校長室より

<授業拝見>おはなし会 2年2組

11月12日(火)2限目 

  今日は、2年生のおはなし会を参観しました。おはなしの会「がらがらどん」の方々が学校に来てくださり、図書館司書の岸本先生といっしょに、絵本の「読み聞かせ」や「手遊び」、「おはなし」をしてくださいました。

 まずは、岸本先生の読み聞かせから、会は始まりました。2年生は目をキラキラさせお話の世界に浸っているようでした。その後のがらがらどんさんの、絵本「ほねはおれます くだけます」「王様と九人のきょうだい」の読み聞かせでは、ほねの役わりについて知らなかったことがたくさんあったようで、興味津々の様子。また、「王様と九人のきょうだい」に出てくる兄弟の名前が面白くて、盛り上がっていました。詩の音読や手遊びも楽しみ、会の最後は、おはなし「ねずみ経」です。繰り返し出てくるお経が面白くて、こちらも大盛り上がりでした。素直にまっすぐにお話の面白さをつかみ、自然に反応できる2年生の様子は、見ていて本当にほっこりとさせられる光景でした。
        

<授業拝見>5年1組 

10月30日(水)4限目 理科

  今日は、5年1組の理科の授業を参観しました。4年生以上の理科は、教務主任の城崎先生が担当しています。城崎先生は、教務として学校運営を推進するとともに、授業についても「分かりやすい理科」を目指して熱心に取り組んでいます。

 今日の授業は「流れる水のはたらき」で、課題は<流れる場所によって、川や川岸のようすが違うのはどうしてか>でした。子ども達は、川の傾きと流れの強さや速さ、水の量や川幅などに目を付けて、流れる水の3つの働き(しん食・運ぱん・たい積)について、考えていました。理科の授業は、予想して仮説を立て、実験して検証することが多いのですが、川の上流から下流までを実際に目で見て確かめるのは、授業の中では難しいことです。そこで城崎先生は、学校の畑に山を作りじょうろで水を流して、その様子を観察する方法をとりました。おかげで児童は、流れる水の働きがより明確にイメージできたと思います。

 この度の台風19号による河川の氾濫では、多くの方が犠牲となりました。川の形状や水の量などに「流れる水のはたらき」は大きく左右されます。今回の学びは、今後の生活にも大いに役立つものだと思っています。
               

<授業拝見>4年2組 

10月21日(月)4限目 国語 

  今日は、4年1組の国語の授業を参観しました。担任は、4年目の白澤先生です。研究授業だったので、先生方も参観しこれからの国語の授業について互いに学び合いました。

 今日の授業は物語「ごんぎつね」で、自分の心にグッときたところについて交流する時間でした。「ごんぎつね」は新見南吉の名作で、その悲しい結末に涙し心にグッときた人が多くいるのではないかと思われます。しかし、子ども達が選んだ心にグッとくる場面は、ここだけではありませんでした。子ども達は自分なりの感性で読み進め、「兵十に何度も何度もつぐないをする場面」や、「あんないたずらしなければよかったと後悔する場面」等を選んでいました。そして、互いに選んだ場面について交流するうちに、自分がそこを選んだ理由がはっきりし、最後には「グッときたシート」に読み取った内容を書き込むことができていました。

だれとでも積極的に交流し学び合う姿はとても4年生らしく、頼もしさを感じました。人数は少なくても、学び合いは確実に行えていました。
   

<授業拝見>3年1組 英語活動

10月17日(木)4限目 英語活動 ローワン先生と

 今日は、3年1組の英語活動の授業を参観しました。3年生は、週に1回の英語活動を町のALTのローワン先生といっしょに行っています。

 今日の授業は、「色と形を英語で言う」という活動でした。色と形の両方を組み合わせて言うので、どちらも覚えていないとうまく言えません。例えば「Red Square」(赤い四角)「Pink heart」(ピンクのハート型)のように言うのですが、色は英語で言えても形が思い浮かばない子がいて、ローワン先生のお手本に続いて何度も声に出していっしょうけんめい練習していました。先生と会話したり、ペアで聞き合ったりといろいろな活動を通して、初めは言えなかった子もだんだんと言えるようになっていきます。カラフルな色と形は目にも楽しく、外国人の先生との触れ合いも日常の風景になってきたと感じます。
  


<授業拝見>2年2組 英語活動

10月16日(水)3限目 英語活動 ベンジャミン先生と

 今日は、2年2組の英語活動の授業を参観しました。2年2組は、8月より担任が平林先生から岡井先生に交代しています。

2年生は、月1回程度、町の英語指導員のベンジャミン先生といっしょに英語活動を行っています。今日の授業は、「動物とその色を英語で言う」という活動でした。初めに、「かるたとり」次に「動物の絵が描かれた紙をまるめて中をのぞき、その動物を当てる」という活動を行っていました。どちらも楽しくて楽しくて、いつも元気でパワフルな2年生が、ますますパワーアップして活動に取り組んでいました。教えてくださるベンジャミン先生もにこにこ顔です。教室が笑顔にあふれ、英語で話すことへの抵抗感は全くなくなっていました。

