野球部

野球部10月第29回石川県高等学校野球一年生大会本戦トーナメント1回戦 報告

10月30日(土)本戦トーナメント1回戦 VS小松高校 14:15~県立野球場

10月30日(土)に一年生大会のトーナメント1回戦が行われました。ここ数年トーナメントに進出できていない年が続いていたので、本戦に進出できて嬉しく思います。1年生は練習や練習試合を通して今まで以上に多くの経験ができ、自信をもってプレーする選手の姿が多く見受けられるようになってきました。そして迎えた1回戦の相手は小松高校でした。 

【試合内容】

二水は1回表の守備で2アウトから4連打を浴び、3点を失いました。投手は厳しいコースに投げ切ることができず、甘く打ちやすいボールを次々と捉えられ、2回12安打10失点と厳しい立ち上がりとなりました。大会までの練習試合ではテンポ良く試合を作るピッチングができていたこともあって、公式戦でいつも通りの実力を発揮する難しさを改めて学びました。3回以降も交代した投手が奮闘するも、バッテリーエラーや四球で出塁させた相手ランナーに機動力で揺さぶりをかけられ、流れを断ち切ることができませんでした。初回から追いかける展開となった二水の攻撃は、上位打線が出塁しチャンスを広げ、クリーンナップの単打・長打で追い上げを見せるも、相手の流れを引き寄せ切ることができず、5回コールドゲームでトーナメント1回戦で敗退となりました。

 
小 松         16
金沢二水        

 【一年生大会の様子】

 

【10月練習試合の様子】

 

 

 

野球部 10月 第29回石川県高等学校野球一年生大会 予選 報告

10月23日(土)予選 VS石川高専 13:00~高専グラウンド

10月23日(土)に一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメントに上がるには予選を勝ち上がらなければなりません。ここ数年、予選敗退でトーナメントに進出できない年が続いています。そんな中迎える相手は石川高専でした。9:00~プレイボールの予定でしたが、雨の影響で13:00~に変更になりました。しかし気持ちを切ることなく良い準備をして試合に挑むことができたと言えます。

10月に入って1年生の試合を中心に練習試合を積み、今まで実戦での経験が少なかった1年生は試合の中で自身の実力を発揮したり、経験のないポジションに挑戦し大きな可能性を見せてくれたりと、着実に経験を積むことができています。成功も失敗もありますが、小さな積み重ねの成果が、結果として表れつつあります。2年生は1年生のサポートをしながら個々の課題にそれぞれが向き合いながら練習に取り組んでいます。

【練習試合の様子】

【大会試合内容】

 グラウンドに水が浮いているグラウンド状況で始まった二水の攻撃は、初回から打線が猛威を振るい、4本のヒットと死球や相手の隙を突く走塁で打者一巡し、一挙に7点の先制に成功しました。その後は、失点したもののすぐさま点を取り返し、相手の見せた隙を逃すことなく付け入ることができました。代打で起用された選手も、大事な場面で集中力を発揮し、甘く入ったボールを1球で仕留め、勝利の立役者となりました。投げては二水投手が力投を見せ、ピンチの場面も崩れることなく5回を3失点に抑えた結果、5回コールドゲームで勝利を勝ち取ることができました。

 
石川高専        
金沢二水 1☓         13☓

【1年生大会予選の様子】

2年生は1年生が気持ちよくプレーできるよう隙の無いベンチワークで献身的に1年生をサポートしています。選手・マネージャー問わず、常に周囲を良く観察し、役割に責任を持ち、他者を思って行動することが求められます。チームをサポートしてくれる人が居て、初めて全力でプレーできていることを忘れてはいけません。

数年ぶりの1年生大会予選突破に、浮かれることなくコツコツと積み重ねているものを試合で表現できるように取り組んでいきます。そしてまずは初戦突破に向けて良い準備をしていきます。

10月30日(土)1年生大会 1回戦 VS小松高校 第3試合 14:00~県立野球場

 

