SSH活動記録

教員向け課題研究指導研修会が行われました。

 522日(水)放課後、数学・理科の教員対象に課題研究指導の研修会が行われました。

 石川県立大学 生物資源環境学部 生物生産科学科 応用昆虫学 准教授 弘中満太郎先生を講師にお招きして、「科学的方法の基礎」というテーマで課題研究の指導について講義をしていただきました。指導の方法を明示していただき、有意義な90分間でした。

        講義の様子

第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」

 522日(水)56限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第1回こまつ研究サポートプログラム「課題研究中間報告会」が行われました。現段階での、テーマ設定や今後の方針の確認と相談を兼ねて、大学の先生方から専門的な視点によるアドバイスを頂きました。

 会の終了後、生徒達は「モチベーションが上がった」、「方向性を支持してもらえて自身がわいてきた。」、「不安だった点にアドバイスをもらうことができて有意義だった」という声が聞かれ、さっそく班員が協力しながら研究にとりくんでいました。こまつ研究サポートプログラム第2回目は717日(水)に行う予定です。


参加していただいた大学の先生方

金沢大学 理工学研究域 数物科学系      教授 阿部 聡先生

金沢大学 理工学研究域 機械工学系      教授 小松崎 俊彦先生

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科   教授 草野 英二先生

石川県立大学 生物資源工学研究所       助教 中谷内 修先生

       生物班の様子

        化学班の様子

        物理班の様子

       物理班の様子

ディベート論題レクチャーが行われました。

1年普通科学校設定科目「探究基礎」で行われるディベート学習のためのディベート論題レクチャーが行われました。

 425日(木)は「日本は原子力発電をすべて廃止すべきである。是か非か。」、「日本は遺伝子組換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か。」というテーマについて、59日(木)は「日本はすべての動物園を廃止すべきである。是か非か。」、「日本はすべての乗用車を電気自動車に切り替えるべきである。是か非か。」というテーマについて、理科、英語、地歴の先生方から講義を受けました。

ここで学習したことを踏まえて、これから各班にわかれてディベートの準備を行います。ディベート大会は925()に行われます。
  電気自動車についての講義の様子

   講義を受けている1年生の様子

ディベート開講式が行われました。

 普通科1年生の学校設定科目「探究基礎」が始まりました。「探究基礎」では前期はディベート、後期は基礎課題研究を行い、探究力を養うことを目的としています。

 本日はディベート開講式が行われました。まず、ディベートガイダンスがあり、ディベートとは何か、について学習しました。また、担任・副担任の先生方によるモデルディベート「高校でも給食を導入すべきである。」が行われ、生徒達は熱心にメモを取ったり、うなずいたりして聞き入っていました。最後には生徒達によって勝敗をジャッジしてもらい、肯定側の先生方の勝利となりました。

   ディベートガイダンスの様子

  モデルディベートの様子その1

   モデルディベートの様子その2

       ジャッジの様子

学校設定科目「課題探究Ⅱ」が始まりました。

理数科2年生の学校設定科目「課題探究Ⅱ」の開講式が行われました。

1年間、数学、物理、化学、生物の各分野で自分達が考えたテーマについて研究を行います。

まず、校長先生から「正しい研究プロセス、思考のプロセスを学び、正答のない問題に協力しあって、粘り強く取り組んでほしい。」と励ましの言葉をいただきました。その後、担当の先生との対面式を行い、各班に分かれて活動を始めました。


        校長先生の挨拶

課題研究を行う上での諸注意について聞きました。

         SSH室長からの激励

         対面式の様子

 

学校設定科目「課題探究Ⅲ」が始まりました。

 理数科3年生で、学校設定科目「課題探究Ⅲ」が始まりました。生徒の希望に応じて、数学/物理コース、化学/生物コースに分かれ、科目融合・領域融合型の学習に取り組み、その後、グループごとの探究活動に取り組みます。

 第
1回の本日は「微分方程式の基礎」というテーマで微分方程式について学びました。これから始まる新しい探究活動に必要な知識として、生徒達はみんな熱心に取り組んでいました。


SSH中間評価について

 スーパーサイエンスハイスクール(平成28年度指定)の中間評価の報道発表があり下記のとおり
「優れた取組状況であり,研究開発のねらいの達成が見込まれ,更なる発展が期待される」
という高評価をいただきました
 これまでの生徒の努力や学校としての取り組みが評価されうれしく思います
 これからも学校全体で協力して更なる研究開発を進めていきます






リンク
スーパーサイエンスハイスクール(平成28年度指定)の中間評価について:文部科学省ホームページ
スーパーサイエンスハイスクール(平成28年度指定)の中間評価について:報道発表資料

ジュニア農芸化学会2019

3月25日(月)東京農業大学 世田谷キャンパスで行われた「ジュニア農芸化学会2019」に理数科2年生4名が参加しました。「ゴキブリの嗜好性による学習効果の測定」の研究をポスター発表しました。多くの方が発表を聞きに来てくださり、生徒達は熱心に質疑応答を行いました。

第15回日本物理学会Jr.セッション(2019)

3月17日(日)九州大学 伊都キャンパスで行われた「日本物理学会Jr.セッション」に理数科2年生4名が参加しました。「ライデンフロスト効果の解析とその応用」と「糸電話の共鳴振動数に影響をおよぼす要因について」の研究をポスター発表しました。活発な質疑応答が行われ、生徒達も多くのことを学ぶことができました。「ライデンフロスト効果の解析とその応用」は「奨励賞」を受賞しました。これで本校は、3年連続「奨励賞」を受賞することができました。

「ライデンフロスト効果の解析とその応用」の発表の様子


「糸電話の共鳴振動数に影響をおよぼす要因について」の発表の様子