日誌

学校日記

2年生修学旅行in沖縄 4日目

 修学旅行最終日となる4日目は、名残惜しい気持ちを抱きつつ、旅の思い出を胸に沖縄を後にしました。

 

 朝一番に向かったのは、沖縄の歴史と文化の象徴である首里城です。世界遺産である守礼門の前で記念写真を撮り、再建中の正殿を遠目に眺めながら、琉球王国の歴史や、困難に立ち向かう沖縄の方々の強い思いに触れることができました。美しい朱色の建物や石垣は、生徒たちの目に深く焼き付いたことでしょう。来年の秋には再建されるということで、生徒たちにはリベンジしてほしいと思います。

 

 首里城見学後、那覇空港へ移動・出発いたしました。移動中のバスでは、バスガイドさんによる「ユイユイ」の歌唱に合いの手を入れ、「またやーさい(またやーたい)」の挨拶でお別れをしました。飛行機の中で昼食をとりながら、楽しかった4日間の思い出を語り合って最後の時間を過ごしました。

 飛行機は予定通り小松空港に到着し、バスで学校へ戻りました。疲れが見えるものの、生徒たちの顔は達成感と充実感に満ちていました。学校到着後、解散式を行い、それぞれの家路につきました。

 この修学旅行を通して、生徒たちは沖縄の美しい自然、歴史、文化に触れるとともに、平和の尊さを学び、また集団生活を通じて友情を深めることができました。これもひとえに、事前の準備からご理解とご協力をいただきました保護者の皆さま、そして温かく見守ってくださった地域の方々のおかげでございます。

 今回の経験を活かし、生徒たちがさらに成長できるよう、今後も指導してまいります。4日間の修学旅行、本当にありがとうございました。

0

1年生 上級学校見学会に行ってきました!

11月20日(木)は1年生で上級学校見学会に行ってきました。

午前中は金沢工業大学を訪問しました。

 混雑を避けて、まずは学生食堂で昼食をとりました。

食後は、3グループに分かれて学内を見学させていただきました。

eスポーツで地域の活性化に向けたイベントを行なったり、ドローンや3Dプリンターを使って研究を行なったりしているという説明に加え、見たことのない機材や充実した学習環境を目の当たりにして、驚きと興奮の連続でした。

 

午後は北陸大学を訪問しました。

北陸大学では「各学部での学びが社会でどのように活かすことができるのか」ということを、心理学部での学びを例に説明していただきました。心理学がお菓子のパッケージや商品の陳列等に活かせることについて、生徒の皆さんは驚いていました。

また、2027年度から新設予定の人文社会学部メディア情報学環についての説明も聞かせていただきました。

今回の見学が、皆さん一人ひとりが自分の進路についてより深く考えるための参考になっていれば幸いです。

今ある時間を、未来の自分のために有意義に活用していきましょう!

0

2年生修学旅行in沖縄 3日目

 修学旅行も3日目となりました。この旅では念願の青空に恵まれ、太陽の光に照らされた海がいっそう輝いていました。

 午前中は、沖縄戦の歴史について学び、平和の尊さについて考えるための平和学習に取り組みました。まずは、ひめゆりの塔で黙祷を捧げ、ひめゆり平和祈念資料館を訪れました。戦争の悲惨さ、そして懸命に生き抜いた方々の足跡に触れ、生徒たちは皆、真剣な表情で展示物に見入っていました。その後、旧海軍司令部壕へ移動しました。実際に使用された壕の中を歩き、当時の厳しい状況を肌で感じました。

 

 移動のバス内では、バスガイドさんによる「島唄」の歌唱を聴き、平和を祈念しました。生徒一人ひとりが、未来へ平和をつなぐことの重要性について深く考え、学びを深めることができました。

 昼食は、サザンビーチホテルでのビュッフェです。広大な海を眺めながらの食事となりました。

 平和学習の後、おきなわワールドへ移動しました。ここでは、壮大な玉泉洞を見学したり、沖縄の伝統芸能であるエイサーを鑑賞したりと、沖縄の文化や自然に触れることができました。

