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2021年2月の記事一覧

錦高日記2月26日(金) ~国語科 中高ブリッジ授業Ⅱ~

 本校の教員が錦丘中学校の3年生教室で授業を行う『中高ブリッジ授業』とよばれている取組の2時間目が国語科によって行われています。(先週も1時間目を紹介させていただきました。)

 本日の授業は、先週に行われた「高校古典」の学習内容の続きで、京の盗人たちに、裸で牛車に乗っていた理由を問われた史(さかん:昔の国家公務員のこと)の回答を予想し、漫画で表してみようとするものでした。

 さて、写真にあります4コマ漫画は、本校21Hの山田友恵さんが課題研究のなかで描いたものです。中3生たちによって、4コマ目にはどのような絵やセリフが描かれたのでしょうか??皆様も是非予想してみてくださいね。

 生徒たちには、中学校段階で古典という科目に対する興味を高め、高校に入ってからは学習内容についても理解を深めていってほしいと期待しております。

   

 

 漫画の作者が考えた模範解答の1例

 

       

 

 

錦高日記2月25日(木) ~進め!錦生!~

 今日は、国公立大学の前期試験の日です。本校からも多くの生徒たちが、それぞれの受験会場で入試問題に挑んでいます。国公立大学のみならず、これまでに行われた私立大学の入学試験において、生徒たちは錦丘高校で学び、積み上げてきた力で、大学入試という壁に立ち向かっています。「なりたい自分」に向かえるように、各々が持てる力を発揮して欲しいと願っています。

 ←まったく誰もいなかった3年生の教室・・・少し寂しい・・・

 さて、このようなタイミングで、大変うれしいニュースが届きました。昨年度、本校を卒業して京都大学へ進学した阿部玲華さんが「第5回京都大学久能賞」を受賞しました。久能賞とは、「科学・技術分野において自ら定めた独創的な夢を持つ意欲のある女子学生を支援することを目的として」設けられた奨学金制度です。阿部さんは「工学を医療の翼に」というタイトルでエッセイを書き、1回生であるにもかかわらず、この賞を受賞しました。受賞コメントのなかで、「(大学での学びを通して)人間と機械の最適な繋がりを研究し、医療福祉現場における最善な仕様を模索していきたい」と綴っており、「なりたい自分」をしっかりと追及している姿勢を伺うことができます。

 今、大学入試という大きなステップにチャレンジしている3年生の皆さん、前期試験は単なる通過点として、あなたの夢を見失わずに進んでいってください。

※阿部さんに関する記事は以下のサイトから見ることができます。

 「Campus Life News 京都大学」で検索し、「バックナンバー」よりNo.48を探してください。

  https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/cli/cln/back-number/2020kouki

京都大学「Campus Life News No.48」より 

錦高日記2月24日(水) ~3年生 決戦?!国公立大学前期試験前日~

 いよいよ明日は、国公立大学の前期試験が行われます。

 金沢大学など近隣の国公立大学の志願者たちは、本日の午前中も学校に来て、真剣な面持ちで補習を受けておりました。いつもどおりに7時には学校に来て、廊下にあるいつもの机で勉強している生徒たち、午後になってもふつうの授業日のように教室で夕方まで黙々と学習を進める生徒たちの姿が見られました。例年以上に「勝利の女神」に微笑んでもらえそうな行動をとってきている3年生が多いように思います。明日は、本校の受験者全員が目の前に配られた問題と冷静に向き合い、ここまで積み上げてきた学力を精一杯に出し切ってくれることを期待しています。(頑張れ!頑張れ!!3年生!!!)

