日誌

女子ホッケー日誌

第49回北信越高等学校選抜ホッケー大会【女子ホッケー部】

11月1日(金)~3日(日)にかけて

福井県越前町営朝日総合運動場にて第49回北信越高等学校選抜ホッケー大会が開催されました。

 

3年生と試合に出場することができる最後の北信越大会になります。

1回戦の相手は強豪校福井県立丹生高校です。

強豪校相手に、春の北信越総体、夏の北信越国スポよりも失点を抑えることを目標に挑みました。

   

1クォーターから集中した粘り強い守備を見せてくれ、1クォーター目は最少失点の1点で抑えることができました。

   

しかし相手も、昨年度の全国総体、国民体育大会、全国選抜の3冠を獲った王者、

スピードのある攻撃で私たちの守備を翻弄し、ゴールを果敢に狙ってきます。

   

結果は0-13で敗戦を喫してしまいました。

しかし、春の北信越総体よりも少ない失点数で抑えることができ、

選手たちにとっても自信に繋がった内容になったと思います。

 

2戦目の相手は、昨年度全国選抜準優勝校の強豪、富山県立石動高校が相手です。

この日は、大雨警報が出ており、試合開始時間が10時から、16時30分に変更されるなど

イレギュラーな対応を余儀なくされました。

しかし、試合が始まるころには雨もやみ、ナイター照明の中の試合となりました。

   

石動高校相手にもなんとか失点を抑えようと食らいつきました。

試合時間の大幅な変更ではありましたが、選手たちも試合開始から高い集中力で

石動高校の猛攻を何度も防いでいました。

   

前半はなんとか0-2で抑えることができましたが、後半は走力、体力で負けてしまい、失点を重ねてしまいました。

後半失点を重ねてしまい、0-7に終わりましたが、こちらも春の北信越総体よりは失点を抑えることができました。

 

そして最終日。

最後の相手は、新潟県立巻・巻総合高校の合同チームとの対戦です。

春の北信越総体には、巻高校には1-0で勝つことができました。

今回も、絶対勝ちたい、という想いを持って臨みました。

   

私たちの力が本物だと証明するにはなんとしてでも勝たなくてはいけない相手です。

しかし、立ち上がりから、勝たなくちゃいけない、というプレッシャーからか動きも固く、

声かけも少なく、思うような試合展開ができませんでした。

   

一進一退の攻防を繰り返し、なかなかほしい1点に届きません。

均衡を破ったのは、2クォーター、巻・巻総合高校でした。

セットプレーから先制点を取られました。

そのまま、前半戦を折り返し、まず後半1点を取り追いつこうと何度も攻撃を仕掛けましたが、

なかなかゴールを割ることができません。

   

焦りばかりが大きくなり、時間はどんどん過ぎていきます。

そして試合終了のフォーンがなり、0-1という結果に終わってしまいました。

 

絶対に勝ちたかった相手に、悔しい敗戦を喫してしまいました。

   

 

自分たちがやってきたこと、やりたかったこと、自分たちのプレースタイル、雰囲気を、

大事な公式戦で発揮することの難しさを感じました。

また、勝ち続けることの難しさも同時に感じました。

 

結果は、北信越4位に終わってしまいましたが、北信越から4校が全国大会へ出場できるため、

このチームでの公式戦は、あと1つ、大会が残っています。

この悔しさを胸に、全国大会では、気持ちの切り替え、考え方の転換が必要です。

北信越大会でも勝つことが難しい。

全国大会ではもっと勝つことが難しいです。

だけど、最後に笑ってこのチームの締めくくりを迎えられるよう、

全国大会まで残り1か月半、全国で1勝することを目標に頑張っていきたいと思います。

 

会場に足を運んでくださった皆様、応援してくださった皆様、

練習試合の相手や、ご指導してくださった皆さんに恩返しができるよう、

残りの時間を大切にしていきたいと思います。

ありがとうございました。