寺高ニュース
保健だより1月号
1月18日(火)校内研究授業
1月18日(火)第7限に校内研究授業が行われました。
コミュニケーション英語Ⅰの授業でしたが、2つの文を関係代名詞を用いて1文にすることを生徒たちは学びました。まず日本語で仕組みを確認してから、英語へと発展していきましたが、Chromebookのスライドでアニメーションを使いながらの説明でしたので、生徒の皆さんにはわかりやすかったのではないでしょうか?また、このスライドによる説明はスマホなどで家庭でも繰り返し復習できるよう設定されています。
1月は校内研究授業も大詰めでたくさんの授業が行われますが、その多くはChromebookを用いた授業で、多くの先生で参観し共有することによって、より効率的な使い方を研究しています。
令和4年度推薦入学・一般入学志願者心得
社会福祉法人【B's行善寺】へ見学に行きました(福祉科)
12月21日(火)、「社会福祉基礎」を受講する2年生16名と、「介護福祉基礎」を受講する3年生5名で、【B's行善寺】に施設見学に行きました。
今回の見学は、学校間交流の意味合いも含め、加賀高校の福祉を学ぶ2年生と合同での実施です。
そのため、当日は加賀高校の生徒も交ざった4つのグループに分かれ、それぞれのグループが自由に行動し、全部で4つの活動を体験します。
ウェルネスには最新のトレーニングマシンがたくさんあり、障がいがある方がインストラクターとして使い方を教えてくださいました。
調理場では、和菓子作りを行いました。
普段は地域の方が参加する料理教室などが行われるそうで、隣にはおしゃれなカフェが併設されています。
次の体験は、交流施設で行います。
施設内には、地域の野菜や駄菓子、小物などが販売されていました。
簡単なメッセージを書き込んだ、クリスマスカード作りです。
ここでも、障がいがある方がインストラクターとなり指導してくださいました。
最後はフラワーショップです。
すでに2年生のグループがハーバリウム作りを体験していました。
【B's行善寺】とは、障がいを持った方も健常な方も誰もが等しく利用できる地域コミュニティ施設です。
さまざまな人々が交流し集まる空間を実際に目にし、生徒は大変良い刺激を受け、施設に対する価値観が大きく変わったようです。
また、加賀高校の生徒さん達とも積極的に交流でき、とても楽しい時間を過ごすことができたとのことでした。
生徒達は体験活動を通して、施設の取り組みや理念をしっかりと理解できたようです。
また、機会があれば積極的に施設見学を行っていきたいです。
視覚障害がある方との交流会(福祉科)
12月14日(火)に、視覚障害がある3名の方が来校され、2年生・3年生の福祉の授業で交流会を行いました。
2年生の「社会福祉基礎」の授業です。
全盲の方と弱視の方が、自己紹介を兼ねて普段の様子や思いなどを話してくださいました。
白杖には用途によっていくつかの種類があり、その説明を聞いています。
3年生の「介護福祉基礎」の授業では、みんなで円になって座り、質疑応答を行いながら日常の生活での工夫などをお聞きしました。
スマホの拡張機能や読み上げなど、弱視の方が普段使用している機能を紹介していただき、現在ではさまざまな面でのサポートがあることを学びました。
この後には、アイマスクを着用し、白杖を使って実際に歩行や階段の上り下りをする体験を行いました。
「初めての体験で不安だったけど、白杖だけじゃなく援助者がいてくれるとより安心できた。」
「体験してみて、見えない方の気持ちを考えることができてよかった。」
「白杖を使っている方を町で見かけたら、声をかけて援助が必要か訪ねてみようと思う。」
との感想がありました。
今回の視覚障害の方との交流や体験活動を通して、生徒は障害への理解を深めることができ、相手を思いやる気持ちを養うことができたようです。
この経験を、ぜひ今後の人生に活かしてほしいと思います。