野球部

野球部 3年生卒業式

【祝3年生卒業】

3月1日(水)二水野球部の歴史を確実に動かした3年生部員が卒業しました。思いを託された1、2年生から3年生へ断固たる決意を。そして思いを託した3年生から1、2年生へ背中を押す温かいエールが送られました。3年生が築き上げた二水野球部のカラーは1、2年生が引き継いでいきます。このように毎年3年生が残していくチームの財産は後輩たちが大切に守り、さらに新たな色を生み出し「伝統」として継承していく野球部となっていきます。二水野球部でしか味わえない「経験」と「学び」はこの先の人生に大きく影響してくるはずです。卒業後もたくさんの思い出が詰まったグラウンドにいつでも顔を出してください。そして、ここまで多面にわたり手厚くご協力いただきました保護者の皆様、心より感謝申し上げます。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

野球部1月2月 活動報告

【シーズン到来】

ぽかぽかと暖かな日が訪れ雪が解けるにつれて、グラウンドも顔を出し始めました。冬の練習では野球に繋がる要素が詰まったトレーニングを中心に、自身の体を自由に動かすためのトレーニングや、柔軟性を高めるストレッチ、測定日には種目ごとに結果を数値化し成長を確認しながら前進してきました。そしてアウトオブシーズンを乗り越えた選手たちは、力をつけてきた自分の可能性にワクワクしながらグラウンドで活き活きと練習ができています。ここから春の大会、そして夏の大会へとシーズンに入っていきますが、日々の練習やオープン戦で得た経験と自信を積み重ね、さらに力をつけていきます。

【練習の様子】

【二水LIVE(清掃活動)の様子】

【放送員講習会の様子】

2月11日(土)にマネージャー放送員講習会が行われました。今年度は阪神甲子園球場で放送員として活躍されている講師を3名お招きして、総勢80名以上の各校マネージャーが参加しました。プロの放送員が各校マネージャー1人1人に丁寧かつ的確なアドバイスをしていただき、充実した貴重な時間となりました。本校からも4名のマネージャーが参加し講習会で学んだ知識や技術を実践できるようにと、練習からマイクを握りスピーカーを通して意識高く実践練習を行っています。

野球部12月活動報告

【二水高校野球部雪かき部隊出動】

今年も12月に入り本格的に雪が降り積もりました。野球部では生徒や教職員が安全に歩行し安心して学校に登校できるよう生徒玄関や駐車場の雪かき、学校周辺の通路の確保を行っています。選手たちは自身のトレーニングも兼ねながら、ひたむきに取り組む姿は生徒や教職員、地域の方々からの感謝の言葉へと繋がっていきます。雪かき、清掃、挨拶運動など誰がやってもいいことに対して自ら率先して取り組むことができる個人・集団でありたいと考えます。仲間と協力したりコミュニケーションをとる中で達成感や充実感を味わい、他者からの「有難う」の一言が選手たちを強くしていきます。野球や勉強だけでなく、人として大切な要素を日々学んでいます。

【アウトオブシーズン】

今年も12月から毎年指導いただいているトレーナーに来ていただき、ストレッチ、トレーニング、体の使い方などのトレーニングプログラムを組んでいただきパフォーマンス向上を目的に充実した日々を送っています。正しいフォームを身に付け正確に体を動かすには時間がかかりますが、トレーニングの目的を理解しコツコツと積み上げて大きな土台となっていくよう取り組んでいます。また自宅で取り組めるトレーニング方法やストレッチをご指導いただいているので、練習がない日やテスト週間など各自でトレーニングプログラム組み自主的に取り組むこともできます。

【2022年練習納め】

練習最終日は日頃より使わせてもらっている部室や更衣室などの環境整備を行いました。普段からきれいに使おうと気を付けているが大掃除をしてみて改めて使い方に気を付けようと思った。との声もありました。好きな野球を思い切ってできる環境に感謝の意を持って取り組みました。

野球部11月1年生大会トーナメント1回戦

【1年生大会トーナメント1回戦】

11月3日(木)第30回石川県高等学校野球一年生大会の本戦トーナメント1回戦が行われました。対戦校は鵬学園高校でした。予選では13安打9得点と序盤から打線が繋がり、投げては9回2失点と終始攻めた野球で勝利し、選手たちは本戦トーナメントでの試合を今か今かと待ち望んで当日を迎えることができました。

