日誌

歳時記2

「たんぽぽは落ちたところで花開く」

 たんぽぽは風に運ばれて落ちたその場所で根を張り、生きています。自分の意志では選べない、偶然に落ちたその場所で懸命に生き、黄色の美しい花を咲かせます。

私たち人間もたんぽぽのように「自分のいる場所が自分を活かす場所」だと考え、精一杯生きることは大切だと感じます。目の前の環境に満足がいかないかもしれません。思っていたものと違うかもしれません。その時に、理由をつけて何もしないで過ごしたり、良くない行動をしたりすることもできます。しかし、種から芽を出して花を咲かすために必要なことは、目の前の環境の中でどうしていくのか、どうすればより良くなっていくのか、自分を高められるのかを考えて、今いる目の前の環境を精一杯生き、行動することだと思います。自分一人で考えてもどうすればいいのかわからない時は、周りの人に話をしてみましょう。その行動が花を咲かせるための第一歩になります。自分に水を与え、周りから栄養をもらい、輝く花を咲かせませんか。3年生はもうすぐ卒業です。それぞれが進んだ場所で懸命に生き、輝く花を咲かせることを期待しています。

保健体育科 今西 聡

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課題研究発表会

令和3年1月22日(金)

3年生の課題研究発表会を行いました。内容は動橋駅近くで憩いの場づくりの取組です。

今回発表したグループは1月26日の県の総合学科生徒成果発表会で発表を行います。

2年生が参観しました。来年は自分たちの番なので真剣です。

 

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「日本語って難しい?」

みなさんお久しぶり、国語科の 森 です。突然ですが、次の文はどこがおかしいでしょうか。

炭次郎はボールを投げると、善逸がそれをキャッチした。」何となく変だなあと思うけれど、よく分からないというのが実感だと思います。実は、「炭次郎は」の「は」には、遠くにかかっていこうという力があるので、「ボールを投げると」を飛び越えて、「キャッチした。」という文末を修飾しようとするのです。しかし、「キャッチした。」には、「善逸が」という別の主語があるため、何となくおかしいと感じるのです。では、どうすればよいかというと、「炭次郎は」を「炭次郎が」にすればよいのです。「が」には、すぐ近くの述語(動詞等)にかかろうとするので、「投げると」だけを修飾します。このように、「は」や「が」(助詞)の基本が分かれば、分かりやすい文になります。

私たちは、ふだんこのようなことは意識せずに話したり書いたりしていますが、日本語は、このような助詞の小さな違いやちょっとしたことを理解するだけで、読者にやさしい文が書けるようになります。ただ、それを知っているか、知らないかの差だけなのです。

 文章の基本を身につけるのに大切なことは二つだけです。一つは基本とは何かを知ること。そして、もう一つは、その基本を身につけるための練習をすることです。略語など最近の言葉もいいですが、美しい日本語は心が豊かになります。ぜひチャレンジしてみましょう!

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かがしごとセミナー・KCB活動

令和3年1月20日(水)

かがしごとセミナーを1年生対象に行いました。

この行事は、近隣の会社の方を講師としてお招きし、地域にある産業を知ることにより、自分の住んでいる地域やふるさとに愛着を持つことを目的に企画しました。

今回はエネックス株式会社様、竹内製菓株式会社様、株式会社ホテルアローレ様に来ていただきました。

会社の中にはいろいろな部署があり、同じ会社の中にいても勤務内容が違うことにも気が付いたようでした。

 

KCB活動では、動橋地区会館と本校校舎内特別教室の清掃活動を行いました。

もうすでに糸切り職人の域ですね。

 

特別教室は実習が多いので、普段の利用が少なくても汚れていますね。

 

3年生にとっては最後のKCB活動でした。コロナ禍でボランティア活動の場も限られていますが、卒業しても積極的にボランティア活動に参加していってください!!

