3年日誌
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑦
ヨーグルトのようなパッケージを開けやすくするための道具づくりですが、これまで,患者さんについての勉強、デザ
インの重要性についての勉強、また、パッケージを開ける際の指先、手首の使い方などを色々と考えてきました。
その学びをもとに、今日は、持ち手の握りやすさについて考えました。持ち手について考える際、頭の中で考えた
り、絵で表してみてもなかなかイメージの共有が難しく感じていました。そこで、協力してくださっている機関にご
相談させていただいたら、紙粘土だと安いし形を考える際には良いのでは?とアドバイスをいただき、紙粘土を使っ
て持ち手について相談しながらいくつかの案を形にしてみました。
手首に負担がかかりにくい形、指先や関節に負担がかかりにくい形、大きさや長さ、形状を工夫し、いくつかの案を
紙粘土で作ってみました。
25日には、患者様や連携先の方々が来てくださります。今日作ったものを触っていただきながら、さらなる課題解
決や新たな案につながるようにしていきたいです。
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト
福祉用具開発 プロジェクトロゴマークが完成しました!!!
ヨシタプランニング様にご協力いただき、生徒たちが考えた思いとイラストを綺麗に整えてくださり、
完成!!!ありがとうございます!!!
テーマのコンセプト
①福祉、ビジネス、工業の他分野がパズルのピースのように組み合わさり、一つのものを作っていくということ
(福祉のパズルはピンク、ビジネスのパズルは水色、工業のパズルは黄緑で表しました)
②今回の活動だけにとどまらず、誰かの思いと誰かの思いがつながってほしいという思いから、パズルのピースを意
識しました
③そして、このパズルはまだ完成しておらず、最後は心(ハート)思いを乗せて完成させたいということ
④つながりを意識したパズルのピースと平和のピースという意味もこもっています
今年の活動だけではなく、今後の活動にぜひ活用していきたいと思っています!!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト⑤
9月6日3年テーマ研究の時間に、
金城大学 河野先生に自助具開発に向けてアドバイスをいただきました。
現在生徒たちが考えているヨーグルトの蓋を開けやすくする道具づくりですが、河野先生は関節リウマチの患者様に似たような道具を考案されたことがあるというお話をお伺いし、今回お願いをさせていただきました。
対象となる方の症状は異なりますが、どんな道具を考案されたのか、またどのように制作されたのかという具体的なお話を聞き、生徒たちはよりイメージが膨らんだように感じました。本当にありがとうございました!!
講義のあと、工業の生徒たちからは「CADを使って3Dで案をまとめてみたらどうかな?」や、福祉の生徒からは「がんの患者さんはこんな話をされていたよね」など、また、ビジネスの生徒たちは「患者様の声を生かすにはどういう道具がいいのか?」など、系列ならではの会話が飛び交い、まさにこの空間に社会があるなぁ・・・と感じました。
限られた時間で、難しいことに挑戦しているとは思いますが、生徒たちが自分たちの学びの分野を生かし、他の分野と協力して取り組むことは北陵高校ならではの素敵な学びだなぁ…と感じました。
もっと作戦を練って、良いものにつながればなぁ…と思います!
生活を豊かにする福祉用具開発プロジェクト④
株式会社ヨシタデザインプランニング 葭田 護様より、デザインについてお話をしていただきました!
デザインは、誰に対して、どのような目的で、どのように役に立つのかを考えて作ることが大切だとお話してくださ
りました。そして、対象の方のニーズに合わせ、色や文字にこだわり、また作る側の思いが形となって伝えられるよ
うに工夫することが大切だと感じました!
今後、福祉用具開発に向け、自分たちの思いだけではなく、その道具を必要としている方々の意見もしっかりと取り
入れながら制作に向けていきたいです。
また、後半では自分たちの思いを言葉ではなく、マークとして表現しよう!ということで、生徒たちがこの活動の
マークをいろいろと考えてくれました!
生徒たちのロゴマークでは、北陵高校ブランドということで、校章をモチーフにしたり・・・
生活を豊かにしたいという思いから、しあわせやハートをイメージにしたり、様々な機関とのつながりから、人との
つながりをイメージしてロゴを書いているようでした!
今後この活動が形となった際に、ロゴがあると自分たちの思いが形になっていいなぁと思いました!!
今日はお忙しい中ありがとうございました!!
壁面装飾が完成しました【子ども文化】
3年生子ども文化で作製した壁面装飾を、校舎内に掲示しました。
以下作品の紹介です。
梅雨の暗くなりがちな気持ちが少しでも明るくなるように
受験を控えた3年生を応援する気持ち
暑い夏を涼しく感じてもらえるように
勉強で忙しいけれど、楽しみなことを考えて頑張ってほしい
冬を思って涼んでもらったり、冬を待ち遠しく思ってほしい
来校者の方や先生方に季節感をあじわってほしい
見た人に元気になって欲しい
それぞれのグループが想いを込めて頑張りました。
「かわいいね、心がホッとする」と声をかけてくださる先生や職員の方もいます。
生徒教職員の皆さんに想いが届きますように!