日誌

女子ホッケー日誌

第48回北信越高等学校選抜ホッケー大会【女子ホッケー部】

11月3日(金)~5日(日)に、富山県小矢部市小矢部ホッケーフィールドにて

第48回北信越高等学校選抜ホッケー大会が行われました。

 

今大会は3年生が出れる最後の北信越選抜大会となり、生徒たちの想いも深く、

今大会で1勝をあげるために日々の練習に取り組んできました。

 

初戦は、インターハイ、国体を制し2冠をとっている強豪校、福井県立丹生高校です。

     

ウォーミングアップから、メンタルトレーニングで学んだことを取り入れ、

自分たちのモチベーションをあげる工夫をしていました。

     

試合展開はほぼ防戦一方の試合でしたが、立ち上がりからよく集中していて、

なかなか相手選手にサークルに入らせない粘り強い守備をしていました。

前半はよく粘り、失点も最小限に抑えることができました。

何より、チームの雰囲気もよく、みんなで声を掛け合い、サポートしあうことができました。

     

本校サッカー部も応援にきてくれ、サッカー部の声援が選手たちに届き、選手たちもいつも以上に力を発揮することができていました。

結果は、13-0と負けてしまいましたが、よく粘り、高校チャンピオンチームに最後まで食らいついていく、

そんな試合展開でした。

 

翌日は、3位決定戦、新潟県立巻高校との対戦です。

巻高校とは、2戦連続で1-0で惜敗している相手です。

今回こそは、勝つぞ!という気持ちでこれまで練習してきました。

選手たちも朝から、少し緊張気味でしたが、いい緊張感、いい表情でウォーミングアップに入っていました。

 

     

 

試合は序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、どちらのチームが先制点をとってもおかしくない展開でした。

     

前半はどちらも得点をあげることができず、0-0のスコアレスドローで折り返します。

     

野球部、男子バレー部、学校の先生方も応援に駆けつけてくれていました。

そんなみんなの応援が選手のプレーを後押ししてくれ、大きな力になります。

試合前、試合中、ハーフタイム間でもとても選手たちの雰囲気もよく、常にお互いに声をかけ、

確認しあっていました。

 

試合が動いたのは、後半3Q、セットプレーから巻高校に先制されてしまいました。

0-1の状況から、追いつき、振り出しに戻そうと必死に猛攻を重ねた第4Q試合時間残り3分、

右サイドでパスを受けた選手がGKの位置をよく見て、シュートを放ち、ゴールイン!!

1-1に追いつきました!!!

 

     

 

最後までゴールを狙うこと諦めずに決め切った瞬間の感動は忘れられません。

試合終了1-1でSO戦にもつれ込みます。

(※SO戦・・・シュートアウト 8秒間の間にGKと1対1でゴールを狙う、サッカーで言うPKのようなもの)

     

 

     

サドンデスまでもつれ込んだ末、SO戦3-4で惜しくも敗れてしまいました。

ずっと悔しい思いをしてきた相手にまたしても勝利をあげることはできませんでしたが、

見て下さった方たちに感動を与えるような試合内容になったと思います。

     

 

     

 

会場まで足を運んで応援してくださった方々、このチームに関わって指導してくださった方々、

練習試合の相手をしてくださったチーム、すべての方々に感謝申し上げます。

 

本当に応援ありがとうございました。

 

北信越ブロックからは、全国選抜大会への切符は4つあります。

負けてはしまいましたが、次は全国選抜大会があります。

全国選抜大会に出られることに感謝して、次こそは悔いの残らないよう、

このチームで戦う最後の大会を最高の大会にできるように、これからまた頑張っていきます。

引き続き、応援よろしくお願いいたします。