日誌

歳時記2

「加賀高校のイメージは?」

 12H担任の北出です。6月1日から学校が再開しました。ソーシャルディスタンスやマスクの着用など少し辛さを感じながらも、ようやくクラスや授業で生徒とお話ができるようになって嬉しく思います。

特に1年生は加賀高校での生活をスタートさせました。教室の場所や勉強、友だち、先生など新しいことばかりで、大変な1学期になると思います。でも、少しずつ慣れて加賀高生として自信をもって過ごしてほしいです。(加賀高校卒業生でもあるので切に願っています)

 さて、皆さんは加賀高校のイメージはどうですか?1・2・3年生で違ってくるとは思います。それに、見る人によってプラスな面もマイナスな面もあると思います。私は、「加賀高校=自分の望むことができる場所」だと思います。少しかっこつけて書きましたが、本当にそうだと思います。先程も書きましたが私は加賀高校の卒業生です。自分が入学する前や入学したての時はかなりマイナスなイメージを持っていました。でも、学校生活が始まって、友だちや先輩、先生とかかわる中で、自分のしたいことを人と協力したり応援してもらったりしてプラスなイメージを持つようになりました。卒業する時には「加賀高校に来てよかった」と心から思いました。そして加賀高校で勤務して4年目。今もその気持ちは変わりません。そして、今加賀高校にいる生徒にもそう感じて卒業できるように、頑張りたいと思っています。

 長くなりましたが、まずは一学期、楽しい学校生活を過ごしていきましょう!!

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バスケットボールあれこれ

皆さんこんにちは!理科担当の小田原です。本日のメール配信を担当させていただきます。

新型コロナウイルス感染症対策を講じた上での授業は、生徒の皆さんに窮屈な思いをさせていると思います。しかし、「コロナに負けず」乗り越えていきましょう!

 

さて、理科の教員ではあるのですが、バスケットボール部の顧問もしているので、本日はバスケットボールの話をお伝えしたいと思います。

◎石川さん

◎236

◎1億円

以上をキーワードに書かせていただきます。

 

バスケットボールは5人vs5人で行うスポーツですが、ルールが決定した最初の試合(1891年)では、9人vs9人で行われました。その18人の選手の中には、『石川源三郎』さんという日本人もいたようです。

そのように始まったバスケットボールですが、背の高い選手も多く活躍しています。日本国内でプレーした選手(日本人、外国籍選手問わず)で1番背の高かった選手は『孫明明』という選手で、236cmでした。加賀高校2階の廊下の天井は239cm(先ほど測りました)なので、内履きを履いたら頭こするほどです。

大きな選手の間を、すり抜ける小さい選手のプレーも、最高にエキサイトします。昨年、年収1億円となった日本人選手(富樫勇樹選手)の身長は167cmです。背の高い人も、低い人も、いろいろな役割を得て活躍できるバスケットボールの魅力を少しでもお届けできていたら幸いです。

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「物理的距離は2メートル、心の距離はゼロメートル」

こんにちは。元気ですか。今日は芦高がメッセージを送ります。6月1日からいよいよ本格的に学校が始まりましたね。久しぶりに賑やかな学校風景を目にして大変嬉しかったです。ところで、最近「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という言葉が変わったことを知っていますか。人と人の間に十分な距離を保つことという意味で、「フィジカルディスタンス(物理的距離)」と言い改められました。あくまでも物理的な距離を置くだけで、人と人とのつながりは保ってほしいという願いがあります。距離が離れていても、心は繋がっているという思いが込められていると感じます。いつも近くにいて話をしていた友達や先生と、距離を置くだけで少し寂しい感じがする・・・。でもそれは決して「あなたに近づきたくないから」ではなく「あなたが大切だから」という思いやりの距離だということを心に置いて、学校生活を過ごしていけたらな、と思っています。

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部活動紹介

令和2年6月2日(火)

1年生対象の部活動紹介を行いました。

各部の素晴らしいパフォーマンスを参考にして、6月8日には1年生全員が部活動登録を行います。

また、部活動とは別に、ボランティア活動としてKCB(加賀高校キャリアアップ部)活動があり、生徒全員が登録されています。基本的に月1回、有志で近隣施設や校地内の清掃を行っています。

特活課の先生も言っていましたが、就職・進学試験で「加賀高校では〇〇部を一生懸命やってきました!」と堂々と言えるような学校生活を過ごしたいですね。

 

