総合学科ニュース

【3年総合学科】「総合的な探究の時間」七尾市の避難所へクッキーを配布

 科目「総合的な探究の時間」に総合学科農業系列3年生の食品加工班が七尾市で最後の避難所となっている矢田郷地区コミュニティセンターでクッキー100袋を配布しました。農業系列3年生は、1年間を通して七尾市への地域貢献、高校生だからこそできる支援活動を通して被災された方に勇気と元気を届けることを目標に活動を行っています。今回の配布はその第一弾として実施しました。

 3年生9名がクッキーを製造、包装し、1人1人が被災された方に向けてのメッセージを書いたラベルも作りました。また、機械システム科の先生の力も借り、本校の校章と「がんばろう 能登」の2種類の焼き印を制作してもらいクッキーに印字をしました。こうしてできたクッキーを集まってくださった避難されている方々に手渡しで配布を行いました。また、避難されている方とお話をするなどして笑顔のあふれる交流を行うこともできました。生徒の中には家に大きな被害を受けた生徒、長期間断水に苦しんだ生徒もいます。そのため、避難されている方と今回の地震について真剣に話をしている姿がとても印象的でした。避難されている方からは「たくさん作ってくれてありがとう!」「文字が入ってる!すごい!」などの声をかけていただきました。

 今後も被災地の学校としてできることを全力で取り組んでいきます。

  

 

 

【1年総合学科】農業法人見学を行いました

 科目「産業社会と人間」で14Hと15Hが農業法人見学に行きました。本見学会はいしかわ農業総合支援機構が企画・実施をしていただき、志賀町にある「ゆめうらら」さんにお邪魔をさせていただきました。

 最初に社長の裏さんから会社の概要やこれまでに取り組んだこと、社会人になった時に必要な資質などについて講演していただきました。そのあと、営業部の若手社員である山澤さんから「ゆめうらら」に就職しようと思った経緯や今している仕事について、社会人の先輩としてのアドバイスということで講演をしていただきました。次に山澤さんがしているドローンの作業風景を見学させていただきました。スマホでルートなどを設定すると自動でそのルートに薬剤や水を散布してくれ、終わったら基地に戻ってくる様子を見させていただき、農業の最新技術を目の当たりにして生徒は興味津々といった様子で見学をしていました。

 普段学校の授業では聞くこと、見ることができないことを今回は聞いて、見ることができたのでとても良い機会になったと思います。1年生はまだ系列を選択していないので選択の参考にもなったのではないかと思います。

 講演をしていただいた裏社長、山澤さん、見学会を企画・実施していただいたいしかわ農業総合支援機構の皆さんありがとうございました。

 

    

 

    

【2年総合学科】サツマイモ定植体験③を行いました

 先週からスタートした小学生、園児とのサツマイモ定植体験も今回で3回目となりました。3回目は西湊保育園の園児19名が参加してくれました。元気いっぱいの挨拶からスタートし、生徒が紙芝居でサツマイモの苗について紹介しました。その後、生徒と園児がグループになって畑まで一緒に行き、まずホーラーで植える場所のマルチを剥がしました。そして、シャベルを持って園児が深い穴を掘り、苗を定植しました。今回植えた品種は金時です。植え方は船底植えというやり方で植えました。生徒も園児との接し方、教え方が回数を重ねるごとにうまくなっており、生徒の成長を感じられた定植体験となりました。残すはあと1回で最終回は本宮のもり幼保園の園児たちと行う予定になっています。今回の定植体験については6月12日の北國新聞朝刊にも取り上げられていますのでぜひご覧ください。

 

    

 

     

 

【2年総合学科】「果樹」モモの袋掛けを行いました

 農業科目「果樹」でモモの袋掛けを行いました。既に2・3年生の実習で摘果が終了し、1つの枝に1個の実がなっている状況です。袋掛けは病害虫から守ることや外見を美しくさせるために行う作業です。まだ、大きさは成長途中であるためテニスボールより小さいですが、これから7月の収穫に向けて大きく成長し、みずみずしくておいしいモモができる予定です。本校で栽培したモモは残念ながら販売はされませんが、生徒が自ら収穫して持ち帰る、ジャムとして食品製造の実習で加工するなどして使われます。加工したモモジャムは9月にJA直売所などでも販売される予定なので見かけた際はぜひご購入ください!今後はナシの袋掛け、リンゴの袋掛けと続いていきます。

 

   

 

   

【総合学科・農業系列】校内販売が始まりました

3年生「野菜」

 4月11日にハウス内に定植したキュウリは順調に生育し、現在は背丈が2m以上にもなっています。5月の下旬から収穫が始まり、毎日袋詰めして出荷しています。

6月6日、今年度最初の校内販売が始まりました。1時間目の実習でキュウリを収穫し、そのまま袋詰めしました。新タマネギやスナックエンドウ、ゼラニウムの鉢植えといっしょに玄関前に並べました。

週に一度、木曜日の午前中(9:15~)を基本にして、農場で生産している農産物を販売しています。ぜひご利用ください。

【2年総合学科】「サツマイモ定植体験」

 6月4日に朝日小学校の2年生25名とサツマイモの定植体験を行いました。本活動は本校でコロナ渦の年を除き毎年実施しています。最初に紙芝居でサツマイモの苗について紹介を行いました。その後、小学生5人と本校生徒4~5名でグループを作り、定植を行いました。本校生徒には事前に植え方のレクチャーをしてあったので小学生に丁寧に教えながら仲良く定植する姿が見られました。生徒も前の日から「明日楽しみ~」といった声も聞こえ、終わった後に感想を聞くと「楽しかった~次はいつ?」などと次の定植体験を楽しみにしている様子でした。朝日小学校の皆さんも笑顔で帰っていかれたのでよかったです。次は9月の収穫体験で再会できるのを楽しみにしています。

