子どもたちのようす

道徳の授業(1年)

入学してから、はや2か月たった1年生の道徳の授業です。

1組は友達について、2組はきまりについて話し合っていました。それぞれのクラスでは、道徳の資料を読み、お話に出てくる登場人物の気持ちを考えて、発表していました。友達について考える授業では、せっかくもらったおいしいさつまいもをうさぎさんに分けてあげる場面で、くまさんの気持ちを発表したくて、たくさんの子が手を挙げていました。きまりについて考える授業では、授業の最後に、学校のきまりについてどんなきまりがあるかを確かめ合っていました。どちらのクラスも、たくさんの子どもたちが手をあげて元気いっぱいに発表していました。また、話を聞く子も、相手の方を向きしっかりと話を聞けていました。2か月の成長を感じました。

道徳の時間は、気持ちを考えて発表するので、答えはありません。いろいろな人の考えを聞くことで、自分には今までなかった考えに気付くこともあります。また、自分の生活を見つめなおす機会になることもあります。一度お子さんの道徳の教科書を開いてみて、どんな資料で学習しているのか読んでみてください。

 

 

 

 

 

雨にも負けず

雨が降り続く月曜日となりました。休み時間に大好きな運動場や遊具コーナー、松林で過ごすことが出来なくなり、子どもたちは少しつまらないかもしれません。職員室にいると、1階プレイルームから、とっても元気な「1.2.3、4・・・」という掛け声が聞こえてきました。のぞいてみると、1年1組の子どもたちが準備運動をしています。1年生の係の子が、みんなに体操の指示を上手に出していました。けがを防ぐために、しっかりと体ほぐしをしているようです。

となりの体育館では1年2組が、自分たちの考えで、運動の場を作り上げている授業をしていました。どんなコースを作ると楽しめるかという話し合いでした。

2階理科室では、自分たちの授業で使うモーターカーを4年生の子どもたちが一生懸命作っていました。たくさんの部品があり、上手につくらないと動きません。説明書も複雑で、なかなか手ごわいです。そんな中、理科の先生が、自分がモーターカーを作る様子を撮影したものを動画で繰り返し見せていました。子どもたちは、自分の作業と照らし合わせて、先生の作り方を大いに参考にしていました。

5年生の教室へ進んでみると、外国語の授業でした。クラスの友達にバースデーカードを送るために、カードを作っていました。カードづくりに必要な道具を、英語を使って先生に伝えていました。先週から、5年生は、3階の普通教室から2階の多目的室へと教室移動しており、教室内の移動もスムーズにできるようになっていたため、子どもたちも楽しそうに授業していました。

 

2年生の教室では、こんな道具があったらいいなと思うものを考えてまとめる学習をしていました。「なんでもできる椅子」「頭がよくなるえんぴつ」 「ウイルスおまもり」など、子どもたちの必要感があふれているグッズがたくさんありました。

 

湿度が高く、じめじめとした空気の中でしたが、子どもたちは、雨にも負けず一生懸命授業に取り組んでいました。

 

とはいえ、この季節は、大人も子どもも体調を崩しがちです。これからも、早寝早起き朝ごはんで、子どもたちが学校で一日を楽しく過ごせるよう、ご家庭でも応援をお願いいたします。

 

かんさつ名人(1年)

校内を歩いていると、児童玄関前の日陰ゾーンで1年生が学習していました。

何をしているのかなと近づいてみると、あちらこちらから「教頭先生、見てください。」「先生、上手にかけたよ。」とたくさんの声がかかりました。どうやら、自分たちの育てているアサガオを観察して、スケッチしているようです。

 

 

 

「ぼく、こんな色にしたよ。」と見せてくれた子は、茎の部分にほのかに見える紫色や赤色を緑の中に書き足していました。

「この葉っぱ、ざらざらしているよ。」と手触りを教えてくれた子もいました。眼だけでなく、触感も使って観察しているようです。

葉の形も、細かなところもよく観察して本物そっくりに書いています。

観察名人がたくさんいました。すごいなと感嘆して1年生の教室をのぞくと、そのコツが少しわかりました。

教室前面の大型テレビに葉っぱの画像が映し出されています。外に出て、観察する前に、みんなで画像を見ながら葉っぱについていろいろと気付いたことを発見していたようです。ただ観察するのではなく、みんなで発見したことを共有してからの観察は、感性を伸ばしてくれていたのですね。

人権教室・人権の花

内灘町人権擁護委員の方々が来校され、環境委員会の子どもたちに「人権」についてお話してくださいました。子どもたちは、人権擁護委員の方のお話をしっかりと聞き、質問にもはきはきと答えていました。その様子に、委員の方々も「向の子は、すごいね。」と何度もほめてくださいました。