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【校長室より】学校再開

本日6月1日、学校再開にあたり、全校生徒に対し放送を通して話をしました。以下の通りです。

 

 おはようございます。
 令和2年度になって、はじめて3学年がそろいました。2、3年生のなじみのある制服と1年生の新しい制服が混ざった光景を見ることができ、すがすがしい気持ちといよいよ再スタートだなという気持ちで、身が引き締まる思いです。分散登校の8日間、欠席・遅刻がほとんどなく、今日を迎えることができうれしく思います。

 3月2日からの突然の休校、さらに春休み、入学式・始業式をはさんで4月9日から再度の休校。長い3ヶ月でした。季節も変わりました。この3ヶ月、生徒の皆さんも、自粛と我慢の日々を強いられました。よく、頑張った。皆さんのひとりひとりの自粛と我慢、節度ある行動によって、回り回って救われた命も必ずあります。このような困難な社会状況の中で人としてどうあるべきか、深く考えることもあったでしょう。この3ヶ月が皆さんの人間的な成長につながっていると思います。

 さて、新年度になって約2ヶ月間の休校で授業が全くできませんでした。皆さんはそれぞれ自宅で課題に向き合い、またオンライン授業等で家庭学習に取り組んできました。けれども本来定められている学習内容の質と量を十分満たしているとはいえません。そこで、学習の遅れを取り戻すために夏休みや一部の土曜日を利用して、新たに授業日を設定することにしました。具体的には7月21~31日までの土日祝を除く7日間、8月19日~31日の土日を除く9日間、それと1学期期末考査4日目になる7月11日(土)、2学期中間考査2日目となる10月10日(土)、2学期期末考査2日目となる11月28日(土)です。後ほど担任の先生からプリントが配付されますので確認し、保護者に渡して下さい。しっかりとした気持ちで授業に向き合い、お互い切磋琢磨して、学習の遅れを挽回して下さい。 


 話は変わりますが、先月のGWに、今年はいわゆるステイホーム週間でしたが、私は自宅で片付けをしていました。断捨離です。かたづけをしていると、新聞の切り抜きが出てきました。見出しは「『ピンチの裏に詩の支え』夏の甲子園V 佐賀北」 佐賀県立佐賀北高校は2007年夏の甲子園で優勝しました。野球部の部室に山本良樹さんの詩が掲げられており、部のモットーになったそうです。ここでは、その詩を紹介します。

     ピンチの裏側

神様は決して
ピンチだけを お与えにならない
ピンチの裏側に 必ず 
ピンチと同じ大きさのチャンスを
用意して下さっている
グチをこぼしたり ヤケを起こすと
チャンスを見つける目がくもり
ピンチを切り抜けるエネルギーさえ
失せてしまう
ピンチはチャンス
どっしりかまえて
ピンチの裏側に用意されてる
チャンスを見つけよう

 生徒の皆さん、先生方、力を合わせて、ピンチを切り抜けて、これからのチャンスをつかまえ生かしてください。

 がんばろう!加賀高!

 以上で、学校再開にあたっての話を終わります。

 

 

 

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県立学校の児童・生徒の皆さん、保護者の皆様へ

本日から学校が再開します。

これまでの3 か月もの長い臨時休校により、児童・生徒の皆さんは様々な不安や心配を抱いていると思います。また、保護者の皆様方には、大きな負担をおかけし、また休校期間中の家庭学習にご理解とご協力を賜りましたことに感謝を申し上げます。

これからは、新型コロナウイルスと共に生きる「新しい生活様式」での「新たな日常」が始まります。各学校においては、感染リスクを可能な限り少なくして、活動を前進させていく必要があります。これまで経験したことのない学校生活が始まりますが、児童・生徒の皆さんは、先生方の指導のもと、感染防止に努め 、健康に留意して、勉学や部活動などに取り組んでほしいと思います。

各学校の教職員は、児童・生徒の皆さんを一生懸命サポートいたします。少しでも不安があれば先生に相談してください。保護者の皆様方には、引き続き、ご理解とご協力をいただきたいと思います。

児童・生徒の皆さん、頑張っていきましょう。

 

令和2 年 6 月 1 日

石川県教育委員会 教育長 徳田 博

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1年生分散登校(3回目)

令和2年5月28日(木)

1年生の分散登校3回目です。

オリエンテーションで校舎内を一巡して、教室配置、施設の確認を行い、来週から始まる通常授業に備えました。

また、図書室の利用について、司書より説明を受けました。

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。

好きなジャンルならば熱心に読むことができ、皆さんの力になってくれます。

「好きな本」を探しに図書室へ来てみては。

 

 

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3年生分散登校(2回目)

令和2年5月27日(水)

3年生の分散登校2回目です。

1限目に進路ガイダンス、2・3限目に授業ガイダンスを行いました。

また、進学希望者へ奨学金についての説明会を行いました。

求人票・模擬面接・履歴書などの単語が出てくると、いよいよ進路実現が現実味を帯びてきますね。準備開始が遅れた分、密度を上げて一日一日を送りましょう!!

