日誌

学校日記

令和6年5月20日(月)金沢雇用推進協議会様より義援金の寄贈

令和6年5月17日(金)に、金沢雇用推進協議会の方々が本校に来校され、令和6年能登半島地震被災の義援金が中澤 賢 校長に贈呈されました。心より感謝申し上げます。生徒達が充実した学校生活が送れるように、大切に使わせていただきたいと思います。

 

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5月10日(金)思春期講座(1年生)

令和6年5月10日(金)に、1年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、NPO法人じっくらあと 代表、ごちゃまるクリニック 医師の小浦 詩 様にお越しいただきました。

思春期講座では、「性・生について考えよう」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、「他人事とは捉えずに、自分のこととして捉えていきたい」「学んでおいて良かった。今日の講座を無駄にしないようにしたい」など、今回の講座で得られた学びを今後の生活や人との関わりの中で活かしていこうという思いが伝わってきました。

これからの社会を生きる生徒の皆さんにとって、とても貴重なお話が聞けたかと思います。小浦先生、誠にありがとうございました。

 

 

 

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勝ち星を拾え!

 第150回北信越地区高校野球石川県大会では、連日、白熱した試合が行われています。なかでも4月27日は、門前高等学校と星稜高等学校が繰り広げるであろう注目の対決に、朝から多くの車が石川県立野球場に集まっていました。

 試合の序盤、勢いある星稜打線に苦しむ門前は、初回に1点、2回に3点を許します。それでも選手たちは「こっからや」「切り替えよう」と前向きに現状をとらえ、3回に1点を取り返しました。その後、お互いに点を取られまいと守り抜く粘りの野球がつづき、誰もがもどかしさを募らせます。7回表の門前の攻撃、2アウト1・3塁の場面でヒットを放ち、門前にもたらされた追加点が会場をどよめきで包みました。試合開始時には曇りだった空模様も、いつしか夏の甲子園かのようにまばゆい日差しとなって降り注いでいました。

 後半の勢いむなしく、2-4で門前は敗れました。しかし、星稜を上回る11安打をあげながら、最後まで戦い抜いた野球部がとても誇らしく、彼らをたたえる拍手が飛び交いました。今回の敗北を糧にこれからも門前に元気を与えられるよう、野球部一同、日々精進していきます。

 

以下、添付画像

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令和6年5月2日(木)、関西支部同窓会様より義援金の寄贈

令和6年5月2日(木)午後、関西支部同窓会 松本 秋男支部長様が、本校に来校され、令和6年能登半島地震被災の義援金(33万円)を中澤 賢校長先生に贈呈されました。関西支部の方々に心より感謝申し上げます。生徒たちが元気になれるように使わせていただきたいと思います。

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4月30日(火)令和6年度 門前高校・特支合同「防災・避難訓練」

令和6年能登半島地震を念頭に、七尾特別支援学校輪島分校と合同で「防災・避難訓練」を行いました。

 

4限目の時間を利用して、「現在でも大きな地震が発生する可能性が高いため、避難経路を確認し、迅速かつ冷静な行動ができるように」というねらいで、現実味を帯び、緊迫感を持った訓練となりました。

 

 

元旦に起きた地震では校舎に生徒はいませんでしたが、校舎内で授業中に地震・火災が発生したと仮定し、クラス毎にまとまって迅速に避難することができました。

 

 

消防署員の方による講評・講話、火災時の消火訓練も予定しておりましたが、天候不良と緊急出動とが重なったため、中澤校長先生より全体に講話をいただきました。

 

平和な時の避難訓練で、本当の災害に対応できるか。

とっさの時に行動できてこその訓練である。

緊急時の第一の優先事項として、「自分の身を守ること、命を守ること」。

そして、第二に「近くの人はどうか、高齢者、障がいのある方への配慮」に関する自助と共助についてお話しいただきました。

 

また、災害被害を「ゼロ」に近づける備え「防災」と、災害被害を最小限に抑える備え「減災」についても話が及び、より現実的・合理的な備えについて考えていく必要と、自分のできることを考える機会ととらえて、人間形成にまで踏み込んだお話でした。

 

まだ、心身においても、インフラにおいても震災の傷跡が癒えていませんが、単なる訓練として終わらせないように今後に備えましょう。

 

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初戦の相手が決まりました

 本校はもちろんのこと、門前野球場でも春の訪れが感じられます。練習に励む野球部の奥で、桜の木々がたゆたう様子をうかがうことができました。

 4月11日、第150回北信越地区高校野球石川県大会の組み合わせが決まりました。我らが門前高等学校は、なんと初戦から星稜高等学校と対戦します。誰もが予想していなかったであろう相手に、抽選結果を知った生徒たちは、万感の思いを抱えながらも部活動へ向かっていきました。

 今年度も野球指導アドバイザーを務めてくださる山下智茂さん。練習の中で「驚懼疑惑(きょうくぎわく)」という言葉を使用されていました。相手と対峙したさいに起こる心の動きを表した熟語で、驚きや懼(恐)れ、疑いや惑う気持ちを試合中にいかに制御するかということが重要だと指導されていました。27日までに心の動揺を上手くコントロールし、試合に臨めるよう祈っています。そして、本校ならびに門前の地に勝利をもたらしてくれることを期待しています。がんばれ、門前!