   

 

   

 

 

【3年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」でクッキー(塩きなこ味)の製造を行いました。3年生は今年に入って3回目のクッキー製造ということもあり、回数を重ねるごとにうまく生地を均等な厚さで仕上げることができていました。生徒も「生地を伸ばすのも、型を取るのも手際よくできた。前よりやり直しも少なく、成長を感じた」と生徒自身も成長が感じられるぐらいに上達していました。3年生は少ない人数での実習ですが、全員が片付けまで頑張って作業をしていました。また、今年度からは大きい新しい型を使って製造をしています。人間やハート、星などこれまでにはなかった型を使ってクッキーを作っていますので手に取った際は見てみてください。

 生徒たちが作ったクッキーはJA直売所2か所で販売される予定ですので立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

 

   

 

 

【総合学科2、3年「野菜」】「何の野菜の苗なのか」

■  「何の野菜の苗なのか」―野菜苗の鑑定(2024/5 総合学科・農業系列)

2・3年生「野菜」

 野菜苗の栽培・出荷が一段落しました。最後のまとめは苗の鑑定です。

「何の野菜の苗なのか」 夏野菜を中心に、苗の段階で葉の形状や色、茎や花など全体の様子を見て「野菜の名前」と「科名」を答えます。

1問を30秒で判断し解答用紙に記入します。合計10問あります。事前の授業で個々のクロムブックに苗の写真に撮り、名前と科名を記録しました。鑑定直前にも復習しました。さて結果は…。

解答し終わった後、全員で答え合わせをしました。写真で見るのと実物とでは、生育具合に違いがあることもあって、思いのほか不正解の生徒が何人もいてびっくりです。折に触れて、栽培している野菜の名前と科名を確認しなければと感じました。卒業までには、苗を見れば何の野菜かがすぐわかるようになってほしいです。

【2年総合学科】「果樹」梨の摘果を行いました

 農業科目「果樹」で梨の摘果を行いました。梨は3~5個程度の果実がひとまとまりとなって実っています。このままでは、栄養が十分に行き渡らずうまく生育せず、小さい梨になってしまいます。そこで、3~5個の果実から1つ選び、それ以外は取り除きます。この作業が摘果です。摘果を行うことで1つの果実に栄養が十分に行き渡り大き       な果実へと成長することができます。

 本校には、新水、豊水、新高の3品種あり、全部で14本の木があります。今回は、2年生が2時間で班別に分かれ、すべての木の摘果をしました。果実を探し、摘果するという地味な作業でしたが、はしごやビールケースに乗って一生懸命果実を探して摘果を行っていました。最初は「先生、この場合はどれを摘果したらいいですか。」といった質問が多くの人から出ましたが、慣れてくるにつれて迷うことがなくスムーズに摘果をすることができました。梨は今後、袋がけなどを行い、夏に収穫予定です。今後もリンゴ、桃、キウイなどで摘果作業を行っていく予定です。

  

  

   

【2年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」で3回目の実習を行いました。実習内容は本校の人気商品であるクッキーの塩きな

 こ味の製造です。今回の実習では、生地の成型のみを行いました。きなこが入っていることもありプレーン

のクッキーの生地よりもボソボソで、生地を綿棒で規定の厚さまで延ばすのが難しかったです。今年から使

い始めたハートやクマ、ウサギ、星などの大きい型も使ってバリエーション豊富なクッキーになりました。

 塩きなこ味のクッキーは珍しく、ほんのりときなこの甘味と塩のしょっぱさが絶妙にマッチしており、人

気商品になっています。塩きなこ味もJA直売所2か所(わかばの里、織姫の里)で販売される予定ですの

で立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

 

  

【1年総合学科】「農業と環境」トウモロコシの苗の観察と定植を行いました。

 農業科目「農業と環境」でトウモロコシの苗の観察と定植を行いました。苗を実際に見る前に先週植えた

種からどのくらい根や葉が成長しているのかイメージをしたものを最初に書きました。その後、実物を見

て、主根や冠根、子葉などを観察してスケッチを行いました。多くの生徒がしっかり特長を活かしたスケッ

チを書いていました。

 次の時間に苗の定植を行いました。最初にマルチに植える間隔ごとに印をつけ、ホーラーと呼ばれる道具を使ってマルチに穴を開け、そこに苗を定植します。定植する際は幼葉鞘と子葉の間まで土で埋めることが

ポイントで生徒たちは気を付けながら定植をしました。最後にたっぷりの水をあげて定植作業は終了です。

 夏休み前の収穫に向けてこれから追肥や生育調査なども行っていく予定です!

 

  

    

  

【2年総合学科】「食品製造」クッキー包装を行いました

農業科目「食品製造」で2回目の実習を行いました。実習内容は先週製造したクッキーの「包装」です。

 先週作ったクッキーをお客様へ販売するための重要な作業になります。初めての「包装」でもあるので最初

に全体の流れをレクチャーし、その後、各班に分かれてそれぞれの作業にとりかかりました。各班、しっか

り重さが合っているか、乾燥剤を入れる向きは合っているか、シールは真っすぐになっているかなど一つ一

つ丁寧に確認をしながら1つの商品にしていきました。今回の実習では81袋の商品を作ることができまし

た。

  今回の包装した商品は、中能登町にあるJA直売所「織姫の里なかのと」と七尾市になるJA直売所「わ

かばの里」で販売されます。一つ100円になっていますのでぜひお立ち寄りの際はお買い上げいただき食

べてみてください!