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2年生分散登校(2回目)

令和2年5月26日(火)

2年生の分散登校、第2回です。

1限目にオリエンテーション。2・3限目に授業ガイダンスを行いました。

 

オリエンテーションでは教務課・進路指導課・学年より、来る最終学年・進路実現に向けての心構え、準備等についての話を聞きました。

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1年生分散登校(2日目)

令和2年5月25日(月)

1年生の分散登校2日目です。

本日はオリエンテーションにて、学習面・生活面についての心構えを、教務課、生徒指導課、保健環境・教育相談課、進路指導課の各課の担当教諭から受けました。

また、来月からスムーズに授業に入って行けるよう、各科目の授業ガイダンスにて授業のルールや進め方などを聞きました。

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私の研究

 みなさん、こんにちは。理科の河﨑です。二回目の河﨑からの話は、自分の大学時代に研究していた動物の話をしたいと思います。

 みなさんは、プラナリアという動物を聞いたことがありますか?ほとんどの方がないと答えると思います。進路の部屋にいる先生方も聞いたことないという声がいくつかありました。とってもマイナーな動物なのですが、実は科学の世界では、とってもメジャーな動物なんです。

 こんな動物で河﨑は何の研究をしていたか。簡潔に言うと、お腹に生えている毛を観察した、です。なんだか、夏休みの自由研究みたいですね。これでも、世界で初めての業績なんですよ。

 まぁ、そんなことは置いといて、プラナリアがどんな動物か紹介しましょう!

 プラナリアは、2、3mmの大きさしかなく、田んぼにいるヒルのような形をしています。動物というより虫に近いですね。この子のすごいところは、切ったら切った分だけ増え続けるというところです。半分に切ると2匹に、5等分すると5匹になります。無限に再生できる動物なんですよ。

 プラナリアは、科学の世界ではメジャーだと言いましたが、なにがそんなに好まれるのでしょうか。実は、薬の効果を見るのにプラナリアは使われます。私たちが使っている薬の多くは、プラナリアを経由して安全生を見て承認されているんですよ。意外ですよね。

 ここで、河﨑がしていた研究を思い出して下さい。全然、薬とは関係ないですね。できなかった訳ではないですよ。研究を始める時にメジャーなことをするのはなんだか面白くないと思いました。そこで、色々調べていくうちに、ここはあまり着目されていないけど、生物として面白いところだ!と目をつけて、実験に取りかかりました。

 さて、そんなこんなで大学生活は研究に明け暮れた私ですが、一つ気づいたことがありました。それは、視点というものは大切な観点だということです。物事を違う視点で見ることができるようになると、世界が違う形で見えてきます。

 視点というのは、現状のままだと変わりません。しかし、変えるのは簡単で、例えば、人と話してみる、少し調べてみる、じっくりと考えてみる。こんなことで簡単に変わります。なんだか最近は規制ばかりで、息苦しく感じます。そんな時こそ、視点を変えて見てみたらどうでしょうか。

理科担当 河﨑駿弥 より

 

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「人生で探し物をする時間はなんと76日、この無駄をなくすには?」

みなさんお久しぶりです。国語科の 森 です。

最近特に忘れっぽくなったなあと感じます。年齢とともにそれは仕方がないことではありますが、忘れっぽくなったせいで、探し物をすることが時々あります。以前はほとんどなかったのですが。

ライターのZIPPO社が実施した「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1か月に76分をモノを探すことに費やしているそうです。1年間では912分(15時間12分)、人生を80年とすると72,960分(1,216時間)ということになります。1日の稼働時間を眠っている時間を除き16時間とすると、一生涯で76日分を探し物にかけているということです。人生をふた月半ほど無駄にしているのだそうです。 この時間を好きなことに使えればと思うともったいないですね。

