日誌

学校日記

12月4日(水)1年生総合的な探究の時間(マップ作成②)

9月の1年生総合的な探究の時間の活動報告から少し経ち、「マップ作成」の進捗が気になる皆さん。お待たせしました、ご報告します。

9月は商店街を散策し、町の魅力をくまなく探し、地震の被害状況をじっくり確認することで「マップ作成」のねらいの一つ「門前町の現状を知る・見る」を達成しました。10・11月はもう一つのねらい「門前町の方々とコミュニケーションをとり、門前町の一員に近づく」の達成に向けて動き出しました。

現在、マップに掲載する店舗紹介記事の作成に取り組んでいます。ふれあい喫茶で地域の方々と交流する機会を得たことで、「実際に自分の目で町を見たい」「地域の方に直接お話を伺いたい」という声が生徒たちから多く挙がり、記事作成のためにインタビュー調査を計画する班が増加。とはいえ、いざインタビューとなると「どのような準備が必要か」手順はどうすれば良いのか」など戸惑う様子が見られました。

地域の方はとても温かく門高生を受け入れてくださるのですが、実社会を意識した準備として、生徒同士で様々な大人(フレンドリーな役、職人気質な役など)を演じ、学校で模擬インタビューを行いました。

迎えたインタビュー本番、緊張した面持ちで担当店舗へ向かった彼らでしたが、終わった後はスッキリした様子。インタビュー後に店舗の方とゆったりとお茶をした生徒もいれば、「家族と食事をしにいきたい」と話す生徒もおり、地域の方とのコミュニケーションを通じて、それぞれの店舗の魅力を掴んできたようでした。どのような紹介記事が作成されるのか、温かく見守っていただければ幸いです。

 

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10月18日(金)・11月22日(金)1年生総合的な探究の時間(ふれあい喫茶②)

1年生がふれあい喫茶に参加させていただきました。今回で2度目の参加になります。1回目参加後の振り返りから、生徒それぞれがたくさんの学びを得てきたことが伝わってきたため、ふれあい喫茶を運営されている夢かぼちゃさんにお願いをし、再度参加させていただく運びとなりました。

ふれあい喫茶では、私たち門高生から感じ取る若さで元気を養われる方、「門前町に住む地域の一員」として会話を楽しんでくださる方など、さまざまな方がいらっしゃいます。参加者の方とお話ししていると、調べ学習をしているだけではわからない、地域の方の熱い思いや本音が見え、聴こえてきます。

 

今回のふれあい喫茶でも、参加者の方のお話をじっくり聴く生徒、注文を伺ったりお菓子を配ったりする生徒など、それぞれが自分の役割を見つけて動いていました。参加者の方のなかには「予定がなかったら必ずふれあい喫茶に来ているよ」と嬉しそうに話す方もいれば、「この辺りで集まれる場所っていったら、ここくらいなのよ」と少し寂しそうに話す方も。「また来てね」「また来るね」と声を交わす温かい場面も見られました。共通していることは「人と繋がりたい」ということ。門高生もそのお手伝いができたらと思います。

 

 

 

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11月18日(月) 思春期講座(3年生)

令和6年11月18日(月)7限目に、3年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、DVホットラインのと事務局長の弘﨑弘美先生をお招きしました。「デートDVってなに?~あなたの心と体を守るために~」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、デートDV等の性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。

生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、今回で得られた学びを今後の生活の中で活かしていこうという思いが伝わってきました。以下は、感想の一部です。

 

・今日の話を聞いて、DVは身近なものであると実感しました。また、様々な方法で人を傷つけてしまうということがわかったので、今後、人と関わり合う時には、行動に責任を持って生活していこうと感じました。

 

・高校生活では、恋愛などがより深く関わってくるものであり、感情が左右されがちなことが多いなかで、今回の講座は、改めてパートナーとの向き合い方や接し方を考えることのできる良い機会になった。

 

・男女で付き合うことは良いこともあるが、付き合い方を間違えると相手を嫌な思いにしてしまう可能性もあることがわかった。自分ごととして覚えておくことが大事だと思った。相談できる相手も作っておきたいと思う。被害者にも加害者にもならないように気をつけたい。