【試合内容】

試合が動いたのは開始早々1回表、鵬の先頭打者に2塁打で得点圏にランナーを置かれ、立ち上がり制球が定まらなかった先発投手は、その後の打者対し四球と死球で1死満塁のピンチを迎えた。続く打者には直球でカウントを追い込み、ボール球を振らせて2死満塁を作りたい場面だったが、緩い変化球が真ん中高めに入り左中間に弾かれ2点を許してしまった。2死2、3塁と立ち上がりの踏ん張り所だったが7番打者にセンターの頭上を越す3塁打を打たれさらに2点を失い初回に4失点した。2回から5回までは打者13人に対し1安打5三振と本来の制球を取り戻したが、6回に長打と犠打で1死3塁、内野ゴロの間に3塁ランナーに帰還され失点し、さらに7回にはエラーで出塁を許した後、4連打を浴び5失点した。

打撃では、4点を追う形で始り出塁したランナーを確実に進塁させ、1点ずつ返しに行きたい所だったが、相手投手の速球にタイミングが合わず凡打が続きで1回から3回までチャンスを作ることができなかった。4回に先頭打者が甘い球を捉え出塁し、犠打で得点圏に進塁させた1死2塁の場面で4番打者が右中間に弾き返して1点を返した。さらに6回裏、初球を積極的に攻める姿勢が功を奏し1、2番の連続安打で無死2、3塁とチャンスを広げた。その後、内野ゴロの間に3塁ランナーが帰還し1点を返し、再びチャンスで4番が初球をライトに弾き返し計2点を返した。6回終了時点で5ー3と均衡した展開となるが、7回の失点が大きな痛手となり、得点しなければコールドゲームと後がなくなった最終回、ランナーを出すも得点には結びつかず、悔しくも7回コールドゲームで試合終了となった。

【試合結果】7回コールド

 
鵬学園  4 0  0  0  0  1  5     

 10

金沢二水  0

0 

0  1  0  2  0      3 

【試合の様子】

 

【今シーズン全公式戦を終えて】

1年生大会を終え、今シーズン全ての公式戦が終了しました。思うような結果を得るためにはチームの総合力を高めていかなくてはいけないことを大会を通して再確認しました。特に「個の力」の底上げが課題となります。一人ひとりが自信を持った思い切りのあるプレーをするためには練習で失敗を重ね地道に前進する他ありません。そして質を高めるために、練習やトレーニングの目的や意図を理解し「わかる→できる→教える」のステップを確実に踏んでいく必要があります。二水高校では学習と部活動の両輪を大きく前進させていることから練習時間は決して長くは取れませんが、だからこそ、これから冬シーズンで練習の質を高め、総合力の底上げと個の力を高めていく練習を全力で取り組んでいきます。

 

 

野球部10月一年生大会予選

【1年生大会トーナメント戦進出!】

10月22日(土)第30回記念石川県高等学校野球一年生大会の予選が行われました。本戦のトーナメント進出を懸けた戦いは、金沢商業高校との対戦でした。ここまで練習試合を重ねる中で思い切ったプレーができませんでした。その背景には「失敗しないように」や「恐る恐る」など消極的な気持ちでプレーする選手が多かったため、打てるボールを簡単に見逃し、追いこまれてから変化球を振らされるような場面が数多くありました。今大会では「思い切りのあるプレー」ができるよう打撃面、守備面の両面においてチーム全員が共通理解を図り試合に挑みました。

【試合内容】

二水の攻撃は、「思い切りのある」バッティングで金商に大きなプレッシャーを与えることができました。初回から1番打者がファーストストライクを弾き返し、続く2番打者が初球を正確な犠打でリズム良く得点圏にランナーを進めました。チャンスで4番打者が試合の流れを引き寄せる一打で先制点を奪い、後続も積極性のある強気のバッティングが功を奏し6、7、8、9番の長打と単打の連打で一挙に5点先制することができました。これまでの課題だったストライクを簡単に見逃すことなく果敢に打ちに行く姿勢が積み重なり試合の流れを完全に引き寄せる攻撃となりました。その後も攻撃の手をを止めることなく打撃面、守備面ともに思い切ったプレーで試合を運び7回7点差と引き離すことができました。

