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2022年9月の記事一覧

錦高日記9月27日(火)~卒業生(大学生)と語る会

 1年生の総合的な探究の時間で1学期に進めてきた「キャリア探究Ⅰ」の特別企画として、「卒業生と語る会」を実施しました。実際に大学に進学した本校卒業生16名に来ていただき、学問や大学生活についてお話を聞く機会としました。文理選択を前にした1年生にとっては、決断をする上でも大変参考になったようです。また、自らの進路実現に向けてモチベーションも大幅に高まった生徒も多かったようです。

 また、放課後、1~3年の希望者を対象に、学問系列ごとに第2部の語る会を開催しました。こちらにも総勢150人近くの生徒が、熱心に大学生に質問をしている姿が見られました。やはり同年代のロールモデルが与える影響は絶大であることを確信した時間でした。

 一方、来てくれた大学生にとっても、後輩の高校生に自らのキャリアビジョンや体験を語る機会は貴重だったようです。何よりも母校に帰ってくることが嬉しかったとの声が多く聞かれたことが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の感想】

・今回の会を通して、同じ学部であっても大学ごとに特色が大きく異なるということを知り、各大学ごとの特徴を調べ、自分にはどの大学が一番向いているかまで考える必要があるとわかった。また、自分が興味を持っていた学部だけではなく、他の様々な学部についても質問を通して詳しく知ることができ、本当に多種多様な学部があると改めて知ることができた。

・まず、今回の話を聞いて感じたのは「危機感」です。どの大学生も文理選択をする上で大切にしていたのは、未来の自分がどうなりたいのか、でした。1年生のときはまだ決まっていなかったという大学生もいれば、もう1年生のときには決まっていたという大学生がいた中で、全員が、結局自分がどうなりたいかを見つけて大学に進学していました。これから少しずつでもいいから、未来の自分を考えていきたいと思います。

・卒業生のみなさんが自分のやりたいことを見つけて大学生活を楽しんでいる姿を見て、私も3年後、先輩方のように充実した大学生活を送りたいなと思い、とても刺激になりました。これからやりたいことを時間をかけて見つけていきたいです。

・今回の会は勉強のモチベーションにもなったし、勉強に対して真摯に向き合おうと思えるきっかけになった会でした。今回お話を聞いた先輩方はみんな高校生時代にすごく努力をされていたんだなと感じたし、その具体的な努力の仕方についてもお話していただいて、すごく有意義な時間でした。

 

 

 

 

錦高日記9月22日(木)~グッドマナーキャンペーン~

本日も昨日に引き続き、登校時にグッドマナーキャンペーンの活動を行いました。

中高PTA役員をはじめ、富樫街頭交通推進隊員、金沢中少年指導員、金沢市校下婦人会連絡協議会の地域の方々、

そして金沢中警察署からもご協力をいただき、学校周辺6カ所で街頭キャンペーンを行いました。

 

 

 

 

 

 

交通安全指導として、歩行者や他の車両(自動車・自転車)に対して配慮しているか、また、グッドマナーを促進するために積極的な「挨拶」について、重点的に指導しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝からのご参加、ありがとうございました。

 

若手教員育成プログラム ~優秀教職員・マスター教員 公開授業~ 第2回

今回は、本校の上原教諭(マスター教員)による古典の授業を公開しました。

授業のねらいは、「『鴻門の会』を読んで、登場人物の人物像を構成や展開に即して、的確に捉えることができる」です。

 

 

 

 

 

 

生徒は、3~4人のグループになり、登場人物の特徴を出し合いながら、レーダーチャートを使ってうまく表現していました。

受講生の皆さんは、各グループを巡回し、話し合いに耳を傾け、生徒の活発な意見交換に感心している様子でした。

 

 

 

 

 

 

受講生からは、「このような活発な話し合いをするためには、事前にどのような準備や取り組みをしているのか」などの質問があり、場の設定や事前準備の大切さなど改めて確認することができました。

受講生からの視点や質問などを聞き、上原教諭にとっても学びの多い時間となりました。

~競技かるた部~ 全国競技かるた富山大会 準優勝! 

9月18日(日)に富山県で「全国競技かるた富山大会」が行われました。

石川県、富山県だけでなく、福井県、新潟県、長野県、岐阜県の選手たちも参加する大会です。

本校からは、2年の清水さくらさんが出場!