 

これから社会に出ていく3年生の皆さんにとって、実りのある時間になったのであれば幸いです。

より良い人間関係を築きながら、素敵な人生を歩んでいってくださいね。

 

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11月20日(水)3年生対象 SC高先生による講話

11月20日(水)6限目に、3年生を対象にスクールカウンセラー高賢一先生より、「自己肯定感を高めるために」というテーマで講話をしていただきました。

自己肯定感とは、「自分自身を肯定できる感覚」、「自分自身の強い部分も弱い部分も、すべて自分自身で受け入れられている状態」のことを指すそうです。

 3年生の皆さんも20の質問に答え、それぞれの自己肯定感の高さを診断してみました。結果は様々でしたが、「自己肯定感が低い=よくない、自分はだめ」ということではありません。ただ、もしも自己肯定感が低いことによって何かに困っていたり、悩んでいたりする場合は、高先生が紹介してくださった「肯定的な言葉遣いをする」、「過去の自分と比べてできるようになったことに目を向ける」、「小さなことでも自分を褒める」等、自分ができそうだと思った方法を実践してみてくださいね。

 褒められて伸びるタイプだと自負する人が3年生には多いようなので、自分はもちろん、できれば周りの人の良さにも目を向けて、積極的に褒めあっていきましょう。

 

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修学旅行4日目

心配された天気も持ちこたえていましたが、この日は朝から雨。沖縄に別れを告げる私たちのしんみりとした心を象徴するかのようなこのタイミングでの雨となりました。

 

最後の立ち寄りポイント道の駅「かでな」では、嘉手納基地の3分の2が見渡せました。

 

お世話になったバスガイドのキャン(喜屋武)さん、ドライバーのシロマ(城間)さんには大変楽しく学びの多いバスの時間を与えていただきました。「楽しい思い出はおみやげに、残念だったことはバスの中に忘れ物として置いていってくださいね」ということばに、沖縄の温かさを感じましたね。教えて頂いた「ゆいゆいゆいま~る♪」の返歌に「島人ぬ宝」をみんなで歌えたことも嬉しかったです。2カ月前の文化祭のときとはまた違う気持ちで歌ったことでしょう。

 

振り返れば国際通りから始まり、ひめゆりの塔、糸数壕、おきなわワールド、首里城、ちゅら海水族館、マリン体験、そして夜のビーチでの全員花火。ケガや体調不良の離脱者もなく修学旅行に参加した全員が同じ時間を同じ場所で共有できたことは「当たり前」ではありません。2年生の皆さん一人ひとりの体調管理も素晴らしかったのですが、楽しんでおいでと送り出してくださった家族の方をはじめ、多くの方の「いってらっしゃい」の気持ちのうえにこの修学旅行がありました。この場をお借りして、お礼申し上げます(いえ、2年生のみなさんは心に起こった気持ちはどうぞ自分で行動に表してくださいね!)。

 

随所での修学旅行リーダーのあいさつ、班リーダーや部屋リーダーの動き、また役職にかかわらず「お!」と思わせてくれる2年生の仲間の姿に、どれだけ気づくことができたでしょうか。また、自分自身もどれだけ素直に想いを行動にうつせたでしょうか。

いつもとは違う環境や経験を通して気づくことができたことを、これからの学校生活にも毎日活かしていきましょう。みんなで「協力し、学び、楽しむ」私たち2年生の旅はまだ続きます…!

 

 
 
 
 
 

 

 
 

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プロ野球ドラフト会議 育成指名挨拶

 

 令和6年11月14日(木)、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目に指名された本校3年生の塩士 暖 投手が指名あいさつを受け、プロ野球に入るに当たっての目標や意気込みを語ってくれました。

 塩士 投手は10月24日(木)のプロ野球ドラフト会議で育成指名されたことを受け、進学とプロ入りで悩んでいましたが、プロ入りすることに決めました。プロの世界で戦っていくことに自覚を持って行動していくこと、輪島や門前に勇気を与えられる選手になりたいこと、まずは支配下登録を目指して練習に取り組むことなどを語ってくれました。

