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学校日誌

ほりほりの部屋Vol.88 「Someday, to Finland in winter~FINNAIRでひとっとび~」

 皆さん、こんにちは。堀です。12月、師走じゃ~!なんか、忙しいぞ。コロナが落ち着きだしてから、昨年は中止されていた様々な会議・打ち合わせ等、続々実施。さらには、沖縄修学旅行引率・・・学校にいない時間、増加中。どうかどうか、留守中の錦が平和なままでありますように、GAT!

 毎年、12月になると思うこと:「あ~、フィンランド行きてぇ、この時期に。オーロラ、ムーミン、サンタクロース!」日本から最も近いヨーロッパ、それが北欧フィンランドです。お仕事で2度、訪れましたが、3月と5月。ホントに森と湖の国、自然豊かで美しく、食べ物も美味しく、日本人と多くの共通点がある民族性(性格)も合わせて、諸君にオススメの国です。

 日本からヨーロッパ周遊の旅に出かける際は、まず、首都ヘルシンキのバンター国際空港から入国、2~3日の間、時差ボケ調整も兼ねて滞在・観光した後、陸路、鉄道を利用する手もあるし(ヘルシンキ中央駅はターミナル駅で、様々な方面に向かう列車の発着点)、便数が確保されており巨大フェリーも多い海路を利用する手も。う~ん、いつかきっと。Surely, someday.実現するぞ、ヨーロッパ周遊の旅!コロナ禍が去ったなら・・・

 フィンランドのインテリア雑貨ブランド「ペンティック」の、トナカイがデザインされた銀の小さな置物。フィンランドのどの家庭にもあると言われてます。堀家では12月になると飾られます。Pentik社は、花・トナカイ・北極イワナ(めっちゃでかくて、脂ものってて、ウマい魚!日本では食べられないのでフィンランドでは是非!ソテーがオススメ!)などの自然をデザインした雑貨が特徴。今や世界的ブランドの、「イッタラ」「マリメッコ」より、日本での知名度は低いですが、シンプルで優しいデザインがいいなぁ、と思う堀です。

 堀家の小さな玄関スペースに飾っている絵です。韓国・仁寺洞(いんさどん)で購入した冬の油絵。アメリカ・ヒューストンで買った、ネイティブ・アメリカンの砂絵。そして、左上の2枚の水彩画は、フィンランド・ヘルシンキのモーニング・マーケット(朝市)で手に入れたもの。どれも名も無き画家たちの、安価な絵ばかりですが、た~くさんの絵の中から、「旅先の直感」に寄り添って「好き」っと感じた作品を、旅の思い出として購入することにしています。コロナ禍においては、全く増えてませんが・・・

 ヘルシンキの下の絵の構図は、海岸沿いの、暗くて狭い小道を抜けた先にある観光名所、ヘルシンキ大聖堂を描いています。実際には・・・

こんな感じ。海沿いはステキな建物オンパレードの区域です。こんなところも。

宿泊してたのは、ヘルシンキ・ヒルトン。4連泊を2回経験。3年生諸君は昨年、沖縄でヒルトン3連泊でしたね。いつの日か、あそこで同窓会?!なんてね!すごくない??

「北欧教育視察団」の一員として、世界でも有数の学力を誇るフィンランドの教育を学びに行ってきました。フィンランドの教員養成の中核をなすのが、ヘルシンキ大学。

これは大学の建物を正面から撮ったもの。外見は創立当初の古いレンガ造りを活かしつつ、中は最新鋭の設備、という構造。お金はかかるけど、伝統と改革を同時に活かす、最良のやり方だと思います。

首都ヘルシンキの北方へ、飛行機で小一時間。小さな地方都市ユバスキュラにある、ユバスキュラ大学周辺の遠景・学生食堂・教室です。この大学は金沢大学と姉妹校提携しており、毎年、留学生が1年単位で両大学間へ行き来しており、交流も盛んです。あまり知られていないけど、金沢大学と似ているところも多く、金大進学を目指している諸君は、入学後、即、金大の留学センターに行って、情報を得ること、オススメします。ユバスキュラに限らず、金大は多くの海外の大学と繋がりを持っています。学部を越えて、他のどこの高校出身者よりも早く、留学情報に敏感になろう!それが諸君の「なりたい自分」に有利に働くことも多いのですよ。4年間を有意義過ごすのです。地方大学で、「パチンコ・麻雀・アルバイト」だけの生活に陥ると、人生、あとあと、大「後悔」時代を迎えます?!トビタテJAPAN!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

錦高日記12月8日(水)~三つの海域世界をジグソー学習で学ぶ~

 世界の交易は、10世紀ごろから大きく海上交易に傾斜し、①南シナ海を中心とする中国商人の海、②インド洋を中心とするムスリム商人の海、③地中海を中心とするイタリア商人の海の三つの海が生まれました。