 今後はきなこ味などプレーン以外の味も製造していく予定です。                   

   

 

  

  

   

 

 

 

 

【2年総合学科】「食品製造」クッキー製造を行いました

 農業科目「食品製造」で今年度初めての実習を行いました。実習内容は本校の人気商品であるクッキーの

製造です。2年生は1年生の時に1度しかクッキー製造をしたことがありません。今回の実習では、原材料

を混合し、成型、焼成の各工程を確認しながら行いました。生地の成型では麺棒で規定の厚さまで延ばし、

型抜きで綺麗な形を作っていました。集中力を切らさずに全ての生地を時間内に成型し、焼成し終えること

ができました。

 生徒たちが作ったクッキーは不定期で木曜日に本校で行われる校内販売、JA直売所2か所で販売される

予定ですので立ち寄った際はぜひ買って食べてみてください!

   

                                                

   

【3年総合学科】「野菜」キュウリの定植を行いました

新年度最初の実習は、キュウリの苗を栽培ハウスに定植しました。

3月はじめに播種を行い、春休み中にビニールポットに鉢上げし定期的に追肥をしながら育ててきました。現在、3枚目の本葉が展開し始めています。株間を50cmに決め植穴を開け、ひしゃくで水を与えた上で苗を植え付けていきます。

キュウリの苗は折れやすいので丁寧に扱うこと、深植えにならないこと、雑草が生えているときは取り除くことなどに注意しながら、2畝70本余りのキュウリを植え付けました。

この後、わらのマルチをしたり成長に合わせてネットを張るなどの管理をしながら、5月中旬ごろの収穫を目指します。

「卒業式に向けての花壇整備」(農業系列)

2年生

 冬も終わりに近づき、春に向かって暖かくなってきました。そして、3年生の卒業式までいよいよ2週間となりました。そこで、総合学科農業系列2年生では、生物活用の授業で卒業式に向けた花壇の整備を行いました。

 卒業式に卒業生を華やかにお祝いするため、2学期から草花や生物活用の授業でプランターへの寄せ植えを行ってきました。3学期からは残念ながら地震による休校などもあり実習を行うことができませんでしたが、何とか卒業式までにプランターを玄関前に設置することができました。今回設置したプランターにはパンジーやビオラを定植しました。配置バランスに気を付け、何度も修正を行ったり、台を置いて高さをつけるなどより目立たせるためにたくさんの工夫をしました。

 本校へお越しになった際はぜひ玄関前で足を止めて見てみてください。

 

 

 

地震後初の実習

2年生「野菜」

 3学期初めての実習を行いました。農場で使用していた潅水用の地下水の配管が地震の影響で破損し水やりができない中でも、ハウス内外の野菜は枯れることなく生育していました。その中でも今回は、ブロッコリーとトマトを中心に収穫作業を行いました。

 ブロッコリーは頂花蕾を収穫した後の脇芽(側花蕾)が大きくなっていました。十分に蕾が膨らんでいるものを選んで、ハサミで切り取っていきます。水やりが十分でない中でも成長していることに感激しながら収穫しました。

 

 

 

ビジネス系列補習

12月25日からビジネス系列では、冬季補習を実施しています。1月に情報処理検定・簿記検定・ビジネス経済検定と重要な検定が続きます。冬休みですが、生徒は検定の合格に向けて、一生懸命に補習に取り組んでいます。

 

補習の様子

 

「熟練技能者によるフラワーアレンジメント実技指導」

2年生

 12月11日、18日の2週にわたって草花の授業で熟練技能者福岡さんをお迎えしてフラワーアレンジメントの実技指導を行っていただきました。11日の初日はフラワーアレンジメントについての説明をしていただき、バスケットアレンジの製作を行いました。ドーム型になるように吸水フォームに花を挿す位置や吸水フォームが隠れて見えないように花を配置するなどポイントとなる点を意識しながら作製しました。

 18日の2日目はL型のバスケットアレンジに取り組みました。ドーム型のアレンジよりも難易度が高くなり、L型のバスケットアレンジをする上で重要となる3つの三角形をうまく表現するのに苦戦していました。L型のバスケットには南天など学校の敷地にもある草花も用いり、正月飾りにふさわしいバスケットアレンジを作ることができました。講師の福岡さんからは例年にないぐらい作品の出来が素晴らしいとお褒めの言葉をもらいました。作った2年生は各々家に持ち帰って飾ったり教室に飾ったりするなどしていました。

 講師の福岡さん2週にわたってありがとうございました。

 

ハクサイの収穫が最盛期、焼き芋の試食も(農業系列)

2・3年生「野菜」 

 ハクサイの収穫が最盛期を迎えています。8日の実習でも行いました。

 畑に入って、まずは収穫適期のハクサイを選びます。ポイントはハクサイの頭を手で押さえて、固く締まっているかどうかを一個一個確認すること。実の充実しているものだけを包丁で切っていきます。この後畑から運び出し、外葉をはずし、害虫による食害がないかを確かめ、商品として調整し、袋に入れ箱詰めします。

 実習当初は動きの鈍かった2年生も、一連の作業の流れを理解した後半では役割分担をしながらテキパキと動いていました。この日は最終的に合計60玉を収穫・調整し、JA直売所に出荷することができました。

