鶴高日誌

「社会福祉基礎」児童館見学実習

 社会福祉基礎の授業では1学期の後半に「子ども家庭福祉」について学習しており、その一環として児童福祉施設である児童館に見学に行ってきました。児童館では館長の中田先生に児童館の役割や概要などを説明していただいた後、館内を案内していただき、実際に児童館の施設や備品を使って少し遊ばせてもらいました。ちょうど子どもがいない時間帯だったこともあって、授業できていることを忘れるくらい遊びに興じている生徒もいました。

 

「介護福祉基礎」援助とは

 今日は金城大学の岡村先生を講師に招いて「援助とは」という題目でお話していただきました。はじめに、どのような時にどのような行動をとるかというチェックリストに答えたあと、親切と大きなお世話の違いや、援助に必要な3本の柱「指導」「お世話」「主体性の保障」ということについて説明していただきました。大学での授業のような深い内容でしたが、生徒にわかるように具体的な例えを入れながらかみ砕いてお話しくださいました。福祉に関することだけではなく、人付き合いにおいて大切なことも学ぶことができたと思います。

  

避難訓練

 今日の3限目に地震から火災が起きた設定で避難訓練が行われました。7月11日に行われる県下一斉防災訓練のシェイクアウトも兼ねています。暑い日となりましたが、生徒たちは私語もほとんどなく迅速に集合できていました。その後の消火訓練も滞りなく行われました。校長先生からの講評では、話に先立ち昨今の豪雨で被害にあわれた方々のために全員で黙祷をささげました。消防署の方のお話にもあったように自然災害はいつどこで何が起きるかわかりません。日頃から危機意識を高く持って行動することが大切です。

  

「介護福祉基礎」移乗介助

 今日は金沢南ケアセンターから中島さんをお招きしての介護技術の授業が行われました。テーマは車椅子からベットへの「移乗介助」です。先月に学習した車椅子の使い方を復習しながら、利用者が半身マヒと全マヒの場合をそれぞれ実技指導していただきました。見ていると簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると生徒たちは思ったより大変だということを実感していました。
 
  

「介護福祉基礎」福祉の仕事のやりがい

 今日は金城大学から野村智宏先生をお招きして、福祉の仕事のやりがいについてお話していただきました。今の日本や世界の現状をわかりやすく説明しながら、福祉の仕事とはその人の可能性を引き出せるように手助けすることであるという、教科書には書かれていない、大変貴重なお話を聴くことができました。本日はお忙しい中、また暑い中本校までお越しいただきありがとうございました。