 今日の3限目、2年生世界史Bの授業です。3人グループが①~③をそれぞれ担当し、資料集やChromebooなどを使って調べ、図なども活用して紙にまとめます。その後、まとめた用紙を使って、他の2人に説明します。聞き手は説明を聞いて分からなかったことを質問します。どの人も相手に分かりやすく伝えることができていました。

 今日のゴールは説明するだけではありません。①~③の知識がなければ解けない課題に取り組みます。自分が担当した内容だけでなく、相手から聞いた内容を理解していなければ答えにたどりつかないのです。互いに教え合うことを通して、学びを深めています。対面授業ならではの学びです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月7日(火)~アナウンサーから学ぶ相手に伝わる話し方~

 自分の考えていることや伝えたいことを相手にしっかりと理解してもらうことは難しいです。そこで、話すことを職業にしているアナウンサーから相手に伝わる話し方を、1年生が学びました。お招きしたのは、MRO北陸放送の牛田和希アナウンサーです。

 牛田アナウンサーは「初対面の人と仲良くなるには①共通点を探す、②相手のことをほめる、③笑顔で接することが大切。会話の中に名前を入れるだけで距離が縮まる。たくさん経験や体験することによって、ボキャブラリーが増え、相手に伝わる量や質が変わる。自分が経験したことがない話の時は聞き手にまわる。よい聞き手は良い話し手になる。うなずきは最強の返事、あいづちはタイミングが大事。話す時は数字を入れて、具体的に自信を持って話す。」など、コミュニケーションの基本や極意をとてもわかりやすく教えてくださいました。

 事後のアンケートには、「今日学んだことをこれから生かしたい。」「アナウンサーという職業に興味を持った。」「実際にやってみようと思う。」の他、各自が心に残ったポイントがたくさん書かれていました。

 牛田アナウンサーから学んだことを試してみてください。みなさんのコミュニケーション力は確実に上がるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月6日(月)~人権週間~

 昭和23年(1948年)12月10日、第3回国際連合総会において「世界人権宣言」が採択されました。それ以来、12月4日~10日の1週間が「人権週間」と定められ、人権尊重思想の普及高揚が呼びかけられています。

 本校でも、朝礼時に放送部員が放送で「人権週間」について、

『「人権=人が幸せに生きるために必要な固有の権利」は、自分と同じように他人も持ち合わせており、お互いに尊重しなければなりません。(中略) 私たちは、人権についての理解を深め、お互いに人権を尊重し合って、豊かな人間関係を作りましょう。』と人権週間についてのお知らせを全校生徒に伝えました。

 この機会に、人権について改めて考えてみませんか?

錦高日記12月3日(金)~今までの部活動等結果一覧~

 新人大会の結果が出そろいました。写真は運動部と文化部などの生徒のみなさんの活躍によって、新人大会でいただいた賞状とトロフィーや楯です。思い通りに活躍できた人もいれば、あと一歩という人もいたと思います。新人大会でのうれしかった思いや悔しかった思いなどを来年の総体・総文へのエネルギーにしてほしいです。

 今までに行われた大会の成績の一覧のPDFです。ぜひご覧ください。

R03部活動等成績.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月2日(木)~歯科検診~

 今日は歯科検診の日です。歯科医の方が3名来校され、全学年の生徒を順番に診てくださっていました。生涯にわたって健康であるためには歯や口の健康は欠かせません。生徒のみなさん、今回、むし歯や、むし歯になりかけている、歯垢があるなど所見のあった場合は「結果のお知らせ」が渡されるので、早めに歯科医院で診てもらってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記12月1日(水)~家庭部企画 ハートが飛び出すパウンドケーキ作り~

 家庭部では文化祭でパウンドケーキを販売する予定でしたが、コロナ感染等を考慮して販売を中止することにしました。そのため余ったラッピング用のフィルム等を使うお菓子作り講習会を今日開催しました。切っても切ってもハートが出てくるように、1本のパウンドケーキを作ってラッピングして持ち帰りました。日頃からお世話になっている人への感謝の気持ちを込めてプレゼントできたらいいなと思っています。

 いつもケーキ作りをしている人、全く料理をしていない人、どの人も調理室の道具で楽しくクッキングできました。男子が7名参加してくれて、慣れないお菓子作りでしたが「楽しぃ~」と2日間かけて頑張りました。参加してくれた人、お疲れ様でした。次も何か企画したいなと考えています!!来週は家庭部1年生が教えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.87 「エンピツはともだち Part2~『ボールはともだち こわくないよ』(「キャプテン翼」より)~」

 皆さん、こんにちは。堀です。2学期末試験も終了し、1・2年生諸君は部活をはじめ、ガマンしていたことに再び取組始めたようです。体育館やテニスコート、校内のいくつかの教室での元気な姿をながめていると、ほっとします。3年生諸君は、この週末、休む間もなく、外部模試でしたね・・・「練習試合」の判定結果に一喜一憂するなかれ!「本戦」は1月15日16日以降です。あせらず!あわてず!GAT!!!