    

錦高日記2月22日(月) ~学年末試験終了!!これからも・・・~

 長かった学年末試験が終了し(生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。)、放課後の体育館やグラウンドに生徒たちの姿と明るい声が戻っています。試験が終わり、心が軽くなって開放感が勝る人も多いと思います。この日ぐらいは、リラックスするのは大切なことでしょうね。

 さて、近隣高校では、新型コロナウイルス感染症の罹患者が出ているようです。当然、本校でも起こりえることですので、室内の換気や手指の消毒の徹底、できうる限りのマスクの着用や静かな食事を心がけるなど、本校生徒一人一人の感染予防の心がけを一層喚起していこうと考えています。また、コロナ禍での部活動等においては、今後突然の制約があるやもしれませんので、各人個々での工夫が望まれます。

 放課後の部活動の”いつもの”風景を守るために、今後もしっかりと取り組んでいきましょう。

  

ほりほりの部屋Vol.48「今日は猫の日!にゃん、にゃん、にゃん!~令和は平和?~」

 皆さん、こんにちは。堀です。1・2年生諸君!今年度の学年末試験はともに、数学で締めくくりですね。80分の長丁場、全力を出せましたか??おつかれ~!今日明日くらいはリラックスして、ゆっくり睡眠取って、免疫力あげて~GAT!

(紅梅一輪!これもステキ!)

 ここ数日、2月とは思えない暖かい日が続いてます。本校のシンボルツリーである梅も、白梅を中心に咲き始めています。登下校の際、自転車小屋横の紅白の「しだれ梅」、まさに梅花麗し。香りもすてきです。ご鑑賞あれ~。願わくば、3年生諸君のために、来週水曜日(卒業式の日)に満開とならんことを!

 『厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。』新年号制定の際、前首相が公表した談話の一部です。厳しい冬の寒さに耐えてこそ、梅の花は美しくなるのです。諸君の校章に梅の花がデザインされているのも、この「耐えるたくましさ(GATのT!)」を身につけて欲しいとの願いから。期待しています!

 さて、今日2月22日は、語呂合わせで、222をにゃんにゃんにゃんと読み、「猫の日」とのこと。ふ~む。なにかイベントでもあるのかにゃ?誰か教えて欲しいにゃ。堀が以前から知っているのは、今日は「竹島の日」ということ。ググってね、ぜひぜひ!!前々回触れた、北方領土とロシアとの関係と同様、竹島と韓国との関係、さらには、最近緊張感MAXの尖閣諸島と中国との関係も含め、海に囲まれた我が国、日本と近接諸国との領土問題は一朝一夕では解決できそうにありません。諸君達の世代で、「令和」の時代に、ひとつでも解決できること、心より願っています。物理的には、3つの島々はたいした領土面積を持っているわけではありません。しかし、それぞれが持つ、水産資源、観光資源としての価値とともに、海底油田を始めとする鉱物資源の利権問題などが絡み、複雑な経済問題・政治問題となっています。海の彼方の遠い出来事ではなく、どれかひとつ、失なった場合、国境線はどこに引かれることになり、どのような現実にさらされることになるのか、諸君の想像力をフル回転させてみてください。一気に、身近な現実問題であることが理解できることでしょう。逆に、竹島問題が解決すれば、2月22日は、やっぱり「猫の日」がいいなあ。だって、「にゃんにゃんにゃん」ですから~、なんて言える時代って、「平和」ってことですから。ん?てことは、「令和」は「平和」??諸君はどう思いますか???ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S. 今回取り上げたトピック、「梅」と「猫」って、相性がよろしくないってこと、ご存じ?梅に限らず、ねこちゃんにとって、植物は概して相性が良くないようです。主に、食用として。理由は、猫が食性において、完全肉食だから。その点で、猫と犬は根本的に異なるようです。犬はその食性においては雑食性、つまり、肉も植物もいけるのです。食性に合わせて、ヒトや犬の肝臓の解毒機能は、肉にも植物にも対応できるよう進化した一方で、猫の肝臓の解毒作用は、肉にしか対応できないのです。よって、ある植物に含まれる化学成分によっては、ヒトや犬は大丈夫でも、猫には致命的に作用することがあるのです。梅に含まれるシアン化系の成分がよろしくないようです。この理屈から、猫を飼う場合、アロマを炊いてはいけない場合があることに注意!と知り合いの愛猫家は言ってます。ふむ。なるほど。知らないということが罪になるのね・・・