SSH活動記録

日本創造学会(高校生ポスターセッション)

9月28日(土)~29日(日)、北陸先端科学技術大学院大学で日本創造学会研究大会が開催されました。

28日(土)に行われた高校生ポスターセッションでは、

理科部化学班の研究;「スライムの材料比とその性質」

「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」

理科部物理班の研究;「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」、

生物部の研究   ;「テントウムシの変態期間における記憶保持について」

の4チームが参加してポスター発表を行いました。

「ビンから注ぐときに出るトクトク音について」のチームが最優秀賞(物理)

「テントウムシの変態期間における記憶保持について」のチームが最優秀賞(生物)を受賞しました。

 

 

「スライムの材料比とその性質」の発表の様子

「スーパーボールの製作方法の違いによる弾性の違い」の発表の様子

「ビンから水を注ぐときに出るトクトク音について」の発表の様子

「テントウムシの変態期間における記憶保持について」の発表の様子

 

関東サイエンスツアー(理数科1年生)2日目

9月27日(金)

 午前;◎東京工業大学すずかけ台キャンパス

    ◎理化学研究所横浜事業所

     2グループに分かれて研修

・東工大では大場・熊谷研究室、平松研究室、吉敷研究室を見学させていただきました。最先端の研究を見て、工学部への 興味が高まりました。また、東工大の先生方や大学院生の方々の丁寧な対応から東工大への志望を高めた生徒が多数いました。

・理化学研究所では最先端の生化学の研究についての説明や実験装置などを見学させていただきました。事前研修や理数生物の時間に学んだことを参考に熱心に見学したり質問したりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

東京工業大学 フロンティア材料での見学の様子

 

 

 

 

 

 

 

  理化学研究所(遺伝子の研究)

 

 

 

 

 

 

 

  理化学研究所(免疫の研究)

 

関東サイエンスツアー(理数科1年生)

 

理数科1年生の関東サイエンスツアーが行われました。

 

 午前;上野国立科学博物館

 午後;東京大学(本郷キャンパス) 航空宇宙工学(中須賀研究室)

                  天文学(戸谷・藤井・左近研究室)

                  生命工学(相田研究室)

                                            有機合成化学(小林研究室)

  夜;OBとの懇談会

 

・生徒達は研修先について、熱心に事前学習を行ってきました。そのおかげで、博物館でも東京大学でも積極的に研修に取 り組み、質問も活発にしていました。

・夜は本校OBとの懇談会で、高校時代の様子、勉強法、志望学部・志望校の決め方、部活動と勉強の両立、理数科特有の教科や課題研究について、教えてもらったり、質問したりしていました。みんな口々に有意義な時間だったと言っていました。        

結団式
小松駅での結団式の様子 国立科学博物館
東大安田講堂前 戸谷・藤井・左近研究室
中須賀研究室 相田研究室

OBとの懇談会 その1

OBとの懇談会 その2

ディベート大会

 9月25日(水)、普通科1年生学校設定科目「探究基礎」のディベート大会が行われました。4月の開講式から、テーマについて班ごとにいろいろ調べ、話し合い、準備してきました。また、事前にクラス内マッチを行い、リハーサルもしてきました。
 生徒達は試合をやるだけでなく、運営係、審査員も行うことで、生徒主体のディベート大会を行うことができました。
 結果・・・1位;14H、17H、3位;15Hでした。
 今年度のテーマ
① 日本はすべての動物園を廃止すべきである。
② 原発を廃止すべきである。
③ 遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。
④ すべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。


肯定側立論の発表の様子

否定側から肯定側への質疑の様子

肯定側から否定側への質疑の様子

体験入学での課題研究発表

 821日(水)、小松高校体験入学が行われました。中学生を前に、理数科3年生3人が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の課題研究を発表しました。

 中学生にとって、難しい内容だったと思いますが、高校生の課題研究とはどのようなものかを感じ取ってくれたら・・・と思っています。

 体験入学後のアンケートでは「難しかった。」、「よかった。」、「すごいと思った。」、「おもしろかった。」という意見が見られました。


発表の様子

全国SSH生徒研究発表会

 87日(水)8日(木)、神戸国際展示場にて、全国SSH生徒研究発表会が行われました。全国のSSH指定校が参加して課題研究など口頭発表やポスターセッションを行いました。本校からは3年生2名が「チェック柄の印象の移り変わり」というテーマでポスター発表を行いました。また、7日(水)には本校の理数科1年生33名と理数科2年生3名も参加し、自分たちの課題研究の参考にしようと、熱心にポスター発表を聞き、質問をしていました。

