校長先生ブログ

校長室より

かけがえのないものは、命です!

                        かけがえのないものは、命です!
                              【交通事故防止に向けた取り組み】
                                                                           9月9日(水)  

    2学期も始まり、1週間が過ぎました。落ち着いた雰囲気で学校生活が送られ、子どもたちの元気な声が飛び交っています。夏休みの間、大きな事故等の報告はありませんでした。保護者、地域の皆様が、子どもたちに適切な安全指導をしていただいたお陰だと感謝しております。
  
     しかし、事故に至っていませんが、帰宅後、地域で生活する子どもたちの交通安全等にかかわる気になる行為(飛び出し、自転車の危険な乗り方等)が見かけられます。

    かけがえのない大切な命を守るために、学校でも、児童に交通事故防止に向けて、下記のように再度指導を行っていきますが、ご家庭におかれましてもご指導をよろしくお願いいたします。

 
   1.道路では遊ばない。

 
   2.道路を歩く時は、交通ルールを守る。
        ・飛び出しや無理な横断、信号無視はしない。
        ・交差点では、必ず左右の安全を確認を行う。

 
  3.自転車に乗るときは、交通ルールを守って、安全な通行を行う。
    ・二人乗り、飛び出し、割り込み、すり抜けはしない。
    ・曲がり角やカーブの手前では減速する。
    ・できるだけヘルメットをかぶる。
    ・夕方は早めにライトをつける。
                                                                               
 ※お子様が外出する時は、「車に気を付けてね」などの一声をかけ、安全意識を高めて下さい。

収穫の秋 2学期がスタートします!

         収穫の秋 2学期がスタートします!
                                【大切な「シルバーの3日間】
                                                                        9月1日(火)
   
  いよいよ2学期が始まりました。夏休み中に大きな事故やケガもなく、みなさん元気で登校してきたことをたいへんうれしく思います。
  夏休み前にお願いしたことがありました。長期の休みでしかできないことに挑戦してほしいというお願いでした。どうでしたか。

   
  2学期は、1学期に頑張ってきた成果を出して、ステップアップする大事な学期です。新たな向上意欲や挑戦意欲を発揮して、自分を乗り越えていって下さい。
 
    4月の1年のはじめの3日間は、「黄金の3日間」と言われます。集団学習のきまりや約束、集団生活の目標を決め、それに沿って活動してきました。

 
    2学期のはじめの3日間は、その重要さから「シルバーの3日間」と言われています。学期はじめの取り組み次第では、せっかく築き上げたものが壊れてしまう可能性のある怖い3日間です。そうならないために、もう一度、集団学習のきまりや約束、集団生活の目標を確認して、学校の生活リズムを取り戻し、落ち着いたスタートをして下さい。

 
    夏休み中に、石川県教育委員会の方の講演がありました。学力をつけるためには、復習(家庭学習)がきわめて重要であるというお話でした。
 学んだことを定着させること、学ぶ意欲を出させることにつながります。

 
   1学期に実施した本校の学校評価アンケートを見てみると、児童アンケートの「家庭学習の時間を守っている」は84%です。保護者アンケートの「お子さんは、家で学習する習慣が身についている」は69%でした。

 
     家庭時間の3つの時間を決めましょう。
 ①起きる時間:朝、余裕をもって起き、しっかりと朝ごはんを食べて登校する。
 ②寝る時間:1,2年生午後9時、3,4年生午後9時30分、5,6年生午後10時までに寝る。
 ③勉強を始める時間
   「家庭学習の手引き」を参考に【学年×10分】の家庭学習を決まった時間から始める。

 
  学校の中では、生活リズム・学習リズム・人間関係をしっかりとしましょう。
  家庭生活では、3点固定です。起きる時間・寝る時間・勉強始める時間を決め、2学期のスムーズなスタートを切っていきましょう。


 

声援・歓喜 大西山の夏

                          声援・歓喜 大西山の夏
                              ~町子連相撲大会~
                                                                                   8月3日(月)

  「はっけよい!」土俵に繰り広げられる町子連相撲大会が盛大に行われました。萩野台の子どもたちの他校の子どもたちと伍して戦う姿に感動しました。PTA体育部の部長さんを中心に保護者の方々には、暑い中、1ヶ月以上にもわたる相撲練習、土俵の整備など子どもたちの健全育成のためにありがとうございました。
  成績は、団体戦で萩野台Aが3位。個人戦の4年の部で3位、5、6年の部では、ベスト8と大健闘でした。部長さんは、「今年は、基本を大切にして練習し、相撲道に沿った取り組みをさせたい。」と話しておられました。観戦していても、その通りの取り口でした。その成果が、結果として表れました。