人権教室の終わりに、内灘町から寄付していただいた「人権の花」を贈呈していただき、そのあと、いただいたお花をみんなで花壇に植えました。これから夏に向かって、今日みんなで植えたお花がどんどん増えていくといいですね。

環境委員会の皆さん、今日はたくさんのお花を植えてくれてありがとう。

 

 

 

内灘町器械運動交歓会(校内)

4年生の器械運動交歓会。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、他校の児童との交流を断念しました。校内実施とはなりましたが、4年生の子どもたちは、一生懸命練習を積み重ねてきました。先生方の熱心な指導で今までできなかったことができるようになった子、お互いの頑張る姿や演技する姿に影響を受け、自分の力をさらに引き出すことができるようになった子など子どもたちのかがやく姿が見られた練習期間でした。

本番は、校長先生が見守る中、自分たちの今までの練習の成果を立派に発揮することができました。体育館にピリッと引き締まったとてもいい空気が流れていました。

演技をするときだけ、マスクを外して行いましたが、口元がきりっと引き締まったいい表情がたくさん見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そろえる 整える

ある日の学校の様子です。学校を巡視していると目についた光景を紹介します。

まずは、児童玄関の様子です。

 

かかとをげた箱の端に合わせて並べています。いろいろな大きさ、色、デザインの外ばきですが、げた箱へのしまい方がそろっているので、見た目がすっきりと整っています。

 

次は、特別教室で授業している間の空き教室の様子です。

 

椅子がしっかりと収まっていて、列が揃えられているので、見た目がすっきりと整っています。

次に、3年生の毛筆書写の授業をのぞいていました。

机の上の道具の置き方もすっきりとしていて、先生が半紙を配る際には、手を膝に置いて、静かにまっていました。みんなの気持ちがそろっています。

さらに、校内を歩いていると、理科室から、元気な声が聞こえてきました。

 

理科の実験に入る前の説明を先生が道具を実際に使いながら進めていました。どの子の視線も先生の方向にそろっています。

 

ほんの20分ほど校内を歩いたのですが、子供たちの心や態度がそろっている光景が次々に目に飛び込んできました。

そろえることは、心を整えることの表れだと思います。向っ子は、普段の生活や授業の中で、気持ちを整えて過ごしているのだなと思うとうれしくなりました。

まわりが整っていると、自分も周りと揃えようとする場面もありますが、自分で考えてきちんと整えられる子もたくさんいます。きっと、家庭での声かけや日頃の生活習慣から培われているのだと思います。学校と家庭での良い姿がつながりあっているのだと実感した時間でした。

1年生の初めてのGIGA

GIGAスクールで1人1台のタブレットが貸与されていますが、1年生がついに自分のタブレットを開いてみました。使えるようにするためには、自分のアカウントを登録しなくてはいけません。先生からもらったアカウントカードを見ながら、メールアドレスの登録、パスワードを打ち込んでログイン!と手順を踏むのですが、パスワードは不特定のローマ字と数字の羅列で、たくさんのキーボードからローマ字を探し出すのに一苦労。サポートに入っている支援員と教員が子供たちに声をかけながら教室を回り、何とかログイン成功!

画面が出てきた瞬間の1年生は「やったー」「先生、できました!」と思わず声に出して喜ぶ姿が見られました。今日は、ログインするのに時間がかかり、そのあとは、安全に電源を落として充電庫に収納するところまでを体験しました。

 

 

マラソン大会

気持ち良い晴天の中、マラソン大会が行われました。

今年度は感染症対策として、保護者の方々には応援をご遠慮いただきました。ご協力ありがとうございました。また、全校児童による応援も行わず、低学年・中学年・高学年ごとに外へ出て大会を実施しました。

スタートするときの間隔をあけるために、スタート地点に印を入れたり、ゴール後は呼気が激しくなるため、間隔をあけて待機できるよう玉入れの玉でマーキングしました。また、熱中症対策として、準備運動の後、全員マスクを外してからスタートを切りました。上位を目指して最初からすごいスピードで走り出す子、最後まで走りきることを目標にして自分のペースを意識して走り出す子。一生懸命走るクラスメートを応援する子などいろいろな子どもたちの姿が見られました。高学年のゴール地点で、5年生が「もう、6年生とはいっしょに走れないんだね。」と話していた姿が印象的でした。

マラソン大会当日の朝の健康観察や同意書等へのご協力ありがとうございました。

 

   

 

 

  

  

  

  

  

 

自分たちの学力を確かめる

26日(水)は、4年生・6年生が県の学力調査、5年生が町の学力調査に取り組みました。4年生は、国語と算数、6年生は、理科と社会、5年生は、国語、算数、理科、社会にとそれぞれ取り組みました。