二水先発投手は6回を投げ2失点と金商打線を抑え込み、テンポ良く打たせて捕るピッチングで試合を有利に進めました。守備のミスで失点を許しましたが、終始ゾーンにコントロールする制球力で6回を投げ切りました。最終回は継投した投手がきっちり3人で打ち取り9ー2の7回コールドゲームで勝利し、トーナメント進出を決めました。

【試合結果】7回コールド

 
金沢二水

   
金沢商業    

【試合の様子】

1年生大会トーナメント1回戦 

11月3日(木)  市民球場 9:30  ~  VS 鵬学園 

野球部9月秋大2回戦

【秋大2回戦】

9月17日(土)第147回北信越地区高等学校野球石川県大会 第2回戦は金沢龍谷高校と対戦しました。2回戦も必死に勝利を掴みにいくため試合までの1週間は、実践を想定したプレーや雰囲気を大切に準備してきました。特にチームを鼓舞する声や、個人のミスをチームのミスと捉えるような質の高い声かけが飛び交うようになってきました。そこには本気で勝ちたいと強く思う選手たちの思いが詰まっています。

【試合内容】

1回から守備でのミスから簡単に得点を許してしまい2点を追う展開となりました。ミスは起きるものと想定していたものの悪い流れを打ち崩すことができないまま、さらにミスを連鎖させてしまい練習してきたように思い切きったプレーができませんでした。その中でも流れを引き寄せるようなビッグプレーもありましが、勢いに乗り切れず、その後もミスを食い止めれぬまま7回までに7失点を許してしまいました。後がなくなった最終回7回裏の攻撃も三者凡退に終わり、粘りを見せることができず試合終了となりました。チーム全体の雰囲気として無意識にミスをしないようにプレーしようとする消極的な姿勢で戦っていたことが大きな敗因と言える試合となりました。ミスが重なり劣勢した試合展開で失敗を恐れず思い切ったプレーをすることは簡単なことではありません。しかし、今大会で痛感したように練習してきたことの半分の力も発揮できなかったという結果には技術以外にも大きな原因があると感じています。失敗からの学びを積み重ね、必死に勝利を掴みに行く姿を大切に力をつけていきます。今大会も多くの方に応援していただきまして、有難うございました。

【試合結果】7回コールド負け

 

金沢龍谷    
金沢二水    

【試合の様子】

 

野球部9月 秋大1回戦

【秋1回戦】

9月10日(土)第147回北信越地区高等学校野球石川県大会1回戦 VS金沢西が行われました。新チームになってからの練習試合では、思うようなプレーや結果が出なかった中で迎えた公式戦でしたが、選手は良い意味で開き直り、覚悟を決めて堂々と初戦を迎えようと気持ちを固めて練習に取り組んで来ました。

【試合内容】

初回の攻撃から積極的なバッティングで出塁し、相手にプレッシャーを与えるも得点に結ぶことなく試合中盤まで得点を奪うことができませんでした。先発2年生投手が良い立ち上がりで試合を作るも、3回に金沢西の連打で先制され、4回には長打とミスでさらに1点を失う展開となりました。しかし焦ることなく、続く裏の攻撃では主軸の2年生キャプテンが突破口を開く一打を放ち、続く1年生も打線に勢い付ける鋭い打球で3点を奪い逆転することに成功しました。試合中盤継投した1年生投手がコースを突くピッチングで試合を持ち直し4回を投げ1失点、粘りのピッチングを見せました。二水打線は試合終盤も練習の成果を発揮し続け、合計15安打8得点を奪い、試合に勝利することができました。

【試合結果】

 

金沢西
金沢二水

2回戦 9月17日(土)14:00~弁慶スタジアム VS金沢龍谷

【試合の様子】

【マネージャー活動】

本校では選手と同じ高い志を持ち、選手と共に戦うマネージャーも活躍しています。引退した3年生マネージャーの立派な姿を見てきた1、2年マネージャーはその背中を追い越すべく日々チームや個人をマネジメントできるよう取り組んでいます。今大会も補助員として試合のアナウンスを2年生マネージャーが担当しました。公式戦での実践は初めてで緊張した面持ちはありましたが、堂々としたアナウンスが球場に流れました。これからさらに実践を積み力をつけていきます。その他にも大会中は、チケット売りや募金活動など裏方の仕事が様々あり、活躍できる場面がたくさんあります。

野球部 本校より大会優秀選手輩出!