先ほど述べましたが、私はものをなくしたり、探し物をしたりすることが少なかったのですが、その理由は三つあります。

一つ目は、整理整頓をすることです。みなさんは教室の机の上やロッカーの中にものがあふれていませんか。私は学校の自分の机の上には、パソコンとペン立てしかありません。後は、机の中や本棚・ロッカーに整理して入れています。

二つ目は、余計なものを持たないことです。書類等はいつまでも残しておかないで、捨てるようにしています。そうすればものであふれかえることはありません。「もしかしたら使うかもしれない。」と思っている場合は、まず使いませんし、なくなってもあまり影響はありません。

三つ目は、置く場所を決めておくことです。鍵はここ、スマホはここ、財布はここなどと決めてしまい、そこに置いておくのです。このようにするとあまり物はなくなりません。ただ、この場合一旦なくなってしまうと、なかなか見つからないのであしからず。

以上すぐにでも、できそうなことばかりです。まずできることからやってみることが大事ではないでしょうか。

あと、冒頭で最近忘れっぽくなったと述べましたが、それを解決する方法を見つけました。それはまた次回にお話します。 では、また!

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新型コロナウイルスの感染予防に向けた学校再開時の本校の取組(お知らせ)

感染予防に関する本校の取組等をお知らせします。

 

1 健康状態の把握

(1)  生徒

登校時に玄関先で検温結果及び風邪症状の有無を確認

(検温結果を記入する体温カードを後日配布予定)

(2)  教職員

毎朝の体温と体調を管理職に報告

 *上記(1),(2)において、体温が通常より高い発熱状態や風邪症状がある場合、生徒は出校停止、教職員は出勤を停止

 

2 感染予防対策

(1)  室内換気のため、教室の廊下側窓は常時開放、休み時間毎に教室・廊下の外側の窓を

開放

(2) 多数の人たちが触る箇所(教室やトイレのノブ、階段の手すり、水道の蛇口等)の消

毒(毎日2回)を実施

(3) 手指の消毒液を設置(生徒玄関・各教室前廊下等)

(4) 生徒の密集を避けるために、1クラスの生徒を2教室に分け、朝学習・朝礼・終礼を

実施(1教室に入る生徒数の削減による座席間隔の拡大)

(5) 感染予防ポスター(手洗い・咳エチケット、三密を避けること、ソーシャルディスタ

ンス意識すること等)を教室・手洗い・生徒玄関等に掲示して感染予防意識の高揚

 (6) 共有する器具や道具等を使う授業は授業前後に手指のアルコール消毒を実施

(7) 授業において近距離で会話や発生する活動は実施しない。

(8) 体育の授業ではペアストレッチなど身体接触がある運動は実施しない。

(9) 更衣室での密集・密接を防ぐため体育館設置の4更衣室は全て女子が分散して使用

  男子は教室で更衣

(10)来客は原則、職員玄関で応対。

(11)事務室・購買窓口に透明ビニールシートを設置

(12)密接回避のため、購買の順番待ち間隔表示を設置及び購買付近の椅子を削減

 

3 協力依頼

(1) マスクの着用及びハンカチを持参してください。

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2、3年生分散登校

令和2年5月21日(木)に2年生、22日(金)に3年生の分散登校を行いました。

2年生の様子です。

 

3年生の様子です。

 

全学年、クラスを半分に分けて机間の距離を確保しています。

また、放課後は全職員で校内の消毒にあたり、感染予防に努めています。

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世界一短い小説

こんにちは、地歴公民科の山﨑です。

今日は小説を一つご紹介します。こちらです。

 

For sale : baby shoes, never worn

訳「売ります。赤ちゃんの靴。未使用」

 

これはヘミングウェイという作家さんが書いたとされている世界で最も短い小説です。

タイトルではありません。これで小説なんです。

 

この小説を読むのに必要なのは『想像力』です。

 

なぜ赤ちゃんの靴?なぜ未使用?なぜ売っている?

など色んなことを想像してみてください。

すると、たった6つの英単語で作られたこの小説の素晴らしさを感じることが出来るはずです。

 

 

このメールを通して僕が言いたかったことは…

 

ぜひ『想像』してみてください!