自分たちが今まで学んできた力がどれくらいあるのかを確かめる調査です。どのクラスも真剣に最後まで取り組む姿が見られました。

27日(木)は、6年生が全国学力・学習状況調査に取り組みました。今日は、国語と算数です。6年生は、学力調査が二日間続きました。よくがんばりました。

 

 

 

マラソン大会にむけて

今日は、マラソン大会に向けてコースの試走がありました。試走と言っても、実際に全力で走るわけではありません。実際のコースを確かめることが目的なので、ゆっくりと列を乱さず歩いたり、スロージョギングのようなペースでゆっくりと走ったりしました。また、コロナ対策のためスタート地点では、間隔を示すラインが引いてあり、そこからのスタートとなります。ゴールでは、呼気が激しくなっていることが想定されるため、間隔を確実にあけて待機できるよう赤玉でマーキングがしてあります。そのため、スタートの仕方や、ゴール後の待ち方についても指導がありました。

今年は、保護者の方や他の学年による応援はありませんが、かけあし運動で培ってきた走力を発揮できるといいなと思います。

 

 

体力テスト

4年生から6年生の児童を対象に、体力テストを行いました。

ソフトボール投げや長座体前屈、反復横跳びなどの種目に取り組みました。コロナの影響で、呼気が激しくない種目や場所の移動はマスクをつけながらの体力測定になりました。共用の道具は使うたびに職員が消毒したり、外でソフトボールをしてきた後は校舎内でまず手洗いをしたりといつもにはない作業が入るため、少し時間はかかりましたが無事に実施することができました。学校では、子どもたちの体力測定の結果をもとに、これからの体育の授業づくりに生かしていきます。

 

 

クラブ活動

今日は、高学年の子どもたちが楽しみにしているクラブ活動がありました。適度な距離を意識しながらのクラブ活動ですが、楽しそうに活動していました。天気も朝から少しずつ回復してきたので、6時間目のクラブの時間には、外でサッカーをする姿も見られました。

昔遊びクラブでは、百人一首に挑戦していました。みんなが同じ方向を向いて、自分の札をとる練習をしていました。百人一首は取り札に「なほ」と書いてあっても、読み手は「なお」と発音するので、なかなかお目当ての札が見つからず目をきょろきょろしている子もいました。貴重な経験ができたようです。

 

 

 

英語で自己紹介(5年)

外国語の時間に、5年生は英語で自己紹介が出来るようになりました。

そこで、内灘町の国際交流員小河・ベンジャミンさんと、内灘中学校ALTのマンギリッド・ベンジャミンさんのお二人をお迎えして、自己紹介にチャレンジしました。少し様子をのぞいてみると、その流暢な英語での自己紹介にびっくり。授業で練習した自己紹介文を上手にお話したあと、ベンジャミンさんたちが予定外の質問を子どもたちにしていました。子どもたちは、即座に自分の知っている英語を使って、答えを返していました。英語の力が着実に身についていることが伝わった一コマでした。

本日ご協力いただいたお二人のベンジャミンさん。本当にありがとうございました。

 

 

授業の様子から(3年・2年)

午後からの授業の様子をのぞいてみました。

3年生の教室では、「話す・聞く」力をつけるための授業をしていました。お友達のお話を聞いて、もっと聞きたいことを考える授業です。友達との間隔を適度に開けて、しっかりと聞き合っていました。

 

2年生の教室をのぞくと、新出漢字の学習をしていました。「太い」の感じの特徴をつかむために、似ている漢字を考えていました。「大きい」「犬」という発表が続きました。自分の考えをしっかりと話す子、友達の考えをしっかりと聞く子がたくさんいました。

 

となりの2年生の授業では、どうして廊下を走ってしまうのかを話し合っていました。パソコンに自分の考えを書いて、先生に提出。その後、みんなの意見を画面で見ていました。まだまだ、使い始めたばかりなので、「先生、ぐるぐるになっています。」「分かりません。」「次進んでもいいですか。」と一人一人のSOSの声が教室を飛び交っていましたが。新しいものを使うときには、最初は何でもトラブルがつきものです。とにかく、使っていくことで、道具としてスムーズに使えるようになると思います。いろいろあったけれど、最後は、みんなの考えを画面で確認出来て楽しそうな2年生でした。

 

避難訓練(火災)をしました

新型コロナウイルスで、いろいろと教育活動は制限を受けている中ですが、避難訓練を計画通り実施しました。天災や事故はいつ起こるかわかりません。そんな時に、自分の命を守るためのどんな行動をとることが大切なのかを学ぶ大切な訓練です。特に、1年生は、向粟崎小学校の避難経路を学ぶいい機会になります。今回は1階が火災現場という想定で、避難しました。防火シャッターが下りている中で、非常用扉を使っての避難行動でした。