 片付け後は、待ちに待ったサツマイモの試食です。収穫後一か月以上保管し、でんぷんが糖に変わり甘みが増しているであろう安納芋を焼き芋にしました。試食してその甘さを確認します。

 安納芋からは蜜があふれています。実習をやり終えた充実感とともに、焼きたてホカホカの焼き芋を頬張りました。ねっとりとした食感、熱々のお芋にこの甘さ。文句なしにおいしいです。

 

 

 

 

生育調査も大詰め(農業系列)

2年生「作物」 

 2年生は一人一ポットずつ担当し、イネを栽培しその生育を観察してきました。刈り取って干していたイネの束を取り込み、収量調査に進みます。

 まずは最終的な茎数を数え、今までに調査してきた草丈や茎数のデータと合わせて表にし、グラフ化しました。そしてグラフから読み取れることを記入します。続いて穂とワラを切り分けます。今回の実習では、ここまで。

 この後、実った穂数を数えます。穂の長さを測定して、さらに一穂当たりの籾の数を数えます。穂数と一穂当たりの籾の数が分かれば、一株で出来た籾のおおよその数が推量できます。籾の重量と籾の充実具合(登熟歩合)が分かれば、収量も計算できますね。

 毎年「作物」でのバケツイネ栽培では、「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。さて、今年の収量はどれくらいになったでしょうか。

 

 

 

ダイコンの収穫(農業系列)

 収穫の秋、ダイコン編。

 11月に入って、ダイコンの収穫が始まりました。1年生の「農業と環境」、2・3年生の「野菜」と全学年でダイコンの栽培にかかわっています。以前ならば8月下旬には種まきをしなければならなかったのですが、温暖化により最近では9月に入ってから播種しています。

 これまでに2回の間引きを行い、その都度追肥をして育ててきました。そしていよいよ収穫です。ここまで順調に生育しています。「なかなか、抜けん」と引き抜くのに苦労する生徒や「人間の足みたいや」と又割れしたダイコンに驚く生徒もいました。大きいものでは2㎏を越えるものもあります。その場で葉を切って調整したり、“ダイコン洗い機”で泥を落としきれいに洗う体験もしました。

 ただ残念なのは、思いのほか空洞のダイコンが多いこと。9月上旬の猛暑の影響なのか、生長と吸水のアンバランスで空洞果ができるようです。傷みが多いですがその部分は取り除いたうえで、ダイコンを存分に味わってほしいと思います。

 

 

 

 

MYバケツイネの刈り取り

 2年生「作物」 

 2年生は、一人一ポットずつ担当しイネを栽培しその生育を観察してきました。植えたのは中能登町の農家さんから譲ってもらった古代米(晩生品種)です。10月30日、ようやく刈り取りの日を迎えました。片手では持ちきれないほどに増えた茎の束をノコギリ鎌で刈ります。生徒は、一本の苗からこんなに大きくなってびっくりしています。中には、思うように刈り取りできずに手間取る生徒も見受けられした。刈り取ったイネはしっかり束ねて2週間ほど乾燥させます。

 毎年「作物」でのバケツイネ栽培では、「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。この間、定期的に草丈や茎数を数え調査してきましたが、乾燥後は穂を取って一穂にどれだけの籾がついているのか調べます。

 

 

 

サツマイモ収穫体験

  いよいよサツマイモ収穫体験も最後を迎えました。6回目となる今回は羽咋市から千里浜保育園の園児20名が来校されました。天候も心配されましたが晴天に恵まれ、6人1組でたくさんのサツマイモを収穫しました。収穫したサツマイモは79kg!保育園で焼き芋などにして食べるそうです。

 今回のサツマイモ収穫体験をもって全6回が終了しました。総収穫量は600kg以上!たくさんの方に七尾東雲高校のサツマイモを食べて頂けることは嬉しいかぎりです!収穫体験に来てくださった各施設の皆さんありがとうございました。また、来年お会いできることを楽しみにしています!

農林漁業まつり 多肉植物の寄せ植え体験コーナー その2

 10月21~22日、金沢市の産業展示館で第44回石川の農林漁業まつりが行われました。今回本校は体験ブースを担当し、農業系列の3年生6名が「多肉植物の寄せ植え」の運営補助を行いました。来場された方からは大変好評で、用意したマクラメ編みのハンギングが足りなくなり体験の合間に制作するほどで、両日ともに100名を越える方々が体験されました。

 参加した生徒は、「小さい子どもにも教えることができてよかった」「これだけたくさんの人が来ていてびっくりした」「接客などいい体験ができた。やってよかった」などと感想を語っていました。

 

 

 

石川の農林漁業まつり「多肉植物の寄せ植え体験」

3年生

 10月21日(土)~22日(日)にかけて行われた第44回石川の農林漁業まつりの農業高校・水産高校コーナーにて実習体験「多肉植物の寄せ植え」を行いました。

 多肉植物は葉自体に多くの水分や養分を貯蔵しているため、頻繁に水やりをしなくてもいいのが特徴です。

本校で育てた6種類の多肉植物を鉢に寄せ植えしてもらい、生徒が実習で作製したマクラメ編みに入れて完成です。1日5回の各回10名で予定していましたが、近年、多肉植物がブームになっていたこともあり、想像以上の人が開場と同時に殺到し、あっという間に定員の人数に達したため急遽、人数を増やし、2日間で200名程度の方に体験してもらうことができました。参加した生徒も時間が空いている時に自ら積極的にお客さんに声をかけて体験してもらっている様子がとても印象的でした。土曜日には国会議員の西田昭二様が激励に訪れてくださいました。体験に参加された皆さんありがとうございました。