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦 報告

9月20日(月)3回戦 第3試合 VS遊学館 14:00~県立野球場

ここまでの2試合をコールドゲームで勝ち抜いた二水野球部は、ベスト8をかけて迎える3回戦の対戦校は遊学館高校でした。夏の大会で悔しい敗北を経験した新チームは、3年生の思いを受け継ぎ、大会で勝ち上がっていくと共に、大きく成長を遂げようとしています。新型コロナが終息していない現状ですが、大会を開催していただけたこと、思い切り野球に打ち込めること、応援に駆けつけてくれる家族や3年生、教職員の方々に感謝の意を込めながら試合に挑みました。

 

【試合内容】

二水は初回から、打たせて取るピッチングでリズムを作り、1回裏の攻撃ではヒット3本、犠打2や死球などで確実に進塁させ、2点先制することができました。しかし2巡目以降は、相手投手のコースをついた厳しい制球に打ち取られ、出塁するも、チャンスをものにできず得点に結びつく決定打を放つことはできませんでした。

一方遊学館打線は、3回4回5回に打線が集中し、甘く入ったボールを確実に仕留められ単打と長打が重なった結果8点の失点を許してしまいました。6回以降は遊学打線を2安打に抑え、攻撃の流れをシャットアウトするも、チャンスでの一打がなかなか出ず、2回以降のスコアには0が並ぶ結果となりました。9回裏の攻撃では意地を見せた主将の一打で0死1、3塁で粘りを見せたが、その後の打線が繋がらず無得点で試合終了となりました。

 

1

2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館
金沢二水

結果として「長打力」の差がこの点差となってしまったことは、選手全員が痛感して感じました。試合後のミーテイングではチームの課題を明確にし、今後取り組むべき具体的行動について話し合いました。野球を通して、大切なことに気づかされる毎日の中で、日々成長していく選手たちの練習に取り組む姿は、少しづつ変化してきています。試合後学校に戻りスイングする中、黙々と振り続け誰一人帰宅しようとする選手がいませんでした。このように勉強にも部活動にも一生懸命に向き合うことができる粘り強さは、二水高校の強みです。

大会を通して、試合観戦の規制が厳しい中、多くの方に応援していただき感謝しております。さらに皆様が応援したくなるような集団となるべく、隙が無く愛されるチームへと前進していきます。

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 2回戦 報告

9月18日(土)2回戦 第1試合 VS北陸学院 9:00~小松末広野球場

1回戦を5回コールドで勝ち抜き、迎えた2回戦は北陸学院高校でした。不安定な天候の中、初回から緊張感のある締まった試合が開始されました。何とか持ちこたえていた天候だが、2回から雨が降り出し両チームの投手が制球に苦しみ、悪天候という条件の中、粘り強く投げ切ることが勝敗のカギを握る試合展開となりました。

二水は2回表でヒットや四球、バッテリーエラーなどが重なり、一挙に6点を奪いビッグイニングを作り、次の相手の攻撃をランナーを出すも、無失点に抑え二水の流れを確立することができました。

さらに勢いを増した雨が、グラウンド状態を悪化させ、水たまりで内野ゴロがまともに転がらないほどになり、一時中断をはさみながらも試合は続行されました。両チーム、いつ試合が大崩れしてもおかしくはない状況でしたが投手を中心に、二水野球部の気迫と集中力は試合終了まで持続することができました。試合の序盤・中盤・終盤に手堅く得点を奪った二水が、8回コールドゲームで見事勝利を勝ち取る結果となりました。

両チーム悪天候の中、泥だらけになりながらも最後まで戦い抜く姿は、見ている者を魅了させた試合となりました。

【試合結果】(8回コールド)

 
金沢二水   12
北陸学院  

【3回戦試合日程】

9月20日(月)3回戦 第三試合 VS遊学館高校 14:00~県立野球場

野球部9月 公式戦ユニフォーム新調 

2021年9月より、公式戦で使用するユニフォームを変更することになり、従来のカラーは、【グレー×オレンジ】だったものが、【ホワイト×オレンジ】に変わりました。

ユニフォームや背番号の生地も最新の機能性といわれている「昇華プリント」を採用し、ユニフォームの繊維に気化したインクの色素を浸透してあるため、着用時の重みがなく、着心地良く自然で動きやすい素材となっています。また通気性も良く、汗での重みや、暑い日の試合でも、ストレスなく着ることができます。