ポスター発表の様子

質疑応答の様子 その1

質疑応答の様子 その2

1年生も熱心にポスターによる研究発表を見ていました。

1年生が質問している様子

SSH国際科学交流④

 731日(水)、3日間の国際科学交流を終えた韓国大田科学高校のみなさんが帰国前に小松高校に来校しました。交流してきた小松高校の生徒も20名程集まり、韓国の生徒さんたちと小松高校生がこの3日間の科学交流についての感想を英語で発表し合いました。その後、お互い記念品を交換したり、記念写真などを撮り合ったりした後、韓国の生徒さんたちは小松高校から小松空港へ向かい、帰国しました。
 両学校の生徒、どちらも別れを惜しんでおり、再会を約束していました。次は小松高校の生徒達が
12月に韓国大田科学高校を訪問する予定です。

感想の発表の様子 その1

感想の発表の様子 その2

記念品交換の様子

歓談の様子

空港へ向かう前の記念写真

大学実験セミナー②・SSH国際科学交流③

   730日(火)、前日に続いて、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。韓国大田科学高校の生徒8人と県内のALTの方々が参加してくださいました。

 午前は、前日仕掛けた食品サンプルから抽出した微生物の生菌数の確認と検鏡を行いました。

 午後からは、実験結果についての英語スライド作成および英語によるプレゼンテーション大会を行いました。

 英語プレゼンテーションのために、石川県立大学准教授グレン・ロバート・ノリス先生が英語プレゼンテーションについての講義をしてくださいました。生徒達はグレン先生やALTの方々のご指導のもと、プレゼンテーションの準備や練習を行い、2日間行った実験の結果について英語でプレゼンテーションと質疑応答を行いました。なお、入賞したチームには副賞として小栁先生から、細菌・発酵に因んでFishSource(魚醤)が贈られました。

 参加してくださったALTの方々
 Ms. Starla E. Solem(小松商業高校)  
 Ms. Jennifer J.E.Brokenshire(金沢二水高校)
 Mr. Paul E. Davis(県立工業高校) 
 Mr. Stefan J. Czarnecki (金沢二水高校)
 Ms. Naomi R. Bridgeman (金沢泉丘高校)
 Ms. Zoya S. Erdevig(小松高校)
 Mr.Marcus A. Smith(小松高校)


実験の様子 その1

実験の様子 その2

英語プレゼンテーションについての講義の様子

プレゼンテーション賞 第1位 10班
ベスト生菌数賞 第1位 10班

プレゼンテーション賞 第2位 7班

ベスト食品微生物科学者賞 4班

大学実験セミナー①・SSH国際科学交流②

  7月29日(月)、石川県立大学で「大学実験セミナー」が行われました。石川県立大学食品科学科准教授小柳喬先生が講師として、食品に含まれる微生物についての講義と実験の指導してくださいました。また、アドバイザーとして生物資源工学研究所助教中谷内修先生が指導・助言してくださり、TA(ティーチングアシスタント)として、大学院生・大学生11人が指導補助にあたってくださいました。

 まず、食品に含まれる微生物についての講義、食品サンプルから抽出した微生物の培養、顕微鏡による微生物の観察を行いました。韓国大田科学高校の生徒達も一緒にセミナーに参加し、理数科の生徒達のグループにそれぞれ混ざって、英語でコミュニケーションをとりながら協力して実験を行いました。そして、次の日の準備をして1日目を終えました。
 この日の夜は、理数科2年の生徒と韓国大田科学高校の生徒は寺井の「さらい」を合宿所として宿泊し、夜は交流会を催しました。昨日に引き続き、とても盛り上がりました。

校長先生の英語での挨拶

小柳先生の講義

食品サンプルを選択中

食品中の微生物の顕微鏡観察の様子

食品サンプルから微生物の抽出中

宿舎での交流会の様子

2019さが総文で理化部が奨励賞を受賞しました。

727日(土)~729日(月)、43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文自然科学部門で、理化部の3年生3名が「ライデンフロスト効果の解析とその応用」という研究テーマで研究発表し、奨励賞を受賞しました。彼らが1年生の3月からずっと地道に取り組んだ研究の結果が評価され、とても嬉しいです。これからの受験勉強にもこのように頑張ってくれるのではないかと思います。そして、大学生になっても真摯に研究に取り組んでほしいです。また、12年生もこの結果を励みに課題研究や日々の勉強に対して誠実に努力を積み重ねていってもらえたらなあと思います。

       表彰式の様子

 巡検研修(有明海の干潟体験)の様子