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「ペストは近代の陣痛。コロナは…?」

こんにちは。地歴公民科の前田です。

 

「ペストは近代の陣痛」という言葉があるそうです。

 

前回、「人類と感染病の戦いの歴史」についてお話ししました。社会の変化が起こるかもという話もしましたね。地歴公民科として、感染症と社会変革ということについて、今回はお話しします。

 

前回の内容の中で触れたペスト(黒死病)は、大きな社会変化をもたらしました。ヨーロッパで猛威を振るった黒死病は、人々の意識を変えたといわれます。当時の人々にとって、キリスト教は絶対的なものでした。しかし、どれだけ祈ってもペストが治癒するわけではありません。流行もおさまる兆しは見えません。人々は教会に無力感を覚え、キリスト教の権威は低下します。その結果、「キリスト教から一歩離れて、人間本来の感性を引き出そうという運動」、すなわち“ルネサンス”が生じました。また、“宗教改革”もこうした教会への不信感が下地になっていました。

 

ルネサンスや宗教改革はヨーロッパの人々のくらしを変え、文化文明のレベルを次のステージに引き上げました。こうしたことを、「ペストは近代の陣痛」という言葉で表現しているんですね。

 

さて、今(と言っても“コロナ前”ですが)、日本政府は「Society5.0」ということを提唱しています。簡単に言うと、これまでの社会(=Society)からもう一つ次のステージへ、ということ。具体的には、人やモノがインターネットを通してつながり、AIやロボット技術など、さまざまなハイテク技術を用いて社会の抱える課題を解決できるようになる社会を目指す、ということです。詳しくは内閣府ホームページを見てください。

 

そして、この「Society5.0」は、今まさに、実現に向かいつつあるのです。ニュースで、荷物を自動配達するロボットや、飲食店で料理を運ぶロボットの実験が行われているのを見た人もいるかも知れません。あるいは、今は感染症リスク対策ではありますが、オンライン会議で時間や移動のエネルギー、コストを削減することも、このSociety5.0の目指す一つでもあります。コロナショックで生まれたり、加速したりしている技術の中で、Society5.0につながるものを挙げるとキリがありません。

 

感染症は世界を変える。これは通説であり、また「一つの事実」になりつつあるんですね。

 

では、その中で僕たちは何を考えればいいのでしょう…?この社会の変革に対応できるように、柔軟さをもちつつ、いろいろな力を身に着けていかなければいけないようです。皆さんは高校生。卒業して出ていく社会はきっとさらにSociety5.0に近づいているでしょう。もしかしたら、いろいろな職業に対する考え方や、求人のようすも変わってくるかもしれません。今の常識に縛られずに、Society5.0の中で生きるために必要な力はなんなのか、ということを考えていかなければいけないんですね。

 

今日から分散登校が始まりました。本格的な再開を楽しみにしている人も多いかもしれません。社会は「コロナ前」の日常には戻りません。新しい社会を見据えつつ、再開される学校生活を頑張っていきましょう!

 

 

参考

内閣府ホームページ(Society5.0について) ぜひ読んでみてください。とても興味深いですよ!

https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

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1年生分散登校

令和2年5月20日(水)

分散登校が始まりました。本日は1年生です。

玄関で家庭での検温結果を報告します。

3密を避けて整列です。

オリエンテーションの様子です。席が普段の3倍以上は離れています。

 

明日は2年生、明後日は3年生です。

いよいよ学校再開です。休業モードから学業モードへ切り替えて行きましょう!!

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他人から学ぶ姿勢を大切に2

みなさんこんにちは。家庭科の元林です。

まさか2回目が回ってくるとは。こんなに休業が延びるなんて。しかし明日から分散登校が始まりますね。みなさんに会えるのがとても楽しみです。

 

学校が再開したら、休業期間中にできなかった勉強がたくさんできます。総合学科の学校なので、授業はもちろん、資格取得も頑張ってほしいと思います。

 

わたしは2年前、漢字検定2級を取得しました。さらに昨年度は、数学検定準2級を取得しました。「なんで大人なんに受けるん?」と生徒に何回か聞かれましたが、大人になって勉強の大切さがわかったから受けているのです。取りたい資格はまだまだ山ほどあります。それについては詳しいことはまた今度、直接お話します。

 

わたしが今回お話したいことは、「他人から学ぶ姿勢を大切に」ということです。

 

実は2年前の漢字検定は、3回チャレンジしてやっと合格しました。しかし、昨年度の数学検定は1発合格でした。なにが違ったのでしょうか。

漢字検定のときは、受けようと決めたは良いものの、勉強が全然手につかない。モチベーションが上がらない。勉強してる暇があったら寝たい。なぜ申し込んだのでしょう。そりゃなかなか受かりません。