【従来モデル】

【新調モデル 公式戦用ユニフォーム】

【新調した背番号】

新たなユニフォームでグラウンドを駆け回り、白球を追う二水高校野球部を今後も楽しみにしてください。

野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 1回戦

9月12日(日)1回戦 第二試合 VS 松任・翠星・宝達連合チーム 11:45~県立野球場

9月11日(土)に北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。

夏の大会に悔しい形で敗れてしまい、新チームが始動してからもなお、新型コロナウイルスの影響がさらに加速し、練習の制限、対外試合の禁止など、学校生活や部活動において多くの規制がかかる中、県内のすべての高校が実戦での経験をほとんど積むことなく今大会に挑むことになりました。

感染予防や対策を徹底して行い、感染しないこと・周囲を守ることを第一優先に考え、限られた時間・人数・場所の中で大会に向けて準備をしました。

 【試合内容】

二水は立ち上がりから先発投手が3者凡退に抑え、常に守備から良い流れを作り攻撃に繋げることができました。攻撃では、ボール球には手を出さないよう四球を選択したり、鋭い打球で相手のミスを誘ったり、カウントを取りに来るストライクを積極的に打ちに行ったりと、終始主導権を握った展開で試合を進めることができました。4回から継投してからは、リズム良く打たせてアウトを重ね、締まった内容で相手打線を抑えることができました。

【試合結果】

 
松任・翠星・宝達        
金 沢 二 水         11

【試合日程】

9月18日(土)2回戦 第一試合 VS 北陸学院 9:00~弁慶スタジアム

実践での練習機会が少ないことを言い訳にせず、今やるべきことに全力で取り組み、常に自分のパフォーマンスを発揮できるよう限られた時間で最高の準備をします。

野球部 7月 第103回全国高等学校野球選手権大会 報告

第103回全国高等学校野球選手権石川県大会

7月10日(土)1回戦 VS金沢商業高校 13:30~弁慶スタジアム

7月9日(金)に全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕されました。

大会を迎えるにあたり、メンバーに入ることができなかった仲間や、支えてくれた家族、応援してくれる人の思いを胸に試合に挑むことを再確認し背番号渡しが行われました。

 

新型コロナの影響で、活動の多くに制限がかかる中、選手たちはこの大会に向けて日々の練習を中心に、紅白戦や練習試合、学校生活を通して飛躍的な成長を遂げ、特に3年生はチームの核として、後輩やチーム全体に大きな影響を与え続けてくれました。しかし大会前の練習試合では、思うようなプレーができず、結果もついてこなかったことから、選手たちの顔から笑顔が減っていました。「自分に自信がない」「不安な思いが強い」という心の背景には、ここまで夢中で努力してきたこと、ぶつかってきた壁を乗り越えてきたことなど、これまでの自分を信じ切れていないことが背景にありました。

迎えた試合当日は、今までの自分を信じるだけだと背中を押されたこともあり、選手たちはリラックスした表情で、ベンチ内も笑顔と活気に溢れた雰囲気で試合に入ることができました。大会前に自分たちの弱点に全員が気づくことができたことで当日を良い雰囲気で迎えることができたと言えます。

二水は1回と6回にチャンスからのタイムリーヒットで2点を奪うことができ、守備では取れるアウトを確実に奪いながら好プレーやヒット性の打球を数々アウトを奪っていき、ピンチでの踏ん張りがチームをより勢いづけていました。投げては、2年生投手の精度の高い投球でリズムを作り、6回無失点と試合の主導権を握ったまま二水ペースで試合が展開されていきました。

7回からは3年生投手に継投し、さらに勢いづくも、8回に1つのミスから失点してしまい、より緊張感が高まる展開となりました。ここまで驚異の粘りを見せた二水だが、迎えた9回裏2アウト1・2塁2対1、勝利まであと1アウトという場面で、金沢商業に長打を許してしまい、相手1塁ランナーが生還し、結果逆転サヨナラ負けという劇的な幕切れとなってしまいました。

勝利を目前にして、逃してしまった悔しさを全員が痛感し、勝ち切ることの難しさを今大会を通して改めて学びました。そして3年生は今日まで本当に粘り強く戦い、二水高校野球部で多くを学び、気付き、成長できたと言えます。今日の敗戦を自身の中に大切に留め、努力し続けた自分を信じ、どんな困難が訪れても、立ち向かっていける人間になるよう期待しています。そして受験生として学校生活を大切にして、確実に実力を積み重ねていけるような日々を過ごし、「あと1アウトで負けた」という貴重な経験をこれからの人生の「糧」にしていきます。