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

2年生

 サツマイモ収穫体験も佳境を迎え、5回目のサツマイモ収穫体験を行いました。

 今回は七尾幼稚園34名の園児の皆さんが参加されました。本校では、シルクスイート、紅はるか、安納

芋など様々な品種を栽培しています。今回はシルクスイートを収穫しました。大きく成長したサツマイモを

元気いっぱいにたくさん収穫しました。生徒も圧倒されるほど元気いっぱいの園児の皆さんで次々にサツマ

イモを収穫して楽しんでいました。収穫したサツマイモは5回行った中で最も大きく成長していました。今

回収穫したサツマイモは130kg!園児の皆さんで分けるそうです。ラスト6回目は10月26日に行わ

れます。

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

2・3年生

   10月17~18日にあさひこども園、本宮のもり幼保園、親子ふれあいランドの3つの幼稚園や施設を対象にサツマイモ収穫体験を行いました。

  年少さんから年長さんまでの子供たちが本校生徒とペアになって収穫体験を行いました。雨の影響もあってぬかるんだ畑を一生懸命歩き、土を掘り起こして大きなサツマイモを収穫していました。

 2日間で収穫したサツマイモは200kg以上!幼稚園や施設に帰ったら焼き芋やお菓子などに加工して食べるそうです。

 

 

 

 

第2回地区部会

 10月3日(火)にデュアルシステムの第2回地区部会(商業)が開催されました。当日は、実習でお世話になった企業の担当者様と七尾市役所・七尾商工会議所の担当者をお招きして、生徒による活動報告をはじめ、実習中の生徒の様子、実習での生徒の良かった点や今後の改善点、来年度以降の課題等たくさんの意見を頂くことができました。今年度の課題・反省点を活かして、来年度以降はさらに良い実習になるようにしていきたいです。

 実習にご協力いただきました皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

交流活動プログラム「サツマイモ収穫体験」

 新型コロナウイルスの影響により実施が見送りとなっていた幼稚園との交流活動プログラムの一つ「サツマイモ収穫体験」を4年ぶりに実施しました。

 1回目は、10月6日に羽咋白百合幼稚園から園児65名が参加し、本校生徒2・3年生17名と4人1組となってサツマイモの収穫体験を行いました。

 最初に「さつまいもの不思議」について紙芝居で本校生徒が紹介し、4人組を作ってサツマイモ畑まで一緒に歩いていきました。サツマイモ畑は前日の雨の影響で土がぬかるみ、生徒でも歩くのがやっとの状態の中、サツマイモを土の中から掘って収穫しました。

 「たくさん獲れた!」「大きいサツマイモが獲れたよ!」など園児たちは元気にサツマイモを収穫し、収穫後は本校生徒と一緒に遊んで交流を楽しみました。今回、収穫したサツマイモはなんと140kg!全て幼稚園が持ち帰って後日、焼き芋やスイートポテトにして食べるそうです。

 サツマイモ収穫体験は全6回実施されます。これからサツマイモ収穫体験に来る幼稚園の皆さん、生徒一同お待ちしております。

      

       

産業連携による人材育成推進事業 デュアルシステム第2回地区部会

 10月5日に産業連携による人材育成推進事業 デュアルシステム第2回地区部会を本校で開催しました。

 総合学科農業系列では、毎年、株式会社スギヨ様にて長期型企業実習として10日間生徒が実習をさせていただいています。今年は、9月4日~15日の平日10日間にわたり、2年生2名が参加しました。

 今回の地区部会では株式会社スギヨ様に本校へお越しいただき、10日間で学んだこと、できたこと、課題となったことなど生徒自身が感じたことをスライドにまとめ5分程度の発表を行いました。

 発表後、株式会社スギヨ様と生徒による意見交換を行いました。生徒からは「大変だったけど充実した10日間だった。」「普段食べているスギヨ様の商品に少しでも携われることができてよかった。」と生徒にとっても実りのある実習となったようです。株式会社スギヨ様からは「挨拶やわからないことを積極的に質問するなどの姿勢がとてもよかった。」と高評価を頂きました。ここで得た学びを今後の学校生活に活かしていきます。

    

 

秋の野菜、順調に生育しているものもあれば…

 7月に種を播いた抑制栽培のトマトは順調に生育し、実を着けています。大玉トマト、中玉トマト、ミニトマトともに色づき始めました。10~11月にかけて本格的な収穫が始まります。

 一方、キャベツは…。夏場の暑さに伴い害虫が大発生。アオムシを始め、ヨトウムシ、コナガなどキャベツの葉を食い荒らしています。殺虫剤の散布のタイミングが良くなかったのでしょう。キャベツの葉はレースのような状態です。うまく結球するのは2~3割といったところでしょうか。あらためて、栽培の難しさを痛感しています。

 

 

 

ブロッコリーの定植(農業系列)

2年生「野菜」

 秋冬野菜の定植、今回はブロッコリーです。

8月17日に播種し、その後鉢上げして苗づくりをしていました。今年の夏は例年以上の暑さで管理が大変でしたが、何とか植付けができる大きさまで育てることができました。

9月15日、「野菜」の実習でビニールハウス内に定植していきます。ブロッコリーはアブラナ科であること、生長すると株が大きくなるので株間は60cmで植え付けることを確認し、定植作業を行いました。1棟のハウスに180本のブロッコリーを植え付けました。順調にいけば、11月に収穫予定です。