 本日、7限目の時間(集会&LH)に、3年生のホーム担任8人にお願いして、以下のような書面と「激励エンピツ」1人2本を配布してもらいました。

 

2021年度・金沢錦丘高校3年生諸君へ

金沢錦丘高等学校・校長 堀 義明

 

~3年生激励エンピツについて~

 3年生諸君!「なりたい自分」になるための「踏み台」を決める時期が近づいてきました。心と体のコンディションはいかが?体調管理もまた「実力」のうち。しっかり食べて、しっかり寝て、しっかりルーティン守ってこう!

*すでに「踏み台」が決まった諸君!これから決戦に向かう友のため、他の3年生のため、何かバックアップできることはないか?よく考えて「行動」を起こすこと、切に期待しています!“Actions speak louder than words!”

 校長として赴任してきて3年、教員としての最終年。様々な教育活動をともに過ごしてきた諸君に、いよいよ真価が問われる時期がやってきました。「何か具体的な激励になるものを渡せないか、何か支えになるようなものを。」と考えてきました。

 試験会場は孤独です。だれも助けてはくれません。会場に持ち込めるのは、筆記用具だけ。特に、マークをぬりぬりする試験では、受験生にとって、そう「エンピツはともだち」なのです。

 道具は大事にしてください。道具は命。本番会場でも、いつもの道具を、いつものように使うのです。全ては普段どおりの実力を出し切るため。普段どおりにできれば、いかなる結果に対しても納得できます。しかし、普段どおりにできなかった結果には後悔が残ります。

 試験会場にも持ち込めて、諸君のみが理解できるメッセージを込めた、記念エンピツなら、と考えた次第です。

「NSK 2021」は、「NiShiKi」と、「2021年度卒業(予定)」から。

「GAT! by HY」は、赴任当時から言い続けているキャッチコピー「元気で、明るく、たくましく(高校生活を乗り切って欲しい)!」の日本語イニシャルから。堀は英語で自己紹介する際、“My name is HORI Yoshiaki. HORI is my family name and Yoshiaki is my personal name.”と言います。日本人としての考え・価値観・文化・伝統・アイデンティティはとても大切。しかも、名前の紹介。「名姓」ではなく、「姓名」の順番は、日本人としてのアイデンティティです。なので、堀のイニシャルは、「HY」。「by HY」で「堀より」。

 文字の色は、もちろん、スクールカラーの紫・すみれ色。

 1人に2本配るのは「夢を実現するルートは、1つだけじゃない」ということを再度、確認したいからです。「夢の微調整」は、卒業までのこの時期、とてもとても大切です。担任及び保護者とよくよく話をすること、大切です。

 “I DO hope all of you will make your dream come true.” by HY

 去年の先輩達も、この時期、思うような合格判定が出ず、苦しんでいる人が多く見受けられました。諸君が沖縄に行っていた頃、12月中旬の保護者面談(3者面談)において、担任から、より「現実的な」様々な受験パターンが提示されたようです。しか~し!本番の「第1回大学入学共通テスト」において、自己最高点をマークする錦生続出!夢を叶える「踏み台」へ駆け上がっていったのです。結果的には、かっこいい学年でした。

 今の自分を、自分自らが信じずして、誰が今の自分を信じるというのか!世界中のみんながあなたの未来を信じていなくても、あなた自身が自分の未来を信じていれば、それでいいのでは?あなたの可能性を全否定できる人など、どこにもいやしません。ただし!実現に向かう「ルート」は、決して1つではありません。Break-throughできる突破口は必ずあります。手段・方法はいろいろあります。1人で悩まず、担任や保護者、経験豊富な「おとな」の意見にも耳を傾けてください。

 3月2日の卒業式のその日まで、全力で応援していきます!本校のシンボルツリー、梅の花のように、寒い寒い冬を堪え忍び、春、311名、それぞれが見事な花を咲かせてくれること、心より祈っています。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.3年生諸君、エンピツは削って使ってください。使ってこその「道具」なのですから。お守り代わりにも。

錦高日記11月30日(火)~高校生への質問募集~

 高校の生徒会が金沢錦丘中学の生徒を対象に高校生への質問を募集しました。

 中学生からの質問は毎年受け付けていますが、今年度はより質問がしやすくなるように期間ごとのテーマの設定や回答についてもっと詳しく知りたいときは重ねて同じ質問ができるなどの工夫がなされています。

 この日は生徒会執行部の3人が中学3年生の教室を訪れ、高校の部活動や勉強の仕方などを説明しました。中学生は高校生の話を熱心に聞き、どんな質問をしようか考えていました。

 高校生徒会長の野田くんは「部活に対する興味・関心や高校の授業へのやる気を持ってもらえるように質問に答えたい」と意気込みを伝えてくれました。中学生のみなさん、これからもたくさん質問してください。

錦高日記11月29日(月)②~明日からノーチャイム~

 明日11月30日(火)~12月2日(木)の3日間は、「時間を守る意識を高めること」を目的に、チャイムが全日、鳴りません。授業の始まりや終わりは教室や講義室の時計を基準に、時間を意識して行動してください。生徒のみなさんのセルフマネージメント力が高まることを願っています。