では数学検定を受験したときはどうでしょう。当時2年生(現3年生)の生徒2人が準2級にチャレンジするという情報を入手していたので、その2人が参加している勉強会に乗り込んでいき、2人が頑張っている姿を見てやる気が満ち溢れました。一緒に頑張る同志がいるとこんなにも頑張れるのだと、なんだか学生の頃の気持ちを思い出しました。

 

教師として働き始めて6年目になりますが、先生からはもちろん生徒のみなさんから学ぶことがたくさんあります。と、この前のメール配信で書きましたので、具体的な例を挙げてみました。出会った人すべてから学ぶ姿勢を大切にしたいものです。

 

みなさんも、同じクラス、学年、部活動など、周りを見渡すとたくさんの人がいると思いますので、切磋琢磨して高校3年間を過ごせたら良いですね。

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「芸術は爆発だ!」

こんにちは美術担当の中巳出です。

皆さん、元気に過ごしていますか?こんなに授業がしたい!と思うのは教員人生初のことではないかと思って日々を過ごしています。そろそろ会えそうですね!楽しみです。

 

突然ですが、皆さんは今までに何回、美術展を見に行ったことがありますか?

私のライフワークの一つに美術館巡りがあります。高校生の頃、美術展で本物に出会ったときの感動が忘れられず、本物に会いたい!!と頻繁に美術館に足を運ぶようになりました。毎年、これだけは行きたいと思う美術展をチェックし、見に行っていましたが今年は3月からの自粛生活で全く行くことが出来ず寂しい思いをしていました。そんな思いをしている人が多いからでしょうか、それをどうにかしたいとバーチャル美術館など様々な工夫をされている美術館があります。美術館ではなくても、この状況をどうにかしたいと多くの人が様々な工夫をしてくれていて、人間ってすごいな!と自粛期間に強く感じています。

 

今回お勧めするのは、岡本太郎美術館のバーチャルミュージアムです。川崎市岡本太郎美術館の展示室が360°バーチャルで見ることが出来ます。

「芸術は爆発だ!」という言葉を聞いたことはありますか?芸術家岡本太郎の言葉です。

力強い作品が多く、私の好きな芸術家の一人です。代表作「太陽の塔」の内部は一度見に行きたいと思っています。岡本太郎美術館のバーチャルミュージアムを見て岡本太郎の世界に触れてみてください。私は本物を見たいという気持ちが強くなりました。いきなり美術館に行くのは緊張してしまって…という人には良い機会だと思います。ぜひ体験してみてください!

 

川崎市岡本太郎美術館ホームページ

バーチャルミュージアム

360°で歩く!岡本太郎美術館

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「イライラ過ごす?ニコニコ過ごす?」

11H担任で、1,2,3年生の数学を担当する上狹です。

・4月10日に続いて、2回目の登場です。Google for Education で連絡が取れている生徒の皆さん、いつもありがとうございます。まだ登録できていない人、早めにつながると嬉しいです。

 さて、今日は、『イライラ、ニコニコ…選ぶならどっち?』について、お話しします。

まず、イライラ…ストレスを抱え、毎日怒ったり、悪口を言ったり、他人のことを批判したりしていませんか?これでは、心も体も元気になれません。イライラが原因となる心と体の病気はたくさんあるそうです。

 さて、ニコニコ…『笑顔で過ごす』笑いがもたらす良い効果は、たくさんあります。

第1に『周り(家族や友だち)』にも笑顔が広がります。

第2に『体』が元気になります。体の中にあるナチュラルキラー細胞という免疫力が上がり、“がん”や“感染症”にかかりにくくなると言われています。免疫システムを整えてくれるそうです。(最近話題の感染症の対策にもなるかも!)

第3に『心』が元気になります。笑うと、幸福感が増える“エンドルフィン”というホルモンが出るそうです。自律神経のバランスにも良いと言われています。詳しく調べるともっと多くのことがわかると思います。

 ここまで書けば、あなたの選択は、 “どっち?“ ではなく、ニコニコすること、笑顔で過ごすことが大切だと気が付いてくれるでしょう。つらい日々、苦しい時間を過ごしているときでも、作り笑いからも同じ効果があります。少しずつでも、笑顔で過ごす時間を増やしてみませんか?すぐに効果が出るかは、わかりませんが、きっと、毎日ニコニコ過ごしていると、そのうちに『心』も『体』も、そしてあなたの『周り』もみんなが元気になっていくと思います。そして学校も、社会も元気になれば、将来への希望につながるのではないか、と思います。

さあ、みんなそろって“笑顔”で過ごそう! 『“ニコニコ”で過ごそう!』

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