 覚悟を決めて、プロ野球の世界に飛び込むことを決めた塩士くん。これからも残りの高校生活や今後の将来についてもその覚悟をもって絶えず研鑽に努めてください!塩士投手のさらなる成長と、プロ野球界での活躍を心から応援しています。皆様もぜひ、彼の熱いプレーにご期待ください。

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令和6年11月1日~7日「いしかわ教育ウィーク」

本校では、下記のねらいに沿って「いしかわ教育ウィーク」に取り組みました。

 

石川県では、県民の教育に対する関心と理解を深め、学校、家庭及び地域社会が連携し、ふるさとを愛し、心豊かでたくましい子どもたちを育成するとともに、生涯にわたって自ら学ぶ人づくりを進め、本県の教育の充実と発展を図るため、11月1日を「いしかわ教育の日」とし、また、教育の日にふさわしい取組を集中的に展開する期間として11月1日から7日までを「いしかわ教育ウィーク」としています。(「いしかわ教育の日を定める条例(平成17年3月制定)」):石川県のホームページより抜粋「いしかわ教育ウィークにおける取組みについて」

 

授業公開:11月1日、5日、6日、7日

2日(土) :三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業

5日(火) :8:35~12:25             進路講演会

      :13:10~14:00           速読についての講演会

      :14:10~15:00           信用保証協会講演会

      :15:30~16:30           学校評価中間報告会

6日(水) :8:35~12:25             森源太氏 講演会・コンサート

 

 

 

【三重県教育委員会 学校防災ボランティア事業の様子】

「令和 6 年度能登半島地震における各自の体験を三重県内からの同年代または上の年代のボランティア参加者に話すことで、地震発災時やその後の防災(減災)対策について情報共有を図るとともに、意見交換を通して振り返り、新たな気づき等、理解を深める機会とする。」というねらいの下、実施いたしました。

 

大きな震災のあった輪島市に学び、懸念される南海トラフ地震の備えとするために、三重県より、同じ高校生が慰問と学びのために本校を訪れてくださいました。実際の状況や体験談を、学校、生徒、避難所、卒業生などのそれぞれの立場からお伝えすることができました。

 

 

 

 

【進路講演会「自分の将来を設計する」の様子】

「低学年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識の高揚を図り、具体的な進路選択への一助とする。」

上記のねらいを掲げて、各方面からスペシャリストをお招きして、「働くこと」への意識を高め、自身の将来像を描くために、全体への進路講演会と各ブースに分かれてのより細かい質疑応答の機会を持つことができました。写真は各ブースに分かれての様子です。

ご来校し貴重な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。

 

社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院(看護・医療)

自衛隊石川地方協力本部 輪島分駐所・能登地域事務所(公務(自衛隊))

能登バル AZ (飲食・経営)

株式会社 ワンダーアカデミア(IT 関係)

 

 

【速読についての講演会の様子】

自分の能力・可能性を伸ばす一つのきっかけとして、「速読」の効果と実践を学びました。

生徒・職員全員に「楽読」運営会社CMOヨンソ氏の著書「らく速読」を配布いただき、らく速読への取組みが甲子園出場にも効果があったとする沖学園の例も紹介いただきました。動体視力や理解力向上が、どんな未来につながるか、大いに期待したいところです。

 

 

 

 

 

【信用保証協会による講演会】

学校にテレビモニターやホワイトスクリーンなどをご寄付いただいた石川県信用保証協会様より、震災前後の状況も踏まえた活動の様子を伺うことができました。

「中小企業・小規模事業者が金融機関から事業資金借り入れをする際に、公的な保証人となることで融資を受けやすくする公的な保証機関」としての制度的な側面と、実際に能登半島地震の際に果たされている役割をタイムリーにご紹介いただきました。進路講演会の一つとして非常に参考となりました。

 

【学校評価中間報告会】

学校の現状説明(学校評価アンケート中間報告等) 質疑応答、協議のため、本校保護者、学校関係者評価委員、門前中学校校長、門前西東小学校校長(敬称略)をお招きしました。門前高校教員よりスライドなどにより震災以後も含めて本年度の学校の様子をご説明申し上げました。元気な「挨拶」の様子なども含めて、生徒の心に寄り添った学校生活や行事への取組みについて協議させていただきました。

