子どもたちのようす

10月 がらがらどんのお話会

お話ボランティアグループ「がらがらどん」のみなさんに来ていただいて、10月のお話会を行いました。

1限は1年生、2限は4年生にお話を読んでいただきました。

1年生のテーマは「なかがわりえこさんの本」「海の生き物の科学絵本」です。1年生がらがらどんさんのお話会(10月).pdf

優しいお話や海の生き物についての絵本だけでなく、楽しい手遊びや想像力を働かせる素話など、子どもたちは集中してお話に聴き入っていました。

手遊び「いわしのいらき」

素話「お月様の話」

目に見える「絵本」がない分、想像を膨らませて聞いています。

 

4年生のテーマは、10月に国語で学習した「ごんぎつね」の作者の、新美南吉です。4年生がらがらどんさんのお話会(10月).pdf

「こどものすきな神様」「にひきのかえる」など、優しいのにどこかせつなさも感じられる新美南吉の世界に、子ども達は聞き入っていました。

「がらがらどん」のみなさんには、毎月1回、来ていただいて、それぞれの学年に合わせたテーマでお話会をしていただいています。小さい頃から家族に絵本を読み聞かせてもらっていて本が大好きな子も、そういう機会があまりもてなかった子にも、本に興味をもつきっかけとなればと願っています。

5年生 有機農業講座

 10月13日(金)に5年生を対象とした有機農業講座がありました。MOA自然農法文化事業団の細川洋幹さんから、有機農業のよさについてお話を聞きました。普通の農作物よりも値段は高いけれども、環境に配慮した持続可能な育て方をしており、味もおいしいのだそうです。お話の後に、新聞社やテレビ局の取材も受けました。

 お店で「有機ジャスマーク」のついている食品を見つけて食べて、味の違いを感じてみましょう。

運動会ふりかえりすごろく part2

向小オリジナル「運動会ふりかえりすごろく」

1年生も頭を突き合わせて、うれしそうにさいころをふっています。

消しゴムのコマで、「1、2、3、4、・・・・・・」と進め、止まったマスの質問を次の番の子が上手に読み上げ、質問しています。手を出し、「どうぞ!」という仕草はまるで本当のインタビューアー

4年生 視覚障害者協会の方との交流授業

4年生は総合的な学習の時間に、障害のある方の生活について学習をしています。その一環として、10月12日(木)石川県視覚障害者協会の方に来ていただいて、交流授業を行いました。

はじめに、どのようにして歩いているのかという質問に対して、白杖の使い方を見せていただきました。

また、黄色い点字ブロックの説明では、実際に「進める」「止まる」の点字ブロックの模型を使って、児童の一人が実際に足の裏で乗って判別できるかの体験をさせていただきました。

どこに何があるのかを説明したり覚えたりするときに時計の針の方向で示す方法(クロック・ポジション)の話では、

「おー!」

「わかりやすい!」

点字を指先ですらすらと読まれた場面では、

「すごい!」

「速い!」

と子ども達から感嘆の声があがりました。

また、「一番こわかったことは何ですか」という質問に対しての、

「一人でいるときが一番こわい。人のサポートがあるから生活できる。」

という回答には、多くの子が神妙な顔でうなずいていました。

子ども達は、世の中には障害のある方がいらっしゃるということを頭では理解していても、その方々の苦労や心情を想像することは今まであまりなかったでしょう。

今回の交流授業が、世の中のいろいろな方に対する思いやりをもつきっかけになればと思います。

すごろくで運動会のふりかえり

向小オリジナル「運動会ふりかえりすごろく」で、運動会のふりかえりをしました。このすごろくは、「話す・聴く学習」の一環として、10月に全校で取り組むことになっています。

さいころをふって、質問の書いてあるマスに止まったら、次の番の子が止まった子にその質問をします。

「一番くやしかったことは何ですか」の質問のマスにとまった子は、

「ウルトラタイフーンで負けてしまったことです!」

と答えていました。

また、「一番好きな応援をみんなでやってみましょう」というマスでは、グループのみんなで応援歌を歌ったり、「最強の きずな ぜったい 優勝 つかみとれ!」と手拍子に合わせて声を張り上げたり・・・。

「話す・聴く」トレーニングをしながら、みんなで力を合わせた運動会をふりかえる、いい時間になりました。