 作業後は、やはりスイカです。うまいです。甘いです。みずみずしいです。

 

 

 

ハクサイの定植(農業系列)

2・3年生「野菜」

 2学期に入り、秋冬野菜の播種や定植が目白押し。9月第2週は、ハクサイの定植を行いました。

夏休み中に播種し鉢上げをして、苗づくりをしていました。5品種1000ポット余りを露地の畑に定植予定です。

 50cmの間隔でマルチに穴を開け、苗を置き、植付け、水やりをする一連の作業。ハクサイの根は細いので根鉢を崩さないように慎重に扱います。また深く植えないように、植え付ける穴の大きさにも注意が必要です。

 1畝に120本以上定植します。最初はぎこちなかった手つきも数をこなすうちに慣れ、要領もよくなってきました。立ったりしゃがんだりの繰り返しで作業は大変ですが、休憩時には農場でとれたスイカを頬張り水分補給しました。甘くておいしかったぁ~。

 

 

 

ダイコンの播種(農業系列)

1年生「農業と環境」

 1年生の体験実習、2学期はダイコンの栽培に挑戦します。9月5日と7日、教室でダイコンの生育の様子や品種、播種の仕方などの授業を受けた後、実際に畑に出て種を播きました。

株間40センチ間隔でマルチに穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき4粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして終了です。2~3日で発芽してきます。2~3mmの種ですが初めて見る生徒もいて、その小ささにびっくりしていました。

 翌週の9月11日。14H15Hともにきれいに発芽していました。この後、発芽率を調査したり、間引きや施肥などの管理をしながらダイコンを育てていきます。

 

 

 

 

 

トマトの定植(農業系列)

 8月9日、仮定植して2週間たったトマトの苗を水耕ハウスに本定植しました。

 まずはロックウール培地(RW)の定植位置をカッターで穴を開けます。次は、点滴チューブの動作確認です。すべてのチューブから水が出るかを確かめました。続いて品種ごとに苗を置いていきます。

 その際、点滴チューブを2本ずつ挿していきます。キューブに対して、対角線上に垂直に挿すことがポイントです。

 すべてのRWに定植が終わると、肥料管理機のスイッチを入れました。養液の濃度は、生育初期の場合EC1.2で設定しました。最後に給液のタイミングをタイマーでセットしました。8時から開始し2時間おきに5分ずつ給液するように設定しました。

 今回二本仕立てに挑戦しますが、摘心したことで脇芽がちゃんと出てきていることにトマトの生命力を感じ、驚きました。

 定植後は農場で栽培したスイカを頬張りました。冷たくておいしかったぁ~。

 

 

 

 

トマトの抑制栽培開始(農業系列)

 トマトの抑制栽培が始まりました。抑制栽培とは、通常の収穫・出荷時期よりも遅らせて栽培することです。トマトの場合は春に種を播いて夏に収穫するのが一般的ですが、抑制栽培では、夏場に種を播き秋から冬にかけて収穫します。

 7月7日に7種類のトマトを播種し、セルトレイで芽出しさせました。夏休みに入って7月28日、一辺が10cmほどのサイコロ状のロックウール培地(RW)に仮定植しました。3年生は就職・進学に向けての活動がある中その合間をぬって、トマトの世話も行います。

 RWに十分吸水させた後、芽出ししたトマトの苗を一本ずつRWに植え付けていきます。培地に根が張るように、苗を植穴にしっかり植え付けることが大切です。また今回は、1つの苗から2本の茎を伸ばす2本仕立てというやり方に挑戦します。

 この後2週間ほど液肥を与えながら生育を促し、8月9日に水耕栽培ハウスに本定植する予定です。

 

 

 

第6回しののめ市その2(ビジネス系列)

 では、工夫を凝らして行われた「しののめ市」の様子を見てみましょう。

当日は販売対象を本校生徒と保護者限定として開催されました。

 総合学科農業系列生徒が育てたペンタスやユウギリソウなどの花苗・花鉢3種類を、ビジネス系列生徒20名が接客や会計を担当し販売しました。生徒たちは初めての販売実習で不慣れな部分もありましたが、天候にも恵まれ多くの方々に来店いただきました。  販売実習を終えた生徒たちからは、「人とかかわるということがより好きになった。」、「とても楽しかった。初めてのことばかりで不安だったけどよくできたと思う。」などの声が聞こえてきました。

 「しののめ市」を通して得た、接客の楽しさや達成感などの学び・気づきを今後の生活に活かしていってくれることを期待しています。

受付

 

接客

 

会計

 

アンケート

 

第6回しののめ市その1(ビジネス系列)

 新しいメンバーで行った第6回「しののめ市」の工夫点を2つご紹介します。

 1つ目は、POPです。前年度同様、POPは商品名や価格などを一目でわかるようなシンプルなものを作成しました。また、配色などもこだわっています。

 2つ目は、学校紹介ポスターです。来ていただいたお客様に、より本校のことを知ってもらえるように、ポスターを新たに作成しました。作成するにあたって、在校生向けに学科ごとにアンケートを実施し、情報を収集し、自分たちの手で1つのポスターにまとめました。

 さらに、過去のしののめ市から、お客様の年齢層や性別等の傾向を把握し、お客様のためにどうすべきなのか、どうしたらいいのかを生徒たちが試行錯誤し「しののめ市」を創り上げてくれました。

一目でわかるPOP

 

学校紹介ポスター

 