 

 

 

【森源太氏講演会・コンサート】

「自分も引きこもりだった。」「本気は伝わる。」「アコースティックギターとの出会いで人生が変わった。」など、熱い語りと歌で、生徒・職員を励ましてくださいました。休憩をはさんだ前・後半4時間近くもの間、地震や大雨などにより被災した私たちの地域や人を思い、校長先生との出会いもあって、このような機会に出向いてくださいました。生きていく力をもらいたい生徒たちの質問にも笑顔で答えてくださいました。感謝です!

 

 

 

 

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3年生総合的な探究の時間【キャンドル班】

キャンドル班5名の成果報告です。これまで、總持寺で廃棄されるろうそくを活用したキャンドル制作を目指して活動してきました。

今年度は、三谷産業グループのニッコー株式会社様(白山市)のご支援をいただき、陶器を寄付していただきました。ブランド陶器に、調合したろうそくを流し込むことで、とても色鮮やかな門前高校オリジナルキャンドルが完成しました。9月の門高祭でキャンドルを完売することができ、売上全額を總持寺へ寄付させていただきました。

11月8日(金)活動報告とお礼を兼ねて、ニッコー株式会社様を訪問しました。完成したキャンドルを見て、ご担当者様も大変喜んでいただきました。

陶器が完成する過程の工場見学とショールーム見学を通して、素材から製品が出来上がるまでの企業努力が分かり、探究してきたことの学びが深まりました。ニッコー株式会社様、ありがとうございました!!

 

 

 

 

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令和6年11月14日(木)修学旅行3日目

今日は季節外れの真夏の気温の沖縄でした。

まずはちゅら海水族館へ!バスガイドさんの説明を聞きながら旅行3日目の小一時間のバス移動。旅の疲れも垣間見えましたが、能登とは違う海の生き物を楽しめました。班別活動もこれで3種類目。いつもとは違うメンバーでいつもとは違う環境を楽しめました。

 

午後からは、これぞ沖縄!お待ちかねのマリン体験を満喫しました。2年生一行の日頃の行いの良さ(?)のおかげか、旅行中いちばんの晴天に恵まれて本当に良かったですね!

 

この3日間で、団体の自由のために個人の自由を二の次にする団体行動を強く意識してきた2年生。沖縄最後の夜は、ビーチでの全員花火。「みんなで」の思い出がまた一つ、増えました。

 

 

 

 

 

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10月24日(木) 3年生総合探究「防災・減災について考えよう」  

 

令和6年10月24日(木)に、「個人や身近な範囲でできる『防災・減災』について考えよう」というテーマで、3年生の総合探究を行いました。

 

事前学習として、防災・減災の意味をそれぞれ調べて、違いを学びました。授業では、はじめに、保健委員の生徒が前期で取り組んできた「防災・減災の活動」について発表しました。その後、発表をもとに、「自分にとって必要な防災リュックの中身は何か」を考えました。また、部屋の間取り図を見ながら、家具の固定と配置のポイントについて学びました。

これらの活動を通し、一人暮らしなどで震災に備えることのイメージを持つきっかけになったと思います。今後、ハザードマップや避難場所・避難所の調べ方についても取り上げる予定です。

 

生徒の感想からも、授業で学んだことを今後に活かそうという、防災・減災への意識が感じられました。以下は、感想の一部です。

・「防災についての知識を深めたり意識を高めたりする活動は、震災を経験した自分たちにとって、とても大切なことだと感じた。」

・「実際に震災を経験して、『こうしておけば良かったな』と思ったことがいくつかあったので、もっと多くの人が対策をしてくれるといいなと思った。」

・「防災、減災について友達と話し合い、これから一人暮らしをするときに、改めて活かそうと思った。」

 

これからの社会を生きていく上で、防災・減災の視点を持って日頃から備えておくことは、自他を守るためにも必要な力となります。

今後も様々な場面を通し、防災・減災について学ぶ機会を設けていきます。

 

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