2023年3月の記事一覧
産社 産社まとめ【1学年】
3月23日(木)
本年度の最後の授業を行いました。
生徒向けアンケートの結果を生徒へ公表し、今年度の活動や学びをふりかえりました。
「産業社会と人間の授業は進路選択や進路実現のために役に立ちましたか?」という質問に対しては、「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した生徒が98.1%、「将来の目標やこれからすべきことが明確になりましたか」という質問に対しては90%になりました。
年間を通じて生徒一人ひとりが自身の進路選択のために前向きに学習活動に参加してくれたことがわかり、とても嬉しく思いました。
授業の途中で「身についた力」を話し合って共有しました。その中で「話し合う力」「段取り力」「質問する力」「メモを取る力」など、1年間の学習の中で出てきた力について生徒の口から聞くことができました。
生徒のアンケートでは「主体的、積極的に取り組めた活動」として「ライフプラン」「福祉体験」を上げている生徒が66.3%を占めました。自分で選択し、実際に活動を行うことに対して前向きな生徒が多いことがわかり、次年度のインターンシップに期待が持てました。
本時で今年度の「産業社会と人間」の授業は終わりました。
1年間、学校内外のたくさんの方にご協力をいただきました。お一人お一人が生徒の将来のためにお時間を作っていただき、貴重な経験をさせていただきました。心より感謝申し上げます。
生徒たちは、この貴重な経験を確かな学びに変えて今後の学校生活、人生を歩んで行ってくれるものと期待しています。今からとても楽しみです。
本当にありがとうございました!
産社 進路講話【1学年】
3月16日 5限
進路指導課の先生から3年次生になるまでにやっておくこと、知っておくことについてお話をしていただきました。
・「コミュニケーション能力がある人」のような「企業が欲しい人材」は「企業にはこんな人が足りない!」ということ
・理想ばかり追い求めない。理想があるなら行動が伴うはず。
・学業成績が優秀な人は努力した人。
など、これまでの本校の卒業生の姿を交えながら具体的に話していただきました。
生徒たちは『進路の手引き』にメモをとりながら、自身の進路実現に向けて、またより良い高校生活の実現に向けて、真剣にお話を聞きました。
講話が終わった後は、教室に戻り、自身が高校生活で「やること」を具体的に書きだしました。
・ボランティア活動に積極的に参加する
・挨拶などの当たり前のことを継続して当たり前に行う
・テストで上位を維持するために授業をしっかり受ける
・遅刻、欠席をしないために体調管理をしっかりする
・語彙力をつける、丁寧な言葉遣いをする
・ルールやマナーを守る、服装をちゃんとする
など、具体的で意欲的なコメントが、どの生徒からも出されました。
成長する高校生活を送るため、自分が書いたことをしっかりと意識してくれることを期待します!
産社 ライフプラン全体発表会【1学年】
3月2日(木)5・6限
各クラスから2名ずつ、合計10名の代表生徒が発表を行いました。
10名はクラス代表に選ばれた後も、資料の修正や発表の練習を行っていました。
たくさんのことを調べたり考えたりする中で、3分の発表に収めるのに苦労する姿や、質問に対する答えをこれまで以上に考える姿が見られました。
準備に時間をかけた結果、クラス発表会の時よりも良い発表を行うことができました。
直前には「緊張する~~~~」と言っていても、いざ演題に立つと立派に発表を行っていましたね。
聴いている人に「思い」の伝わる熱い発表になりました。
また、1年間継続してきた「質問」も、たくさん出ました。どの発表者に対しても、時間いっぱい質問が飛び交いました。「発表者の主張を引き出す質問」も中には見られ、成長を感じることができました。また、質問の伸びしろも感じることができましたね。質問者も発表者もまだまだ成長する点が見つかりました。
今回も、司会進行、タイムマネジメント、運営を生徒が生徒が行いました。
特に質疑応答やタイムマネジメントの面では、臨機応変に対応する姿が見られました。
最後は学校長から講評をいただきました。
生徒の思いのこもった発表、真摯な聞く姿勢、考えられた質問に対して、「自分に自信を持って夢に向かって進んでいってほしい」と熱いメッセージをいただきました。
講評の中で、今後頑張ってほしいこととして2点伝えていただきました。
「資格取得への挑戦」
資格取得への挑戦をとおして「段取り能力」を身に付けてほしい。
自分の現状を把握し、受験日から逆算してどのような努力をすれば良いのかを考え、行動できるようになりましょう。合格したら嬉しいし、ダメやったら悔しくて、それが次へのパワーになる。その経験が皆さんにとって非常に大事なことだと伝えていただきました。
「ボランティア活動を通してのコミュニケーション能力の向上」
上手にプレゼンテーションするだけでなく、相手にいかにして「伝える」かを考えてほしい。伝える力を高めるために「傾聴力」を身に付け、相手を知る必要がある。その力を身に付けるためにボランティア活動等を通して学校以外の人や様々な年齢の人と関わっていってほしいと言っていただきました。
このライフプランの作成で「産業社会と人間」の主な活動が終了しました。
生徒の皆さん、1年を通してどのような力を身に付け、高めることができたでしょうか?また、自分の伸びしろを知ることができたでしょうか?
この一年の価値を決めるのは未来の自分です。これからも北陵高校で、また校外でもたくさんのことを学んでいきましょうね。