トウモロコシの収穫(農業系列)

 トウモロコシの収穫がいよいよ始まりました。4月に種を播いてから3か月余り。ここまでほぼ順調に生育してきました。

 1年生は「農業と環境」の時間で1学期に栽培実習するのが、トウモロコシです。播種から定植、水やりや追肥、土寄せなどひと通りの栽培管理を行ってきました。収穫では、①絹糸の色が十分に濃く変色してきているもの②触ってみて先の方まで実が充実しているもの③アワノメイガの幼虫に食害されていないものという3点に注意します。

 蒸し暑い畑の中ですが、「どれがいいか」とトウモロコシを選ぶ生徒の目は真剣です。中には、実から“イモ虫”(アワノメイガの幼虫)が出てきて「ギャ~っ!」という叫び声も聞こえてきました。

 一人3本選んで一本ずつ長さと重さをはかり、生育の様子を観察しました。大きいものでは1本350gを超えるものもありました。収穫したものは家に持ち帰ります。各家庭で味わうまでが農業の実習です。食卓を囲みながら、感じたこと学んだことを家の人に伝えてほしいです。

 

 

 

学校周辺美化活動~徳田駅の花壇に花を定植~(農業系列)

3年生「草花」

 3年生6名が徳田駅前の花壇に花を定植しました。この活動は今年で3年目となります。徳田駅は本校の最寄り駅でもあり、多くの生徒が通学で利用しています。本校生徒が日頃から利用させていただいている徳田駅に日頃の感謝の気持ちを込めて生徒が育てた花を定植しました。

 今回は、サルビア、マリーゴールド、ベゴニアの3種類を定植しました。どれも生徒が実習で種まきから一生懸命育ててきた花になります。

 花壇に定植する際のポイントはバランスに気を付けることです。バランスが悪いと見ごろの時期になると見た目が悪くなってしまいます。徳田駅の花壇では、2列で正三角形を作り、列でしっかり一直線になるように周りの花と比べて位置を調整しながら定植を行いました。

 最後にたっぷり水をやり、花壇周辺の掃き掃除をして定植終了です。

 これから夏にかけて見頃を迎え、より一層綺麗な花壇になりますので、ぜひ、徳田駅に立ち寄った際は花壇を見てみてください。

 

 

 

観葉植物の植え替え

3年生「生物活用」

 職員室に飾ってあった観葉植物・サンスベリア。一部の葉が黄色くなり、根が鉢いっぱいに張って詰まっているようなので株分けを行いました。生育の旺盛なこの時期に行うことで、植物体のダメージを最小限に抑えることができます。

 まず用土を用意しました。赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを3:2:1の割合でよく混ぜます。準備ができたら、サンスベリアを鉢から外しますが、根が詰まっていて鉢からなかなか抜けません。木づちで鉢の縁を軽くたたきながら外すことができました。根が鉢の形にぎっしりと回っている様子を見て、あらためてびっくりしました。

 次に株分けを行います。しかしこれもまた簡単にはいきません。根がしっかり張っているので分けるのに力が要ります。2~3株を一塊にして、力を入れつつ傷つけないよう慎重に分けていきます。

 株分けができたら古い土を振るい落とし、新しい鉢に植え替えます。植える高さやサンスベリアの姿勢を気にしつつ準備した用土を入れていきます。隙間なく用土を入れ落ち着いたらたっぷりと水を与え、植え替えが終了です。

 日陰に置いて根付くまでに1~2週間。その後、液肥を与え生育を促します。今回2鉢のサンスベリアを9鉢に株分けし、植え替えることができました。

 

 

 

トウモロコシの追肥(農業系列)

 1年生「農業と環境」

 4月に播種・定植したトウモロコシが、140cmほどまでに生長しました。早くに植えたものは、雄穂(
ゆうずい:雄花のこと)とともに雌穂(しずい:雌花のこと)も出穂してきました。

 今週は(6/12~17)収穫前の最後の追肥をしました。トウモロコシは養分をたくさん吸収するので、何度も追肥をします。今回は4株ごとに穴をあけ、片手一掴み分の化成肥料を置いていきました。作業をしながら、トウモロコシの葉の周囲がギザギザで肌に触れると痛いことや雄穂を手で振ってみると大量の花粉が落ちてくることなどにびっくりしていました。

 このあとひと月ほどで、収穫が始まる予定です。

 

 

 

 

2年生総合学科ふるさと学習

 6月13日(火)に総合的な探究の時間を活用し、総合学科2年生はふるさと学習の一環として和倉温泉お祭り会館へ行ってきました。これまでの学習では、七尾市の4大祭り(青柏祭・能登島向田の火祭り・石崎奉燈祭・お熊甲祭)について、各班ごとにわかれて調べてまとめるなどの学習を行ってきました。先日はその一環として、お祭りを直に体験できる施設である和倉温泉お祭り会館にて、お祭りを見て、触れて、聞いてくる学習をしました。

 生徒の感想として、「もっと深くお祭りについて学びたい」、「初めて見るお祭りがあった」など、今後の学習意欲がさらにみられる良い機会となった。今後はさらに、グループごとに学習を深めてほしいです。

 

【でか山を引っ張る体験の様子】

 

 

【歴史についての説明を受けてる様子】

 

サツマイモの定植体験(農業系列)

