1年日誌
産社 職業別ガイダンス事後学習【1学年】
先週の職業別ガイダンスで学んだことについて「職業を紹介しよう」をテーマにポスター作成を行いました。
「わかりやすく」「丁寧に」まとめることを意識し、色を使ったり、字の大きさを調整したりしながらポスターを仕上げました。時間内に完成が難しく、放課後残って作成している生徒もいました。おかげでとても良いものができたと思います。
完成したポスターは校内に掲示します。
公共 裁判員を体験しよう【1学年】
1年次生の公共において「裁判員を体験しよう」と題して主題学習を行っています。
成人年齢の引き下げに伴い、18歳から裁判員として裁判に参加することになりました。高校生も3年生の1月から裁判員として刑事裁判に参加する可能性があります。
今回の授業は、「司法参加の意義」について考えると同時に、裁判員として参加することの責任の重さ、死刑制度や命の尊厳について考えるきっかけとなればと思い企画しました。
今年度はNHK for School「昔話法廷」から「さるかに合戦」をテーマに扱います。
被告人である猿を死刑にするか否かを、「法廷での証拠証言のみ」を判断材料として決定します。
実際の裁判員裁判同様、6人グループになり判決を決定し、文章にして猿に言い渡します。
たくさん考えて、たくさん話し合いましたが、限られた時間の中で命に関する判決を出すのは難しかったですね。
以下、生徒の感想(一部抜粋)です。
死刑にするか否かを決めるのが難しかった。被告人や被告人の家族、被害者の家族など、いろいろな人の立場に立って考えることが大切だと思ったけれど、それを考えたらよけいに難しくなった。相手の意見を聞いて、自分と同じ意見の人の意見を聞いて、どちらの意見にも納得してしまって、自分の意見が迷子になった。
一般の人が裁判員に参加するのはとても難しいし、自分の意見で一人の命がなくなるかなくならないか、決まるのは辛いなと思いました。なぜ死刑にするのか、なぜ死刑にしないのか、どちらの理由もしっかり考えたり証拠や証言を整理しなければいけないとわかりました。
私は死刑にするという意見でしたが、グループに死刑にしないという意見の人がいて、その人の意見を聞いてみたら「計画性のなさ」を根拠にあげており、見るところがいいなと思いました。死刑制度は命を以て償うという考えだと思うが、命を以て本当に償うことができるのか疑問に思えてきました。
産社 職業別ガイダンス【1学年】
11月17日(木)
今回は、県内の大学、専門学校、企業から講師をお招きし職業についてお話を聞きました。
講師の方はスライドや動画を用いて、実際の仕事の様子や本校卒業生の頑張りを紹介していただきました。
生徒は27の職業から2つずつ選び、「その職業への道」や「必要な資質・能力」について説明を受けました。
一つひとつのアドバイスを逃がすまいと一生懸命にメモを取っていました。
少人数のブースでは講師の方との距離も近く、積極的にコミュニケーションをとる様子も見られました。
24日の産社は、この時間のふりかえりを行います。
1年学年通信(10月号)
産社 ふくべ鍛冶の干場社長による講演会【1学年】
10月27日(木)
トップが語る石川の産業の魅力講演会(社長講話)
講師:株式会社ふくべ鍛冶 代表取締役社長 干場健太朗 様
講題:「創造と挑戦!能登の鍛冶屋ができること」
干場社長の半生から現在のビジネス、今後展開を予定されているビジネスなどについて幅広くお話をしていただきました。
その中で能登の鍛冶屋だからこそできること、能登の鍛冶屋にしかできないことをたくさん示していただきました。「物事を考える視点」「仕事に対する考え方」「本当に大切にしていること」など、生徒だけでなく、教職員にとっても学びの多い講演会になりました。
最後に、高校生へのメッセージとして、
1.「働くこと」は我慢ではなく、喜びのこと。社会は「人を喜ばせる競争」
2.まずは「量」、すると自然に「質」が伴ってくる。
3.創造力(クリエイティブ)を養う。興味を持ち、情報処理し、行動する!
4.自分らしく働く
ということを伝えていただきました。特に3番が大切だと考えているとおしゃっていました。
生徒からはたくさんの質問がありました。
「辞めようと思ったことはありませんでしたか」という質問には、
「お客様からの感謝の手紙と『なにくそ!』という気持ちが原動力になった」と答えていただきました。
最後に12Hの桶作友稀さんから花束をお渡ししました。
講師が退出された後には、生徒たちが講演について感想を交わす姿が見られました。生徒たちも、干場社長の「時代の流れや地域の課題を敏感にキャッチしながら、その解決に向けて常に学び続け行動し続ける姿」に強い刺激を受けたようでした。
講演終了後に感想文を書きました。たくさんのことを感じ、学ばせていただいたおかげで30分では書ききれない生徒もたくさんいました。
今後は感想文を掲載したいと思います。