決勝は運命戦となり、わずか1枚差で準優勝となりました。

「この悔しさを次の大会にぶつけます!」との頼もしい言葉とともに、「楽しかった!」と話す清水さん。

これからの活躍がますます楽しみです。

 

令和4年度 若手教員早期育成プログラム ~優秀教職員・マスター教員 公開授業~

本日(9/15)、優秀教職員・マスター教員による公開授業が本校で行われました。

 

県内全校種の「若手教員早期育成プログラム」を受講している教員が、マスター教員である本校の寺井教諭が担当する、2年生の地歴公民科「世界の気候区分(熱帯の自然と生活)」の授業を参観し、授業力の向上を図るために、指導のテクニックなどを学んでいました。

 

 

 

 

 

 

授業後の語る会では、受講生から「教材のネタはどうやって探しているのか」と質問があり、

寺井教諭は、「教材のネタは日常の生活の中のどこにでも存在する。いつもアンテナを高くしていることが大切だ」と助言し、今後の指導に生かせるヒントを与えていました。

 

 

 

 

 

 

この公開授業には、受講生7名に加え、空き時間の多くの本校教員も参観し、充実した時間となりました。

 

~総合的な探究の時間~「外部講師による特別講義」

1年生の総合的な探究の時間に、外部から講師をお招きし、特別講義を行いました。

 

目的は、・地域を対象とした研究を通して、より良い社会のあり方を考え、社会に参画する意識を高める

    ・外部講師から専門的な知見を与えてもらうことで、テーマ設定のヒントを得る機会とする

    ・2年次の課題研究の前段階落として、探究スキルの基礎を修得する

 

下記の8つのテーマに合わせて外部講師の方に講義をしていただきました。

【防災・減災プロジェクト】①水害 ②地震 ③災害ボランティア ④避難所運営

【地域の魅力プロジェクト】⑤伝統文化 ⑥自然と調和 ⑦循環型社会 ⑧安心の子育て

 

①「水害」(山本美江氏・中西智恵氏/金沢市役所 内水整備課)の講義の感想

▶今回の講座をとおして、雨がどのように流れていくのかという経路やどの順番で被害が起こるのかを知れました。資料を使って説明してくれたので、とてもわかりやすかったです。特に興味深かったのは、時代が変わるに連れ水害が大きくなる理由です。その理由は住宅が多くなっており、都市化が進展しているからだそうです。農地では雨は土などに染み込むが家では染み込みにくく川がいっぱいになりやすい事を知り、確かにと思いました。

 

②「地震」(三津野真澄氏/本校教諭)の講義の感想

▶錦丘の下を通っていると予想される森本・富樫断層帯の今後30年以内に地震が起こる可能性が2%から8%と熊本よりも高くなっていることがわかり、対策をしないといけないということがわかった。マグニチュード7.2で震度6強から7と最悪の被害をもたらす可能性もあるので自分たち一人ひとりが考える必要があるとわかった。

 

③「災害ボランティア」(水戸雅之氏/石川県災害ボランティア協会)の講義の感想

▶今回の特別講義を受講して、一番心に残った言葉があって災害によって家から流れ出て汚れてしまった物でも、「ごみなんて一つも無く全てかけがいのないものである」ボランティアはただ泥などの撤去をするのではなく被災者の方々の心に寄り添うのも大きな仕事なんだと思いました。

▶実際ボランティアをしている人の話を聞いて、ボランティアの方々の偉大さを知りました。見返りを求めず誰かの役に立とうとするボランティアの存在は、災害の多い日本を支えている柱の一つだと思います。ボランティアの現状を知ることでコロナ禍でももっと行政とスマートに連携が取れるよう改善していくべきだし、ボランティア活動に参加しやすい社会づくりをしていくべきだなと思います。今金沢市ではどんなボランティアが活動していてどんなボランティアを募集しているのか知りたいです

 

④「避難所運営」(田中純一氏/北陸学院大学 人間総合学部社会学科教授)の講義の感想

▶災害大国であるけど、避難所に関してはまだまだ進化しきれていないことや、避難所は平時にできていない問題が表面化する場所となってしまっている現状を受講して知ることができました。

▶日本の避難所における課題が心理学やジェンダーなど思ってもみなかった所に繋がっていることに驚きを感じました。全ての人々のための避難所運営のため、他の国の避難所の様子などと、現時点での日本にある避難所とを比較してみたいと思った。

 

⑤⑥⑦⑧「地域の魅力」プロジェクト(國本和史氏・山崎友理氏/金沢市役所 企画調整課)の講義の感想

▶金沢市がSDGsについて取り組んでいることについて知ることができた。シナリオにはかわいいキャラクターが描かれていたり優しい雰囲気で取り組みやすそうだった。山崎さんは、解決策に正解はないのでどういう未来にしたいか考えることが大切とおっしゃっていて、自分たちもどういう社会にしたいか考えてから解決策を考えていきたい。

 

 生徒達はこの45分間で多くの気づきを得たようです。ここから研究するための問いを見つけていくことになります。

錦高日記9月12日(月)~政治経済、模擬裁判~

2年生の政治経済の時間に「模擬裁判」を行いました。

成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、裁判員に選出される年齢も18歳以上となります。

生徒の皆さんにとっても身近な問題として捉え、「模擬裁判」を通して、情報や資料に基づき、自分の考えをまとめることも学びます。

 

           [役割決め]

役割決め 

 

 

 

 

 

 

            [準 備]

 

 

 

 

 

 

 

   [被告人質問]                 [被害者証言]

 

 

 

 

 

 

 

   [検察官主張]           [弁護人からの尋問・弁護人の主張]

 

 

 

 

 

 

 

             [評議・評決]

 

 

 

 

 

 

 

    [判決]  ~証拠不十分で無罪~   無罪判決に喜ぶ被告人