1.2年生は3年生の悔しさを胸に、勝ち切れるチームになるため、強い責任感と使命感を持って取り組んでいきます。

野球部 6月(前半)活動報告

3年生にとって最後の夏となる、第103回全国高等学校野球選手権石川県大会の開幕まで1ヵ月を切りました。

石川県緊急事態宣言の影響により、県内外のチームとの練習試合ができない状況が続いていますが、選手たちは個人の課題に向き合い、厳しくも仲間と鼓舞し合いながら夏に向けて確実に良い準備ができています。

また紅白戦を積み重ね、結果や弱点を数値化したり、失敗を恐れず練習していることに思い切りチャレンジできたりと、日々の練習は大変充実しています。

二水高校野球部では学校生活や勉強・部活動などあらゆる場面で「隙のない日々」を送ることを心掛けています。野球においても隙なく戦い、逆に相手の隙にいち早く気付くことにも繋がります。その日々の積み重ねが野球以外の場面でも当たり前のようにできるような学校生活を送れている点もチームの強みです。

夏の大会まで残りわずかとなりましたが、練習から一球を大切にし、その一球で一気に流れを作れるようなプレーをしていきます。

6月23日(水)HABボクらの夏放送

6月24日(木)抽 選 会

7月 9日(金)全国高等学校野球選手権石川県大会 開 幕

また5月末に業者に来ていただき、黒土入れとグラウンド整備をしていただきました。生まれ変わったように平坦に整備していただきたおかげで、選手たちの思い切りプレーができている姿が印象的です。

同時に野球ができる環境に改めて感謝することを再確認でき、今までよりスピーディーかつ効率よく丁寧にグラウンド整備を行えるようになってきています。

コロナ禍ではありますが、仲間とのびのび野球ができることに感謝し、万全な状態で大会を迎えられる準備をしていきます。

 

野球部 (4月後半)活動報告

4月18日(日)1回戦 VS穴水高校 市民野球場9:00~

 

4月17日(土)に第144回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されました。

予定されていた日程では17日(土)に初戦を迎えるはずでしたが、悪天候により18日(日)に順延されました。

しかし選手たちは気持ちを切ることなく持ち前の集中力を持続して初戦に挑むことができました。

初回からファーストストライクを積極的に狙い鋭い打球を打ち返し、出塁すれば足を絡めた攻撃で相手塁上を駆け回り

終始試合の主導権を握った展開でした。

結果は 【二水20-0穴水】 5回コールドゲームで完封勝利することができました。【安打数】15 【盗塁数】13 

 TEAM                    合 計
二  水  7    4  3  6          20
穴  水  0  0  0  0  0           0

2回戦目は4月26日(月)に輪島高校と対戦が決定しました。(9:30~市民野球場)

公式戦での1勝の価値をチーム全員で味わい、さらなる成長に繋げ1戦1戦粘り強く戦い抜きます。

 

         

 

 

 

 

 

野球部 4月(前半)活動報告

4月17日(土)に開幕する春季県大会に向け、選手たちは自らを奮い立たせ、厳しくも実りあるトレーニング期間を全員で乗り越えました。春休み期間は、さらに強いスイング力を身に付けて練習試合に挑み、選手達はファーストストライクから力強いスイングを意識して戦いました。練習試合を通して、日々練習してきたことを試合で発揮することの難しさを全員が感じることができ、今後具体的にどのように行動に移していくべきかを選手同士で話し合い確認することができた貴重な練習試合となりました。選手同士の話し合い活動を大切にし、チームの課題や個人の課題に真摯に向き合うことで、さらなる強化を目指していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、今年度より新たに修築された金沢市民野球場で金沢地区の高校と合同練習を行いました。素晴らしい環境のもと選手たちは互いに良い刺激を受けながら思い切りプレーし、充実した時間を過ごすことができました。春、そして夏の大会に向けて成功も失敗もすべての経験を成長に繋げられるよう一歩ずつ前進していきます。