 

 午後からは、那覇市の中心部である国際通りで自主研修を行いました。総合的な探究の時間における班に応じたグループで、活動につながるような目標を立ててから臨みました。お土産を選んだり、沖縄ならではのスイーツに舌鼓を打ったりしながら、沖縄の街の賑わいを体験することができました。事前の計画を活かし、協力しながら行動する姿が見られました。

 

 夕食は、国際通りにあるサムズアンカーイン国際通り店にてステーキをいただきました。分厚いお肉をシェフが目の前で調理してくださる様子に、生徒たちは目を輝かせ、出来立ての美味しいステーキを味わいました。どのテーブルも笑顔で夕食の時間を過ごしていました。

 

 生徒たちは、4日間の思い出を語り合いながら、帰路に向けてしっかりと身体を休めています。いよいよ明日は最終日です。門前高校へ戻ってくるまでが修学旅行!最後まで気を抜かず、学ぶ姿勢を大事にしながら、旅を終えたいと思います。

 

0

2年生修学旅行in沖縄 2日目

 修学旅行2日目は、沖縄の豊かな自然と、マリンアクティビティを心ゆくまで堪能する一日となります。活動に備え、朝からビュッフェでエネルギーを補給しました。

 

 午前中は、沖縄の代名詞とも言える美ら海水族館を訪れました。生徒たちの多くは、巨大な水槽「黒潮の海」で優雅に泳ぐジンベエザメやマ ンタの迫力に圧倒されていました。沖縄の海の神秘を間近に感じ、熱心に写真を撮ったり、展示を観察したりと、学習と観光を両立して楽しむことができました。イルカのオキちゃんショーでは、歓声をあげてパフォーマンスに見入るようすもありました。最後には、1000円クジに挑戦する生徒の姿がほとんど。結果はなんと、2等を当てた生徒がいました!

 昼食は、沖縄名物の一つであるタコライスをいただきました。彩り豊かなタコライスは生徒たちにも好評で、午後からの活動に十分備えることができました。

 

 午後は、沖縄の透明度の高い海でのマリンアクティビティです。曇り空と強風で、活動ができるのか懸念されましたが、安全に留意しながら実施することができました。生徒たちは、いくつかのグループに分かれて、シュノーケルないしクルージング活動を体験しました。その後、ロケットボートに乗って沖まで繰り出しました。活動を待つ間、のんびりと泳いだり、ビーチバレーをしたりと、疲れをまったく感じさせないくらいに沖縄の海を満喫していました。

 

 

 

 夕食のビュッフェを食べ終わったあと、サプライズで花火をすることに!冷たい海風にさらされながらも、思い出に残るような時間を過ごしました。

 

 

 

 2日目を通して、学年での絆をさらに深めることができました。明日は、午前には平和学習、午後には沖縄の文化を肌で感じられるような活動が待っています。旅も折り返しとなりますが、まだまだ沖縄のことを学んでほしいと思います。

 

0

2年生修学旅行in沖縄 1日目

 11月18日(火)より3泊4日の日程で、沖縄での2年生修学旅行が始まりました。なお、本修学旅行の目的を以下のように設定しております。

(1)校外の自然・文化・産業・生活・歴史等に触れることで知見を広げ、校内における学習活動を充実発展させる。

(2)団体行動を通して、集団行動のきまりを守り活動することで協調性や道徳心を学び、状況に応じた判断のもと適切な行動をとる実践の場とすることで、思考力や判断力を育む。

(3)沖縄での学習を通して、平和と友好に対して主体的に考え取り組もうとする態度を育む。

 朝早くから、大きな荷物と期待に胸を膨らませた生徒たちが学校に集合しました。心なしか、普段よりも早い登校だったような気がします。定刻になり、先生方もお見送りしてくれた中、2年生は元気に出発しました。

 

まずはバスで小松空港へ向かいます。搭乗手続きを済ませ、ロビーで昼食をとりました。ご飯を食べ終わった生徒が、率先してゴミを分別する姿が見られました。

 