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小論文の書き方講座

令和3年1月19日(火)

2年生を対象に小論文の書き方講座を行いました。

講師は㈱ライセンスアカデミーの合場 千尋 氏です。

事前に「人と協調していく上で、大切なものは何か」というテーマで書いた小論文を添削していただいています。

真っ赤ですね(笑) 最初は全員こうなります。

 

小論文についての勉強は、受験に必要というだけでなく、自分の考え方を表現するための勉強でもあります。

今日の講座を生かして、面接等で論理的に発言できるようになれれば良いですね!

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雪の結晶

今日のメール配信は、理科の小田原が担当します。

雪が降り積もる季節となってきました。鹿児島県で高校生まで生活していた自分にとっては、雪は今でもテンションが上がります。(雪かきしていると、心折れそうになりますが・・・。)

 

さて、雪の結晶は、基本的に六角形をしています。

 

気温や湿度によって、その六角形にも様々な形が存在し、名付けられています。

・広幅六花(ひろはばろっか)

・角板付樹枝(かくばんつきじゅし)

・樹枝付角板(じゅしつきかくばん)

・十二花(じゅうにか)

どんな形なのか興味ある人は、ぜひ調べてみてください。

https://www.jalan.net/news/article/516434/

 

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【校長室より】三学期始業式

 令和3年が始まりました。新年あけましておめでとうございます。
 さて報道等であるように新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況となっています。首都圏では再度、緊急事態宣言が出されました。県内でも感染者が増えています。感染し療養している方々、医療従事者の方々、飲食関係の仕事など制約を受けている方々のことを思うと胸が痛みます。このような状況で私たちができることは基本的な対策を徹底してやっていくことです。後ほど話がありますが、しっかりと心がけてください。
 話は変わりますが加賀高校は令和4年に創立50周年を迎えますが、このたび本校にはなかった校訓を定めました。
 校訓は「洗心 誠実 勇気」です。本日 令和3年1月8日を校訓の制定日とします。
 この3つのことばはいずれも校歌の中にあることばです。
 「洗心」は校歌の2題目に「そは知恵をみがき、心を洗う」とあります。心を洗うというのは、心を清めるということです。校歌の5題目には「誠実よ実を結べ 勇気よ道を打開せよ」とあります。
 校歌にあることばですので、創立期から永きに渡り、歌い続けられてきました。これからも歌い継がれます。在校生だけではなく、卒業してからも心に残ります。
 校訓は学校において心の支えになるものです。未来にわたって皆さんの心に根づくことを願って、始業式の挨拶とします。

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始業式・選挙出張出前講座

令和3年1月8日(金)

3学期始業式を行いました。放送での始業式です。

式中、桐生校長より本校の校訓制定についてのお話がありました。

先生が掲げているのが校訓です。

これまで校訓を定めてありませんでしたが、令和4年度に創立50周年を迎えるにあたり、校訓制定委員会を開催して、本校校歌の歌詞を参考にした、

「洗心・誠実・勇気」を生徒に披露しました。

 

選挙出張出前講座を令和3年度に18歳を迎える2年生を対象に行いました。

石川県・加賀市の選挙管理委員会より講師に来ていただき、選挙の大切さについての講話や模擬選挙を行いました。

本物の選挙のセットを使用しての模擬選挙です。

生徒も選挙管理委員の役を行い、本番さながらの投開票を行いました。

 

様々なことに責任が発生する年齢への自覚が出てきたでしょうか?

 

 

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2021年

 みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年は丑年ですね。「丑」という漢字は、「からむ」という意味があり、芽が種子の中で伸びることができない状態を表しているそうです。また「牛」は、古くから農業で人々を助けてくれる存在として大切にされてきました。大変な農作業を地道に手伝ってくれる様子から、丑年は「耐える」、「これから発展する前触れ・芽が出る」を表しているそうです!言葉のとおり、今年も昨年に引き続き「耐える」我慢の年になりそうですが、明るい未来があると信じたいです。そんな中でも楽しいことを見つけていきたいですね。感染対策は万全に、今年もみなさんにとって健康で素敵な年になりますように!