 新型コロナウイルスの影響により近年実施が見送りとなっておりました「サツマイモの収穫体験」ですが、今年度実施する運びとなりました。それに先立ちまして、近隣の幼稚園や保育園のお子様と共にサツマイモの苗を植える「サツマイモの定植体験」を先日実施しました。6月6日にはあさひこども園様が、6月7日には本宮のもり幼保園様が来校し、本校総合学科農業系列の2年生、3年生と共に苗の定植を行いました。

 本校生徒は定植以外にも紙芝居を用いた植え方の説明や、水やりの方法、果樹園の散策などを通して園児の皆さんとの交流を楽しみました。サツマイモは今から秋にかけて成長し、収穫の際はまた多くの園の皆さんが来校されます。生徒一同お待ちしております。

 

 

 

「何の野菜の苗なのか」 野菜苗の鑑定(農業系列)

 2・3年生「野菜」

 野菜苗の栽培・出荷が一段落し最後のまとめは、苗の鑑定です。

「何の野菜の苗なのか」 夏野菜を中心に、苗の段階で葉の形状や色、茎や花など全体の様子から「野菜の名前」と「属している科名」を答える試験です。

1問を20秒で判断し解答用紙に記入します。合計20問あります。この間何度も見ていて収穫もしている野菜もあれば、コンニャクやオクラなどあまり見たこともない葉もあったりしますが…。

 

 

 

 解答し終わった後、全員で答え合わせをしました。実習で扱ったキュウリやエンドウなど、収穫する実はわかっても葉や苗の状態と結びついていない生徒が何人もいてびっくり。栽培の対象としている植物体全体を、意識して見ること見せることの大切さを再認識しています。

 また、夏に向けて栽培する野菜には、ナス科やウリ科が多いことも学びました。

キュウリの収穫・袋詰め(農業系列)

2・3年生「野菜」

 5月19日。キュウリが実を着け始めました。

 まずは収穫です。収穫用のハサミの長さ16cmを基準にそれよりも長いものを収穫します。大きな葉の裏になって隠れているキュウリもあり、一つひとつ丁寧に探していきます。葉や茎に触れると細かく堅い毛が肌にあたり「キュウリ、痛い!」を声をあげる生徒がいました。軸(果梗)をハサミで切ると、すぐにキュウリの汁(樹液)がしたたり落ちてきます。その様子に驚いている生徒もいました。

 収穫したキュウリは軸(果梗)を短く切りそろえ、花がらを摘み袋詰めします。計量・袋に入れる時の向き・袋の口留めなどのポイントに注意しながら作業に取り組みました。

 今回は51袋を詰めることができました。JAわかばの里農産物直売所や道の駅織姫に出荷しました。

 

 

 

野菜苗の配達はじまる(農業系列)

 2・3年生「野菜」 配達ごとの苗の仕分けの実習

5月9日(火)、野菜苗の配達が本格的に始まりました。

 七尾市や中能登町の小学校や保育園など合計34の施設から、ミニトマトやサツマイモ苗を中心にたくさんの注文を受けました。

 2~3人でグループになり、施設ごとに注文の種類と数を確認しながら間違いがないように苗を仕分けしていきます。大きさを揃えること、虫食いや傷みのないこと、丁寧に扱うことなど注意しつつ取り組みました。生徒の中には自分が巣立った園や学校の名前を見つけ、俄然やる気を見せていました。

 3月に入り播種を始め、鉢上げや施肥、水やりやポット広げなど世話をしてきた野菜の苗です。皆さんの役に立てればうれしいです。

 

 

 

トウモロコシの定植(農業系列)

2年生

 4月に入り播種・芽出しをしていたトウモロコシの苗を、4月21日露地の畑に定植しました。苗は20cmほどに生長していました。

 マルチに植え穴を開けたり苗を配ったりした後、植える深さや土の押さえなど定植の注意点について説明を受け、実際に植えていきました。根が思った以上に張っていて驚いたり、植穴を掘っていると虫が出てきてびっくりしたりしている生徒がいました。

 「トウモロコシは何の仲間かな?」という質問に戸惑いつつ、「この姿を見て似とる植物があるぞ」のヒントに「イネ科や!」と答える生徒もいました。

 今回の定植で約500本の苗を植えました。この後少し時期をずらして第2弾の定植を予定しています。

 

 

 

水耕栽培 トマトの定植

3年生「野菜」

 新年度最初の実習は、水耕栽培を行うトマトの苗をハウスに定植です。

2月下旬に播種を行い、3月13日にロックウールのキューブに仮定植しました。現在、第一花房が開花しはじめ、その苗を水耕栽培用のハウスに移しました。

 花の向きに気を付けながら苗を置いていきます。トマトの習性として、花はすべて同じ向きに着花することから、収穫がしやすくなるためです。2か月弱で開花するまでに生育していることに、生徒は驚いていました。

 今回は、大玉・中玉・ミニトマト7品種、合計120株を植え付けました。

 

 

 

江掘り(農業系列)

 2年生「作物・野菜」

 春の準備の第2弾は、“江掘り(えほり)”です。

 露地の畑周辺にある排水溝の掃除ですね。農作業においては、水の管理が一番大切。田んぼでは水を取り入れるために、また畑では過剰な水を排水するためにも、用水路の掃除は欠かせません。地域と同様、農場でもこの時期に毎年江掘りを行います。

 3月10日、剣先スコップや鍬、一輪車など道具を用意して取り組みました。一年の間に泥やら枯れ葉やら枝やらが、溝に結構たまっています。水分を含んでいるので、重いです。それでも、14人が2グループに分かれて1時間ずつ活動した結果、すっかりきれいになりました。

 農作物を育てるためにも、環境を整えることの重要さを学びました。