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学校日誌

錦高日記号外 ~自然科学部 サイエンス研修会~

 本日の午前中、自然科学部員の希望者と1,2年生の有志計28名が、サイエンス研修会と称して、石川県立大学に行ってきました。
 土曜日ではあったのですが、県立大学生物資源工学研究所の中谷内修先生や学生の方々などのご指導のもと、「電気泳動法によるDNAの分離・検出」の実験を行ってきました。生徒らは、マイクロピペットの使い方を学んだうえで、与えられたDNAを制限酵素(DNAの特定の部分に反応する)で切断し、長さが異なるDNAを、電圧をかけた寒天の入った装置に入れ、それらが移動した距離を別の装置で撮影し考察しました。休日返上で科学を学びにきた生徒らは、先生の説明をよく聞き、本校OGを含む学生のサポートも受けながら必要な操作を行い、後半にもなると大変スムーズな実験を行えるようになっていました。(「なかなかやるな。」とびっくりしました。)
 また、中谷内先生からは「植物バイオテクノロジーの基礎と事例」という演題で講義もしていただき、県立大学で実際に行われている研究テーマとその内容などとともに、”なぜ大学へ行った方が良いのか?(大学では何を学ぶのか?)”という点についても教えていただきました。”主体的な学び”が大学入試において評価される1,2年生にとって、また指導する立場の教員にとっても、今後の役にたつ大変興味深いお話でありました。
 お世話になりました石川県立大学の先生方、学生の方々、本当にありがとうございました。
       

錦高日記12月20日(金)Ⅱ ~3年生 冬の寒サニモ負ケズ~

 寒い日が続いていますが、3年生の中には、快適な暖かい場所を避けて、あえて寒い場所で防寒着を着ながら頑張る生徒が見られます(たまに制服だけの生徒もいてビックリしますが・・・)。寒い廊下や外のテラスで勉強している生徒たちに、「寒くないの?(場所を変えたらどうや?)」と思わず声をかけると、「寒い場所の方が集中力がとぎれないから・・」や「この場所で勉強するようになって、国語の成績が大幅に上がったんや。」などという返答が返ってきます。教員としては、「体調だけはくずしてくれるなよ。」と念じるような気持ちになるのですが、「きっといい結果につながってくれよ。」と、工夫している彼ら彼女らをますます応援してやりたい気持ちにかられるのでした。
    

錦高日記12月20日(金)Ⅰ ~全国高等学校文芸コンクール表彰式~

先日の錦高日記でもお知らせした、
第43回全国高等学校文芸コンクールの表彰式へ
受賞した生徒3名のうち、2名(17H岸川怜奈、24H田中雅)が
行ってきました!(@国立オリンピック記念青少年総合センター)

文芸コンクールでは国内で大規模のもので、今年も文芸部員が
がんばってくれました!

表彰式ののち、講演会が催されました。講師は、今年の元号「令和」を
考案されたことでも知られる、国文学者の中西進氏でした!
「青春の自画像とは」という演題で講演され、受賞者に対して
さらなる創作を進める一方で、昨今の国語力低下にも警鐘を鳴らしました。

最後は、部門ごとに分かれ、講評会が行われました。
本校生徒が参加した講評会(俳句)では、学校対抗で俳句をつくり、
どちらの句がよいか生徒に判定してもらっていました。
全国から集まった高校生たちが、生き生きとそれぞれの俳句の批評を
行っていて、とても有意義な時間を過ごしているように見えました。

すべての日程が終わった後、田中雅さんが高校生記者の方から
今回の表彰式について取材を受けていました。
その内容は、高校生新聞に掲載されるとのことです。
また後日お知らせしますね!

 

【お知らせ】書き損じのはがきを集めています

 県視覚障害者協会の協力依頼で書き損じのはがきなどを集めています。ご自宅に、書き損じのはがきや使う予定のないはがき、未使用の切手・テレホンカードがありましたら、保護者懇談会で来校される際に是非お持ち下さい。中央階段入り口に回収箱が設置されておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。
 

錦高日記12月19日(木) ~総務委員 一心不乱に作業中!~

 放課後17:40頃の生徒会室の様子です。ふと部屋の中をのぞくと、一心不乱に校正作業などを行っている総務委員たちの姿が目に留まりました。本校の生徒会は、年度末に「会誌 錦路」を発行していますが、12月に入ってようやく様々な原稿が集まってきているようです。これを受けて、今後の総務委員は、各クラス文化委員によるクラス紹介や各部員による部活紹介の文章校正、各部の大会記録や作品等のまとめ、特集記事の編集等々、やらなくてはならないことが山積みです。(作業机の上も、部活動の成績を確認するための賞状や資料などで山積みになっていました。頑張り過ぎないように・・)冬休み前のリラックスできる時期に、好きな趣味や部活動などで自由に時間を使える時期に、黙々と地道で集中が必要な作業をしている彼ら彼女らの姿をみると、頭がさがり、自分も「生徒たちに負けずに、また頑張るか!」という気持ちにさせてもらいました。