 

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4月11日(木)1年生オリエンテーション ③/3日目

  4月11日(木)、1年生オリエンテーション3日目を行いました。本日の予定は、LHR、非行防止教室、進路講演会、SOSの出し方講座、SNS使い方講座です。

 LHRでは、構成的グループエンカウンターを行いました。お互いを認め合い、安心できる環境で皆さんが過ごせるよう先生たちも精一杯努力します。

構成的グループエンカウンターの様子

 
3日間のオリエンテーションで、学校生活を円滑に送るうえで必要なお話をたくさん聴きました。学んだ知識を少しずつ学校生活に還元していってください。

 困ったときはいつでも先輩や先生に頼ってくださいね。

 

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4月10日(水)1年生オリエンテーション ②/3日目

4月10日(水)、1年生オリエンテーション2日目を行いました。本日の予定は、スタディサポート(国語・数学・英語の基礎学力の定着度と学習力を測る模試)と部活動紹介です。

 門前高校では例年、1年生のオリエンテーション時にスタディサポートを実施しています。目的は、生徒が自身の基礎学力の定着度と学習力について把握するためというのはもちろん、教員も早い段階でそれらを把握し、4月からの授業に活かしていくためです。今年度は生徒と教員でどのような化学反応が起きるのでしょうか。楽しみです。

 部活動紹介では、良い意味で先輩風を吹かせた2・3年生がそれぞれ の部活を紹介しました。HPでこれまでも述べてきたとおり、門前高校は「文武不岐」の考え方を大切にしています。部活動を慎重に選択し、皆さんがかけがえのない3年間を過ごせることを願っています。

 

部活動紹介の様子

 

    家庭部                茶道部

 

     芸術部            バスケットボール部

 

     バレーボール部         ソフトボール部

 

      卓球部             野球部

 

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1年生オリエンテーション ①/3日目

 4月9日(火)、1年生オリエンテーション1日目を行いました。本日の予定は、エンカウンター、礼法指導、校長講話、各課からのお話、歌唱指導です。

 今年度も様々な中学校からの入学生がおり、クラス内には多種多様な文化が入り混じっています。3年間クラス替えはありません。焦らずゆっくり、クラスメイトと関わっていきましょう。

 校長講話では、中澤校長が、「低反発バット」が導入された高校野球において青森山田高校の選手が木製バットを使用した話題に触れ、「自分で工夫する力が求められている」「学習や部活動を通して、知恵を身に付け頭を使う力を養って」と伝えました。世は無常です。時代に合わせて工夫を凝らしながら、変わり続けることができる人になりましょう。

 

校長講話の様子

 

 歌唱指導で学んだように、本校校歌には「誇りは高し 我らが母校」という歌詞があります。1年生の皆さん、自信をもって歌えるよう、門前高校で一緒に学んでいきましょう。

 

歌唱指導の様子

 

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4月8日(月)午後 第63回入学式

令和6年4月8日月曜日午後より、新入生を迎えて、第63回入学式を挙行いたしました。

教育振興会会長 宮下正博様、同副会長・同窓会会長 西 恵様とPTA会長 山岸英昭様の三名をご来賓に迎え、保護者の方々のご臨席の下、32名全員の新入生が中澤 賢校長より慶びの内に入学を許可されました。

創立76年を迎える伝統校として、これまで巣立っていった七千四百有余名の卒業生の、この精神を受け継ぎ発展させていただくことを強く期待します。

式辞の中で校長より、本校での生活を充実したものとするために心掛けてほしいことについて二つの点が触れられました。

一つ目は「夢・挑戦」です。松下村塾吉田松陰の言葉を紹介しました。

 

夢なき者に理想なし

理想なき者に計画なし

計画なき者に実行なし

実行なき者に成功なし

故に

夢なき者に成功なし

 

つまり、「夢のない人には成功はなくなってしまいます」という教えです。

 

二つ目は「文武不岐」です。中国の春秋時代の魯の定公が孔子に忠告された言葉だと言われています。「勉学、部活それぞれに取り組むことが一人の学習に活きる」という意味です。

「高校時代でしかできない、価値あること」に対して「理想をもち、計画し、実行する」ことに時間を使うことを強く願いました。

教職員による全力を挙げての教育活動邁進への覚悟をお示しするとともに、保護者の皆様との密接な連携と相互信頼、ご理解・ご協力、さらに関係各位におかれましても絶大なるご支援・ご協力をお願いしました。

 

PTA会長山岸英昭様からは、令和6年能登半島地震を経た新入生の高校受験について触れられ、試練を乗り越えた先の充実した高校生活と素晴らしい出会いがあることを願っていますと祝辞をいただきました。

 

生徒代表の3年生中島侑鈴さんは、歓迎の言葉の中で、慣れない環境の中で不安を共有し、「仲間」として、進路実現や「総合的な探究の時間」で培う提案・実践の力を通して、門前、能登、石川の復興・活性化に向けて様々なことに挑戦し、共に成長していこうと呼びかけました。

これを受けて、新入生代表の國守伶美香さんから、新入生宣誓の中で、新しい生活への不安と能登半島地震による将来への懸念を抱きつつも、入学許可への感謝と新たな学び、そして、新たな仲間との出会いを喜び、前に進んでいくことを誓いました。

 

この一年、学びを止めない為に、一丸となって取り組む門前高校を見守っていただけたらと存じます。

 

 

式辞の中で「夢・挑戦」、「文武不岐」を伝える校長 中澤 賢

 

PTA会長 山岸英昭様からの試練を超えた先を願う祝辞

    

歓迎の言葉で「共に成長」          新入生宣誓で代表を務める

を呼びかける                             國守伶美香さん

3年生 中島侑鈴さん

 

 新しい「仲間」32名の新入生たち

 

 

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