 ようやく搭乗時間になると、初めての飛行機に緊張する生徒もちらほら。風の強い日だったので、機内の揺れに「ジェットコースターみたい」と率直な感想を口にしながら、なんとか無事に那覇へ降り立ちました。石川県の肌を切るような寒さはありませんが、強風により、思っていたよりも暖かいとは感じませんでした。

 そのまま向かったのは空港近くの瀬長島ウミカジテラスです。白を基調としたおしゃれな施設で、さっそく沖縄らしい雰囲気を味わいました。天気が良ければ美しい夕日が見られたのですが、あいにくの天候と時間帯で、残念ながらお預けとなってしまいました。それでも、目についた飲食店でテイクアウトに駆け込んだり、目星をつけていたお店でTシャツを購入したりと、思うままに楽しむ様子が見られました。

 

 その後1時間ほどバスに揺られ、宿泊先のホテルへ到着しました。夕食は、ビュッフェかBBQのどちらかを選びました。とくに男子生徒は何度も何度もおかわりをしており、「(キャパシティが)わかりません」と、シメまでたっぷりと堪能していました。

 

 沖縄に来るまでに大きなハプニングもなく、一日を終えることができました。2日目も楽しく学びある時間となるよう願っています。

0

10月9日(木) 秋空のもと体育祭を実施!

秋も深まり日中でも過ごしやすくなった10月9日(木)、すみわたる青空の下で体育祭が行われました。いろいろと工夫を凝らし、全体のプログラムはもちろんのこと、選手宣誓も赤団と青団の両団長で組み体操をして行うなど、様々な場面で生徒達の活躍が見られました。

学年対抗の競技ばかりでなく、学年混合の縦割りチームの競技、障害物競走やしっぽ取りなどの個人競技、綱引きや大玉転がし、そしてドッジボールなどのチーム競技もあり、多種多様なプログラムで競技にも応援にも熱が入った1日となりました。

選手宣誓

 

 

 

 

 

            ・輪投げ                  ・大玉転がし

 

 

 

 

 

 

・お邪魔女玉入れ              ・綱引き

  

 

 

 

 

 

・しっぽ取り                ・障害物競走 

 

 

 

 

 

 

・段ボールツムツム             ・デカパン 

 

 

 

 

 

 

・ドッジボール               ・水運び 

 

 

 

 

 

 

・ダンス                  ・大縄飛び 

           ・団対抗学年リレー

0

 令和7年度グッドマナーキャンペーンを実施しました

 9月9日(火)~12日(金)の4日間、登校時の7:45~8:05の時間帯で、皆さんのご協力の下、グッドマナーキャンペーンを行いました。

 グッドマナーキャンペーンは、公共マナーの大切さや交通ルールの遵守を呼びかけるキャンペーンを県下一斉に実施する期間です。今年度も門前中学校に加え、門前東・西小学校との合同挨拶運動も兼ねて、小学校・中学校・保護者・地域との連携を図り実施しました。生徒たちは登校時、交通ルールを守り、元気に挨拶をしていました。ご協力ありがとうございました。

0

『門高祭 響 ~協力で作る僕らのステージ、                 今日を最高の思い出に~』

 8月30日(土)、門前高校体育館と門前会館が会場となった『門高祭(文化祭)』が開催されました。当日は、天候にも恵まれ、たくさんの人々が来場されました。

 今年は、吹奏楽部の発表、全校生徒による合唱、各クラスの模擬店CM、模擬店の営業のみならず、地元総持寺での地域の方々も交えた脱出ゲームなど盛りだくさんの内容となりました。

写真も一部ですが、掲載します。

吹奏楽部の発表

 
全校生徒による「ダーリン(Mrs. Green Apple)」合唱

各クラスの模擬店CM 

模擬店の様子

總持寺 祖院での脱出ゲームの様子

0

7月8日(火) 石川県立音楽堂にて、野村萬斎さんによる「山月記・名人伝」を鑑賞

 石川県立音楽堂のアーティステック・クリエイティブ・ディレクターも勤める狂言師の野村萬斎さんが、「子どもたちに本格的な舞台を楽しんでほしい」との思いで始まった舞台「山月記・名人伝」公演。今年は、能登高等学校と本校が石川県立音楽堂に招かれ、本物の舞台芸術を鑑賞してきました。