有害な煙を吸い込まないように気を付けながら、運動場に避難しました。運動場では、いつもより間隔を空けて待機する等の感染対策をとりました。

このあと、学校では、地震の避難訓練、不審者対応の避難訓練など様々なことを想定しての避難訓練を予定しています。

 

 

新型コロナウイルス感染症から身を守るために

石川県では感染者数の増加が著しく、県独自の緊急事態宣言も発出されました。本校では、本日の朝学習の時間帯に、テレビ放送を使って保健安全指導を行いました。

子ども達はテレビの画像を見ながら養護教諭の話を真剣に聞いていました。自分や家族を守るための大切なお話でしたので、指導の際に使用したスライド資料のうち、いくつかを紹介したいと思います。

ご家族でも、くりかえし、何度でも、感染症対策について話し合ってみてください。また、どんなに予防対策しても、感染してしまうこともあります。その時には、もし感染したのが自分だったらという視点で、相手に温かい気持ちで対応することが大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての給食(1年)

令和3年度がスタートしてようやく1週間がたとうとしています。

今日は、1年生の初めての給食の日。

本校では、新型コロナウイルス感染症対策のため、教室の中が密になることを避けて、廊下で配膳をしています。

盛り付けの仕事がある子は、きちんとエプロン、三角巾をして身支度も完璧でした。

配膳室から、係の子が、ワゴン車を運んできます。みんなの給食をこぼしてしまっては大変とばかりに、慎重にそろりそろりと運んでいます。

担任の先生は、「上手だね」と褒めながらそばについています。

 

教室前の廊下に到着したら、盛り付けの準備です。係の子どもたちは、スムーズに盛り付けをするために、先生のアドバイスをしっかり聞いています。

友達におぼんを手渡しする子、ごはんやおかずを盛り付ける子、盛り付けられたご飯やおかずを友達のトレーに置いてあげる子など、それぞれに自分の仕事を一生懸命取り組んでいます。

 

 

おいしい給食も、みんなが気持ちよくお仕事をしてくるおかげです。

メニューは、カレーライスと福神漬け、ウインナー、牛乳。

初めての給食はおいしかったかなと聞くと、一斉に「おいしー。」「最強や。」「まだまだ食べられるくらいやわ。」と感想を教えてくれました。

 

 

 

1年間ありがとうございました

本日五時間目に、各教室でテレビを通して修了式を行いました。石川県読書感想文コンクール入選、町スピーチフェスティバルの表彰、スポチャレいしかわの記録賞、はまなす自学帳の表彰など、頑張った子どもたちの表彰式をしたあと、校長先生のお話と春休みの生活のお話を聞いて修了式を終えました。

1年生から4年生が下校した後、5年生は全学級の机と椅子を来年度に向けて移動する作業をしてくれました。てきぱきと仕事をこなす姿に、これからの学校のリーダーとしてのたくましさや責任感を感じました。

さて、明日から、春休みです。

生活のリズム等に気を付けて安全で楽しい毎日をお過ごしください。

一年間、学校へのご支援ご協力、ありがとうございました。

 

5年生のみんなで凧揚げをしました。

 5年生が制作した凧ですが、世界の凧の祭典の中止に伴い、揚げる場がなくなってしまいました。せっかく思いを込めて作った凧を揚げないなんてもったいない!ということで、晴れて風の条件も良い本日、5年生みんなで凧揚げをしました。最初は苦戦していたみんなでしたが、徐々にコツを掴み、ぐんぐん高く揚げていました。思いっきり走って揚げようとしたり、風を感じながら紐を緩めたりするなど、思い思いの方法で工夫しながら楽しんでいました。晴れ渡る空と、みんなの輝く笑顔が爽やかな風を運んでくれていました。

令和2年度卒業証書授与式を挙行いたしました。

 17日(水)に、卒業証書授与式を挙行いたしました。

在校生代表として5年生が参加しました。5年生は、今までお世話になった6年生のために、大きな声で歌ったり、心をこめて別れの言葉を言ったりしてくれました。在校生代表としてとても立派な姿でした。準備や片付けにもがんばってくれました。

卒業生は、5年生とお家の方に見守られながら、晴れ渡る空にも負けない、晴れ晴れとした表情で思い出の校舎を後にしていました。

両担任へのサプライズを計画するなど、最後まで心優しく、温かな姿を見せてくれました。特に、この一年間は下級生に優しく分かりやすく接していくことを心掛けてくれました。心優しいみんなの良さが溢れた一年間でした。

卒業生のみなさん。素晴らしい向粟崎小学校を作り上げてくれてありがとうございました。