がなくなるかも。しかしAI

でも解明できないのが「おもてなし」である

 ・「おもてなし」で一番気をつけているのは身だしなみと挨拶で、お客様の発言を否定しない、そし

  て、「おもてなし」が作業にならないことである

 ・お客様からもらった言葉でうれしかったことは、自分が褒められることよりも、一緒に働く仲間が

「笑顔がよかった」等で褒められることである

 ・「おはよう」の挨拶にしても、相手の名前を入れて「○○さん、おはよう」というだけで、自分の

存在感が認められていると感じ、安心度・満足度が全く違う

 

 石川県は都会と違って空気がいいし、空が違うと、多田屋に訪れるお客様の声や多田氏が石川にお嫁に来られても感じることだそうです。自分が住む石川県に誇りを持ってほしいとも言われました。「おもてなしの心は、みんなの心の中に潜在的にあるものです。一緒に働く人やそばにいる人にも、相手が喜んでもらえるかなと、思いやりの『心』を添えることが大切である」と締めくくって約1時間の講演が終了しました。

母親委員会主催「パスタ作り」講習会

 

10月7日(土)午前9時30分から前田先生を講師として「パスタ作り」講習会を第1実習棟の食品加工室で行いました。町口会長や呉山母親委員長をはじめとして、8名の保護者の参加をいただきました。


 まずデュラムセモリナ粉235gに卵2個、オリーブオイル、塩を加えて、耳たぶぐらいの固さまでしっかりと練り上げ、生地を丸状にして、1時間寝かせました。その間には、予め用意してあったピザ生地をクッキングシートの上で手で伸ばし、学校で栽培されたトマト、カボチャやナス等をトッピングしました。出来たピザを焼いてお土産とし、また試食用も作り熱々のピザを味わいました。

 

その後、パスタマシーンで丸型と平型のパスタを作り、これも学校で栽培された野菜をベースにトマトソースとクリームソースの2種類を作って、参加者全員で茹でて食べました。

約3時間の講習会でしたが、和気あいあいとし、自家製の秋の食材を用いたピザとパスタを堪能することができました。そして、10月28日の東雲祭でのPTA模擬店の調理場所であるスポルトへ赴き、打ち合わせをして終了しました。