 

話は変わって、年末年始は「ヒンメリ」というフィンランドの伝統飾りを作ってみました。みなさんは冬休みをどのように過ごしましたか?また教えてくださいね。芦高からのメッセージでした。

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学校閉庁日のお知らせ

2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)まで

学校閉庁日となります。

上記の期間で緊急時は、先日、学校緊急メールでお知らせしました

電話番号までおかけ下さい。

 

本年も大変お世話になりました。

皆様、よいお年をお迎え下さい。

 

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「もーいーくつねーるーと」

こんにちは。理科の河﨑です。

冬休みが始まりましたね。私も待ちに待ちました。

大晦日から元日にかけて、日が変わるだけなのに、年が変わるという付加価値によって、とても晴れやかな気分になりますよね。

この付加価値とは、いろいろなモノに付いてきます。しかも、自分の気持ち次第で付けることができます。商品への職人の技術や会社の歴史という価値、知人や思い人との時間などなど

自分で付加価値をつけることで、特別感を演出すると大切にしたいという気持ちが芽生えてきます。自分の過ごし方を豊かにするには、気持ちの持ち方が大切ですね。

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【校長室より】2学期終業式

 例年よりも長い2学期でしたが、皆さんの様子を見ていて加賀高生もなかなかやるじゃないかと思ったこと、感心したことについていくつか話をします。
 1つめは昼食時の様子です。マスクを外すため、昼食時の感染リスクが高まるということで、2学期に入り、分散してそれぞれ指定の席で前を向いてしゃべらずに食べることにしました。全員が感染リスクの状況を理解し、納得しているようできちんと守っていました。最近は座席については自由にしたところ少し緩んできた感じですが、そういう時こそ、また先生方が巡視をしなくても、自分で自分をコントロールして周りに流されずに気配りを大事にしてください。また、その昼食時には生徒会の皆さんによる放送が新たに始まりました。リクエストの音楽を流すだけではなく、インタビューを取り入れるなど工夫があり、和ませてくれました。ありがとう。
 2つめは朝の挨拶運動のことです。挨拶運動に生徒会だけではなくKCBが加わったことです。毎朝数名の有志が生徒玄関前で「おはようございます」のことばをかけてくれました。3年生有志による挨拶運動もありました。また、KCBにも部長や副部長が決まり、生徒主体の活動になってきたことです。これからも新たな提案と活動を期待しています。最近、来校者の方から「挨拶いいですね」の声を何度も聞くようになりました。来校者の方を案内する時には、多くの生徒が「こんにちは」と言っていました。これからも先手の挨拶を心がけてください。
 3つめは3年生の「動橋まちかふぇプロジェクト」のことです。取り組む中でいろんな意見が飛びかう議論があり、一歩一歩作業が進んでいく様子が印象的でした。「生みの苦しみ」ということばがあります。新たに物事を作り出すときの困難や苦労のことです。苦労はあるけれども形になっていく中で、小さな達成感があります。逆に思い通りに行かない小さな挫折感もあったと思います。この達成感と挫折感の両方を経験しながら人間は成長していきます。3年生の皆さんは素晴らしい活動と経験をしていると思います。
 以上が、2学期、私が感じたことです。
 最後に、冬休みが明けると、漢字検定をはじめいくつかの検定試験があります。ひとつでも多くの検定合格を勝ち取ってください。資格をとってください。加賀高校で頑張った証を作ってください。
 以上で、2学期終業式の話を終わります。

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2学期終業式

令和2年12月23日(水)

表彰伝達式および2学期終業式を行いました。

今回も放送による式となりました。

早く普段通り、全校での式を行いたいですね。

なお、本日より1月6日(水)まで冬期休業となります。

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SOSの出し方教育

令和2年12月21日(月)

「SOSの出し方教育」として、本校スクールカウンセラーの藪下 有紀さんより講習を受けました。

困難な事態、強い心理的負担を受けた場合等における対処の仕方を学びました。

 

去る14日に2年生が受講し、本日は1,3年生が時間をずらして受講して、全学年受講しました。

 

SOSの受信者側もしっかりアンテナを立てて、すぐにSOSに気付くようにしたいですね!!

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球技大会

令和2年12月17日(木)

校内球技大会を開催しました。

 

 

生憎の寒さでしたが、防寒対策、コロナ対策をしっかり行い、大きな事故もなく終えることが出来ました。

 

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見て下さい!!!