【大会優秀選手】

9月2日(金)令和4年度石川県高等学校野球連盟優秀選手表彰式が行われ、本校野球部元主将3年の谷﨑 幹太選手が大会優秀選手に選ばれました。高校野球の模範となる選手に贈られる名誉ある賞を受賞した谷﨑選手は「自分が信じて取り組み続けたことを評価していただけたことは大変嬉しく思います。また大会で悔しい思いはしましたが、二水高校野球部の発展にこのような形で貢献できて良かった。これからの学校生活も部活動で培ったことを大切にします。」と語りました。

野球部8月 活動報告

【新チーム始動】

3年生が引退し、2年生1年生での新チームが始動しました。感染症の影響で部員全員揃って行う活動に遅れをとりましたが、熱中症と感染症対策を行い日々の練習に取り組んでいます。様々な場面において先輩に頼り切っていたことばかりだったので戸惑うこともありますが、自ら考え行動できる集団へと成長していきます。そして新チームで挑む秋の大会では、夏の悔しい思いを胸に「全力」でプレーする金沢二水の野球貫き、勝利します。

【第147回北信越地区高等学校野球石川県大会】

9月10日(土)より第147回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕されます。本校の1回戦は9月10日(土)9:00~小松弁慶スタジアムで金沢西と対戦です。初戦で勝ち切ることの厳しさは部員全員が身に染みて感じています。対戦校がどこであろうが、やることはブレません。全力でぶつかっていきます。応援の程よろしくお願いします。

 

野球部7月 第104回全国高等学校野球選手権石川県大会2回戦 報告

【夏大第2回戦】

第104回全国高等学校野球選手権石川県大会が開幕し大会5日目、7月12日(火)県立野球場9:00~本校にとって大事な初戦となる鶴来高校との試合が行われました。3年生は今大会を迎えるまで誰一人欠けることなく多くの壁にぶつかりながら全員で乗り越えてここまで辿り着きました。高校野球を通して多くを学び、応援していただいている方や高校野球に注目している方々へ全力プレーで表現し、真の高校野球を魅せるべくして大会を迎えました。

【試合内容】

初回は両校先発投手の立ち上がりが好調で、投手戦になることを思わせるピッチングを見せました。しかし流れは一挙に傾き続く2回表、鶴来の猛打が二水投手を捉え、6失点を許してしましました。序盤であることから1点ずつ確実に奪いにいきたい所でしたが、相手投手の力投にチャンスを作ることができず得点に繋がる一打が出ませんでした。流れを呼び込むことが出来ぬまま迎えた5回表、再び鶴来打線に火が付き長打と単打で5点を失った最終回、後がない二水の攻撃は打線を繋ぐことができず、5回コールドゲームで試合終了となりました。

【試合結果】5回コールド

 
鶴  来         12
二  水        

本番の舞台で実力を発揮し切れなかった悔しさを噛みしめ3年生の夏は、2回戦敗退となりました。試合後は3年生17名がそれそれの熱い思いを後輩に語り、新チームへと思いを託しました。3年生がコツコツと積み上げてきた二水野球部の土台は、今年もさらに大きくなって後輩に受け継がれていきます。また試合には悔しさの残る形で敗れてしまいましたが、3年生の勝負はまだ終わっていません。それぞれの進路実現に向けて、悔しさを糧にさらに粘り強く取り組み、1月の大勝負には必ず勝利します。

活動にご理解、ご協力いただきました保護者の皆様をはじめ、応援していただきました多くの方々へ勝利という形をみせることはできませんでした。しかし二水高校野球部で得た財産は、これからの長い人生に活きてくることばかりではす。高校野球という経験を日々の生活に活かして過ごしていきます。応援有難うございました。