 単なるお芝居ではなく狂言の手法や古典芸能の技法を取り入れた舞台で、生徒達は作者である中島敦の世界を十分に堪能し、「役者さん達の表情や声、動きによって物語が立体的に感じられた。」、「2つの物語から自分を制することの難しさを感じ、日々の中で感情に流されず、努力を続けようと思った。」、「弱さを含めて自分自身を認めてあげることの大切さが分かった。」、「文章を読むことでは味わえない迫力、登場人物の心情などを感じることができた。」、「努力してきたことに誇りを持って生きるべきだと思った。」、「本当に大切なことは何か、自分を見失わずに生きるにはどうすればいいのかを考えさせられた。」というような感想があがっていました。

     野村萬斎さん(下)が中島敦氏(下)になりきって生徒達に語りかけ

     「山月記」より トラとなった李徴がウサギを食らうシーン

      「名人伝」より 目を見開いて虱(しらみ)を見るシーン

     終演後は、能登高校と本校の生徒会長がお礼の言葉を述べました

 

0

第107回全国高等学校野球選手権石川大会3回戦

 令和7年7月20日(日)、第107回全国高等学校野球選手権石川大会の3回戦、門前高等学校と遊学館高等学校の試合が行われました。第1試合にもかかわらず、門前側のスタンド席はたくさんの人々でにぎわっていました。門前高校からも、多くの生徒がかけつけてくれました。多大なる声援を送ってくださった皆様、誠にありがとうございました。

 初回の第一打席に立ったのは、背番号6番 山本健文です。1ボール1ストライクから3球目、低めのスライダーを打ち上げると、そのままレフト越えのホームランとなりました。石川大会通算900号となる先頭打者本塁打は、門前高校の強さを象徴するかのようでした。

 このホームランは遊学館高校にも緊張感を与えることになりました。門前高校が2点を先制する3回裏、相手の猛攻にあって逆転を許してしまいます。4回裏にはさらに3点追加され、3対7と4点を追う厳しい状況になりました。流れを持っていかれたかと思われましたが、門前高校の選手たちの目はギラギラと輝いていました。5回表、1アウト2塁の場面で、背番号3番 石崎雅治がヒットを放ち、1点を返します。さらに、クーリングタイム明けの6回表、1アウト2塁の場面で、背番号6番 山本健文がツーベースヒットを打って1点を追加すると、続いて打席に立った背番号4番 丸井颯人のスリーベースヒットで6-7となります。あと一歩という状況で、頼れる主将、背番号5番 大豊瑠侍の打った2球目はショートゴロとなりますが、3塁ランナーが帰ってきて見事同点に追いつきました。しかし、7回以降に門前高校の点が動くことはありませんでした。

 先発の背番号1番 石田煌峨、次いで背番号11番 茶畑隼佑に続き、5回から登板した背番号10番 坂井稜成は、力強くも落ち着いた制球で8回まで無失点に抑えます。9回裏、ノーアウト2・3塁であっても、彼らなら守り切れる、チームで勝つことができると誰もが信じていました。そんな期待もむなしく、高く放たれた球はセンター越えのヒットとなり、7対8、遊学館高校のサヨナラ勝ちとなりました。

 選手宣誓には「全力プレーで諦めない姿を見ていただき、笑顔と感動を届ける」とありましたが、3年生の勇姿は、全国に笑顔と感動を与えるような素晴らしいものでした。最高の仲間と、最高の笑顔で戦った、最高の時間をともに過ごせたこと、本当に誇らしく思います。悔しさはもちろんありますが、長期にわたり応援してくださった皆さま、そして選手を支えてくださっている保護者の方々には感謝申し上げます。これからも門前高校野球部を温かく見守っていただきますよう、お願いいたします。

 

0