みなさん、こんにちは。

地歴公民科の山﨑です。

 

突然ですが12月20日(日)にM-1グランプリという大会があります。

簡単に言うと『漫才の日本一決定戦』です。

 

皆さん、ぜひこの大会を見て下さい!!

もう一度言います!

ぜひこの大会を見て下さい!!!

 

今日のメッセージで伝えたいことはただそれだけです!

来週以降、この大会についてたくさんの人と話せたら良いなと思っています。

 

以上です。

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KCB活動

令和2年12月16日(水)

KCB活動を行いました。

今回はワックスがけに備えて、床にこびりついた汚れや壁の落書き落とし、机・椅子の脚の清掃を行いました。

また、動橋地区会館での奉仕活動も行いました。

地区会館では定番となった糸切りを行いました。かなりの速度です。

 

今回は46名の参加者でした。コロナ禍の影響で、ボランティアも制限されています。参加できるボランティアには積極的に参加したいですね!!(もちろんコロナ対策をして)

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社会人セミナー

令和2年12月11日(金)

3年生を対象にした社会人セミナーを行いました。

講師は進路指導課の大倉先生です。

卒業を控える3年生に対して、安易な離職や退学を防止するための対処法を学んでもらうための講習です。

卒業して、もしも会社・学校を辞めたくなっても、すぐに辞めずに周囲に相談しましょう。加賀高校に相談に来るのもアリです!!

 

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志望別進路ガイダンス

令和2年12月8日(火)

2年生を対象にした志望別進路ガイダンスを行いました。

ライセンスアカデミー様主催による、系統別の進路説明会です。

進学希望者は希望の分野を3つ選択して、分野別説明会で各上級学校の方よりお話を伺いました。

コロナ禍でオープンキャンパスも制限されているので、このような機会は大事にしたいですね。 

 

就職希望者は「働き方&収入仮想体験ワークショップ」を行い、それを基にフリーターと正社員の違いについて等のお話を伺いました。

ワークショップでは双六のようなシートを使い、同じイベントでも正規と非正規の差が分かり易く説明してありました。

 

年が明けたらあっという間に最上級生です。準備をしっかりして進路実現に備えましょう!! 

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『買い物袋にいつの間にか』

地歴公民科の前田です。

 

最近、火曜日夜は、妻と一緒にドラマ『この恋あたためますか』を見るのが楽しみになっています。

 

「主人公の女の子がコンビニスイーツをつくる」「主人公とイケメン社長や同僚との恋」の二つがストーリーのメイン。内容ももちろんドキドキですが、出てくるスイーツがとてもおいしそう…。夜10時に見るドラマじゃないなぁと思いながら見ているわけです。

 

昨日仕事の帰りに牛乳を買ってくるようお使いを頼まれました。ご想像の通り、マイバッグの中にはいつの間にかコンビニスイーツが。すでに夜9時。ドラマで見たその裏側を想像したりしながら、ペロリと食べてしまいました。心もふんわり。おなかのお肉もますますふんわりしています。

 

ちなみに、コンビニスイーツだけでなく、最近はパイシートを使ってお菓子を作るのにもはまっています。チョコレートパイを焼いたり、アップルパイを焼いたり。自分でお菓子を作るとその砂糖の量に震えますが、でもまぁ頑張って作った分、カロリーはプラスマイナスでゼロでしょう。

 

甘いものを食べると、脳内ではエンドルフィンという物質が分泌されて、幸福感を覚えるとか。不安感・イライラ感・緊張感をやわらげる効果もあるそうです。石川の冬は天気も悪く、気持ちもどんより、なんとなくすっきりとしません。心が疲れたとき、デザートを一つ…。頑張った日にも、デザートを一つ…。今日も明日も明後日も…?

 

ちなみに、『この恋あたためますか』の中で出てきたシュークリームが、某コンビニで実際に発売されています。買って帰ろうかなぁと思ってしまうあたり、まんまと乗せられていますね。

 

皆さんもたまにはほっと一息、おいしいスイーツを買って幸せな気持ちになってみてはいかがでしょう。

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