内灘町では、今週金曜日に西荒屋小学校、清湖小学校、内灘中学校で英語の研究発表会があります。本校の教職員も参加し、英語教育の充実に向けてしっかりと学び、今後の指導に生かしていきたいと考えています。
      


<授業拝見>1年生英語活動

10月8日(火)3限目 英語活動  ケリン先生と
 後期に入り、1年生もすっかり学校に慣れて、毎日元気に学習に取り組んでいます。今日は、1の1の英語活動の授業を参観しました。1年生は、ほぼ月に1回のペースで、英語指導員のケリン・バウリング先生と英語活動に取り組んでいます。1年生なので、まだまだ活動が中心ですが、ケリン先生のお手本をまねての発音は、なかなかのものです。
 今日は、<くだものをえいごでいおう>という課題で、活動していました。ケリンさんの授業はいつも活動に工夫があって、子ども達はのりのりで声を出し学習しています。今日の活動はくだもののパズルで、「パズルが完成したらケリン先生に英語でくだもののなまえを伝える」というものでした。大好きなパズルがあり、できあがったくだもののなまえを言ったら、ケリン先生にほめてもらえるというシナリオに、どの子もうきうきでした。こうして英語が好きになり、将来大人になった時に、町で外国人に話しかけられても、物おじすることなく会話ができるようになることが、内灘町の英語教育の目標の一つです。
      

運動会練習参観(その2)

9月11日(水)
 今日は、高学年の組体操と児童会種目の練習を参観しました。高学年の組体操は、今年も「絆」を大切にしています。「全力」でやりきることを目標に練習を重ねており、完成まであと少しと言ったところです。仕上げに向けて、先生方の指導にも熱が入っていますが、その声に応えようと頑張る姿があります。どうか、ご家庭でも励ましの言葉かけをお願いします。  
 児童会種目は、今年は全校で「玉入れ」をします。青玉を入れると、点数が2点入りますが、青球を投げられるのは1・2年生だけです。それぞれのチームで作戦を立てて、青球を高学年が拾って低学年に渡すなど、工夫していました。本番はどちらが勝つのでしょうか。楽しみです。
  

運動会練習参観その1(中学年)

9月10日(火)
 連日、暑い日が続いていますが、子ども達は14日(土)の本番に向けて運動会練習に取り組んでいます。中学年は、今年も「よさこい」に挑戦しています。今年は、これまでに比べて少し人数が少ないので、できるだけ運動場を広く大きく使おうと工夫し、間奏で全速力で走る子ども達の姿が見られました。本番の「大根布ソーラン2019」を、どうぞお楽しみに!

  

<授業拝見>5年2組

7月10日(水)2限目 国語

 今日は、5年2組の国語の授業を参観しました。担任は、今年度4月に大根布小学校に赴任したうね林先生です。6年目の若手の先生ですが学級経営がしっかりしており、赴任して早々に子ども達とのよい関係を築きあげました。5年生はとてもエネルギッシュな学年で、何をしても勢いを感じます。うね林先生はそのエネルギーがよい方向に向かうように、うまく導いてくれています。

 今日の学習では、子ども達は、説明文「生き物は円柱形」で筆者の言いたいこと(要旨)について、事例をもとに「なるほど」と思うところを交流し合っていました。大人が読むとただ単に「ふう~ん。」と思うだけの文章ですが、子ども達はそのやわらかい頭で、見事に自分の経験と結びつけながら読んでいました。さすがです。自分の考えを交流する姿はほほえましく、まさに「主体的・対話的で深い学び」となっていました。ねぶっ子達は、基本的に相手に対してとても共感的です。ですから、逆に言うと「それって本当かな?」と疑問を持って読む子は少ないとも言えます。今後は、「なるほど」「その通り」と相手を受け入れるだけではなく、「ちょっと待って」「それって本当かな」と、立ち止まって議論することができれば更に次元の高いところで話し合いができるのではないかと思いました。今の5年生ならきっとできると思います。

                        

<授業拝見>6年1組

7月3日(水)5限目 国語

 今日は、6年1組の国語の授業を参観しました。この日は、先生方全員が参観する「全体研究授業」で、子ども達はほどよい緊張感をもって学習に臨んでいました。担任は、3年目の河内先生で、日頃から子ども達ととてもよい関係ができており、若いけれど規律のある学級作りを土台として、児童の意見をうまく引き出し、思考させる授業を展開することができています。

 今日の学習でも、子ども達は緊張感の中、しっかりと自分の考えを出し合い、友達と学び合ったことで得た新しい発見について、全体交流していました。説明文の学習では、段落毎に書かれた内容を詳細に読んでいく方法が主流だった時代もありましたが、これからの時代は、文章をまるごと読んでそこから自分はどう考えたか、また、どう生かしていくのか、意見をもつことが大切とされています。昨日の学習は正に、新学習指導要領に沿った授業となっていました。これまでの積み上げで、児童は確実に協働で学ぶ方法を身につけ、しかも共感的に相手の考えを受け入れる人間関係もできています。今後も相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の考えも主体的に主張していける「やさしさとたくましさを合わせもったねぶっ子」に成長することを、大いに期待しています。