 
    スポーツ活動は、「競技力向上」と「人間性の育成」です。スポーツなので勝ち負けがついてきます。そのために、競技の特性をとらえた指導、練習が繰り返されます。礼で始まり、礼で終わること、戦いに感謝する心、敗者を敬う姿勢などたくさんのことをスポーツマンシップとして身につけていきます。子どもたちを一回りも二回りも大きくして頂いたことに感謝します。

 
    相撲練習が始まり、ある子に聞いたことがありました。
  「相撲、どうや?」
  「僕は、ほとんど負けてばかりで、勝ったことがありません。」
と返ってきました。ところが、その子が個人戦で勝ったのです。2戦目の戦いぶりも見違えるほどでした。
    
    自分を乗り越えたのです。きっと、一生忘れないと思います。「あの1勝・あの戦い」が心の支えになり、人生の苦しい場面を越えていってくれるでしょう。

 
     大西山の夏が終わりました。
数々のドラマ全てが子どもたちのステップアップつながります。ありがとうございました。


 

できる自分に自信を持って!

                                           できる自分に自信を持って!
                                         ~夏休みでしかできないことに挑戦~
                                                                                                          7月17日(金)

  新しい学年がスタートしてから4ヶ月が過ぎ、もう1学期が終わります。始業式には、3・9(サンキュー)運動【3つの学び・3つのあいさつ・3つの心】に頑張って下さいとお願いしました。

    クラスの中でも、目標を立て、その実現に向けて頑張ってきました。

    1年生  仲良くできる 最後までがんばる  はっきり言える
    2年生 笑顔 仲良し 明るさ 元気 優しさ
    3年生 いじめのないクラス
    4年生  気持ちを切り替え集中 仲良く助け合おう 家庭学習40分以上
    5年生  つばた1のクラス   ~温かな心 魔法の言葉 学習マナー 協力 助け合い~
    6年生  進んで行動し、リーダーとして下級生の見本となるクラス 

 
  達成度はどれくらいだったでしょうか。「前よりは、いいかな。」「できるようになったな。」という成長の実感を味わっていることと思います。不十分な点は、2学期に頑張って下さい。

  
    学校では、子どもたちが自分に自信をもてるように、自己肯定感や自己有用感を高める工夫を行っています。意欲的に活動する場を与え、良好な変化に対し、賞賛しています。その成功体験が、次の挑戦意欲に相乗していきます。褒めて伸ばすことが基本姿勢です。
  先日の石川県基礎学力調査の児童質問紙の結果がきました。「質問紙は宝の山」と言われます。子どもたちの傾向をつかみ、更に伸ばせる点が分かってきます。よかった項目や気になる項目をあげてみました。素晴らしいことは伸ばし、自信とし、気になることは見つめ直して下さい。
  
   ・学校は好きだ                                                        本校→100%      県平均→89%
    ・自分には、よいところがある                                              本校→100%      県平均→80%
    ・課題を自分で考えた方法で調べ、確かめることが好き     本校→90%    県平均→78%
   ・コンピューターやビデオ・DVDを使っての勉強が好き       本校→100%     県平均→90%
    ・自分で発表したり、話し合ったりすること                             本校→46%     県平均→62%
    ・家の人に学校での出来事を話す                                         本校→50%     県平均→79%
    ・テレビゲームの時間が1時間以下                                       本校→30%     県平均→54%
 
    明日から、夏休みです。計画的に勉強をし、長期の休みでしかできないことに挑んで下さい。身についた読書の習慣も続けて下さい。また、むし歯を治すこと、ケガや病気、事故に気をつけるなど健康面にも配慮した夏休みを送って下さい。
 
    1学期の成果を土台に、2学期はさらに充実した学校生活が送れるよう職員一同、取り組んで行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。 

我がふるさとを愛するために!

             我がふるさとを愛するために!
                                            ~幼保・小連携事業~
                                                                                   7月2日(木)

   
    萩坂保育園の夏祭りに、1年生が参加させてもらいました。山﨑弥生さんの語りで「倶利伽羅 お話会」が行われました。
  まず、一話目は、源義仲と平清盛のペープサートによる人物紹介から始まった【倶利伽羅峠 源平合戦】でした。京での争い、義仲と巴御前、倶利伽羅の火牛の計と話に聞き入りました。
  次に、二話目は、【倶利伽羅峠の猿ヶ堂】のお話でした。甚兵衛という炭焼き夫婦と生まれて間もない子猿の出会い、猿の手伝いと赤ちゃんのお世話、猿軍団と戸田影切と悲しい内容でした。
 
    リアルな語り手の迫力に押されました。まだまだ、倶利伽羅に伝えられる民話があると話されていました。どんな民話があるのか知りたくなりました。ふるさとを知ることによって、ふるさとへの愛着が高まります。

 
    希少な体験をさせていただいた萩坂保育園の園長さんや保育園のみなさん、語り手の山﨑弥生さんに感謝申し上げます。